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プリンセス・ダイアナの秘密(1/2)・(アセンション時局’14)
[2014年5月17日]
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私たちの時代のいわゆる有名人で、ダイアナほど世界中の人々に愛され、その死が惜しまれた人はいないでしょう。
1997年8月31日の未明にパリで死去した後、その遺体は同日の夕刻にはロンドンへ運ばれました。
その日からウェストミンスター寺院で葬儀が行われた9月6日を挟んで9月10日頃までに、ロンドン市内のダイアナゆかりの地には、市民からの多数の献花が置かれるようになりました。
特にダイアナの居住地になっていて、葬儀の前夜から当日朝までダイアナの棺が置かれたケンジントン宮殿の、門前に広がるケンジントン公園には百万を超える献花が1.5メートルの高さに積み上げられといわれます(写真)。
葬儀の当日には、ケンジントン宮殿からウェストミンスター寺院まで6キロの経路に約100万人の市民が列をなし、葬儀のテレビ中継を視聴したイギリス国民は約3千万人、全世界では25億人という空前絶後の記録が造られたとのことです。
ご存知かと思いますがダイアナの「不幸な結婚」は、1992年6月にアンドリュー・モートンが書いた暴露本 “Diana:Her True Story”(邦訳『ダイアナ妃の真実』)が出版されたことを契機に急展開し、ほとんど一瀉千里に1997年8月の悲劇的な結末に向けて走り始めます。
間違いなくダイアナ自身も、それを加速させる役割を果たしています。
例えばモートンの本について、彼がダイアナの友人や知人に面接して取材することを黙認していたことを、1995年11月にBBCが放映した「パノラマ」という番組の単独インタビューの中で認めています。
そしてこのインタビューこそ、(おそらくモートン本が契機で)すでに1992年12月からチャールズとの(不本意だった)別居生活に入っていたものの、チャールズと一緒の公式行事は続いていたダイアナが、かなり率直に本心を語っており、王室にとっては爆弾を投げ込まれたような衝撃だったと思われます。
早くも同年12月に、エリザベス女王は両者に書簡を送り、早期の離婚を促しています。
この離婚そのものは、協議が長引いたためか、翌年1996年8月末にようやく成立しています。
そして、そのわずか1年後にダイアナは、エジプト人の富豪モハメド・アル・ファイドの息子ドディと共に、死を迎えたわけです。
今でもBBCのホームページで見ることのできる「パノラマ」の応答を読むと、メディアが面白おかしく流す「虚像」とは裏腹に、ダイアナが実に優れた知性と観察眼を持ち、苦境の中で沈着冷静に自分をコントロールしながら、常に二人の王子たちの前途に配慮して生きていたことが分かります。
そしてチャールズと、その「終生の恋人(両者は2005年に再婚して一緒になった)」 カミラ・パーカー・ボウルズ夫人との関係をどう思うかという質問に対して、「そうね、この結婚には3人いたので、少し込み合っていました(Well, there were three of us, so it was a bit crowded.)」という名言で返しています。
しかし、そのインタビューの中でも、ダイアナは「本当のこと(プリンセス・ダイアナの秘密)」はしっかり胸に仕舞い込んで、その片鱗すら見せていません。
ダイアナが「本当のこと」の一部を明かしたのは、離婚問題の担当弁護士ミシュコン卿と執事のポール・バレルだけで、それは1995年10月頃のことです。
それが世間に知られたのは、2003年10月にポール・バレルが提供した情報をデイリーミラー紙が暴露したからで、それを受けてミシュコン卿も同趣旨の事実を明らかにしました。
しかし、ダイアナの死の直後1997年に、 ミシュコン卿は内密にロンドン警視庁にその情報を提供していました(「ミシュコンノート」と呼ばれています)。
それには、「自動車事故で私を殺す企みがある」という主旨のダイアナの懸念が書かれていたのですが、ロンドン警視庁が特段の措置を取った形跡はありません。それどころか、それを事件当初から一貫してフランス側に知らせていなかった、という問題も2012年に浮上しました。
