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アセンションへの「内なる敵」―サナンダ
・(アセンション時局’14)
[2014年9月19日]
【目次】
・【解説】
今回のメッセージは、(現在の地球での)人類の最後の日々に対する、サナンダからの最終警告という性質のものです。
――興行が終了し会場は片づけられ、再び上がることのない巨大な幕が降ろされる前の「終末の審判」の一つです。
幕が下りれば、現に地上で展開している「興行」は終わる。
地球は新時代へ移行し、人々は、それぞれの選択に従って散っていく。
――この終末において、目覚める人が増える一方で、光に顔をそむける人も増えています。
彼らは異口同音にこう叫ぶのです:「幻想の中で生き永らえさせてくれ!」
「生き永らえさせてくれ・・・」、だからいま、それに応える状況が起こっているのです。
なぜ応えるのか、それは実際のところ現段階では、どんな叫びも聞き届けられ、どんな選択も尊重され、各人が自ら決めたものが与えられることになっているからです。
「巨大な幕が下りる前の選択」が、致命的に重要であることを教えてくれています。
親愛なる皆さん、
かつてない状況を体験していながら、何故これほども目覚めた人が少ないのでしょうか?
何故これほども多くの人類が、破壊的な出来事に引き付けられ夢中になるのでしょうか、それらから自らを解放する意思もなく?
なぜ人類はカゲロウ[注]のように生きることを好むのでしょうか、1日の終わりには死が待っていることを知ろうともせず?
[注]カゲロウ:成虫の寿命が短いことで知られており、学名の由来は「一日飛虫(Eintagsfliegen独、dayfly,
mayfly英)」。
その理由は、混乱の扇動者たちが、その混乱を完璧なものに見せることに成功したからです。
それに加えて多くの人類が、自らの使命と出生前の約束、そして光の存在たちからの多くの示唆に対して不忠実になっているからです。確かに、彼らが起こした破綻は、それにとどまりません。
ここで話しているのは、興行が終了し会場は片づけられ、再び上がることのない巨大な幕が降ろされる前の「終末の審判」の一つです。
幻想の代償
人類は全体として道に迷い、近年はヤミに操られるままに本来の使命から外れて、多くの命を犠牲にしてきました。
この終末において、目覚める人が増える一方で、光に顔をそむける人も増えています。
彼らは異口同音にこう叫ぶのです:「幻想の中で生き永らえさせてくれ!」
「生き永らえさせてくれ・・・」、だからいま、それに応える状況が起こっているのです。
なぜ応えるのか、それは実際のところ現段階では、どんな叫びも聞き届けられ、どんな選択も尊重され、各人が自ら決めたものが与えられることになっているからです。
この終末での人類の典型の一つは、精神的本質の表現としての自分自身を体験することへの、絶対的な拒絶です。
ここに、人類が目覚めへの道を閉鎖し続けようとする真因を見つけることが出来ます。
若い魂たち
もう一つの理由は、最近の地球で、ますます若い魂が、ふるまうようになっていることがあります。
魂の入れ替わり(ウォークイン)によって、ほとんどの肉体が、非常に若くて経験に乏しく自覚のない魂たちに転生されており、それに対する適切な配慮を必要としています。
つまり、そのような魂たちにとって、光のない状態がどういうものかを実体験しないことには、光への願望が現れてこないという事実です。
内なる敵
地球と人類のアセンションがこの最終局面で、これほども「難航」し、または突然現れる新たな状況や変動に直面するのは、多くの光の戦士たちが自らの光の剣を持つことを拒否し、この世界へ送られてきた個人的使命を無視し、意識的にまたは無意識的に、この世界のヤミ勢力の側についてきたという事実に起因しています。
永きにわたって最大の抵抗、つまり「敵」は、個人のベッドの中または「アセンションボート」の中にいて、適当な機会があって可能ならアセンションを妨害しようと狙っていました。
この事態には、今日まで十分に光が当てられませんでしたが、ここに提起する次第です。
それは、自分が持つ神から受け継いだものに現時点で直面している方々に、如何なる力が最後まで働き、アセンションを引き延ばそうとしてきたかを理解していただくためです。
