Q&A’09c2・「ガイア・アセンション」シリーズ

 

【目次】

(09/04) からだは年齢と共に老化していく?


(09/04)
からだは年齢と共に老化していく?

(Q) お世話様です。

私自身、30歳を過ぎた頃から一般的に言われているように「老化現象」が見られるようになりました。

肌のハリや透明感の劣化です。気持ちの上では、若いつもりではいますが。

これは、「集合意識」が関係しているのでしょうか?

アセンションの進展で波動は高くなっているわけですから、若さを維持できても良さそうに思えます。

顔と手の甲の弾力性が衰えているように感じます。

 

父親も母親も高齢化してきました。

両親は自分の健康状態に危機感を抱くようになっています。

それに、息子の将来を案じ、正社員としての就職のことを毎度のように言われる始末です。

私としては、時代の転換を経てマトモな社会・世界となり、両親と共にアセンションを目指し、若返りつつ健康に平和的に生活したいと願っています。

両親に人間本来の暮らしや価値観・思考様式を知ってほしいんです。

こういった生活は、2011年までには可能となるのでしょうか?

それとも、人類の多くは、2012年以降もこれまで通り老化して、70歳〜85歳位で寿命が尽きてしまうのでしょうか?

 

今までずっと疑問に思っていたので質問させていただきました。

 

(A) 拝見しました。

まず、「加齢」つまり「歳と共に老化していく」という認識そのものに、「丁寧に付き合う」必要はありません。

これは、集合意識の問題ではなく、個人としての意識の持ち方の問題でしょう。

ほとんどの人が、「何歳の人はこの程度」とか「そろそろ歳だから」というような先入観または固定観念を、親族や地域社会や医療・保健機関などから取り込んで「年齢イメージ」を造り上げ、それを他者だけでなく自分自身にも「適用」しています。

「加齢(老化)」について最も影響を与えているのは、こうした「自己規定」でしょう。

からだを構成する細胞たちは、「主人(あなた)」の思いを忠実に実現しようとして、精一杯の努力をすることを使命としているのです。

 

その他に「加齢」に大きく影響する心の状態は、恐怖心と依頼心でしょう。

人類の心の中に深く定着している恐怖心は、「彼ら(秘密結社)」が裏で密かに大枠を造り、関係者のほとんどが真相に気付いていない行政や医療機関やメディアなどの「懸命の努力」の成果を、テレビや新聞や映画などから無意識に取り込んでいるものです。そして事ある毎に、仕舞い込んでいた恐怖心を表に出して、みずからの心身を加害するのです。

一方、依頼心を生み出すものは、例外なしに「自作の幻想」なので、遅かれ早かれ必ず壊れる時が来ます。その期待が外れた喪失感が、心にダメージを与え、「加齢」に影響することになります。

 

もちろん私たちの社会の現状では、全体(集合)からのマイナスの影響と全く無縁で生きることはできません。

その影響は主に、万物の壮大なつながりを前提にして物事を考えることが出来ず、個別の閉じた領域(例えば企業活動)の中に最適解があると思い込み、てんでにそれを追求しようとする、人類社会に深く根を下ろした行動様式に由来するものです。

それが、大気や水系そして土壌の汚染を生み出し、それらの「産物」としての空気や食料や生活環境の品質があります。ストレスの多い社会になっているのも、根源は同じです。

それでも、一人ひとりの意識のあり方によって、「加齢」には大きな幅が出てきます。

つまり年齢は、歳月(の進行)が造るのではなく、主として本人の意識が創るのです。

 

他にも「加齢」に関係する要素は少なからずあります。

精神面で言えば、肉体や経済の状況がどうであっても、自分の現実創造力を信頼して何事も柔軟に楽観的に考え、ストレスが少なく、歌や喜びや笑いや感動の多い生き方をすること。

意識的に他者に対して心を開くようにして、広い意味で愛し愛される心の状態を保つことなどが大切です。

その逆の状態では、「加齢」は確実に進行します。

 

からだに関して最も影響が大きいのは飲食物でしょう。

食材は原則的に「地産地消」や「近海もの」そして「(特に果物は)旬のもの」に拘り、見てくれより実質で選ぶようにします。また原則として輸入食品や養殖魚は避けるようにします(野菜や果物はもちろん、可能なら冷凍うどんや豆腐まで)。

理想的には、そうした素材そのものを、生のままか、なるべく手を加えない形で食べることです。

血液や血管を若々しく保つために、肉類を少なくして、穀類と野菜や果物、そして魚介類を主体にします。

しかし植物油や魚の脂は(不飽和脂肪酸が主体のため)変質しやすいので、特に鮮度に注意する必要があります。

私の場合は、油の鮮度維持や事後処理が難しいので、自宅では天ぷらやフライは作らず、(劣化した油を連用している恐れがあるので)調理済みのものもなるべく買わないようにしています。たまに行きつけの信頼できる店で食べる程度です。

お米は有機栽培の玄米を、1昼夜前後水に浸して発芽させたものを炊いています。これは、栄養価が高いので、少量でも十分に満足でき、副菜も少なくて済むので、お米の値段が多少高くても実際には経済的です。

水は、整水器で分離したアルカリイオン水を調理や飲用に使っています。

 

その他に大切なことは、継続的に適当な運動をすること、また十分な睡眠をとることなどでしょう。

目先の懸案を大胆に切り捨ててでも、からだの自己ケアには十分の時間を確保する必要があります。

そして、目に見える効果が現れるまでには、それなりの期間を必要とすることを念頭に入れておくといいでしょう。

 

