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穏やかな変容―観音・(アセンション時局’15)
[2015年8月5日]
【目次】
・【解説】
観音(観音菩薩)について、特に東洋の方々には、改めて説明する必要はないでしょう。
しかし今回のアセンションに関係する特別の使命については〔創造主は「最後の審判」を宣告された〕を、特にその中にある2つ目の〔※〕以下の部分を参考にしてください。
慈愛、親切、そして穏やかさが、人類に新しい表情を与え、地球に新しい外観を与える。
もし皆さんがご自分の歓喜の高みを見たければ、これまで見なかった所を見るようにするといいでしょう。
もし「光」にまで上昇したければ、全注意を自分の中にある「光」に向け、あなた本来の美しさを奪っている未だに残る妨害物に注目するといいでしょう。
私は、女性のマスター観音です。
親愛なる光の領域からの兄弟姉妹の皆さん!
それぞれの人間の子たちにとって今の時期は、自分の中に深く根差している妨害物を、穏やかに解き放って行くことが適切なワークです。
「光」は働いており、私が皆さんに投げかけている「変容を導く紫の光」は、皆さんに明晰さと自信と知恵とをもたらします。
私が何千年も前にアセンションしたとき、残された人類が断崖絶壁に立っているのが見え、光と歓喜そして平和な生活を希求する彼らの祈りが伝わってきました。
そこで私は光の世界から、巨大な暗影に覆われたこの世界へ戻ってきて、今日まで地球に留まっています。
私は、私の知識や愛や知恵によって奉仕するために、皆さんの中にいます。
そして人類の変容が完成し、すべての人類が完成の域に達するまで、皆さんの中に留まります。
皆さんに先立ってアセンションしたマスターたち、つまり「光」へ上昇した存在たちは、神々のような者たちです。
私たちの行動は愛を動機としており、思いやりを持って遂行されます。
誰一人として見捨てられない!
神へ帰還する目的において、それに値しない人は一人もなく、私たちは誰一人として見捨てません。
それを、とっくの昔に諦めている人がいるとしても、です。
私たちは神の名において、ホワイトブラザーフッド[注]に属するアセンションしたマスターたちとして皆さんの中で行動しており、神の美を備えたこの神聖な惑星が永遠の中へ恒久的に上昇するまで、皆さんと共にここに留まります。
[注]ホワイトブラザーフッド(White
Brotherhood,正確にはThe
Universal Great White Brotherhood):高次元宇宙の聖人・賢人の連合体で、アセンションしたマスターたちを含む天使界の存在たちや進化した宇宙人によって構成され、宇宙のこの領域で神の代理としての権威や統治の母体となる。白色は各メンバーが発する純粋な光を意味する。
アセンションしたマスターたちの夫々が地球に派遣されて活動しており、私たちの存在は日増しに知られるようになっています。
天と地とが「いのち」のために糾合され、人は神を信頼し、神は人のスピリチュアルな渇望を癒すのです。
今日のために、多次元宇宙の根源である神が私を派遣した狙いは、人類の魂を妨害物から解放して彼らに愛が流れるようにし、彼らが自己を愛し、自分自身に対して親切や情愛を実践できるようにすることです。
私はその仕事を、変容を導く癒しの紫の光線を使って行います。
私の光に触れる感触は優しく、情愛のエネルギーの中で私が近くにいることが分かるでしょう。
そして人が完全な信頼を持って癒しに専心するなら、私の光は最高の治癒力をもたらします。
これからは、この地球にいる進歩的な光の存在たちにとって、変容の歩みを一貫して保ち続けることが致命的に重要で、それにはこれが含まれます:
1.)決して中断しないこと
2.)決して怖れないこと
3.)決して条件づけをしないこと
数々の小さな過ち
すべてのものに光に当てることが大切で、往々にして、皆さんが大きな全体に対する大局的な視点を身につけるのを不可能にする、小さな妨害物が沢山あります。
上昇へのプロセスは、時空の中に無数にある「攪乱場」とは無関係に、進み続けます。
したがって皆さんは、この時期の特質としての、またエネルギーとしての攪乱場から独立し、それに影響されない姿勢を保つべき時に立っています。その攪乱場は、あなた方を弱め、悟りから遠ざけようとするとするものだからです。
あなたが積極的に、無条件にそして無制限に神に献身するなら、今日では新しいレベルの保護を、そして意識を得ることができます。
ほとんどの場合、いまだに浄化を必要としているものは大きな問題ではなく、この時期の光の使者たちは相当なレベルにまで到達しました。それによって、「大きな課題」の大部分が克服され、光の中へ解放されたのです。
今日において未だに存在している妨害物は、あまり目立たない信条パターンや頼まれもしないのに取り込んでしまった行動様式が、個人にネガティブな影響を与えているという事実から来ています。
それによって「スピリチュアルな情熱」は、いつの間にか気づかぬうちに停止させられ、そうした人々は自問します。――「一体どうなっているんだ、何も起こらないじゃないか?」
必要なことは、取るに足りないように見える未だに浄化されていない個人的課題に対して、しっかりと目を向けること、それらを調べて、変容への聖なる光を招いて浄化することです。
それぞれの人類が今日では、自分の本質を発見する目標に向かって、完全に没頭するべきで、それは可能です。
何故なら、心からそれを目指す人には、それを行う必要条件が現れ、それを行うことが出来るようになるからです。
