Q&A’08c・「ガイア・アセンション」シリーズ

頂いたメールへの応答の中から、共通の関心事と思われるものを抜粋して掲載しています。

原文のまま掲載していますが、固有名詞はアルファベットなどに置き換えてあります。

また、冒頭・末尾の挨拶やテーマに直接関係ない部分は省略してあります。

 

 

【目次】

(08/05) イルカと勇敢な魂たちの話

(08/04) 小鳥に癒される

(08/04) 不運ばかりで恵まれない人生

(08/04) 「二者択一」の夢を見た

(08/04) 「彼ら」を許すことが出来ない



(08/05)イルカと勇敢な魂たちの話

(Q) 一週間ほど前ですが、長年の夢のひとつであった、自然のイルカと泳ぐツアー(ツアーというのは表現はしっくりきませんが)に行ってきました。私が選んだツアーは、あくまでも船長さんのいう、「人間がイルカを追いかけるのではなく、イルカの環境にお邪魔させてもらう我々が、あくまでもイルカの都合で、一緒に泳がせてもらう」というイルカおよび自然への多大なる尊敬のもとに行われているツアーでしたので、いろいろと学びが多かったです。

ほかのツアーの半分の規模で、ボートに寝泊りし、食事はスタッフの手作り、などなどいわゆる、とてもシンプルな生活の一週間でした。島にはインターネットカフェらしきものもありましたが、参加者のほぼ全員が電話もコンピュータにも触ることなく、お互いの会話、笑いを楽しみ、水の中での時間を共有するという、実に単純な一日の繰り返しでした。夜は海洋生物のDVDを観たりもしましたが、それ以外はおしゃべりやゲーム(昔ながらのボードゲームです)をするという、「レトロ」な一日でした。もちろん、早寝早起きでした。

船長さんは、このツアーは多くの人にとって、それぞれが今、必要としていること、学ぶべきことを習得することができる滞在になると言っていたのが興味深かったです。ツアーに対するいわゆる計画性や期待感や予想をすべて岸に置き捨て、自分という存在と今という瞬間にだけ向き合うという姿勢でボートに乗り組むのが理想だとおっしゃっていました。どこまでそれができたかはわかりませんが、本当に楽しい滞在となりました。

NY
に戻り、いつもの旅行や帰省とは違う脱力感に襲われています(というと大げさに聞こえますが)。体は春の気候のせいもあり、だるくて眠い状態で、精神的にはイルカ・ツアーのことをよく振り返っています。うまく表現できないのですが、あのなんともいえない「シンプルさ」に刺激を受けたようです。

もちろん、毎日あのような生活であれば退屈するかもしれません(なんといってもNYCを選んで長年住んでいる身ですから)。しかし、何かちょっとした変化があったかも知れないと思っています。NYCの生活では、人間(さまざまな人種を超えたコミュニケーションがある)が何よりも魅力的ですが、便利さや華やかさに対する興味は(最初からあまりなかったものの)ますます減っているように思います。

だからといって、特にイルカとの出会いによって変わったということはないと思っています。ものすごく楽しかったですし、瞬間、瞬間に集中できました。そして、また行きたいと思っています。今は自分の気持ちの変化を見守るような状態です。

さて、前置きと私的な話が長くなりましたが、先日、興味深い情報にめぐり合いましたので、お知らせします。この著者はジャーナリストですが、 Pre-Birth Programming という概念について書いている人です。それぞれが今の人生を選んで地球に来ている、それには理由がある、という内容ですが、劇的な出来事が起きている人にインタビューを行っています。インタビューは medium と呼ばれる人を介し、なぜ今の状況があるのか、そしてそれはなるべくしてなっているが、どういう理由か、などを書いています。もちろん、信じる信じないは読者の自由選択に任されています。

本の名前は、Courageous Souls で、著者は、Robert Schwartz で、インタビューが以下のリンクで聞くことができます。

http://www.blogtalkradio.com/lawofattraction/2008/04/17/Courageous-Souls-Do-we-Plan-Our-Life-Challenges-Before-Birth

何事もひとつの情報に傾倒することはしませんが、なかなか面白かったです。

 

(A) 拝見しました。ありがとうございます。
丁度3日前の日曜日に、イルカと一緒に泳ぐことやスキューバダイビング(アクアラング)のライセンスの話が、仲間とのお茶会の場で盛り上がったところでした。
これも、最近珍しくないシンクロの一種でしょう。
元水泳部の私としては素潜りや寒中水泳の経験はありますが、イルカと一緒に泳ぐには、深さや潜水時間の関係でアクアラングを着けないと無理かなと考えていました。
今回メールを拝見して、「天草・通詞島沖のイルカたち」なら、スイミングゴーグルとシュノーケル程度の装備で一緒に泳いでもらえそうだと思い至りました。
彼らは永年にわたって通詞島の漁師さんたちと友好的な関係を築いてきているので、(あの時は晩秋でしたが)夏場なら、船長さんに漁船を停めてもらって、イルカ群の中へ飛び込むわけです。
そう言えば、伊豆の御蔵島へイルカと遊ぶために出掛ける知人も、アクアラング派ではなかったと思います。
彼らは、すべてお見通しで、人類のレベルに合わせてくれているとみています。

