アセンションものがたり(上)

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「ものがたり」に託された宇宙同胞のメッセージ

すべての疑問が氷解する驚愕の真実

 

地球人類への「本当の支援」とは・・・

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四六判 352ページ(内「解説」76ページ)

定価 1800円+税(1890円)

上巻20104月 第1刷発行)


新刊アセンションものがたり(下)
既刊アセンションへのいざない

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目  次(上巻)

【本文(上)】

1章〜第15

 

【解説(上)】

はじめに

1.選択の余地がない地球人類

2.人間にとって進化とは

3.進化の階段

4.地球人類の特殊性

5.地球人類への支援の必要性とその性格

6.コンタクトの歴史

7.宇宙同胞ゼータの特別な役割

8.恐怖心が築く防壁

9.時間がない

10.事実認識の混乱を生むもの

11.オープンな交流への障害

12.難航する支援活動

13.人類の創成

14.スターチルドレン

15.宇宙の実相と多様性

16.いわゆる「死」の本質

17.「アセンション」という宇宙の恩典

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【解 説(上)】

はじめに

真実を伝えることは簡単ではありません。とりわけそのテーマが、すべての人類が緊急に知るべき重要な内容を含むものであっても、これまで世界のどの政府も口にしたことがなく、どのマスメディアも伝えたことがない場合は。

そこで、何も知らない人に「アセンション」のことを伝えるには、一工夫も二工夫も要することになります。

ちょうど一年前の今頃、つまり20093月初め啓蟄の頃、拙著『アセンションへのいざない』の出版の話が具体化しつつありました。これは、「アセンションに目覚める人の裾野を広げる」ことが目的なので、「アセンションについて何も知らない人々を想定したものに徹する」必要がありました。

その時点で、以前から私がその特異で広範な活動に注目していた「宇宙同胞ゼータ」を筋書きの中心に持ってくることは決めていましたが、ほとんど一般の人の目に触れない彼らの活動に話を進める前に、誰でも目視できる「クロップサークル」を導入部に置くことにしたのが工夫の第一点でした。

そして第二点として、「さりげなくテーブルに置いたものを、誰かが何気なく手にとって見る」ような形から「アセンション」への関心が自然に広がっていくことが望ましいので、写真や図版を多用して、しかも贈る側にとっても贈られる側にとっても負担感が少ない、安価な小冊子にすることにしました。

 

オーストラリアに在住するジュディ・キャロル(Judy Carroll)による本著『アセンションものがたり』の場合は、全体を小説仕立てにして、登場する人物に真実を語らせるようにしている点が、第一の工夫点です。第二は、「ものがたり」の筋立てそのものです。

そして重要な登場人物のほとんどが、著者の分身ともいえる「主人公アリー(ゼータ名:アラーカ)」をはじめ、ゼータの魂を持つ地球人または近親の人びと、そして今回のアセンションで人類を支援するためにやって来ている宇宙同胞ゼータたちです。ちなみに、本著をゼータの立場で(つづ)こと、そして小説仕立てにするのが望ましいことについては、著者の教師であるゼータの長老マーリス(本著に同名で登場)に示唆されたとのことです。

出版されて間もない本著LOOKING THROUGH EYES OF WISDOM(『アセンションものがたり』の原著名)が、私の「網にかかってきた」のは偶然だったでしょうか。世界最大のインターネット書店アマゾンのアメリカ・サイト(Amazon USA)で検索しても、著名はおろか著者ジュディの名前すら登場しません。したがって、書評のようなものは何もありませんでした。

 

『アセンションへのいざない』を出版する仕事が一段落した20097月末頃、私は早速ジュディにメールを送って、「WISDOM」の邦訳出版について打診しました。

幸い、日本語版を出版するようなケースについての著作権はジュディ自身が持っていたので、その後話はとんとん拍子に進んで、今回の邦訳出版となった次第です。

 

一読しておわかりのように、本著は、考え抜かれた構成、巧みなプロットの設定、伝えている内容の広がりの大きさとレベルの高さなど卓越したものがあります。――それをストーリーに沿って楽しく読み進めるうちに、「すべての疑問が氷解する驚愕の真実」が、いつの間にか脳裏に刻まれるようになっています。