どうぞ中にお入りください
個人的な日常のドラマから遥かに離れて、各人が穏やかに変容していくことが今日では可能です。
あなたが自らそれを望めば、それは与えられでしょう。
あなたが、取るに足りないように見える小さな課題に対して十分な注意を向けなければ、それらは日増しに大きくなって圧倒されるようなものになるでしょう。
小さいうちは簡単に処理できるものが、完全に成長した後では、大きすぎて打ち勝つことが出来ない障壁になります。
それを考えてみてください。これは時宜を得た提案です。
重荷を運び、それに苦しめられる必要はありません。
もしそれが神の豊饒(ほうじょう)から与えられたものなら、あなたに代わって私たちが運ぶことも出来るし、あなた自身がすべてを癒し自分自身を完全にすることが出来るのです。
すべては、あなたの心の中に置かれています。
皆さんは完璧な形でこの世界に生まれており、完璧な形でこの世界を離れ私たちの側へ来るのです。
そこは、アセンションしたマスターたち、ホワイトブラザーフッド、そして悟りを達成したこの宇宙の全ての存在たちの世界です。
私は、
マスター観音
人類のために開いた耳、人の魂のために開いた扉、
あなた方のために開いた心です、どうぞ中にお入りください。
観音
このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJK:Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
取り込んでしまった「持ちもの」を手放す
今回のメッセージで、観音は「一つの大きなテーマ」に絞って、それを様々な角度から述べておられます。
それが、このタイトルを付けた主旨で、上にある表題の〔数々の小さな過ち〕を受けたものです。
――それぞれの人間の子たちにとって今の時期は、自分の中に深く根差している妨害物を、穏やかに解き放って行くことが適切なワークです。
これは、以下の各論に対する総論を提示したものです。
「深く根差している」ので、「穏やかに解き放つ」ことが最も妥当な対応策ということでしょう。
――すべてのものに光に当てることが大切で、往々にして、皆さんが大きな全体に対する大局的な視点を身につけるのを不可能にする、小さな妨害物が沢山あります。
「大きな全体」とは、神の摂理の中での宇宙の営みのすべて、身近なところでは生命体としての惑星地球と地球を根拠とする全ての「いのち」、そして人類のすべてです。
「小さな妨害物」は人類の営みの中で人の心が創ったもので、人の心の中に鎮座しています。具体的には以下に出てきます。
――上昇へのプロセスは、時空の中に無数にある「攪乱場」とは無関係に、進み続けます。
したがって皆さんは、この時期の特質としての、またエネルギーとしての攪乱場から独立し、それに影響されない姿勢を保つべき時に立っています。その攪乱場は、あなた方を弱め、悟りから遠ざけようとするとするものだからです。
外からやって来る「影響」の大半が、「攪乱場」に起因しています。
それは大きくは、この時期に宇宙からやって来る強烈なエネルギーと、地球と人類の在り方との相互作用が引き起こす「擾乱」で、異常気象を含む地球物理的な変動として現れます。
それとは別に、現状レベルの人類の営みが引き起こす「負の連環」というべきものも「攪乱場」に含めるべきでしょう。
それには「マクロ」と「ミクロ」があり、「マクロ」は、国際関係や政治・経済・社会関係から生じるもので、この惑星地球では国家・民族・宗教を始め学問分野や政党や行政機構などがバラバラに細分された中で、それぞれが独自の主張をしようとするので「攪乱」の種が尽きません。そこからの大量の「妨害物」を、マスメディアやインターネットと付き合う慢性化したパターンを通じて、日常的に取り込んでいる可能性に留意しましょう。
「ミクロ」は、個人の選択や行動に付随するもの、対人関係の中で不規則に発生するもの、頼みもしないのに勝手にやって来るものなど様々です。
また別の観点では、選んだ職業や職務に付随するもの、コミュニティーや家庭やサークル活動の中での役割や雑務に付随するものなど即座には答を出せないものもありますが、いずれにしても個人的選択の自由の中で「何を最優先させるか」を考えれば、「攪乱」を回避または緩和することは可能でしょう。
――今日において未だに存在している妨害物は、あまり目立たない信条パターンや頼まれもしないのに取り込んでしまった行動様式が、個人にネガティブな影響を与えているという事実から来ています。
――必要なことは、取るに足りないように見える未だに浄化されていない個人的課題に対して、しっかりと目を向けること、それらを調べて、変容への聖なる光を招いて浄化することです。
「あまり目立たない」あるいは「取るに足りないように見える」ということは、それらが「個人的課題」として認識されにくいことを意味しています。
それらは、生まれ育った家庭環境で親や兄弟姉妹から影響を受けたもの、学校や職場の教師や指導者または友人から取り込んだもの、あるいは宗教を含む民族の特性や慣行のようなものもあるでしょう。
それが、いつの間にか「個性の一部」または「クセ」となって「深く根差している」ために、特に本人には認識されにくいと思われます。
ここでの問題は、それらが「変化に対する硬直的な姿勢」の基になり、「時代の大局や趨勢への感度を弱める」こと、それを知らされても「軽視する」「無視する」または「攻撃する」姿勢として現れることです。
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