お知らせ頂いた“Pre-Birth Programming ”というのは、「パス・オブ・エンパワーメント」にある次のメッセージの、実例集のようですね。
そして、いま地球に来ている全ての魂が、例外なく「勇敢な魂たち(courageous souls)」だと私は認識しています。

《あなたは、この世に誕生して三次元の人生を始める前に、地球での生活を決める多様な変化要因をあらかじめ検分する能力を持っていまました。特定の精神的風土の中で、自分自身の計画や目的や意図がもたらす局面を概観することができたのです。この結果、あなたは自分の誕生の瞬間と時代を選び、遺伝的血統を選んだのです。その血統には、祖先たちの人生でのたくさんの学びに基づく、様々な観点からの刻印が豊富に詰まっています。そして、今生でのあなたは、あなたのプランを忘れて、人生ゲームでのあなたのバージョンをより効果的に演じています。あなたという独自性に満ちた、みずから選んだ道を探索し、体験するプロセスに完全に従事しているのです。人生のコースは、あなたを絶えず困難に直面させたり鼓舞したりしていますが、それはあなたの能力を発達させるという大切な目的を持った旅だからです。あなたは、みずからの生物学的身体を働かせる方法を学びながら、実際は万物の本質について学んでいるのです。》

 

(08/04)小鳥に癒される

(Q) 実は昨日で”薬からの離脱”からちょうど1年になりました。

おかげさまであれ以後、薬は完全に絶つことができ、もう同じ症状は出ていません。

1年前の一連の経験はとてもいい学びとなって、それ以来私の人生の方向性が大きくかわりました。

 

高野龍神のとある場所でその”薬を手放す宣言”をしたときに、1年後に報告に参りますとのメッセージを残していましたので本日行ってきました。

今日も1年前と全く同じの暖かで穏やかな日でした。

同じ場所の同じ木のテーブルの上にクリスタルを置いて、サポートしてくださった全ての存在に対してこの1年間の出来事と感謝の気持ちを伝えました。

そして最近の身の回りの出来事やとこれからの事と、それらに対する自身の考えや気づきなど様々なことを声に出して語りました。

傍目からすると白昼独り言をブツブツ云っている怪しい人のようですが、幸い平日の山岳道路横の休憩所なので誰一人おりませんので存分にしゃべってきました(笑)

 

そしてしばらくそのまま暖かな日差しを浴びて寛いでいました。

数十分ほど経ったでしょうか、小さな小鳥と思しき鳴き声が徐々に近づいてくるのに気が付き、ふと我に戻りました。

顔を上げて見るとテーブル傍の木の柵の上に小鳥が止まっているのが目に入りました。

私が座っているところから1メートルちょっとのところで、私のほうに向かってなにやら頻りに囀っています。

今までこんな近くで野生の小鳥を見たことがなく、ましてやこんなに近くで鳴いているのを聞いたこともありません。

なんとも云えぬ心地よい囀りです。

しばらくジッとしてその可愛らしい囀りを聞いておりましたら、なんだかとても癒されていくのが分かりました。

 

そういえば、この場所にたどり着くまでは、先日来の病み上がりというのもあり、かなり疲労していましたが、そのさえずりを聞いているうちに元気になっていくのが分かりました。

なんとも不思議ではありますが、小鳥が癒してくれるという経験がないので夢を見ているのかなと思うくらいです。

 

その後逃げもせず私の周りを離れないので、椅子に腰掛けたままデジカメで写してみることにしました。

カメラを出して向けたら逃げるかなと思いましたが、逃げもせず優しい声で語り続けてくれました。

写真を添付します。

木のテーブルと腰掛ける椅子、それに野鳥には詳しくないので名前は分かりませんが癒してくれた可愛い小鳥さんです。

(「癒しの小鳥」)

 

今日は少し肌寒く気温は5℃くらいだと思いますが、その場所は標高1000m付近で路肩の日影のところには残雪が一部残っていました。

しかし写真からもお分かりいただけると思いますが、テーブルのある場所は日当たりがよくポカポカ陽気で暖かでした。

 

帰宅後、今日のことをあれこれと考えていますが、鳥を通して自然のサポート(学びと気づき、癒しなど)を頂いたのだと思います。

自然は素晴らしいサポートをくださるんですね。

課題に対するヒントと素敵な癒しと共に自然の大切さをあらためて教えてもらった1日でした。

また来年も報告にくることを告げ家路に着きました。

 

