【目次】
(12/12) 『あるヨギの自叙伝』に啓発される
(12/12) 『あるヨギの自叙伝』に啓発される
(Q1) 小松先生 長い間お疲れ様でございました、そして本当にありがとうございました。
胃潰瘍の件でも色々とアドバイス頂きまして助かりました。
この先は小松先生という唯一の灯台のもとから離れ、自分自身の頭で考えて嵐の中へ漕ぎ出しなさいとの事。
しかと受けとめたつもりですが、身が引き締まる思いです。
今『あるヨギの自叙伝』を読んでいます、随所に、「小松先生がやさしい言葉で解説して下さった内容はこの事だったんだ」と思われる箇所があります。
難解な言い回しも、目指すところは小松先生と同じだと思えています。
でも新しい気付きもありました。
自分自身ではもう少し軽くとらえていた日々の生活におけるアセンションに対する姿勢を、もっと戒律的と言いますか、もっと自分に厳しくしていかねばと感じました。
『あるヨギの自叙伝』に紹介されているインドの聖人たちが、今生の人生を賭けて修業し、結果として与えられる能力や神の力をこの度のアセンションで得られる。
という事は、当然この聖人たちのレベルまで自分自身を高めていかないといけないという事ですよね。
確かに非常事態です。
この短期間でどこまでできるか・・・? と言っていても始まりませんので、瞑想の重要性も理解できましたのでがんばります。
他ならぬ自分自身の事なので。
今まで「意図する」という言葉の意味が、何となくつかめていなかったような気がします。
「自己の向上を決心する」って事でよろしいでしょうか?
道は遥かに遠いように感じますが日々、毎時、思い続けていこうと思っています。気合と根性で(笑)。
(Q2) 小松様
CV2012の連絡は終了します、というご連絡を頂いた後ミュンヘンに来たところで、落ち着くまでに時間を少々要しましたので御礼のメールを送信したいと思いつつ今日になってしまいました。
ほとんどの方がすでにそうなされた後できまりが悪いな、と思っていましたら、この送金の件で返信させて頂くという、いいきっかけが生じたのはシンクロでしょうか。
最近のQ&Aで『あるヨギの自叙伝』も推薦なされていられますが、今年8月にミュンヘンの本屋に立ち寄った時に人目に付く場所におかれてあったこともあって、手にとって読み始めたら(この本屋には座って読める場所があります)内容に引き付けられてそのまま購入して自宅で読みふけりました(実は昨年から、時間があればいずれ読んでみようか、と思っていたのです)。
すばらしい内容だ、というのが私の感想でした、というより大変感動しました。
この本でババジにも関心が生じて、インターネットで検索してそのサイトにある説明などもざっとみてみました。
インドで『ヒマラヤ聖者の生活探求』の著者が出会った大師達やババジのような方々がいまだに存在していることはすばらしい、と思っています。
フッと小松様がババジのことをご存じないはずがない、と思い立ちましたら、その数日後に掲示なされた「共創樹」で言及されていたのを見て、このこともすごいシンクロだと感じました。
前にアドバイスを頂きました私の目の硝子体の療法に関しましては、意図をしたにも関わらずどういうわけか、ずっと肝心のクリスタルが調達できないままで、折角ご丁寧なご説明をして頂きましたのに申し訳ない気持ちでいます。ただ視野の具合から悪化はしていない感じです。ヒーリングの意図はし続けていますから。
先月イタリアに戻ったのは、私は転換点前の最後としてイタリアの家にある物の整理・処分のためでした。
処分しきれなかった物に対しては、家のすべての部屋に最後に感謝と御礼の言葉を言って回った(庭の樹木や生垣の植物達等にも)ので、そのエネルギーが伝わるはずだからそれでいい、と思うことにしました。
折りあるごとに転換点のことなど主人にも話してきましたが彼は未だに信じていません。でもそれは彼の選択なので私はそれを受け入れています。
CV2012に参加させて頂いて非常によかったと思っています。
他の参加者の皆様、小松様とは面識がないにも関わらず、参加したことで日数が経つにつれて意識の上で皆様とつながっている、という認識というか、感覚が次第に強まっていきました。
冬至が近づいている今は本当に感無量といった気持ちでいます。
単にアセンションを体験するだけでなく、小松様のCV2012への参加等も生前に皆で打ち合わせていたのではないか、という思いが生じています。
私自身は転生のことは思い出せないのですが、アトランティス初期に巫女であり地球を保護する立場にあった、といわれたことがあります。
日本人のほとんどはアトランティス人からの転生ですから特別なことではありませんが。
ただ、今年夏にアダムスキーの本を読んでいて、一体どういうことなのか、と思うことに行き当たりました。
彼がいわゆる金星人に最初に出会った月日が父の誕生日であり、二回目のコンタクト(実際に会話をした)月日が母の誕生日だったことで、その意味が何となく気になって考えていました。
『アセンションものがたり』で、コンタクティーに金星人等と自称していたのは方便で、実際は地球内部の人達だった、と説明されていたのを思い出して、ひょっとしたらアトランティス大陸沈没前にも私はそこにいて、破壊を予測して当時皆と地球内部に移ったのではないか、と思いつきました。
その後、何らかの理由で地上の人間として転生した、という思いに到りました。
ことに今年になってから光の世界への郷愁が非常に強くなってきていて「アセンション」というより、もともとそういう世界にいたからそこに戻りたい、といった感覚が生じています。