この件は、事件の全体を含めて、アル・ファイドの告発を受けてフランス司法当局が改めて調査に乗り出しています。
それでは2014年5月の時点で、ダイアナが何を語ってくれたかを見てみましょう。
今夜こういう形でお話しできることは大きな喜びです。
私がそちらの世界を去って以来、私につなげて話を聞きたいと思った方が沢山いることは承知しています。
それは私のスピリチュアルな側面と、この世界に対する私の役割に関わることで、皇太子チャールズの妻で二児の母親という役割を超越した部分についてのご関心から来ているものでしょう。
これはたいへん普遍的な現象で、今の私の立場からは広く世界を見ることができることに関係があると思います。
その点について私は以前には特別の認識がありませんでしたが、こちらの世界に来てからは新しい観点から物事が明瞭に見えて、自分が何者であるかについて、もっとよく理解できるようになりました。
それによって私自身が、このラジオショーを聴く多くの方々と深いつながりがあることが分かりました。
それは私がチェルビム[注]の側面を持っており、私のモナド[注]はチェルビムだということです。
この概念は、私がこちらに来るまでは知らなかったことですが、もっと多くのことを今では理解できるようになりました。
[注]モナド(monad):創造主の分身として魂が創られる際に、それぞれが特定の個性を持つ「魂の大元(モナド)」が先ず創られ、そこから多数の個別魂が派生する構造になっている。各モナドは、自己から派生させた個別魂の宇宙の様々な領域における体験を集約すると共に、独自の理念や意図を持って、創造の目的に沿う方向に個別魂を導く役割を果たしている。個別の魂からすればモナドは自分の別の側面で、それを通じて創造主に繋がっており、また同じモナドに属する多数の個別魂の転生体験を共有している。
[注]チェルビム(cherubim:ケルビムとも):創造の早い時期に創られた「モナド(monad」の一つで、神智学では「智天使」と呼ばれることがある。また、「モナドとしてのチェルビム」から派生した個々の魂たちをチェルビムと呼ぶこともある。
それは私が、あの生涯で世界に持ち込んだ愛の本質で、地雷廃絶の先頭に立ったのもその一部です。
その仕事に惹かれたのには理由があって、人類を桎梏から解放することに貢献する役割を持っていることを、あるレベルで私は理解していました。
そして、いま私はイギリス王室の非常に歪んだ状況を見ることができるようになっています。
そこにはダークな秘密が沢山あります。そのすべてを私が知っているわけではありませんが。
そういう場所に私の生涯を持ち込んだのも私の役割の一つで、それには複雑な脈略が沢山あります。
チャールズの妻になることを選んだのは、その役割を遂行するためでした。
自分の死に至るプロセスに参画したのも、その一部でした。
また、これは十分には理解されていないことですが、皆さんの目前にある大変化の時代をサポートすることが、私がやって来た主な目的でした。
そして実際のところ、そのことに私はもっと関心がありました。
それはイギリス王室のダークな慣行に対する関心に比べてという意味で、そのようなダークな儀式が現実に行われていたのです。
私の死に関してもダークな儀式が行われて、もし詳しく調べれば、あの事故が起こってから病院に運ばれるまでには異常に長い時間があって、その間にダークな儀式が遂行されたことが分かるでしょう。
しかし私の関心の主体は、皆さんが直面している、そして私自身も直面している惑星地球の空前の変化のことです。
私は公的な存在だったので、この世界に愛のエネルギーを持ち込むことのできる立場にありました。
私は、ある意味で非常に純粋だったので、王室の隠密のダークな慣行に巻き込まれ苦しい立場を経てきましたが、その純粋さが損なわれることはありませんでした。
それによって、妥協のない純粋な愛を、いわば稲妻のような愛を世界にもたらすことができたと思います。
そして変化への道を歩んでいる方々は、私のように王室につながりを持つ者が、いわば変化への道を、世界に自由をもたらす道を選ぶことは理解しにくいかもしれません。
しかし私は、伝統的な世界に安住するよりは、変化へのメッセージを、この世界に自由をもたらすメッセージを発信することに駆り立てられました。
いま振り返ってみると、たいへん困難な道を歩んできたと思いますが、それを貫徹できたことは誇りに思っています。