(A) 「高野龍神」から1年ですか。早いものですね。

今回は、大変いいことをされたと思います。

次に書いてある通りです。

 

《自然というのはあなたの活力を最も効果的に支えてくれるシステムですから、のんびりと散策しながら、鳥や他の生き物たちにじっと注意を傾けてください。彼らがあなたの存在に応えてくれているかどうかは、さえずりや鳴き声の音色やピッチが変化することで分かります。動物たちはどんな時でも、あなたの波動を読み取ることができます。ですから、あなたが自分の人生にエンパワーメントをもたらそうと努めていると、彼らはあなたに特別な旋律をプレゼントして、あなたのチャクラのバランスを取ったり、身体の調子を整えたりしてくれます。自然の中で時を過ごすと、美への感謝の気持ちが戻り、調和とバランスに向けてチャクラが開きます。》(『パス・オブ・エンパワーメント』)

 

《植物や動物はたいへん協力的です。いったんあなたが注意を集中して彼らと気持ちを伝え合うようになれば、それが分かるはずです。》(同)

 

ともあれ自宅の近くでも、時々は自然の豊かなところへ出掛けて行って、その中に浸る時間を持つことをお勧めします。

お体のことは、もう心配要らないでしょう。

 

【関連】「クスリからの離脱Q&A07f

 

(08/04)不運ばかりで恵まれない人生

(Q) いつもホームページを拝見しております。
アセションへの時代の本も読みました。
気持ち的に切羽つまってしまい、疑問じゃないですが、ぼやきに近い質問をさせてください。
 
2007
年以降から時代の変化が激しくなるようですが、まさに私の身の周りがそうでした。
家庭崩壊、職場でのイジメが横行するようになり、毎日胃が痛く、今まで住んでいた家も失ってしまうし、残業することが出来なくなってしまい、時給で稼いでいた自分にとってはとても痛いです。
 
私は30歳台の女性ですが、社会的に恵まれていませんでした。

色々と能力的に足りないところがあったので、ずっとパートと派遣がせいぜいで、1年も続いたためしがないくらい。
それに両親もお金がなくて私が幼少の頃は働いていなくいつもお金に困っていて、それが原因で父の家庭内暴力が酷くていつも怯えていました。
それをばねにして社会的に自立して経済的にも自活できれば良かったんですが、引きこもりになるし、成人してもいつも両親のことや、家のことに巻き込まれたり、お金を稼ぐことも、友人も出来ないし、ずっと孤独です。
せっかく見つけた職も皆と上手くやっていけないのが原因で、居づらくなってしまいます。
 
世界にはもっと惨めな人たちがいるのは知っていますが、けれどどうして自分は、こう色々と恵まれないのかな・・と考えてしまいます。
私の職場の周りをみても、住む家の事や、お金のことに恵まれているし、友人やパートナーもいたり、なんでこう自分は不運ばかりを背負ってしまうのか・・と考え込んでしまいます。
 
これから時代が加速してしまうから、ますます生活がし辛くなってしまうような気がして気が重いです。

仕事は辛いけど生活のことを考えたら辞めるわけにはいかないし、とにかくこれ以上、悪い状況にはなりたくありません。
自分では悪い信念を持っているつもりはないんですが、これから加速していく世の中に、どうやって無事に生活していけるのでしょうか?


他の人たちが気軽そうにやっていたり、普通に収入があるのが羨ましいです。
やはり恵まれている人たちは前世とかでよい行いをしていたからでしょうか?
そうならば少しは諦めがつくのですが・・。

 

(A) 拝見しました。

あなたに限らず、誰にも当てはまる確かなことが2つあるので、まずそれを確認しておきましょう。

第1に、あなたには自分の現実を自在に創る力が与えられており、その力を使って日々に(瞬間瞬間に)実際に現実を創造しています。つまり自分の現実は、どんなものであれ自分の創造物です。

第2に、あなたの両親や境遇などの全ては、あなたが今生で生を持つに当たって、あなた自身が選んだものです。それは、いわゆる魂のレベルの選択ですが、その選択を間違えることは絶対にありません。

 

《あなたは、この世に誕生して三次元の人生を始める前に、地球での生活を決める多様な変化要因をあらかじめ検分する能力を持っていまました。特定の精神的風土の中で、自分自身の計画や目的や意図がもたらす局面を概観することができたのです。この結果、あなたは自分の誕生の瞬間と時代を選び、遺伝的血統を選んだのです。その血統には、祖先たちの人生でのたくさんの学びに基づく、様々な観点からの刻印が豊富に詰まっています。そして、今生でのあなたは、あなたのプランを忘れて、人生ゲームでのあなたのバージョンをより効果的に演じています。あなたという独自性に満ちた、みずから選んだ道を探索し、体験するプロセスに完全に従事しているのです。人生のコースは、あなたを絶えず困難に直面させたり鼓舞したりしていますが、それはあなたの能力を発達させるという大切な目的を持った旅だからです。あなたは、みずからの生物学的身体を働かせる方法を学びながら、実際は万物の本質について学んでいるのです。》(『パス・オブ・エンパワーメント』)