その背景には、ゼータの教師たちから、著者自身やその仲間に伝えられた、宇宙の実相や現に進行している出来事についての膨大な情報があります。

そのエッセンスが本著に反映されており、「ものがたり」の形式ではあっても、伝えられているファクトは、すべて真実です。例の「9・11」の際に、宇宙同胞たちの母船に搭載してある地球監視コンピューターシステムが、何者かに妨害されて完全にダウンしたことも。

この話は下巻に出てきますが、「どこかの洞窟に潜んでいるアラブ系のテロリスト」に、そんな能力があると思えるでしょうか。問題のツインタワーも同様ですが、何の攻撃も受けず事実上無傷の47階建て矩形の第7ビルを、綿密な事前工作も含めて「グラウンド・ゼロ」の一定範囲内に散らばる残骸になるまで「整然と7秒で落下させる技術」は言うまでもありません。

日本人を含む世界の人々は、政府の発表やマスメディアの報道を鵜呑みにしないで、もっと物事を「自分の頭で」考え判断するようにする必要があります。みんながそうするようになれば、いわゆる「大いなる目覚め」が早く実現して、地球の新時代への動きが加速するでしょう。

何しろ私たちには、ゼータのいう通り、2012年末の転換点までに「時間がない」ので、「そうしなければならない」のです。

 

不幸なことに世界の主要先進国の現状は、いわゆるUFOや宇宙人について、正しい情報が伝えられることはほとんどありません。それどころか、続々と登場する映画やテレビドラマなどによって、「地球を攻撃しようとする邪悪な宇宙人」を印象付けようとするキャンペーンが執拗に行われています。

しかし、今回のアセンションに当たって、人類を支援してくれている宇宙の同胞たちのスタンスは、次の会話で端的に表明されています。

 

「もし私たちがこの惑星を乗っ取るためにここにいるのなら、そのためにあなたたちの社会にこっそり潜入するなんてことは、何年も前にとっくにやっていたはずよ。何世紀も前に、いやそれどころか何千年も前、あなたたちがまだ洞くつか草葺(くさぶき)小屋に住んでいて、自分の身を守るのに棒切れや石ころくらいしかなかった時代にね。

でも私たちは何千年も待って、やっとあなたたちは私たちの円盤を撃ち落としたり、私たちを電磁場で囲まれた部屋へ閉じ込めたりするテクノロジーを獲得した。電磁場なら、私たちが非物質化して逃げたりするのを効果的に阻止できるからよ。そうなって初めて、私たちが地球を乗っ取るための行動を起こすとでも思っているの? ここまで言えば、私たちの英知がどんなものかよくわかるでしょう!」

 

これは、子供の頃から同じ敷地に家族同士が住んでいて、今では「魂のきょうだい」になっている妹がゼータの立場で、兄の問いかけたくさんの異星人が人間に変装して地上で動き回り、ぼくたち本当の人間の大半がそれに気づきもしないというのは、考えてみるとあまり気持ちがよくないなに応じたものです。

この妹は、使命を持って地球人として生まれてきたゼータの魂で、この時点では自分の使命に目覚めて本格的に活動しています。兄のほうは司祭として広い心を持っていますが、一般の地球人なら誰でも抱きそうな疑問を提起しながら、自分なりに納得しようとしているようです。

ちなみに、「電磁場で囲まれた部屋へ閉じ込めたりするテクノロジー」については、実際にアメリカで行われていたことを指摘しています。今年2010121日の早朝(現地時間)、アメリカ西海岸を中心に敢行された宇宙同胞たちの作戦によって、捕獲され監禁されていた宇宙人と人質になっていたその家族の全員(合計49名)の救出が成功するまでは、それが存在していたのです(この作戦の詳細は私のホームページの、その日の前後の「Q&A」にあります)。

 

以下では、いくつかのテーマに分けて、ゼータのメッセージをみていきます。

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