Q&A’08d1・「ガイア・アセンション」シリーズ

【目次】

(08/05) 相次世界的災難にあ

(08/05) 過去に決別して前進する道(続)

(08/05) 過去に決別して前進する道

 

(08/05)相次ぐ世界的災難の奥にあるもの

(Q) お忙しいことと思いますが、お返事を頂けると嬉しいです。
質問は、世の中の理不尽な出来事、虐げられている人々のために、自分が何とかできないかという感情とは、自分の中でどういうスタンスで向き合ったらよいか、です(もちろん、アセンションを意識して、のことです)。

最近主人とテレビのニュース番組を見ていて(テレビ生活に浸る生活はしていませんが、時間のあるときに週に1-2度見ています)、世界各地で起きている食糧価格高騰による暴動について報道されていました。

私は、世界の多くの人々が飢餓に苦しんでおり、暴動が起きていることなど露知らず、この飽食の日本でのうのうと生きていたのだと、自分の行動を反省し、また飢餓に苦しんでいる人を思い、なんとかできないかと怒りと悲しみでいっぱいになりました。
 
主人は、そういう私に、怒りや悲しみに目を向けると、そこに意識がいって、継続するからやめたほうがいいと言いました。

主人の言っていることはよくわかるのですが、だからと言って、飢餓など存在していないか のように、恵まれた生活のなかで、例えば海外旅行の計画をたてるなどのうのうと生きていてよいのか?という思いがあります。

今までも飢餓のほかにも、多くの理由で多くの人が恵まれない生活をしてきたと思います。

今後も、世界中に、また日本でもそうした出来事が増えていくとしたら、自分の中に沸き起こる怒りや悲しみとどう向き合えばよいのか、御教示頂け増すでしょうか?
よろしくお願いいたします。

 

(A) ご質問の件は、ミャンマーのサイクロンや中国・四川の地震のことも併せて考えると、たいへん時宜を得たテーマだと思います。

こうしたことに関して先ず念頭に置くべきことは、メディアが果たしている役割です。
彼らは、戦争や事件や災害などの悲惨な出来事を、これでもかこれでもかと繰り返し報道して、読者や視聴者の絶望感や不安感を「増進」させることを自分たちの使命だと認識しているフシがあります。
この世界は悲惨な出来事だけで彩られているわけではなく、その半面に無数の「良きこと」がありますが、それらを報道することには熱心でないようです。
メディアのこの姿勢の背景には、読者や視聴者の「暗黙の要請」も関係しています。
それは、自分たちが当事者でなくてよかったという、つかの間の安堵感に浸れることに満足し、元々「不安」を根っこに持っているから、ますます「不安の種」に関心を抱く読者・視聴者と、メディアとの「共依存関係」です。
こうして、私たちが見せられているものは、全体像の片寄った一面だけだということを承知しておく必要があります。
そして、これがメディアの望ましい在り方だとは、決して思わないようにすることです。

そこで具体的に、最近の世界的な食糧危機の根底にあるものは、「人為的な仕掛け」だと考えて間違いないでしょう。
いわゆる「バイオ・エタノール」への急激なシフトが、エネルギーや環境問題の本質的な解決になるよりも、世界的な食糧危機を現出させることを事前に読めなかったわけはないでしょう(もちろん事後でも軌道修正は出来るわけです)。
しかし、あなたが抱く「怒り」は、この時代に銀河の中心から送られてくる貴重なエネルギーをブロックして、身体が受け取るのを妨げることになるので、ものの見方を変えて、宇宙の真実に即した「出来事の解釈」を取り入れるようにしましょう。

結局のところ「彼ら」も、ネガティブ系の役割分担の一環として、(「2極性の時代」の仕上げとなる)この「ゲームの最終局面」に参画しているのです。
そして「ゲームの筋書き」には常に、非物質領域を含む多数の存在たちが関係する「宇宙の意思」が根底にあります。
私たちの関心が、五感で捉えることの出来る物質界に現れた現象に限定され勝ちなのは無理もないことですが、それは、遥かに大きい現実の一部分に過ぎないのです。
今回の食糧危機については、あなた自身は「主たる参画者」ではないようですが、仮にそうであったとしても、そこで起こることの帰趨には、全ての参画者一人ひとりについて深甚でポジティブな意味があります(そして参画者の「合意」なしに物事が起こることは宇宙の摂理としてあり得ません)。
それは、三次元世界に現れた表面的な現象だけから推し量ることは難しいでしょう。