アセンションを順調に達成した人々で構成する2013年以後の世界では、(2012年の転換点を超えるために必要な浄化プロセスを経て人々のベクトルが自然と調和する方向で一致するようになる結果)すべてのパラダイムが根本的に変わって、肉体年齢や寿命は、基本的に各人の選択で決めるようになるでしょう。一挙にそれに至らないとしても、かなり急速に着実にその方向に変わっていくでしょう。

その転換点までの作業は、宇宙からの支援があるとしても、人類自身が主として遂行する必要があります。

地球社会の現状のままでは、単に「知らなかった」というだけのことで、多くの人がアセンションから取り残されることになる可能性があるので、どうしても「大いなる目覚め」が必要になります。

それを引き起こす役割を担うライトワーカーを、人類の中でもっと増やすことが目下の課題だと考えています。

そして、誰かが(政府や宇宙人や「神」が)、あるいはアセンションに伴う状況が、自分を若返らせてくれるなどと考えずに、自分の現実は自分が、あるいは集合として自分たちが創る(創ることが出来る)という姿勢を持つことが大切だと思います。

誰もが、借家よりも自分が設計した家に住みたいと思うのと同様に、「あてがいぶちの世界」の住人になりたいとは思わないでしょう。

 

(Q) 先日は返信いただき、ありがとうございます。

非常に深く心にくるものがありました。

考えさせられます。

 

加齢による老化や不健康について、ほとんどの人は時間の経過が主な原因と見ていて避けられないと考えている(つまり加齢に対する誤った思い込みや信念)。

実は、老化や不健康は、年齢ではなく日頃の生活習慣や心の持ち方に主な原因で、年齢に関係なくそれを是正することは可能なのに、その思い込みに嵌って意識や行動を良い方向に変えようとしない・・・これこそが老化や不健康の真の原因であると。

 

実際、心を入れ替えて行動に移してみると、意外に身体はポジティブな方向に変化するものだということは、たくさん実例がありますよね。

ふと新聞の記事を目にしたら、ある70代の男性が70過ぎてから50年続けていたタバコを止めて、ジョギングするようにしたら、咳がとまり健康になったとか。もう70だから手遅れだと思っていたようです。

つまり、これも思い込みに過ぎなかったことです。

 

筋肉だって年齢に関係なく鍛えることができるそうですし、まだまだ可能性はありますね。

もちろん、食事や生活習慣、運動が基本ですが。

あと、運動についてですが、どのような運動をどのくらい運動すれば良いでしょうか?

地球の波動上昇に順調に同化して、波動を上げていくためには。

 

私は、ストレッチや歩行、あるいは自転車が多いです。

走るのは苦手ですぐに息が切れます。

最近、ジョギングやマラソンが流行っていますが、走った方が良いでしょうか?

最近、ジム通いをしていないのですが、引っ越したのを機に再び始めようか検討中です。

 

現実を変えるのは自分だという信念の基、日々努力する所存です。

 

(A) 運動は、体力のレベルを維持向上させることが目的で、波動上昇が直接の目的ではありません。間接的には関係しますが。

このからだを持ってアセンションするのだから、からだが基本だと考えればいいでしょう。

 

そこで、どういう運動がいいかということですが、気象や日々のスケジュールに関係なく原則として毎日、継続的に出来るものを自分なりに見付けて実行することをお勧めします。そうでないと、その日その日の都合に左右されて、不徹底になるでしょう。

そういう前提で考えると、自宅で、短時間で効率的に出来るものを基本として、その他の運動は、プラス・アルファと位置付けるのがいいと思います。

その基本となるものとして、私の場合は、今のところ次のようなものに落ち着いています。

 

1.「腕振り運動」を毎日300回やります。ご存知と思いますが、5分あれば十分でしょう。

毎日起床時に、上半身を起こして両足を前に出し、またはあぐらを組んで、両腕の肘から先を約90度に曲げて、両腕を交互に前後にスイングさせます。片腕のスイングが、1秒弱です。そして、後ろへのスイングにやや力を入れ、その反動で腕が前に出る感じでやるといいでしょう。

肩は意識としてそのままの位置を保ちますが、結果的に肩も腰も多少は動きますが、それはかまいません。

これは、ベッドの端や丸椅子に座ってもできます。

起床時でなくても、空腹時なら、いつでもいいでしょう。要は、やるタイミングを決めて継続することです。

 

2.「足踏み」を150回やります。これは、手を大きく振って、足を高く上げるようにして、ゆっくりとやります。

 

3.「片足立ち」を、両足それぞれ約1分やります。これは、下半身の筋肉を強くする効果があり、「ダイナミック・フラミンゴ療法」などと呼ばれています。

 

以上は、これで万全ということでは決してなく、最小限のノルマと考えています。それでも、最初はかなりハードな感じがするかも知れませんが、慣れるにつれて少しずつ回数や時間を増やすようにするといいでしょう。

運動は、筋力トレーニングやマラソンやランニングなど、あまりハードなものは必要ありません。

毎日やるなら、「ラジオ体操」も悪くありません(放送を録音しておくといいでしょう)。

もし余裕があるなら、合気道や太極拳、エアロビクスや水泳などはお勧めできます。「ジム通い」よりは戸外を散歩するのがベターですが、すこし早足で歩くか、長距離を歩くか、多少の坂道を歩く必要があります。

そして、少し汗ばむか息切れする直前くらいまでは、やることが望まれます。

この意味では、のんびりと散歩することや、犬の散歩に「お付き合い」することなどは、大して効果はありません(自然に浸ることのできる環境でやるなら、別のメリットはありますが)。

からだは、特別の刺激を継続的に与えない限り、普段の状態に順応するものです。寝たきりになると、急速に筋力が衰えるのはそのためです。

 

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