 

「自分の現実は自分が創っている」ことが確かだとしても、顕在意識がその現実に満足しているかどうかは、別の話です。

あなたのケースが該当するようですが、「不満だらけの人生」であるとすれば、力の使い方について真剣に検討してみる必要があるでしょう。

多くの場合、「力が無い」ことが問題なのではなく、「力の誤用」が問題になりますが、あなたにも、その傾向が顕著に見られますよ。

例えば、「どうして自分は、こう色々と恵まれないのか」とか、「なんでこう自分は不運ばかりを背負ってしまうのか」という思考パターンです。

自分が「神」の分身として全能であり(実際その通りです)、その力を信頼しているなら、「恵まれていない」や「不運」という言葉が出てくるわけはないでしょう。

 

また、「私の職場の周りをみても、住む家の事や、お金のことに恵まれているし、友人やパートナーもいたり」とか、「他の人たちが気軽そうにやっていたり、普通に収入があるのが羨ましいです」というように、自分を他者と比べて悲嘆する度に、自分が無力であるという意識を追認して、その誤った信念(思い込み)を強化しているのです。

つまり、あなたの現状は、「無力化への最短コース」に我が身を置いています。

したがって、「無力」を証拠立ててくれる現実を、次から次へと創造することになります。

 

現実は信念の産物です。現実を変えたければ、まず信念を変える必要があります。

「私は、どんな現実でも自在に創ることが出来る力を持っている」という宣言を、1日に何回でも唱えることをお勧めします。

創りたいと思う自分の現実を、出来るだけ具体的にイメージして、それが実現するという確信を沿えて宇宙にインプットしましょう。

それが実現するまでの「懐妊期間」は、時間の加速に伴って早まる傾向にあります。

これが「加速の効用」で、加速は悪いことではなく良いことなのです。

 

もっと即効的に、これまでの「ネガティブ色に満ちた」考え方を一変させれば、今日から「ちょっぴりベターな新しい1日」を創る程度のことは難なく出来るでしょう。その積み重ねから自然に活路が開けてくるでしょう。

そして昨日までの思いや状況を引きずらないようにすることです。昨日までのことは、もう過ぎ去ったことで終わったことです。

これに加えて、常に自分が持つ最善の波動を自分の周囲に、つまり宇宙に放射するように心掛けるといいでしょう。

宇宙は必ずそれに応えてくれるはずです。

 

(Q) お返事して頂き、ありがとうございます。

自分でも無意識に悪い方向に考えていたのだと気がつきました。

確かにいつも不安だらけだったし、本に書いてあることは分かってはいたけど、結局は同じ思考をしていて心のとこかで、信じていなかったのかもしれません。

 

今回小松様が、ここまで強調してメールに返信して下さったのは、本当のことだからだと実感してきました。

もう少し気を楽にして考えないようにやっていくようにします、ありがとうございました。

 

(A) そのようなスタンスへ、まずは方向転換するのは結構だと思います。

そして、あなたの「ちょっぴりベターな新しい1日」に名前を付けてスタートするようにするといいでしょう。

「目覚めの日」、「手放しの日」、「驚きの日」、「シンクロの日」、「ご褒美の日」など。---例えば起床前に、「今日はこのテーマで行こう」という風に決めるわけです。

想像力を精一杯働かせてゲーム感覚でこれをやると、毎日が楽しくなるだけでなく、思わぬポジティブな効果があるでしょう。

 

(08/04)「二者択一」の夢を見た

(Q) 小松さんはじめまして。
このサイトで9.11についてはじめて知ることができ、周りの幾人かを目覚めさせることができたことに感謝いたします。
普段ほとんど質問などしない私がメールしましたのは、昨日の夢によります。
そこでは、2つの選択を迫られました。
滑稽に感じられることを承知で思い切って告白します。
それは、2つに1つの選択でした。
実は、私は、Tというサイトも同時に読んでいた時期があります。
そこでは、小松さんのサイトについて意見を述べられていました。
さまざまなことがありますが、要点を言うなら、そのサイトでの意見をとるのか小松さんのサイトをとるか、どちらかにせよということです。わたしはうなされておきてしまいました。そこで夢は終わりました。
今日選択を迫られるとなると居ても立ってもいられず、職場ではずっと落ち着けない状態でした。
うなされて起きるのは初めての体験です。
小松さんは、どのようにお考えになりますか?
小松さんの理論は非常に信憑性があると私個人としては感じておりますが、以下の方の意見も、夢に出てくるということは、否定できていない感じです。
すごく勇気がいりましたが、宜しくお願いします。