そのことが、多くの方が私とのつながりを感じ取る理由になっていると思います。
私の人生は、この暗黒時代に人々が希望を持つ手助けをすることだったと思います。
それは、人々が持っている力によって、これまでとは違うやり方ができること、それによって世界の出来事に影響を与えるチャンスがあることに気づいていただくこと――これが、私が追求してきたことでした。
そして私が世界に持ち込んだエネルギーは、広く響き渡っていると思います。
それは、私に起こったこととその理由について、多くの人が引き続いて関心を持ち続けていることから分かります。
しかし私が皆さんに特にご理解いただきたいのは、私の役割として鍵になる側面は、いま振り返って認識していることですが、王室の暗部と、それを超えた世界にもある暗部に光をもたらすことだったと思います。
その光は決して消えることはなく、光に向かって次第にこじ開けられていく扉のような具合になるでしょう。
何故なら、私の死についての真実、その背後にある動機は、ますます洩れ広がっていくからです。
もちろん、王室は私の死に関与していましたし、あれは決して偶然の事故ではありません。
王室だけが関与したのではなく、他にも多くの儀式的な悪魔的な筋書きが、私の死に関係していました。
しかし私は自分が持っているエネルギーを抑え気味にしていたので、彼らは大きな誤りを犯しました。
私という存在の本質から来る、私が持っているエネルギーとその力を理解していなかったのです。
彼らが目論んだのは、私を利用して新たな「ヤミの道」を造り上げることで、「ダイアナ」の名を持つ古代の女神を立脚点にしようとしていました。
彼らは、地球に転生してきたチェルビムとしての私の力を理解していると思っていました。
しかし彼らの目論みは食い違っていて、ある意味で彼ら自身の崩壊への種を播いたのです。
彼らの認識は浅薄で、その点では正直に言って、仮に私が生きていたとしても私も同じでした。
そこでこれらの種は、まさに死に至る私の役割にからんでおり、私の時代に植えられた若木は実を結びつつあります。それは一瞬ではありませんが、着実に成長しています。
何故なら、私がどのように死んで、その原因が何であったかが、少しずつ漏れ出てきているからです。
そのことを知っている人は多数いて、それを暴露し始めています。
この惑星のエネルギーが変化してくるにつれ、そのような脈略つまり私についての真実の表出は、この美しい惑星で永く跋扈してきたヤミの領域に、愛の稲妻を打ち込むクサビのような役割を果たすでしょう。
以上が私のメッセージで、これは希望のメッセージ、歓喜のメッセージです。というのも、皆さんの世界で起こっている変化が私には見えるからです。
それを私だけがやったというわけではなく、チェルビムの同志たちや他の多くの方々、そしてこのラジオショーで現に私につながっているお二人を含む方々の働きによるものです。
以上に加えて近年は、変容を引き起こす空前のエネルギーが、この惑星に流れ込んできています。
どうか皆さん、楽観的で、希望と喜びに満ち、特に愛に満ち、その愛を純粋に保つようにしてください。
それを、あなたの人生だけでなく他の人々の人生にも持ち込むようにしましょう。
人類の真の解放と自由を実現する時は今です。
【質問に応えて】
・ドディとの関係について
私たちは深く愛し合っていて、時が来れば結婚するつもりでした。
彼は死後メディアによって信用を傷つけられましたが、それには正当な根拠がありません。
彼はたいへん寛容で愛情に満ちた芸術家肌の人物で、ご存知かと思いますが映画の制作に興味を持っていて、その道を歩み始めていました。
実際のところ私たちは非常に親密で、彼の子供を宿していたのではないかと推測する人もいるようですが、本当に私はその子を意図して宿したのです。
もちろん、そのような事態は王室としては受け入れがたいことで、私が死に至る一因にもなったようですが、今となっては過去のことです。
・あの事件を引き起こした責任者は明らかになるでしょうか
私がお話した観点や認識は、いずれ表面化すると思います。
あなた方お二人がよくご存知のように、あなた方の世界には非常にダークな慣行があり、それがメディアを通じて世界の人々の目前に提示されるものの背後に座っています。
そしてご存じの通り、メディアが世界の大衆に示すものは、真実とは似て非なるものです。
