宮島巨石群の意義

 

宮島の周辺には大規模な宇宙人の複合都市があった

 

プレアデス人は地球の大半の古代文明とかかわりを持ちましたが、中でも日本とは、深いつながりがありました。古代のプレアデス人にとって、とても縁が深い場所の一つに広島県の安芸の宮島があります。実はあの周辺には、その昔、大規模な宇宙人の複合都市がありました。ある地域は通信基地として、またある地域はプロトタイプの遺伝子実験や教育の場として使われていました。宇宙人の居住地域として使われた所もあります。宮島は一犬文化交流センターでもありました。日本はレムリア文明圈に属していましたが、アトランティスとの交流もあり、宮島近郊のある都市*には、アトランティスからの使節が派遣されて文化交流が盛んに行われていました。

*のうが高原の悲劇」参照

宇宙人との交流が盛んだった古代の日本は、当時、南米にあった文明とも交流していました。同じ宇宙人たちが、当時の南米や日本と交流していたとも言えます。このほか日本には、奈良県の天川、丹後半島の天橋立、宮城県の松島を始めとする東北地方など、超古代に宇宙人が行っていたプロトタイプの創成・教育計画と縁の深い地が数多くあります。特に宮島周辺は、プレアデスと地球をつなぐ世界有数の「扉」の一つです。

宮島周辺でプレアデス人がプロトタイプを教育していたのは、約3万年前から10万年前のことです。約11000年前、アトランティス文明が崩壊し、世界の多くの地域が太洪水などの天変地異に見舞われた頃まで、こうした都市には人々が住み栄えていました。

私個人が属すプレアデス人の種族の外観は、ちょうど地球の東洋人と白人の混血に似ています。私たちの目は東洋人に特有のアーモンド形をしています。プレアデス人の場合、白人系の種族でも目の形はアーモンド形ですが、地球人との違いは、私たちの方が目が大きいことです。もし皆さんが私たちを街角で見かけたら、おそらく地球人だと思うでしょう。もっともじっくり眺めると、「少し変だぞ」と思うかもしれません。私個人は特に日本人に親近感を覚えます。それは、プレアデス人の先祖が太古の日本において、プロトタイプの教育に携わっていたからでしょう。

 

日本文化に残る古代の宇宙人の影響

 

日本文化には古代のプレアデス人が与えた影響が今でも残っています。自然との調和を重んじる日本の伝統的な建築様式は、自然との一体感とシンプルさを愛するプレアデス人の教えを反映しています。また、古代の宇宙人の霊的な儀式を今でも伝えているものに茶道があります。もちろん、古代の儀式がそのままの形で残されたわけではありませんが、茶道には太古の昔にプレアデス人がアジア人のプロトタイプに教えた儀式が、現在でも象徴的に反映されています。

茶道は日本庭園内の茶室で行われますが、茶室に至るには、門や敷居などで仕切られた空間を通過します。もともと仕切られた空間は、意識の異なる次元を表していました。新しい空間に人って意識の焦点を変え、最終的には最高次元の霊性に至ることが儀式の目的でした。それはベガ人にとって最も神聖な儀式でした。アジア人に縁の深いゼータ・レチクル人の文明の起源は、もともとベガ(編訳者注――和名は「織姫」)にありました。ただし、ゼータ・レチクル人はアジア人の教育に直接はかかわらなかったので、彼らの代わりにプレアデス人や他の宇宙人種が、プロトタイプにこうした儀式を教えたのでした。

茶道で使う水差しも大切な象徴です。アジア人のプロトタイプは、宇宙人の教師から霊的な教育を一通り受けた後に、アメリカ先住民の「ヴィジョン・クエスト」に似た通過儀礼を受けました。アメリカ先住民には、彼らの「神」である「グレート・スピリツト」から教えを得るために、ほとんど何も持たずに自然の中で数日間を過ごす伝統があります。古代の日本で行われた通過儀礼は、それとよく似ていました。通過儀礼で許された持ち物は、唯一、水差しだけでした。プロトタイプは水差し一つだけを持ち、裸で聖なる山に入りました。聖なる山には意識の七つの段階を表す「扉」があり、プロトタイプはそれを見つけては、指定された行をしました。そして最終的な「扉」に至って、そこで通過儀礼を終えたのです。ちなみに、「扉」とは、波動的に感知することができる特別な場所で、プロトタイプは内面的な導きにしたがって、そうした場所を見つけることになっていました。

通過儀礼を終えずに戻る者もいました。彼らが挫折する最大の理由は恐れでした。大自然の中で一糸もまとわず、水差し一つだけを持って旅をすると、多くの人々は恐れを感じます。「身を守るためには、たくさんの物が必要だ!」と彼らは思うのです。そして欠乏感が恐怖心を煽り、直感の声が聞こえなくなります。しかし多くの物を持たないと自分の身が危ういという発想は、三次元に特有のものです。人は無限の豊かさの源である宇宙と常につながっており、「私は一人ぼっちだ」という思いは、あくまでも幻想なのです。

水で満たされた鉢は、宇宙の象徴としてよく使われました。鉢の中を覗くと、そこにはあなたの顔が映ります。「宇宙はあなた自身の反映である」。宇宙人の教師はプロトタイプの生徒にそう教えていました。通過儀礼の最終目的地である「扉」に到達できた者は、そこで水差しを割りました。それは、肉体はやがて滅びるが魂は永遠であることを象徴的に宣言する行為でした。ちなみに、プロトタイプの通過儀礼が行われていた広島の聖山は、現在では弥山(みせん)と呼ばれています。

 

日本には東洋と西洋を結ぶ役割がある

 

日本は世界を統合する種族として、太古の宇宙人が期待を寄せたアジア人発祥の地です。また、公式コンタクトの有力な候補地である平和都市、広島のある国です。さらには、宇宙に通じる重要な「扉」の一つであり、地球のクラウン・チャクラでもある富士山がある国です。日本は今後の統合の時代において、重要な役割を担っている国なのです。

日本ほど西洋の技術文明と東洋の霊的な伝統をあわせ持つ国は、他にありません。日本は東西の統合を実現する国になりえると、私たちは感じています。東西の英知を融合させて、それを世界のために役立てるのが日本の役割です。多くの日本人はこうした役割に実感が持てないでしょうが、日本はすでにその役割をエネルギーのレベルで果たしています。

しかし、特別なのは日本人だけではありません。全人類が神聖な起源を持っているのです。世界を一つにするために、「特別なことをしなければ」と気負う必要はありません。何よりも大切なのは、一人一人が心を開き自己本来の姿になることです。それこそ、あなたが地球に対してできる最大の貢献です。

 

【注】リサ・ロイヤル『宇宙人遭遇への扉』《第10章 日本の役割》より抜粋


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