Q&A’08e2・「ガイア・アセンション」シリーズ

【目次】

(08/07) 田舎に住みたいと思うが・・


(08/07)
田舎に住みたいと思うが・・

(Q) どうしてもご相談したいことがあります。
結論から申し上げると、同居している男性がアセンションへの障害に思えて仕方ありません。
付き合いはじめてすぐに、彼が東京へ転勤になることが決まり、私は会社を退職して一緒に東京で住み始めました。もうすぐ12年になります。

私は、都会に来てから、持病が悪化したり都会の人の悪意に何度も触れることがあり精神的にも不安定になり、心と体の調子を崩して、働いたり働かなかったりを繰り返し、ほとんどの年数を彼に食べさせてもらいました。今も働いていません。

都会で暮らしてみて、自分が本当に望む生き方は、「自然の中で穏やかに暮らすこと」ということに気づかされました。
決して、アセンションを逃げの理由にしてはいません。アセンションへ向けての有効な生き方(自然に触れるなど・・)と、自分の心からの望みとが一致しているだけです。

彼は、会社で出世することや事業を起こすことなど、物質世界で経済的社会的成功を収めることに並々ならぬ興味や意欲があり、仕事大好き人間です。

だからこそ、2人分お給料を稼いでもらうことができて私は養ってもらえたんだと思います。その点には心から本当に感謝しています。

しかし、彼は東京での経済的社会的成功という夢のため東京にずっと住むという硬い意志があります。

私が「自然豊かなところで暮らしたい」といっても「収入はどうするのか」とか「人生からの逃げだ」と言われ、取り合ってもらえません。

私は2人で自然の中で暮らすことをまずは目標にするだけでもいい、そうすれば少しずつ動きだすこともあるのではないかと思っています。

結局、社会でバリバリに働けて自分にも自信がある彼には、私の心と体の状態やアセンションへの希望(=自然の中での生活への希望という意味です)が理解できないようです。私の気持ちなど想像できないんだと思います。

自分に生活力が無いことで将来に不安を感じ、彼に結婚したいと言ったこともありましたが、その時は断られました(理由は聞けませんでした)。
しばらく前には、「今は面倒みてあげられるけど、自分にも何があるかわからないし、今働かず楽をしているお前の将来まではめんどうみられない」と言われました。この数年間は性的な関係は無いので、「できちゃった結婚」なんていうのは絶対ありえません。
逆の立場だったら、自分の給料を食いつぶすだけの女と結婚はしたくないかもしれません。だからしょうがないのかも、と思ったりもします。

自分と結婚するつもりもない男性の都合に合わせて、このまま都会でずるずる暮らしても、自立できないまま年をとってしまいそうで・・・。実際もうそうなっているのかもしれません。

私は会社勤めしていたことも一応あるので、働くことから得られる充実感なども分かるので、そういうものを取り戻すために、少しずつ働いて自立したい気持ちはあります。

私は彼以外の男性とは付き合ったことはありません、友人もまったくいません。なので、彼は唯一の人生の大切なパートナーではあります。
両親は東京で私に起こったことすべて知っているわけではありませんが、彼のことは気に入っていて、「人は1人では生きていけないもの。10年一緒に居られるくらい馬が合うんなら結婚して欲しい。他にはなにも望まないから結婚してくれ」と言います。
結婚できるかもしれない可能性にかけてこのまま東京にいた方がいいのか、それともアセンションに向けて(というか自分の望む生活のために)田舎への移住のどちらを選べばいいのかわからなくなりました。

「こういう意見もある」という程度に受け止めますので、どうかずばりとご意見を下さい。

あと、もう1点だけ教えてください。田舎への移住を選ぶ場合、どこを選べばよいのか決めかねると思うのですが、その場合、何を基準に選べばよいのでしょうか?