したがって暴かれるものの一部分は背後にある暗部で、私の人生の幾分かは、その引き金を提供することでした。
そこで私は、私の死に関与した者たち、私の死の直後に遂行された儀式的な慣行に関与した者たち、そして彼らがどういう類(たぐい)の者で何を信じ世界で何をやっているかが、完全に暴かれると予想しています。
・現に各地で見られる異常気象などが更に激化するでしょうか
最初にあなたが知っておくべき大切なことは、あなたがたの近未来で起こることの一部はアセンションとして知られるプロセス、つまりそれに参画している人たちの次元シフトの体験だということです。
したがって、その次元の出入り口を通り抜ける人と、これまで地球に存在したような表現様式を維持しようとする人とで、異なる体験をすることになります。
これまでの惑星に留まろうとする人たちは、次第に崩壊していく環境の中で苦難の体験をすることになるでしょう。
惑星を支えてきた力が次第に縮小していき、その上での生命活動が次第に衰えていくので、そこに住むことが増々難しくなるからです。
そのプロセスの一部は、陸地が移動したり、沈降する陸地がある一方で隆起する陸地もあったりして、また他にも多くのことがあり、全体として生物圏が大きなレベルで崩壊していくことになります。
その原因は、人類による生物圏への誰もが認識している干渉だけでなく、例えばケムトレイルのように密かに行われている諸活動による生物圏の加害もあります。
したがって、前途には相当な規模の変化があるでしょう。
あなただけでなく多くの人が、そのようなネガティブな変化に焦点を合わせる傾向が見られますが、私がお勧めするのは、それを超えた部分を見るようにすることです。
つまり、あなたが知っている世界に何が起こるかではなく、自分が体験したいと思う世界、この変容を超えた領域であなたを待っている世界を心に描くようにすることです。
これは、あなたの質問に正面から答えていないと思いますが、もっとパワフルな形であなたの為になると信じています。
現在の生物圏に何が起こるか起こらないかへの細かな関心を超えるようにしましょう。
人類の行いが生物圏に及ぼす影響には甚大のものがあり、ほとんど恐怖の域に達しています。
いまだにこの生物圏を何とか浄化しようとする動きが見られますが、究極的にはそれが生き延びることはできないでしょう。
それが、この次元での表現様式の未来だと言っておきましょう。
・原子力エネルギーの利用について
現に行われているような原子力エネルギーの応用は、必要でなくなり、それが存在する場所もなくなるでしょう。
具体的にはウラニウムの核分裂に関係するものですが、そのようなものはエネルギー源として必要でなくなります。
そして皆さんが移行しようとしている領域は、核兵器を受入れることができません。
皆さんが核反応の応用と考えているものは、すべて必要性がなくなります。
何故なら、人類の活動をサポートするエネルギーは、空間から無尽蔵に取り出すことができ、そのような機器の幾分かは既に出現しつつあります。
それによって、核エネルギー反応を応用したものが一掃されるだけでなく、交通や熱源や電力源としての化石燃料の利用も、簡単に消えてしまうでしょう。
・ヤミが一掃されるタイミングについて
それについて明白にお答えすることはできませんが、今年中には皆さんの世界に重大な変化が現れるとみています。そのために、これまで非常に多くの準備がなされてきたのです。
そのプロセスの全部が今年中に終わるということではなく、すべてのプロセスが皆さんの世界に現れ尽くすには、さらに時間がかかるでしょう。
その過程で、すべてのヤミが一掃されるということではなく、むしろ大半は、これまでの地球に置き残されるようになるでしょう。これが、もっと正確な状況の説明になっていると思います。
このように、今回のシフトを選択する人と、しない人との間に離別が起こることになります。
したがって、あなたのようにこのシフトに参画している方は、ますます、この世界に居ながらこの世界に属する者でないというような体験をするようになるでしょう。
それによって、前進している人々と、あるレベルでそれを選ばない人々との、ギャップが拡大していくでしょう。
そして、シフトを選ばない人々は、ますます困難な体験をすることになるでしょう。
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