地震や台風などによる自然災害についても、本質は同じです。
地球の天文学者によって希に観察される、遠くの巨大な2つの銀河の衝突でさえ、三次元的には全生命が失われるように見えるとしても、実際には「いのち(魂)」が失われるわけではありません。
「いのち」は、その体験をベースとして、更に前進するだけのことです。

このように、あなたが見ているものは真実の一面にしか過ぎません。
そして、あなたが潜在的に持っている傾向が、選択的に特定の状況を引き寄せることもあるので注意しましょう。
それらから離れて、今生であなたが目指すべき大きい目的が必ずあるはずなので、あなたの関心の主体を、そこに置くことをお勧めします。
なお、次も参考にしてください。

《自分のお皿に何でもてんこ盛りするのはもうやめて、捨てるべきものは捨ててください。巻き込まれたくないことなら、そこから立ち去ってください。自分以外の状況を責めてばかりいると、気付きの波を見過ごしてしまいます。なぜなら、そうした状況を引き寄せているのはあなた自身だからです。》(『パス・オブ・エンパワーメント』)

《あなたはあなたの現実を、目的と意図で満ちている多次元の視点から解釈するようにするべきです。そうでなければ、あなたを無力にするシナリオに引きずり込まれることになるでしょう。例えば戦争、飢餓、病気、またはその他の、自分自身に限界を設けるために選ぶ魔法的な手段です。
誰もが直面する選択はとどのつまり、恐れの波動か、愛の波動かの選択です。愛は燃料で、世界へのあなたの最高の贈り物は、あなたバージョンの愛の波動です。》
(『パス・オブ・エンパワーメント』)

 

(08/05)過去に決別して前進する道(続)

(Q) ほんとうにありがとうございます。

まさに、自分が自分の現実が創造できることを知らず、周りに流されて都合のいいように利用されてきてしまいました。

 

今すぐお金も時間も労力もかけずにできるのは、自分の現実創造の力を信じて好ましい現実を創造(想像)することしかないと心底おもいましたので、過去や不安に思考を使うのをやめて宇宙を信頼してみます(もちろんそれだけやってればいいというわけではなく、行動が必要ということは理解しております)。

 

今回お返事の中で一番ありがたかったのは、「選択の幅は無限にあるので食品に限定することはない」ということを伝えてくださったことです。

「楽になりたい」と言ってる反面、食べ物に感動したなどといって浮かれていた私ですが、目が覚めたような気がしました。

 

結論から申し上げますと、食品の分野に限定するのはやめることにしました。

食品に対しての興味はもちろん消えてないのですが、まず食に関しては、賢い消費者になることをもっと極めてみることにしました。

 

今回の件はおそらく私の人生の氷山の一角であり、私は自分で自分の可能性をこうやって限定してきたんだ、と気づくことができました。

誠にありがとうございました。

 

(A) 拝見しました。

あなたの新しい状況把握は、たいへん核心を衝いた適切なものだと思います。

そのスタンスで前進されるのがいいと思います。

ご参考までに、現実創造のハウツーの一端を、『パス・オブ・エンパワーメント』から引用しておきましょう。

《自分が望む現実を築くには、実現したい結果についての明瞭で綿密なイメージを創り出すことです。もしあなたが病気なら、楽しく簡単な癒しの段階を経て、短期間のうちに完治に至るのだという断固とした意思を持つことが大切です。有益な出来事が驚くほど次々と起こって、全てがうまくいくという考えを受け入れてください。
新しい行動パターンを身に付けるには、想像し、視覚化し、意志力を始動し、期待を抱き、それらをポジティブに強化することが鍵となります。好ましい結果を当然のこととして期待することが大切で、そうしなければ何も起きてきません。想像力が建設的に使われ、それに行動が伴って始めて結果が生まれるのです。もともとあなたには、身体が正しく機能しない時、ものの受けとめ方を変えることで癒しをもたらす能力が備わっています。それは例えば自己憐憫を自己受容に、恐れを願望に、怒りや苦痛を許しに変えるというように、極めて簡単なことです。 》

