解説 『心行』 小松英星
初めに、いくつかの用語について、ここでの「読み」を書いておきます。
心行(しんぎょう)、正法(しょうほう)、正道(しょうどう)、言霊(ことだま)、見聞(けんもん)、万世(ばんしょう)、当体(とうたい)、転生輪廻(てんしょうりんね)、過去世(かこせ)、現世(げんせ)、来世(らいせ)、三生(さんぜ)、菩提(ぼだい)、衆生(しゅじょう)、生老病死(しょうろうびょうし)、眼・耳・鼻・舌・身・意(げん・に・び・ぜつ・しん・い)、経文(きょうもん)
また、ここで使われている用語の意味について、少し補足しておきます。
・当体---意識の物質的表現形態、つまり人でいえば肉体、宇宙でいえば物質宇宙のこと
・現象界(現象の世界)---物質領域のことで、魂の勉強のための、いわば仮の世界
・実在界(実在の世界)---非物質領域のことで、こちらが本来の世界
・諸々の諸霊(みなここに集まれり)---ここでの意味は、現に地球で肉体を持っている存在たち、つまり私たちの魂こと
・大宇宙大神霊・仏---『パス・オブ・エンパワーメント』にある「宇宙知性」のこと、つまり「相互に結合した宇宙的な意識のネットワークの全体」のことで、「神」または「根本創造主」といってもよい
・実在界の光の天使---「宇宙知性」の意図を具現化するために、宇宙の秩序についての様々な役割を担っている、個別の意識を持つ高度に進化した存在たち。かつて地球での生を送ってアセンドした、「アセンディド・マスター(昇天した使徒)」も含む
・実在界の諸天善神---私たちに近い領域で、現実の構造保持や人類を含む生命体の指導・保護など、きめ細かい役割を担う存在たちで、エンジェルや牧神あるいは自然霊などといわれる存在たちも含む
・肉体を有する現世の天使---、『パス・オブ・エンパワーメント』にある、「人類を上昇させるために探索し疑問を提起し説明することを使命としている者」に近い概念で、肉体を持つ使徒たちのこと。いわゆる「スターシード」や「ライトワーカー」を含む