フォトギャラリー(5-2)---続・新《自然》シリーズ
早春の「ブランシュたかたま」スキー場にて(10.03.11-12)
左上から右下へ@〜E:(小画像をクリックすると拡大画像が見られます。---ブラウザーの[←]ボタンを押して戻ってください)
昨今の世界的な異常気象は、日本も例外ではありません。2月下旬に到来した「突然の春」では、長野県の中央山地でも「雨」が降り、多くのスキーヤーが「これで今シーズンは終わり」と思ったことでしょう。 ところが、立春を過ぎた3月9日から10日にかけて「ドカ雪」が降り、3月11日と12日の2日だけ、ゲレンデ下部で「マイナス6℃〜7℃」と、鷹山(1807メートル)の山頂から滑り降りる当地では、絶好のコンディションになりました。 しかし、10日は中央自動車道が通行止めやチェーン規制で東京方面からのアクセスが難しく、スキー場の情報発信も後手にまわって、日本で実質的に(規模を勘案して)唯一の「スキーヤーオンリー・スキー場」が、「読み」が当った私たちの借切り状態になりました(写真BC)。 モミの自然林にできる見事な「樹雪(じゅせつ)」を、目の保養としてお届けします(写真@AD)。 写真Eは、モミの自然林とカラマツ林の、驚くべき対照を示しています。後者は、戦後の「植林大号令」で、全国的に花粉症が問題になっているスギが植えられた際、長野県など寒冷地に適するとして人工植林されたものです。 しかし、ご覧のように保水力(保雪力)がなく洪水の原因になるだけの林が、今では利用価値がないまま放置されています。「政治が国を滅ぼす」古典的な事例が、ここにも見られるわけです。 |
「置賜(おきたま)さくら回廊」のシンボル:「釜の越 桜」(08.04.21)
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樹齢約800年のエドヒガンザクラ、水仙の黄色いツボミ、3個の巨石、老木から分けつした若木(右側の濃いピンクの花、樹齢約70年)、後方に人影、遠方に雪山 |
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