今生において思い出せる限りのネガテイィブな言動を、すべてリストアップして浄化のワークを徹底してやってきました。
それでもまた思い出したりするものは、そのたびに浄化し続けています。
自分なりに自己の課題に取り組んできたつもりですが、無論どうなるかはわかりません。
残されたわずかな時間をむだにせず引き続き最後まで努力していきたいと思っています。
思いついたままに書いたので文面が長くなってしまいましたがご勘弁下さいませ。
色々と御指導頂きましたことに心底より感謝いたします。
私自身アセンションを成就できましたならば、何らかの手段でお会いできますことを楽しみに致しております。
有難うございました。
(A) 拝見しました。
ヨガナンダの自叙伝には、東洋の思想と、それに裏付けられた生き方のエッセンスが詰まっています。
その対極が、特にアメリカを代表とする西洋社会で、猫も杓子も「成功者」になろうとするわけですが、「パイの全体量」が簡単に増えるわけではないので、成功者とそうでない者が当然出てきて、ストレスの多い社会になっていきます。
経済成長論は「パイの全体量」を増やそうとするものですが、当然ながら資源や環境の限界で行き詰るわけですね。一人の人間が消費できる容量の限界にも。
ヨガナンダの講演や著作がアメリカ人に受け入れられるのは、事の本質に気づいている人が少なくないことの反映でしょうが、主流をなす「声の大きい人たち」はそうなっていません。
日本は、アメリカに追従し真似することに狂奔してきた結果、東洋にあって東洋でない収拾がつかない国になってしまいました。いまや中国もそうなりつつありますが。
どちらが宇宙的原理に、そして次の時代の、あるべき地球社会に近いかは言うまでもないですね。
それとは別に『あるヨギの自叙伝』の持ち味は、これから私たちが取り戻そうとしている人間が持つ能力の広大な可能性を、それとなく様々な事例によって確信させてくれる点にもあります。
つまり、宇宙の実相や人間が持つ潜在力は、三次元世界のロジックで判断できる範囲を遥かに超えていることを教えてくれます。
またイエスの教えの真髄を、これほど的確に分かりやすく紹介した著作は多くないでしょう。この本は、脚注の部分だけでも大きな価値があります。
インド人にイエスを説かれることは西洋人には意外な感じがするでしょうが、ある時期にイエスはインドで修行したという隠された事実を知れば、不思議ではありません。
結局、宇宙的な真理は、宗教や宗派を超えて厳然と存在するということでしょうね。
ババジについては、ラデシャム(Radhe Shyam)著の『ババジ伝(I
AM HARMONY―A BOOK ABOUT BABAJI)』がありますが、この本では、ババジは1984年2月14日に他界して葬儀も行われたことになっています。
しかしババジ自身が、「私は西暦で言えばBC570年の生まれで、2012年12月の冬至に使命を果たして肉体を去る」と言ったのは、ごく最近のことです。
私は、ヨガナンダが自叙伝で、ラヒリ・マハサヤ(1828−1895)の言葉として紹介している「ババジは、現在の世界周期が続く間、肉体を持ってこの世にとどまるよう神に選ばれたおかただ。時代は移り変わっていくだろう。だが、この不死身の大師は、今後まだ何世紀も、人類のドラマを見守りながらこの地球の舞台にとどまっておられることだろう」というのが真実に近いとみています。
ここにいう「現在の世界周期」とは、もちろんヒンズーがいう「ブラフマーのサイクル」のことだから、この冬至で転換点を迎え、「アウトブレス(吐く息)」から「インブレス(吸う息)」に変わるわけです。
あなたの眼の問題は、近々起こる「若返り」と共に身体の不具合も修復され完全なものになるので、それまで持たせることができれば十分でしょう。
ご主人のことは、間もなく世界が騒然としてきた時点で、あなたのインプットが生きてくる可能性があります。
(Q2) 即応に御丁寧な、そして意義深い解説を兼ねたご返事をして頂き有難うございました。
その内容全体に非常に強い共感を抱きました。
誰もが多かれ少なかれ現在の社会・経済状態に行き詰まりを感じていることは明らかですが、その打開策としてアセンションのことを知らないか、情報として知っていても主人のように信じてない(または無関心な)大多数の人々が、あくまで3次元の枠内での思考様式にとらわれたままでいる状態を見ていて、大混乱が生じるまではこの状態が続くのも仕方ない、と私は割り切っています。
イエスがインドで修業していたことは何かの記事で読んだことがありましたから、ヨガナンダがその教えを説明していることに違和感は感じませんでした。
むしろ、西洋人よりもその教えの真髄を真に理解していたことをすばらしい、と思ったほどです。
『ババジ伝』は読んでいませんが、私も小松様同様にマハサヤ大師の説明に説得力を感じたので、そうなるのではないかと思っています。
ヨガナンダの自叙伝を通じてインドの古聖典にもひきつけられて、『バガバッドギータ(Bhagavad Gita)』を読んでみました。
人間の霊性に関する教えがその内容ですが、読んでいてインド古代にすでにこうした教えがあったことを思うと、ババジ達が存在し続けているのも決して不思議ではないと思います。
ヴェーダ経典やヨーガ・スートラも(今年の9月頃)読みたいと思ったのですが、冬至が近づいてきているから自分自身のことに集中したほうがいいと思い、読むのはやめにしました。
もしも5次元入りができたなら知りたければそうできるだろう、と思いついたこともあります。
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