明らかな敵、それと認識できる敵、つまり明々白々の極悪非道の連中は、組織の深みに居座る敵に比べれば、遥かに好ましく価値ある敵手です。
そして同じ観点から、この何十年かに勢力を広げてきた「現代流秘教運動(modern esoteric movement)」については、完全に新たな、事実に即した光が当てられるべきです。
その浸透は、あなた方が想像する以上に、深刻だということが明らかになりました。
したがって私がお願いするのは、「光からのもの」と称するメッセージは何であっても、極めて慎重に吟味するようにすることです。
こうした状況でなお人類の大多数は、変化変容ということに関しては、自らの殻の中に閉じこもってしまいました。
それは彼らが、避けられない事態に直面したくないからで、その理由は、まだ人生をまっとうしていないし、懸案がいっぱい残っているというものです。
このようなプロセスの実際のドラマの最先端には、極めて野心的な光の戦士たちが「自己背信」を犯し、変化変容を避けただけでなく、可能性があると見ればいつでも攻撃者になったことがあります。
これらの魂たちは、彼らの新世界に到着した後で、多くの失われた機会に向かい合うことになるでしょう。
そして彼らは、神の指令に従って、この否定的行動を重荷のように背負うことになり、それは少しずつしか軽減されないことになるでしょう。
魂が救済される前に本人の省察が必要で、この苦しみに満ちた省察が、使命を拒絶した多くの光の戦士たちに、いま浮上しつつあります。
現実の時間の性質がもたらす成り行きについて、以上の点を強調してきたのは、「時の始まりから終わりまで一貫する光の戦士たち」に、この特別なイベントつまり人類が地球と共に行うアセンションの、複雑性を思い起こしてもらうためです。
あなた方は、成し遂げたことすべてによって、感動を与え、本物であることを示し、それを確認させました。
いまや、光は行きわたり、天はあなた方のものです。
ヤミの連中は倒れ、熱意のない者たちは取り去られ、ぼんやりした意識状態の光の戦士たちは、この世界の支えを失うでしょう。
私たちは迅速に前進します!
神の光は至るところを照らし、
世界は癒えて、人類は到来し、
この周期の最後に、創造は仕上げられる。
一つの世界が同時に、浮き、沈みし、
もう時間はないが、それでも最後の幻想を提供する、
濃い煙霧の裏に、偽りであっても思い込みたい者あり、
火は遥か昔に消されている、と。
私は人間の中で誰よりも人間、そして
すべての「いのち」の守護者、
サナンダ
今回のメッセージもオーストリア人のヤーン(Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
またサナンダ(SANANDA)は、〔アセンションの現状について全てを明かす〕に書いたようにイエス・キリストの別称(宇宙名)です。
カゲロウのような人生
――なぜ人類はカゲロウのように生きることを好むのでしょうか、1日の終わりには死が待っていることを知ろうともせず?
ここでカゲロウが登場するのは、宇宙の標準からすれば極めて短い人類の寿命を暗示しているようにも見えます。
しかし全体の文脈からすれば、「知ろうとするかしないか」によって結果が違ってくるという選択の問題を提起しています。
つまり、アセンションは「現在の肉体を持って」一段上の次元に移行することだから、少なくともアセンションを選択しそれを意図すれば、「1日の終わりには死が待っている」という「カゲロウ型の人生」とは無縁になる。
それにも拘らず、アセンションを知ろうとしない、知っていても無視を決め込む人々が大勢を占めている人類の現状を、ここでは指摘しています。
実際問題として、惑星地球がアセンションした後に、現在の地球の在り方がそのまま残ることは考えられません。
例えば、最近のメッセージでは次です。
――テラは ある時期に 高次の波動に包まれ 一瞬に移行する
人類は、もうかなり前から、アセンションを目指すか目指さないかの「二者択一」を迫られています。
――それだけが問いかけなのです、なぜなら、すべての魂がアセンションを選ぶよう自我を促すからです。
すべての魂はそのことを知っているのだから、選ばなければならないのは自我の方であり、自分の意志で選ぶのです。この点を間違えないように、自分の意志で選ぶのですよ。
それが「大詰め」を迎えているので、今回の警告が発せられたと考えられます。
新ウォークイン現象
