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アセンションの現状について全てを明かす―サナンダ(3/3)(アセンション時局’14

[2014826]

 

 

【目次】:サナンダ(3/3

解説(その3)】(このページです)

 

【リンク】(サナンダ1/3〜サナンダ2/3

アセンションの現状について全てを明かす―サナンダ(1/3

人類の多くが光への道にオサラバした―サナンダのメッセージ・その1

解説(その1)】

ヤミ勢力の遊技場「スーパー3D惑星」が用意される―サナンダのメッセージ・その2

解説(その2)】

アセンションの現状について全てを明かす―サナンダ(2/3

アセンション完結までの行程―サナンダのメッセージ・その3


【解説(その3)(小松)

 

【目次】

■時間の終わり

■創造の仕組みと魂の本質(1)―サナンダの役割

■創造の仕組みと魂の本質(2)―光の戦士たち

■ウオークインについて

 

■時間の終わり

ここでは、今回の「サナンダのメッセージ」全体の理解に関連する共通概念を、一括して説明します。

以下に引用した文中の、「時間の終わり」「時空の最後のポイント」「地球が惑星アセンションの臨界レベルに到達する」および「時間の中の最後の日」は、それぞれ表現は違っても同じ意味で、冒頭の文の「変容の全プロセス」に関係しています。

 

◆実は、いま多くの人類に見られる「光への道に対する新たな背信」は、この世界のアセンションに更なる影響を及ぼすことはありません。なぜなら、「変容の全プロセス」が人類の動向から分離されたからです。(サナンダのメッセージ・その1

 

◆時は過ぎゆき「時間の終わり」は近い。――アセンションの一切を無視してきた人々が何を失うことになるかは、目覚めた人たちには分かるでしょう。

そのような人々は、この時代の地球に、つまり「アセンションの時代」の地球に自ら選んで生まれてきたことを知らず、こうしたことの認識から遥か離れた位置に留まるからです。そして本当の自分を知らないので、今回の変容の本質についても絵空事であり続けるのです。サナンダのメッセージ・その1

 

◆一方、この世界にはびこるヤミを見ようとしない人、それを認識したところで自分自身やこの3次元世界にとってメリットはないと考える人は、うわべだけの高尚な生き方が造る世界の上に立つことで満足しているようですが、「時間の終わり」が来ても幻想に囚われ続けるでしょう。何故なら、そのような人は、自ら通り抜けた上で克服するべきものを、見ようとしなかったからです。(サナンダのメッセージ・その2

 

◆1.)アセンションが「遅かれ早かれ起こる」ということはありません。なぜなら、それは既に2年前の《いま》に起こっているからです。

2.)時間という要素が絡むすべての認識や考察は、全体の一部で、基本的なシナリオを明かしています。しかし、常に正確に決定できるとは限りません。

3.)確かにアセンションの完結は、「時空の最後のポイント」まで遅らせられました。それは、できるだけ多くの人類が目覚める余地を提供することが好ましいからです。

そしてこれが、決定的なポイントです。(サナンダのメッセージ・その3

 

高次元の精神階層、光の銀河同盟そして光の宇宙同盟に共通する主要な課題は、「地球が惑星アセンションの臨界レベルに到達する」前に、できるだけ多くの人類がゴールラインを越えるようにすることでした。それは今でも変わりません。サナンダのメッセージ・その3

 

◆これが意味することは、基本的にはアセンションする気はあるが、まだ浄化されていない人類の大半は、「時間の終わり」が到来した瞬間に地球から取り去って「上位4次元(4D)世界」へ移し、そこで彼らが仕上げをすることが出来るようにする必要があるだろうということです。サナンダのメッセージ・その3

 

◆現段階で依然として可能な、覚醒への全てのプロセスは、現実の中に組込まれました。そして、思わぬ「一時停止」によって道に迷ってしまった、気まぐれな人たちに対するスクーリングや浄化は、「時間の中の最後の日」まで進められます。(サナンダのメッセージ・その3

 

冒頭の文中にある《「変容の全プロセス」が人類の動向から分離された》の意味は、地球(ガイア)に対して、人類の動向を気にすることなく自らの浄化・調整を進め、ひたすら「惑星アセンションの臨界レベルに到達する」ことを目指して邁進できる条件が与えられたということです。

その到達点が、「時間の終わり」「時空の最後のポイント」そして「時間の中の最後の日」となります。

その時点で、当面の目標となっている「変容の全プロセス(アセンション)が完結することになります。

 