 

(省略)

 

(A) 拝見しました。

911のこと(だけ)で感謝されたのは、あなたが初めてです。

その夢を見たのは、あなたが停滞から脱却して前進するべきタイミングが来たという知らせでしょう。

 

宇宙の根本原理の一つは、どんな存在も完全な自由意志を持っているということです。

したがって、自分に関することは全て自由意志による選択です。それ以外のことは、宇宙の原理として起こり得ないのです。

いま地球では、地球の波動上昇に追随するために自然と調和して生きるように努めている人々がいる一方で、その正反対の「努力」をしている存在たちもいますが、どちらも宇宙で許容されている自由意志の行使です。

知らないで、気付かないで、あるいは騙されて選択することもありますが、それも、その人のその時点での在り方を背景とした自由意志の行使です。

人々が望ましい選択をするためには、誰にも見えるように真実が十分に開示される必要がありますが、残念ながら未だそれは実現していません。

しかし、いま宇宙から到来している強力なエネルギーは、どんな人にも等しく行きわたって、波動上昇をサポートする細胞(DNA)レベルの肉体的変容を引き起こしつつあります。

そして、(水面下から水面上に徐々に浮上しつつある)宇宙の同胞たちのサポートも、私たちの前進のために今や欠かせない要素です。

これらを、「時代の恩典」と呼ぶことも出来るでしょう。

 

あなたは、「二者択一のワナ」に嵌っているようです。

どんな物事にも無数の局面があり、それ自体が時々刻々変化しているのが宇宙の実相です。

そして瞬間瞬間に、また個人毎に、無数の真実があります。

したがって、物事の正否が二者択一で決まることなど有り得ないことです。誰かが仕掛けたワナは別として。

 

自分が本来持っている力を無能にするのに、最も手っ取り早い方法は、物事の判断を自分以外の者の手に委ねることです。

失われた力を取り戻すには、何事も自分の頭で考えて結論を出し、それに対する責任を持つようにすることをお勧めします。

その際、論理よりも、自分が受ける感覚や直感(自分の本質や宇宙から受けるインスピレーション)を大切にした方がいいでしょう。

 

なお、自分と同類のものを引き寄せる(同類のものに惹かれる)という法則があることにも注意しましょう。

 

(Q) まさか返信を、しかもこんなに早くにくれるとは思ってもいませんでした。感激です。ありがとうございます。
返信の内容、末っ子育ちで何でも頼りがちな私の最大の弱点をびっくりするぐらい当てています。とても驚きました。携帯に転送して迷ったときいつも見るようにします。
昨日は、瞑想をいっぱいしたためか特別な夢を見ることはありませんでした。

今日返信が来て、自分は自分で判断して前進していくんだ、というあたりまえの決意がつきました。何度も言い聞かせて自分の力を取り戻して行こうと思います。


実は、本当に正直なことを言いますと、「9.11(の真実)」についてすら知らない方々が私の周りでは大多数であるのが現状です。

女性など職場で恐らく誰も知りません。本当なんです。

しかも、それが話題にできないほどマスメディアの芸能人情報にみんな一生懸命です。

たまたま話題にできて、小松様のサイトを紹介したこともありますが、その方々も小松様のサイトを読むより(真実を知るより)仕事のほうが大事なようで、分量が多いからと、いくつかのコーナーしか読んでいないようです。

わたしはアフターファイブにこつこつ読み、もうすぐで質問コーナーも制覇できるところです。
9.11
がきっかけで、と言ったのはこのためです。
わたし個人としての感謝は、「アセンションの時代」を含む全ての情報と小松様に向けられております。言葉が足らなかったのです。
大変感激しております。
本当にありがとうございました。
これからも貴重な情報宜しくお願いします。
私は進みます。

 

(A) 911」は事の本質ではなく、表面に現れている現象の一部に過ぎないということがお分かりになっているようですね。

いま国民が気付くべきもっと大切なことは、徹底的にメディアに篭絡されているのに、それを、多くの人が当然の日常風景として受け入れているという事実でしょう。

全世界のメディアに共通して言えることは、いま進行している人類史上空前で最重要な出来事(「アセンション」---その延長上に、あらゆる形態の「支配」というものの完全な消滅がある)の片鱗にも触れないこと、また誰もが日常的に目にしている空の散布活動(「ケムトレイル」)のことにしてもそうです。これは、単一の「司令塔」からの情報統制が、地球全体を覆っていることの決定的な証拠でもあります。

 