 

(08/05)過去に決別して前進する道

(Q) アセンションについてのホームページであることは重々承知しているのですが、仕事についての相談なども掲載されており、どうしてもご意見というか何か一言前向きになれるようなメッセージを頂けないかと思いメールをさせて頂きました。

 

幼いころからアトピー体質だったのですが、汗をかいたり、お風呂に入った直後など、特定の状態の時しか痒くならず、ひどい状態ではありませんでした。しかし、ここ12年で状態が極端に悪くなり、痒くて眠れない、外へ出ても痒く、頻繁にトイレを探して入って思いっきり掻かないと収まらない状態になりました。
以前は掻いた後、赤くなって普通の肌に戻っていたものが、今は赤みが消えず(幸い顔は痒くならないのですが)首から下がまるでやけどのような状態です。なのでもう暖かいですが黒いストッキング、長袖、首周りがあいていない服など、肌が露出しない服しか着れなくなりました。

 

そのうち、アトピーがきっかけで、知り合いの方に高齢の霊能者の女性を紹介していただきました。
治療の内容は手から気を流す、という様なことですが、治療時間は2時間で料金は3000円と良心的です(もともと6000円なのですが、私が失業中なので安くしてくださっています)。
治療中の2時間の間に人生について色々あれこれ話を聞いたり、聞いてもらったり祝詞を教えてもらったりすることで心が癒されるようになり、また、食から直す必要があるとのことで、治療の帰りにはいつも無農薬の野菜やお米をただでくれます(その方の福島にいるお知り合いの農家の方が送ってくださるものらしいです)。

その野菜を食べて、今まで自分が食べていたもののひどさに愕然とし、またその野菜の美味しさとエネルギーにとてつもなく感動しました。

 

で・・つまり何が言いたいかといいますと、頂いた野菜を食べるようになり、自然食品のスーパーや会社などで働きたいと何となく思うようになりました。体や心、自分や地球に優しい会社で働いて、将来は自分の目で野菜や果物を買付けて店頭に出すような仕事をして、自分のような方に少しでも安全な食べ物を届けてみたい、いずれ地方に家を建てて花や野菜を育てたい、などと色々夢が膨らむようになりました。まずはベランダでローズマリーやガジュマル、アイビーなどを育てて見ることをはじめましたが楽しくて仕方ありません。

 

今、失業中で雇用保険で生活しており、家賃の支払いなどもあるので他にやりたいことがなければ、それを目標にして、まずは職をみつけるために行動する以外選択は無いのですが、今までの人生を振り返ると、今回のこの自分の中に芽生えたやりたいことが果たして良いのかどうか、自信が持てません。

 

過去に、たとえば、良いと思って通った資格の学校が、ほぼ詐欺で何百万も捨てる羽目になったり、良いと思って就職した会社が詐欺のような異常な会社だったとか、それ以外にも人生の節目節目で良かれと思って決断したことが、後になってみると、なんであの選択をしたんだろうと思うことばかりで、働き、自信を失い引きこもり、生活があるのでしかたなく働き、・・・ということの繰り返しでした。

色々過ぎたことを悔やんでも暗くなるだけなので、人生における学びだったと理解しようとしていますが、これまでのことが心に影を落とし、いっそ楽になりたいと思うこともあります。
 

もう他にやりたいことがなければ、それをやってみる、今すぐ前に進むしかないのはわかっています。

こんな私に喝を入れてください。

 

(A) 拝見しました。

あなたの問題は、おそらく、自分が本来持っている現実創造力のことを知らなかった、または十分に信頼していなかったために、他人の筋書きに安易に乗ってしまったということでしょう。

自分自身が典型的な生活者(消費者)だという視点から物事を見れば、目先にあるプラン(美辞麗句)が成功に繋がるものかどうかは簡単に見抜けたはずです。それがコモンセンスというものです。