――もう一つの理由は、最近の地球で、ますます若い魂が、ふるまうようになっていることがあります。
魂の入れ替わり(ウォークイン)によって、ほとんどの肉体が、非常に若くて経験に乏しく自覚のない魂たちに転生されており、それに対する適切な配慮を必要としています。
これは、かなり深刻な事態が起こっていることを伝えています。
かつてのように、例えば1776年のアメリカ建国の頃のように、手ぐすね引いて順番が回ってくるのを待っていた「高度に開明した魂」だけがウォークインする機会に恵まれるのではなく、自主的に身体を明け渡すことを選ぶ人類が増えてきたので、その「空き」を満たすべく、魂のレベルや目的に関係なく簡単にウォークインが行われるようになったようです。
ウォークインが起こる最大のキッカケは、それが全てではないとしても、実際の自殺者の何倍もあると考えられる「自殺願望」でしょう。
日本は1990年台後半以降、自殺率が急増し高止まりしている状態なので、全体の人口を考えると、かなりそれに「寄与」していると考えられます。
ここで留意するべきことは、ウォークインした「若い魂」は、必ずしも肉体年齢が若いとは限らないことです。
それどころか、例えば日本の自殺者統計から推定すると、40歳代から60歳台が中核を占めているとみられ、それだけに社会的影響も無視できないものがあると考えられます。
したがって、上記にあるように「適切な配慮」が必要になるのでしょう。
ちなみに、ウォークインの詳細については、次の中の【解説(その3)】の末尾で紹介しています。
・アセンションの現状について全てを明かす―サナンダ(3/3)
最大の「内なる敵」は転向した光の戦士
――地球と人類のアセンションがこの最終局面で、これほども「難航」し、または突然現れる新たな状況や変動に直面するのは、多くの光の戦士たちが自らの光の剣を持つことを拒否し、この世界へ送られてきた個人的使命を無視し、意識的にまたは無意識的に、この世界のヤミ勢力の側についてきたという事実に起因しています。
――このようなプロセスの実際のドラマの最先端には、極めて野心的な光の戦士たちが「自己背信」を犯し、変化変容を避けただけでなく、可能性があると見ればいつでも攻撃者になったことがあります。
この時代の地球に、つまり「アセンションの時代」の地球に生を得ている人類の事実上全員が、高次元からのメッセージで繰り返し伝えられているように、今回のアセンションに自ら参画することを目的として転生してきています。
上のメッセージによると、その中に想像以上に多数の「光の戦士」たちが(使命を持って)送り込まれているようです。
もちろん、よく言われるように、出生の瞬間にそれまでの記憶は、使命や約束も含めて消えてしまうわけですが、成長につれて少しずつ「魂の傾向」として持つ自分の使命に近づいていくもののようです。
上で言われていることは、おそらく「2012年の冬至」に向けて、それぞれの立場で使命に向けて挺身するべく積み上がってきた戦士たちの多数が、いわば「転向」してしまった。
それだけでなく、アセンションへのブレーキ役、あるいは攻撃者になる者すら出てきた。
それが、どれだけ始末が悪いことかを、次のメッセージが伝えています。
――明らかな敵、それと認識できる敵、つまり明々白々の極悪非道の連中は、組織の深みに居座る敵に比べれば、遥かに好ましく価値ある敵手です。
つまり、この世界で何かと問題を起こしてきた「ヤミ勢力」よりも、遥かに困った存在になっていることを伝えています。
「自由意思の宇宙」なので、「その時」が来るまでは、その方たちの自覚を待つしかないということでしょう。
むしろ現実的には、「現代流秘教運動(modern
esoteric movement)」に関して、サナンダが示唆している次が重要だと思います。
――したがって私がお願いするのは、「光からのもの」と称するメッセージは何であっても、極めて慎重に吟味するようにすることです。
ご存知のようにインターネットなどには、この警鐘の対象になると思われる情報が無数にあり、その大多数は発信者自身も情報源の素性に気づいていないとみられます。
著名なマスターの名前や高次元や宇宙人などの「名乗り」に飛びつかず、その「中身(実質)」によって見極めることが大切だと思います。
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