人類から見れば、目覚めのペースに合わせて「待ってくれる」ことはなくアセンションプロセスが「自動的に」進行して、「時間の終わり」が突然やってくる形になるでしょう。

そして、この先の人類の動向次第で、〔完全なアセンションを達成する人〕や〔「上位4次元(4D)世界」へ移ることになる人〕、そして〔アセンションの波に乗ることを選択しない人〕の比率が大きく変わることが考えられます。

さらにその先のことについては、次が参考になるでしょう。

 

◆新世界の創造は引き続き行われます。そしてアセンションしている人々は、自らを本来の姿へ再生していくでしょう。

多次元時空という真実の世界は、かつてなく明白に見えるようになり、あなた方は遂にベールの向こうサイドで、完全な統合意識を持っている自分自身を見出すことになるでしょう。(サナンダのメッセージ・その1

 

ちなみに、上の引用にある〔アセンションが「遅かれ早かれ起こる」ということはありません。なぜなら、それは既に2年前の《いま》に起こっているからです〕の意味は、お気づきと思いますが、201212月の冬至〕に達成されたことを指しています。

したがって、「変容の全プロセス」は、アセンションの完結までに今なお残っているプロセスを指しています。

 

■創造の仕組みと魂の本質(1)―サナンダの役割

 

◆そしてそれまでは、あなた方と一緒に私はおり、私たちの永遠の光であるサンジェルマン(St. GermainASANA MAHATARI)もあなた方の中にいます。

それというのも、時の始まりから終わりまで、人類の中で私たちが関わりを持つことが、そもそも私たちが根本創造主から分離して個性を得た理由であり使命だからです。

 

◆本当に私たちは、いつも地球人類を心の中に、そして魂の中に入れて行動しています。それは、あなた方〔時の始まりから終わりまでの光の戦士たち〕と一緒に、です。

私たちはあなた方の兄弟で、すべての人類が神の元へ帰還して初めて、神の元へ戻ることができます。

私たちはすでに永劫を過ごしてきましたが、この先も永劫を過ごすでしょう。

 

ここではサナンダの使命が〔惑星地球と人類〕の「担当」かつ「指導者」であり、その使命は「時の始まりから終わりまで」にわたることを、さりげなく伝えています。それが、創造主から別れて個性を持つ魂として創られた(おそらく唯一の)理由だというわけです。

その使命の遂行は一人でやるわけではなく、現時点では既に多数が地球に転生している「(時の始まりから終わりまでの)光の戦士たち」と一緒にやる仕組みになっていることも併せて伝えています。

同時に、上で言及されているサンジェルマンのようなアセンションしたマスターたちの協力も得て遂行するわけです。

 

次項で説明する内容を先取りして簡単に言えば、サナンダモナド[]マリエッタ[]である魂であり光の戦士たちモナドチェルビム[]である魂たちです。

 

■創造の仕組みと魂の本質(2)―光の戦士たち

 

◆彼らは、存在のすべてをかけて、ここ地球で奉仕しており、それは、ベールの向こう側にいる私たちと一緒に、この世界でエネルギーを保持することが常に彼らの使命であり、それがアセンションを可能とする唯一の道だからです。

 

前項の引用に「時の始まりから終わりまでの光の戦士たち」とあり、ここでも「存在のすべてをかけて、ここ地球で奉仕」とか「常に彼らの使命」とあるように、光の戦士であるチェルビムたちの使命も(サナンダと同様に)永劫にわたり、それが彼らの魂(モナド)が創られた唯一の目的のようです。

 

問題は、ほとんどの場合、地球に転生したとたんに生前の約束や使命を忘れてしまうことです。

魂のレベルではそれを知っているとしても、今のような世界・社会環境では、目覚めへの道は極めて遅々たるものになります。

そこでサナンダは、世間の片隅に埋もれている「光の戦士たち(チェルビムたち)」を掘り起こし、使命に目覚めさせて「本来の活動」にもっと注力させようと種々の手段を講じています。

 

例えば、Eric Klein(エリック・クライン)の“The Crystal Stiar1990年)”、“The Inner Door T,U1993年)”のような本は、実質的にサナンダの「責任編集」によって出来上がったものです(いずれも邦訳されています)。

元々はチャネラーのエリックに働きかけて行った、「アセンション」をテーマとする学習クラスの内容を集大成したものです。

このクラスには、サナンダの指揮下にあるアセンションしたマスターたちが、サナンダと共に指導に当たっています。サンジェルマン(St. Germain)、アシュター・コマンド(Ashtar Command)、セラピス・ベイ(Serapis Bey)、大天使ミカエル(Archangel Michael)、クツミ(Kuthumi)などです。