みんな、あなたと同じように生活しているわけで、その集積がマーケットというものです。それ以外の「市場」は、例外や幻想、またはマルチや詐欺の領域でしかありません。

あなたが引き寄せたものは、(甘言に釣られて、それをベースにした自作自演の夢を膨らますという)あなたが元々持っている傾向に由来しているので、そのことに気付くようにしましょう。

 

あなたの「安全な食べもの」への道も、現実の生活での人々(あなた)の選択や行動から離れて、都合のいい架空の「消費者」を想定したプランニングでは、成功はおぼつかないでしょう。

一方、既存の食品スーパーや生協などが、消費者の真のニーズから程遠いレベルにあることも事実です。――ポストハーベスト農薬などクスリ漬けの輸入食品は論外として、国産の表示があっても養殖魚や年越しの解凍魚類、外国の××産・日本の△△加工の干物類、温室ものや植物成長ホルモンを使って促成栽培した果物類([小果→完熟果]という自然の成熟過程を経ない「巨大小果」)など、生命エネルギーの乏しい食品ばかりが目立っています。

それには、食品販売についての基本理念の未確立、卸(おろし)任せの仕入れ、調達商品の評価要員の不足や欠如、品揃えと数量確保の必要性、質の追求と価格設定のバランス等々、様々な要因が絡んで一筋縄でいかない事情もあるでしょう。

人々の食生活が、多様な食品群で構成されていて、また予算や嗜好の幅も大きいことが、この問題を複雑にしています。「自然食品の店」のようなものが、ほとんど成功しないのは、このためです。

けれども、消費者の立場からは、ある意味で話は簡単です。

自分の生活圏内やネット通販などでの調達可能性な範囲で、また予算の許す範囲で、「賢い消費者」に徹するだけのことです。それをサポートする情報やアドバイスは、潜在ニーズとしてはあるでしょう(「何を食べればいいのだろう(私の選択)」参照)。

 

いずれにしても、あなたが最初にやるべきことは、「過去にオサラバ」することです。

過去の一局面が記憶の中でどんなに印象が強くても、それは現在に繋がる人生の流れでの一瞬にしか過ぎません。

あなたが記憶しているかどうかに関係なく、人生には多様な目的や意図が込められていて、それに相応する内容があります。

総じてそれは、今生での学びのためですが、そこから得た「知恵」として残っているものは別として、個々のディテールは全て無用のものです。

どうしても気になることがあれば、そこでの教訓を認識した上で、記憶から抹消することです。つまり、過去への拘りを捨てて、思いの主体を未来に向けることです。

 

夢を持って、その実現を期待することは決して悪いことではありません。むしろ、そのようにして現実創造の極意を身に付けることが今生で地球へやって来た大きな目的です。

 

実際にあなた方の世界は、人間という形態が本来備えている多数の能力を、ようやく発見し始めたところです。何千年にもわたる巧妙な陽動作戦によって、人類は、自分たちの世界を創造することができる力と天賦の才能の、真の性質を理解することから遠ざけられてきました。何世紀にもわたって、個人的な力が不足しているという限界を設ける信念が、世界中で事実として受け入れられてきました。これらのことは、あなた方の注意力をこうした信念に集中させることによって達成されたのです。こうした信念は現実についての合意事項のようなもので、あなたが直面する人生の舞台を設定します。そして自分が創造した人生のドラマにどう反応するかは、あなたの気付きの程度によって決まります。(『パス・オブ・エンパワーメント』)

 

夢について大切なことは、他人の作文に乗るのではなく、あなた自身が描いたものであることです。

そして、整合性のあるイメージを、ディテールにわたって具体的に描くことができれば申し分ないでしょう。そしてそれを、一旦は手放すのです。

いつもリラックスして宇宙を信頼していれば、シンクロ的な出来事によって宇宙があなたを運んでくれるでしょう。

あなたにとって選択の幅は無限にあります。必ずしも食品の分野に限定しないで、夢を通して望ましい現実創造を心掛けることをお勧めします。

 

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