(A)
拝見しました。
ご質問の件について最も大切なことは、間違った選択をしたとは絶対に思わないようにすることです。
選ぶ前に結果が分かる人は、どこにもいません。
そして、選択しなければ、新しい体験は何もやって来ないことはお分かりと思います。
選択したこと自体が成果です。それは、結果の見掛けや個人的な価値判断に関係しない、人生の真理です。

次に、多分あなたは家事の大半を担当しているのではないでしょうか。
それがなければ生活が成り立たないはずで、家事は共同生活にとっての不可欠の貢献です。
「養ってもらっている」というような、引け目を感じる必要は全くありません。

そこで、これからのあなたの選択ですが、選択肢は2つあると思います。
その1つは、この時点で「家を出る」ことです。
それについて、法的には何の問題もないでしょうし、あなたは上記のように単純に「養ってもらった」わけではないので、倫理的にも問題ありません。
生活のことが心配かもしれませんが、強い意志さえあれば何とかなるものです。
ただ、「ぬるま湯」から厳寒の戸外へ飛び出す覚悟は必要でしょう。

もうひとつは、来るべき社会的激変と彼の目覚めの程度などを見極めた上で、適当なタイミングを見計らって判断することです。
このケースでは、もう生活の心配は要らないでしょう。
新しい社会システムは、あらゆる形態の搾取と無縁の、全ての人が地球の資源と労働の成果を平等に分かち合う「本来の姿」に復帰するからです。

現在のシステムでは、社会の隅々まで蔓延している様々な搾取の仕組みと、性悪説を前提とする複雑極まりない社会の仕組みに「貢献」するために、労働時間の大半を費やしています。
それらの「人為的足かせ」がなくなれば、全ての人が、1日の僅かの時間を「奉仕的労働」に充てるだけで悠々と生きていけるのです。
「(真の目覚めで)人間そのものが変わる」ことによって、記録された人類の歴史で初めて、それが可能になります。
これは、「アセンションの完成形」を言っているのではなく、ヤミの支配が終焉して2極性が解消されることの効果のことです。

今は、地球も人類も受忍の限界に達しており、まずそれを達成しなければ先へ進めないのです。
過渡的には多少の混乱は避けられないでしょうが、この世界を実効支配している「彼ら」が役割を終えることによって、地球と人類はアセンションへ向けて巨歩を進めることになるでしょう。

一方、居住の場所とアセンションとは、直接の関係はありません。
したがって、東京にいるとアセンションできないということはありません(東京にも自然の豊かな公園などは沢山あるので、毎日自然に浸りに行くことも難しくはないでしょう)。
あなたの田舎志向は、別の動機から来ているように見えます。
しかし、特別の理由がなければ、大都会を離れて自然の豊かな地方に住むことが望ましいとは言えます。いずれ多くの人が、東京のような大都会を脱出するようになるでしょう。
その場合、日本ほど国土の全体が自然に恵まれている国は世界に類例がないので、どこへ行こうと本質的な違いはありません。

 

2つの道のどちらを選ぶかは、あなた次第です。
どれが正しいということはありませんが、自主的に自分の生き方を選んでいくことが地球での体験を豊かにするので、どちらかというと「前者」をお勧めします(このケースでも、間もなく生活の心配がなくなる点は同じです)。

 

(Q) 早速のお返事ありがとうございました。そしてとても参考になりました。
なんとなく私も、小松様がおすすめされているように「前者」の方が良いような気がしています。ですが、まだどうしようか迷ったままです。

このような状態は、何も選択していないように見えて、「選択しない」ということを選択してしまっているということはわかっているのですが・・。

田舎で暮らしているイメージが浮かんできたり、そのことを考えているときは希望のようなものがふつふつと沸いてくるような感じになるので、遅かれ早かれ移住することになる様な気はしているのですが・・。
ひとまずは、「最良最善の道へ進むことを意図します」などという風な意図を寝るまえに唱えるようにしました。

なにかヒントになるような変化が起こればよいのですが・・。

まだ整理できておらず、どうにもまとまりのない文章になってしまって申し訳ありません。
ありがとうございました。

 

(A) おっしゃるように、「何もしない」というのも選択していることになります。
とりあえず手っ取り早く「飛び立つ」には、いったん実家に帰るのも一案でしょう。
どんな生き方にもそれなりの意義があり、結婚という法的要件を「達成」することだけが人生の目的ではないという価値観を、ご両親に理解していただく必要があると思いますが。
幸いというか、今は誰もが「加速」に追随できなくて自分の面倒を見るだけでも精一杯なので、「近所の目」など全く気にする必要がない時代になっています。

 

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