――それから20年以上になるわけですが、何とも永い道のりで、双方の関係者の忍耐に改めて感心する次第です。

 

ちなみに、〔イエス/サナンダ〕の役割と〔光の戦士たち(チェルビムたち)〕の役割については、次が参考になります。

 

その点について私は以前には特別の認識がありませんでしたが、こちらの世界に来てからは新しい観点から物事が明瞭に見えて、自分が何者であるかについて、もっとよく理解できるようになりました。

それによって私自身が、このラジオショーを聴く多くの方々と深いつながりがあることが分かりました。

それは私がチェルビム[]の側面を持っており、私のモナド[]チェルビムだということです。

この概念は、私がこちらに来るまでは知らなかったことですが、もっと多くのことを今では理解できるようになりました。

プリンセス・ダイアナの秘密

 

そして私は気づいていますが、多くの方が私とのつながりを感じておられると思います。

私が地球で生を持った時、皆さんもその時代を生きていたからです。

また同時に、ご存知と思いますが、ある意味でイエスと私が行った仕事は、多くのチェルビムたちの仕事をサポートすることだったのです。

というのは、多くの方がご存知かと思いますが、「マリエッタ[]の側面が地球に転生してくる時にはいつも、それを支援するためにチェルビムたちもやって来るからです。

イエスの時もその例外ではなく、エッセネの多くは、地球に転生してきたチェルビムたちでした。

 

そして皆さんの多くは、その当時「エッセネ[]」の一人だったのです。

したがって、皆さんが私とのつながりを感じるように、私も皆さんすべての方とのつながりを同様に感じています。

「マグダラのマリア」のメッセージ

 

[]モナド(monad)創造主の分身として魂が創られる際に、それぞれが特定の個性を持つ「魂の大元(モナド)」が先ず創られ、そこから多数の個別魂が派生する構造になっている。各モナドは、自己から派生させた個別魂の宇宙の様々な領域における体験を集約すると共に、独自の理念や意図を持って、創造の目的に沿う方向に個別魂を導く役割を果たしている。個別の魂からすればモナドは自分の別の側面で、それを通じて創造主に繋がっており、また同じモナドに属する多数の個別魂の転生体験を共有している。

 

[]マリエッタmarietta創造の早い時期に創られた「モナドmonad」の一つで、神智学では「愛の天使」と呼ばれることがある。イエスは、マリエッタの側面が地球に転生してきた存在だった。

 

[]チェルビムcherubimケルビムとも)創造の早い時期に創られた「モナドmonad」の一つで、神智学では「智天使」と呼ばれることがある。また、「モナドとしてのチェルビム」から派生した個々の魂たちをチェルビムと呼ぶこともある。

 

[]エッセネessenes一般にイエスの時代とその前後にパレスチナにあったユダヤ教の一分派ということになっているが、聖書を含めて歴史書には信頼できる情報はない。むしろアトランティスからの疎開者に源流を持ち、その精神や知識や秘儀を守り伝えてきたグループで、イエスの時代のパレスチナでの「チェルビムたちの地上の受け皿」で、「イエスの教え(原始キリスト教)」の母体にもなったという高次元からの情報が実情を正しく説明している。

 

■ウオークインについて

これについては、アセンションものがたり(下)の〔解説34.「ウォークイン」という特殊な生まれ変わり〕に書いた、次を参考にしてください。

「ウォークイン」について、精力的な調査研究の成果をまとめた著作として、ルース・モンゴメリー『スレッショルド・トゥ・トゥモロウ(Threshold to Tomorrow)』1982年:邦訳なし)があります。

ジャーナリストとして永年活動してきた彼女は、ある取材がキッカケで、自分自身の指導霊団からのメッセージを、タイプライターを使った自動書記で受けるようになりました。そして、それをベースにしたいわゆる「ニューエイジ」に関連する著作で、多数の熱心な読者を獲得するようになります。

本著は、彼女の創作活動の頂点をなす(実質的に最後の)著作で、彼女の「ガイドたち(指導霊団)」から教えられた16人の実在のウォークインたちを、持ち前のインタービューアーとしての才覚で個別に取材しています。そして、「魂の入れ替わり」に至る経緯や、その前後の状況を詳細に(えぐ)り出すことを通じて、「ウォークイン現象」の本質に迫ったものです。

 

