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(Q)今月の9日、10日と栃木県に旅行に行き、日光東照宮にも行ってきました。 2回目なのですが、何十年も前だったので初めてと同じでした。 高野山と同じような杉の巨木達の中に、素晴らしい彫刻で彩られた建造物が建ち並んでいましが、なかでも一番多かった彫刻は龍でした。 帰ってきて、「陽明門《を撮った写真を見ると、「玉響《が出ていました。 場所は中央の四体の龍の右端の頭の所です。 拡大してみると人の形が見えるように思いますが、・・・・・・? 普通の玉響よりはっきり写っています。 (A)お送りいただいた写真には驚きました。 右端ではなく、右から2番目の龍の頭ですね。 その部分を切り取った写真を添付しました。 天文現象の「幻日(げんじつ)《とは違って、バックには複雑な陰影がある龍の彫刻しかないので、既存の物理学で説明できるものではないでしょう。それに、この日は曇天のようですね。 おそらく古代の人たちは、一瞬だけ現れては消えていくこの現象に気付いていて、そのはかなさが「玉響(たまゆら)《の語源になったのかもしれません。 今日では、私もそうですが、何でもまずカメラに収めようとするので、意外に対象をきちんと見ていないことが多いのではないかと反省させられました。 |
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