それに加えて、世界のメディアの中で、最も堕落しているのが日本のメディアでしょう。

卑近な例を言えば、「イラク侵略戦争」についての表現があります。

在日駐留米軍に向けたラジオ放送でさえ、「ブッシュ大統領は19日、アメリカのイラク侵略(invasion)から5周年の記念日に当り、国防総省で演説を行った」などと正しい表現で伝えているのに、日本のメディアは、「イラク戦争」という性格を曖昧にした表現に終始しているのです。

つまり、日本の市民が見聞きするのは、こういう文章です。

《イラク戦争開戦から5年目を迎えるにあたり、ブッシュ米大統領は19日、国防総省で演説を行い、イラク戦争開戦の正当性を主張した。》

 

一事が万事で、私たちが受け取る「ニュース」というものは、世界に類例のない「記者クラブという当局主導の談合会場」でフィルターにかけられ、それを通過したものも「適切なオブラート」に包まれて届けられているというわけです。

こうした堕落は、世界で最もメディアが「隆盛」を極めていることと表裏の関係にあるとみています。

日本全国どこに住んでいても、数種の全国紙を毎朝受け取ることが出来、数種のテレビ局が24時間流す放送を視聴することが出来ます。こんな国は、世界のどこにもありません。

この膨大な「紙面枠」や「時間枠」の大半が、本質を回避した「目くらましの種」をてんこ盛りにした「ご馳走」として届けられており、それに気を盗られているうちに、何が本質なのかを見失ってしまう仕掛けになっているのです。

 

こうした状況の中でも、メディアによる「操縦」と縁を切り、人格を持つ個人としての主体性と自由を確保する極めて簡単な方法があります。

それは、テレビをお蔵に入れ、新聞の購読をやめることです。

実際にこれをやってみると、これほども自由と静かさに満ちて、「自分の頭で」物事を考えることのできる世界があることに誰でも驚くでしょう。

いま大切なことは、瑣末事に囚われて自分自身を忙しくしないで、「時代の本流」だけを見据えて生きていくことです。

 

(Q) ご返信いただきありがとうございます。
テレビは、小松様のサイトと「アセンションの時代」を見てから、見なくなりました。来客用に一応部屋には置いていますが、誰かが来客時に見るくらいです。

朝日新聞も1月に止め(止めるのが大変でした・・・)、グーグルニュースを仕事中に見る程度です。

職場では、情報に疎いキャラクターとして振舞うようになってから、なぜか以前より好かれるようになりました。

そして、メディアに流れている情報で特別に知る必要のあるものなんて実はなかったんだと感じております。

最低限必要なことは、情報通の周囲の職場仲間の人達が必要以上に教えてくれます(笑)。

ここ数日、小松様のメールをいただいた後は、自分のエンパワーメントを高めるために「私は何事にも自分の頭で考えて結論を出し、それに対する責任をとっています」ということを何かの局面でいつも唱えることで、劇的な内側と外側の世界の変化を体感しています。

きっとこれは私にとって、今ここに生まれてきた目的の一つであるのですね。

今後も続けて、もっと平穏で安心できて、幸せなことをもっと引き寄せたいと思います。
それにしても、情報の遮断と自分のエンパワーメントの強化の二つの実践の成果には、ほんとにびっくりします。

あまり好みでなかった人からの連絡はめっきりなくなりました。

周りに愛のある人々が増えてきました。小さなことにも愛で応えると、違った形でそれがもっと良い大きさで私に帰ってきます。

空を見上げると、私はまだケムトレイルを確認したことがないのですが(見ても愛で浄化します)今まで以上に空と自然の美しさに感動します。

近くの山を散策したとき、なんでこんな美しいものに今まで気付かなかったんだろうって涙が出てきました。
自然の全てが愛を奏でているように聞こえます。
本当にうれしくて最近はよく泣いてしまいます。幸せで泣いてしまいます。
悲しむことも恨むことも怒ることもないのに、前より感情が安定しているのに、一人になると、うれしくて泣いてしまいます。

 

(A) 短期間に長足の進歩という感じですね。

鍵は「宇宙への純粋な信頼」でしょうね。

この到達点を大切にしながら、さらに前進されるといいと思います。

 

(08/04)「彼ら」を許すことが出来ない

(Q) 去年の夏ごろ小松様のHPを知り、このような素敵なサイトに出会えたことに感謝し、ほぼ毎日のように拝見いたしております。
「アセンションの時代」も読ませていただきました。

このたび私事で恐縮ですがお尋ねしたいことがありメールいたしました。
まず「アメリカ発の衝撃波」ですが、私も今年2008年こそは隠されていた真実が明らかになってほしいと思っております。
それと私は朝晩「すべての地球人が真実を知り、大いなる目覚めが起こりますように」と意図しているのですが、そうすることで少しでも地球人の集合意識に働きかけることはできるでしょうか?

