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(08/12) 子供の修学のことや神のことで迷いがある
(08/12) 子供の修学のことや神のことで迷いがある
(Q) こんにちは。はじめまして。
いつも拝見させていただいております。
最終的な答えは自分の中で分かっているような気がしますが、理解してくれたり話を聞いてくださる方がいないので、メールさせていただきました。
中学生の子供のことですが、2学期になり「日本は義務教育を作るなんて落ちぶれたものだ」と言って、ほとんど学校に行かなくなりました。
私も(以前のQ&Aにもご質問があったことなどを読んでいるので)学校の必要性ってなんだろ?・・子供の創造性を生かすため何をすればいいか・・と思っていたので、最初3カ月は、全く怒らないで、子供任せで、どうしても学校で必要な行事や、子供の気分がのったときに行かせていました。
中学生なので、男の子も思春期がある年で、クラスで男の子が(少し)暴力的になって他の子を(悪気はないけど)威嚇したり、言う言葉も乱暴になってきたりしているらしく、「どうして あんなことをいうのだろう」「どうしてけんかをするのだろう」と、12月になって学校にまったく行かなくなってしまいました。
小さな田舎なので、「不登校」の状態を義父母たちが嫌がるので、子供もあまり外には出ないのですが、私が外に出ると、ついて来て、ケムトレイルの観察をしたり、プラーナを見たり。
家にいるときはいろんなことに興味を持って、しつこいくらいに自分が納得するまで質問して来ます。
私が話す世界のこと、宇宙のこと、神様のことなども興味を持って真剣に聞いてくれます。
ただ、やはり家にいてすることが限られてしまうのでゲーム、パソコン、漫画などに気が向いてしまっている気がします。テレビはまったく見ません(テレビをみると私も子供も、具合が悪くなるため、リビングなどにはテレビを置いていません)。
主人はテレビが大好きで、自分の部屋に置いて見ています。
主人は子供や私を全く責めませんが、やはり私の考えは「おかしなこと」と言います。
上に兄・姉たちがいますが、一番上の子は頭がよく、とても強く、プラーナの見方の調節など詳しいです。中の子は「怒り」という言葉を知らないくらいでとても自然体です。
小さな時から、いろいろな変わった体験をさせてあげるのが好きで、子供を連れていろんなところに出かけていました(縄文人の格好をして稲を植えるとか、どんぐりクッキーを作るとか、土器を作るとか、勾玉を作るとかの、「作る」「観察」「実験」など)。
私の知っていることを話しながら日々生活していますが、宗教的なことに見られたり、過保護に見られたり、単なるマザコンと言われたり・・・で、うまく説明できず、自分でも「どう見られる」というのを気にし過ぎのような気がして、自分の今までの育児などに自信がなくなり、前に進めなくなってしまいました。
光も見えて、答えも分かっているような気がしますが、今、私が子供たちのために出来る「一歩」はなんでしょうか?
それとは別のご相談ですが、娘が嫁に行った先が神様を一切信じない宗教で、最近特に神様を毛嫌いするような言葉を娘に教えているようです。
娘は嫁に行く前、こちらでは仏壇もよく参っていたのですが、宗教が違うところに嫁に行った・・ということで、こちらの義母(娘にとっては祖母)まで、こちらの仏壇を参らせないような形になってしまっています。
娘が時々「宗教」って「神様」って・・と私に聞いてくるので、「心の中でしっかり(こちらの先祖様、神様)を思っておきなさい」と言っていますが、それでいいのでしょうか?
(A) 拝見しました。
お気付きのように、世間的な価値基準で修学を判断する必要はなくで、あと3,4年を本人が楽しく過ごすことができれば十分です。成績や進学は、どうでもいいことです。
しかもあなたは、ほとんど完璧に、お子さん達を望ましい方向に導くことができているようです。
ただ、「義父母たちが嫌がるので、子供もあまり外に出さない」とか「『どう見られる』というのを気にしすぎる」というのは枝葉末節のことなので、あなたがこれから克服するべき課題だと思います。
お子さんが、視野や関心の方向が広いに越したことはないですが、放っておくと本人が安きに流れてしまうことはあるでしょうね。
私たちが住んでいる世界に対する、一般的な関心の幅を広げてあげるのに、親としてできることもあるでしょう。
例えば、昭文社の『なるほど知図帳2009 日本』と『同 世界』を家の常備品として買っておいて、夕食の後の団欒の場などで、その中身の一部を話題にしたりすることです。
神を認めない宗教というのは初耳です(教団のあり方が「神」から離れているという意味なら分かります)。
どの宗教も現状は誤解と混乱に満ちていることは事実ですが、もし教団のトップが自分を最高位に置いているとすれば、それは絶対的な誤りです。
一方、デカルト哲学的な意味で神の存在を認めないとすれば、宗教というより科学に近いですね。
しかし宇宙では、進化のレベルが高いほど、「神」の存在を強く確信して崇敬する傾向があります。
「神」は、宇宙に遍在して(あまねく存在して)全ての存在につながり、明白で崇高な目的のもとに、万物を動かし、個々の存在の進化をサポートすることを通じで、自らも進化し続ける広大な知性です。
別の観点からは、私たちのような個々の存在は、「神」から別れた「神」の分身なので、私たち自身も「神」と同じ素質を持っています。
そのような個々の存在が相互につながった、宇宙的なネットワークの全体が「神」であるとも言えます。この意味で、「神」を「宇宙知性」と呼称することもあります(仏陀やイエスは「神」の使徒で、「神」そのものではありません)。
「神」についての認識を深めることは、「神」を、いつも一緒にいる身近な存在だと、何の疑いもなく意識するようになることです。
なお、進化のために絶えず変化し続けることは「神」の(したがって宇宙の)絶対的な理念で、そのために様々な「仕組み(ゲーム)」を「神」が仕掛けることはあります。
例えば、大きいサイクルとして、「分離の時代(2極性の時代)」と「統合の時代」があります。
いま私たちが存在している宇宙のこの領域では、前者から後者へ移行する最終局面を通過中で、これをアセンションと呼ぶこともあります。
(Q) お忙しいところ、早速のお返事ありがとうございました。
子供のことを乗り越えながら、いろいろな場面に自分の課題もあるんだなと思いました。
「なるほど知図帳」の2008年版を見つけたので、さっそく子供と見ております。ありがとうございます。
神様のことも、とても分かりやすいご説明ありがとうございます。
すみません、先日の神様のことは私の説明不足です。
小松様の方が詳しく知ってらっしゃると思いますが「A」です。
娘が昨年出産したため、赤ちゃんの行事として「お宮参り」(その他の行事)に行こうとしたのですが、あちらの家が「神社は嫌い」「神様に関する行事は嫌い」というので、家で神様を奉って参る習慣がないんだなと思っていました。
しかし(勉強不足ながらも)神様を感じることはとても大切なことだと、私が最近、思い始めたので、「神様を参る習慣のない家」に嫁に行った娘はどうなるのだろう・・と思ってました。
神様を身近に感じることを娘に話してみようと思います。
ここ数日、天気がとてもよく、太陽の光が身体の細部にまで染み渡って行っている様で、心も身体もホッとしてとても気持ちがよいです。
ありがとうございました。
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