そこに登場する「ウォークインたち」は、必ずしも華々しい活動をしているわけではなく、その多くは、社会の中で人助けになるような地道な活動をしています。しかしいずれも、「ニューエイジ」に向けて、人々の目覚めの牽引役になるような高邁な理念を持っている点が共通しています。

それらのウォークインたちは、いずれも実名で登場しますが、その中には、アラブ圏の首長として歴史的な「イスラエル訪問」で一躍世界の脚光を浴びた、サダト元エジプト大統領(1918-1981)もいます。それがどれだけ画期的な出来事であったかは、当時ほかのアラブ諸国は、イスラエルが国家として実在すること自体を拒絶していたことからも判断できます。

これは1977年のことですが、翌1978年にはベギン元イスラエル首相と共にノーベル平和賞を受賞し、1979年のエジプト・イスラエル和平条約締結に至ります。しかし彼は道半ばの1981年に、アラブ狂信者に暗殺されることになりました。

 

さて、サダトの場合の「魂の入れ替わり」は、第二次大戦が終わった直後、独立運動に絡んで英国の手で二度目の投獄をされた期間の獄中で起こっています。当時のエジプトは、名目的には王政による独立国でしたが、実質的には英国に占領されており、この状態は、サダト自身も主要な役割を果たした「エジプト革命」を経て1953年に共和国を樹立するまで続きました。

そのサダトの獄中生活は、1948年に自由の身になるまで31ヶ月に及びましたが、途中から、四方を壁に囲まれ外界から隔絶された新聞もラジオもない独房に入れられます。ルース・モンゴメリーは、『サダト自伝(In Search of Identity)』1978年)の記述から「入れ替わり」の時点を探り当て、「ガイドたち」の裏付けを得ています。それには、肉体を離れて精神界に戻っていた、「元の魂」のコメントも添えられています。

自伝によると、その独房生活で「魂の苦闘」が約1年半続いてもう限界だと思うようになったある日のこと、突然しっかりした自分の意思を持つことができ、自分の使命や、それを実現する手段まで明確になったといいます。それに続く8ヶ月の独房生活は、「自分の狭い自我はもはや存在せず、知覚できるのは『存在の総体』だけ」となり、人生でこれ以上に素晴らしい時期はなかったというのです。

 

『スレッショルド・トゥ・トゥモロウ』によると、「ウォークイン」には、次のような共通点があります。

 

「新しい魂」は、明白な使命と高邁な精神を持った存在で、新しい視点をもたらす「時代のリーダー」となる。

それまであった病気や傷やトラウマは自然に癒されて回復する。

元の肉体が持っていた記憶は継承するが、出来事に関係する「元の魂」の感情の部分ははっきりしない。

関心や趣味などの大部分は大きく変わる。しかし中には継承されるものもある。

人格も変わり、周囲の人も気づくようになるが、次第に新しい状況が受入れられるようになる(「ウォークイン」の認識がないままで)。

 

「ウォークイン」に関して特筆するべきこととして、「時代背景」との関係があります。例えば、アメリカ建国のプロセスでは、新しい視点を持つリーダーを多数必要とする「緊急の需要」があり、それが「ウォークイン」によって満たされたケースが少なくなかったようです。

 

・ベンジャミン・フランクリン1706-90):政治家・科学者、1776年 独立宣言起草委員、1787年 合衆国憲法制定会議参与

・ジョージ・ワシントン1732-99):1775年〜独立戦争司令官、初代大統領(在位1789-97

・トーマス・ジェファーソン1743-1826):独立宣言起草委員、第三代大統領(在位1802-09

・アレクサンダー・ハミルトン1755-1804):独立戦争で活躍、初代財務長官

・トーマス・マディソン1751-1836):合衆国憲法制定会議委員、第四代大統領(在位1809-17

・アビゲイル・アダムズ大統領夫人1744-1818):ジョン・アダムズ第二代大統領(在位1797-1801)の夫人、ジョン・クィンシー・アダムズ第六代大統領(在位1825-29)の母、ジョンは政治のことなどで頻繁にアビゲイルの助言を求めており、英国の植民地経営に反発する13州の2ヶ月にわたる会議(大陸会議)に夫が出張中に取り交わした多数の往復書簡が現存、女権思想家、奴隷制度の改善にも関心。夫のジョンと長男のジョン・クィンシーは、「ウォークイン」ではなく、「自然出生」とのことです。

 

ちなみに、対外不干渉の外交姿勢を確立した「モンロー主義宣言」で有名な、ジェームズ・モンロー第五代大統領(在位1817-1825)は、「ウォークイン」ではなく「自然出生」した魂の持ち主です。

(引用終り)


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