もうひとつは個人的なことで申し訳ありませんが、許す訓練について何かいい方法はないでしょうか?
許すことについては過去のQ&Aも読ませていただきました。

以下は長い上に不快な内容でしたら申し訳ありません。
かなり感情的な文章もあると思いますが、どうかご寛恕くださいませ。

実は私は去年から、この世界を影で操っている闇の勢力について、真相追求系のサイトなどで詳しく調べてみました。
ご存知だとは思いますが、闇の勢力イルミナティ、その歴史は古代メソポタミアに遡るそうです。
地球の人口の0.01%にすぎないイルミナティ家族が富を独占し、残りの人類を貧困で苦しめ、マスコミを支配し、世界の戦争や犯罪や麻薬や病原菌などのすべての悪事の元凶だと知りました。


(中略)

正直にいうと私はイルミナティが大嫌いです。
古代からイルミナティに悪の支配を教えたアヌンナキ・ファミリーも大嫌いです。

アヌンナキたちが、こちらのHPに掲載されている「イナンナの真実」にあるように罪の償いをするまでは退屈と停滞の壁に閉じ込められているのなら、もう二度と悪事ができないように未来永劫閉じ込めてほしいですね。本当にいい気味だと思います。
(誤解のないように書いておきますが「イナンナの真実」を私も読んでみたかったです。小松様の抄訳をコピーし読んでおります。こちらを読むとイナンナは反省しているのだなと思います。イメージ映像が浮かんでくるような素晴らしい翻訳に感謝いたします。この本の日本語版がなく、しかも私は英語が読めない上に絶版してしまったのは残念です。)

私は家族や健気に生きる心優しい人々をとても愛しいと思う反面、彼らのような悪の勢力を絶対に許せないと思ってしまいます。
それこそ感情的に両極性に振り回されているだけで、少しも中道を歩んでいない私の未熟さを痛感いたします。
私は恨んだり憎んだりしたくないです。皆が分かち合い、仲良く幸せであればいいと思います。

私の父は何年も入退院を繰り返してきました。
イルミナティは医療で富を得るために病人を増やし、実はすでにほとんどの病気を治せる薬、もしくはその知識があるくせに公開せず封印していると聞いています。
彼らが早く悪事を止めていれば、本当にたくさんの病人は救われるはずです。

私は、地球人は真実さえ知れば絶対にイルミナティの支配を許さないし、真実さえ知ればこの地球に来た目的を思い出すと信じています。

そうなれば戦争もなくなるし、平和で皆が豊かな世界をつくることもできると思います。

なぜ悪の勢力はあんな酷いことをするのか全然わからないです。
彼らに憎しみさえ感じてしまいます。

彼らは悪の役割をしているだけで、そんなふうに思ってはいけないと頭ではわかっているのですが、感情が心がついていかないです。

あまり憎しみが強くなると、それこそ低級霊にあおられる可能性もあるから注意しないといけないし、自分にとっても憎しみなどの感情は解放したいですから。

許すということは、最も難しい学びなのかと思います。
小松様、許す訓練など何か良いアドバイスをいただけないでしょうか?

 

(A)   拝見しました。

いわゆるヤミの勢力や、これに繋がる者たちについて、かなり懸命に調べられたようですね。
しかし日本語のサイトにある、その種の情報の多くは、不正確なソースに基づく断定的な決め付けに満ちています。
中には、人類を引き続き恐怖心の虜にしておくために、彼らが巧みに「ウェブの海」に浮かべたものを取り込んだ情報もあるとみています。
そして大局観を欠いたアングラ情報の羅列に終始しているので、それらを参考として頭の片隅に入れておく程度なら結構ですが、そこから自分の信念や感情を形成するところまで行くと、得るものより失うものが多くなるでしょう。
つまり心の平穏を乱されて、出口のない不安や、(あなたのように)憎しみを抱え込むことになるわけです。
そうした状態は、悪くすると免疫力を低下させて病気の誘引になるし、間違いなく自己浄化や前進の妨げになり、いいことはありません。

彼らは、この空前の転換期の「進化のためのゲーム」で重要な役割を果たしており、全てのイベントには、多次元宇宙の多数の参画者による無数の意図が絡んでいることを知っておくといいでしょう。
つまり、この物質次元に顕在している現象は、事の真相の小さな断片に過ぎないということです。
したがって、その程度のものに振り回されたり、心が掻き乱されたりするのは、勿体ないと思いませんか。

そこで、あなたが取り込んだ「情報」の全てを、いったん廃棄することをお勧めします。

それに替えて、次の程度のことを承知しておけば十分でしょう。
基本的に、「(広義の)彼ら」のハイアラーキーの中で、実質的に状況をコントロールしているのは、非物質領域にいる「人形使いの主人たち」(『パス・オブ・エンパワーメント』)です。
つまり、人類の中で様々な役回りを演じている者たちは、表面的にどれだけ強大な権力を持っているように見えたとしても、全てが「お人形さん」です。
そして「主人たち」は、みずから創作した精巧な迷路に、うっかり入り込んで、どうやっても抜け出すことが出来ない状態に陥っています。「いったい何が起きたのか分からない」ようです。迷路の中にいるという認識はあるようですが、抜け出すスベが見付からないのです。
彼らは、人類の暗い波動を「食料」にしていますが、人類意識が光の方向に時々刻々変容していくにつれ、じわじわと「食料」が枯渇してくるのを誰よりも実感しているはずです。
前途について最も不安を抱いているのは、正に彼ら自身でしょう。
彼らと、それに繋がる者たちは、この宇宙で今、最高に哀れむべき存在なのです。
憎むよりは、精一杯の愛を送ってあげましょう。
Pity is akin to Love(「可哀想たあ惚れたってことよ」という古人の名訳あり)”です。

(Q)
お忙しいところ、返信ありがとうございます。
まず前回のメールについて深くお詫びいたします。
長い上に暗い内容で、読むだけでうんざりなさったことと思います。
大変申し訳ありませんでした。どうかお許しくださいませ。


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そうした状態は、悪くすると免疫力を低下させて病気の誘引になるし、間違いなく自己浄化や前進の妨げになり、いいことはありません。

本当にその通りだと思います。
実は私事ですが、身内の不幸と闇の勢力への怒りが原因だと思いますが、最近体力が落ち病がちになっております。週明けにでも病院に行こうと思います。
もちろん私の内側の不調和が体に現れたのだとわかっています。ですから、まず体力を取り戻しながら自分の自己浄化に真剣に取り組みたいと思います。
100%自己波動責任ですね。

自分の外側にあるものは、何であれ自分に関わってきたり自分の人生に登場しただけで、自分の内側の問題だと思います。つまり私の内側を綺麗にすることが改善への近道ですよね。

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そこで、あなたが取り込んだ「情報」の全てを、いったん廃棄することをお勧めします。

わかりました。その通りにいたします。
ついつい大統領選や日本の政財界の裏情報が気になって(私が気にしても仕方ないのですが)、情報通の人が多い真相追求系サイトを閲覧せずにはいられなかったのですね。

一部の真実だけを載せて他は嘘で撹乱するトラップ(ワナ)系サイトもあるようですが、身の危険を承知で裏情報を載せているようなサイトや、非常に辻褄の合う情報を載せているサイトもあったのもので・・・。
反省すべきことですが、私の中でたちの悪い面白さもあって読まずにいられなかったのですね(一種の依存心ですよね)。情報に振り回されてた私が悪かったと思います。
それと恥ずかしながら、たぶん私のエゴが、ある種の優越感を感じていたのでしょう。

マスコミも報じないそういう裏情報を私は知っているとか、こんな大事な真実を知らない人たちは能天気すぎるとか、自分のことを棚に上げて、そんなふうに思う心があったのかなと思います。深く反省いたします。

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それに替えて、次の程度のことを承知しておけば十分でしょう。
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基本的に、「(広義の)彼ら」のハイアラーキーの中で、実質的に状況をコントロールしているのは、非物質領域にいる「人形使いの主人たち」(『パス・オブ・エンパワーメント』)です。
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つまり、人類の中で様々な役回りを演じている者たちは、表面的にどれだけ強大な権力を持っているように見えたとしても、全てが「お人形さん」です。
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そして「主人たち」は、みずから創作した精巧な迷路に、うっかり入り込んで、どうやっても抜け出すことが出来ない状態に陥っています。「いったい何が起きたのか分からない」ようです。迷路の中にいるという認識はあるようですが、抜け出すスベが見付からないのです。
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彼らは、人類の暗い波動を「食料」にしていますが、人類意識が光の方向に時々刻々変容していくにつれ、じわじわと「食料」が枯渇してくるのを誰よりも実感しているはずです。
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前途について最も不安を抱いているのは、正に彼ら自身でしょう。
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彼らと、それに繋がる者たちは、この宇宙で今、最高に哀れむべき存在なのです。
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憎むよりは、精一杯の愛を送ってあげましょう。
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Pity is akin to Love(「可哀想たあ惚れたってことよ」という古人の名訳あり)”です。

まさに的確なアドバイスありがとうございます。
読めば読むほどその通りだと思います。
彼らを愛するのは今のところきついですが、できるだけ努力してみようとは思います。

小松様に相談して本当によかったです。感謝いたします。
生きる希望がわいてきました。本当にありがとうございます。

 

(A) その新しいレベルの到達点から、更に前進していくように心掛けられるといいと思います。
結局のところ憎しみは恐怖心の裏返しで、それが創り出す現実によって、彼らの命脈を長引かせるのに寄与するだけです。

 

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