【目次】
(10/12) 「教育の問題」はドイツにも
(10/12) 進路に迷う
(10/12) 「教育の問題」はドイツにも
(Q) こんにちは。
今ベルリンにいます。今日は雨で、真っ白だったベルリンはまた灰色に戻ってしまいました。でも明日からまた寒くなるそうです。雨より雪の方が、気が晴れます!
ここは2、3年前からシステムが変わって、小学校へ入る年が1年早くなりました。私の上の子も来年9月から小学校に入るはずです。が、私は home education をしたいのです。Home birth,
Home education,Home religion and Home death です。
主人は最初は大反対でしたが、少しずつ意見が変わってきています。が、ここドイツは、子供たちは学校へ行かなくてはいけない!ということを聞いて、どうしたらいいのか分かりません。とりあえず1年入学を遅らせることはできそうですが。
幼稚園にも入ってません。行きたい!と言ったら入れてあげようと思っていますが、今のところ行きたがりません。
友達と遊ぶのは大好きな元気な男の子です。最近ますますヤンチャになってきて困っています。
しばらくの間(歯が生え変わる頃まで)は、spiritualな世界を感じながら、思う存分遊んで、のびのび育ってほしいと思っています。
ここベルリン(いちおう郊外に住んでいます)では、なかなかいっぱい友達と遊べないのが現状です。
人が多過ぎて、近所に子供が住んでいるのかわからない。とか、みんな幼稚園に行っていて昼間子供がいない。これは、田舎も一緒ですが。
日本では子供には学校に行く義務はありませんが、ドイツのこんな田舎だと、うちだけ学校に行かせないとなると周り近所の目がきになります。私は平気ですが子供達が心配です。
home educationと思っていますが、難しいです。この間も、上の子に「僕たちは誰が創ったの?」と聞かれ、「・・・」なんて答えればよかったのでしょう?
私もよく分かっていない、こういう大事なことがたくさんあります。教えてください。
学校教育というのは、間違っていると思います。点数で記憶力の競い合い。
一つの学をアインシュタインのように突き詰めないと答えが出ないようになっていると。
「What did you learn in the school today?」っていうフォルクソング知ってますか? まさにその通りだと思いませんか? 一つの現実を押し付けていると。
本当の教育というのは全然違うものだと私は思います。Meaning of life, nature,
spirituality, cosmic laws ――私はこういうことを教えるのが教育だと思います。
なので学校教育は、「ママかパパがいないとやだよー」と言っているうちは行かせたくないんです。行く準備ができてないんだから。
行きたいと言えば、もちろん行かせますが、適当でいいと思っています。なので、学校に行かないと処罰されるこの国で、どうしたらいいのでようか?
どこかの山奥に移り住めたらいいんですけど。
(A) 拝見しました。
状況は日本と大差ないですね。
http://gaia-as.universe5.com/qa10k.html#education
あなたの場合は、お子さんの入学を1年遅らせればいいでしょう。
2011年には、これまで隠蔽されてきた真実が次々に明らかになってきて、古いシステムが崩壊していきます。
その中で、目まぐるしく展開してくる「激動」を見極めながら、臨機応変に対処すればいいでしょう。
その場合に、あなたのエゴからでなく、お子さんにとってベストの道を見極める必要があります。
宇宙の進化した文明での「三つ子の魂」からの教育については、『アセンションものがたり』が大いに参考になると思います。
人を誰が創ったかは、魂のレベルと肉体とを分けて説明する必要があります。
魂は、根本創造主(神)の一部として、人間としての体験を積むように創られた存在です。
肉体については、ご存知の通りです。
しかし、お子さんがそれを理解できる段階にあるかどうかを判断する必要があります。
(Q) さっそくお返事ありがとうございます!
早く、長老による教育が始まるといいですね。待たれます。
小松さんのホームページは、いつも心待ちにして楽しく読ませて(勉強させて)もらっていましたが、『アセンションものがたり』まだ読んでいないので、ぜひ読んでみます!
《人を誰が創ったかは、魂のレベルと肉体とを分けて説明する必要があります。
魂は、根本創造主(神)の一部として、人間としての体験を積むように創られた存在です。
肉体については、ご存知の通りです。
しかし、お子さんがそれを理解できる段階にあるかどうかを判断する必要があります。》
これは5歳の子供は理解できませんよね。
この前、私の祖父が亡くなって、「ひいおじいちゃん、もういないんだよ」と子供が言ったので、「うん、ひいおじいちゃんの体はもう動かなくなって土に還るんだよ。でも、魂は永遠なんだよ」と答えたのですが、子供が、「うん、知ってるよ!空に出てくるんでしよ!」
ライオンキングの映画で、お父さんライオンが殺された後、空にまた出てくるんです。
今のところは、易しい言葉で説明して、それをこの子が自分で理解できるところまですればいいんですよね。
きちんと理解するのはまだまだ先のことですね。
(10/12) 進路に迷う
(Q) 大変ご無沙汰しております。
以前、小松様に何回かご質問させていただいたAと申します。
先般は、ご親身かつ適切なご助言をありがとうございました。
今回、進路のことについてご相談させていただきたく、メールを送らせていただきます。
少しずつ体調が回復し、今、臨時の事務パート業務についております。仕事をするのは5年ぶりとなります。
今後の予定ですが、下記のとおり、2つの選択肢があります。しかし、どちらにするか迷っているところです。それぞれのメリット、デメリット等を要約いたします。
一つは自宅近くのNPO法人(知的障害者の方の作業所)のスタッフです。
スタッフ数人、通われている障害者の方は二十数人。小さな施設ですが、20年以上続く、地域に密着した、素朴な作業所です。
業務は、作業の支援、送迎、事務等多岐にわたります。勤務されている方はとても気持ちのよさそうな方ばかりです。
しかし、私はこれまで知的障害者の方と関わる仕事に就いたことはありません。
また、給与等の処遇も、それほどよくありません。
もう一つは、某市役所です。中途採用です。
財政再建団体転落の危機にある役所ですが、行政の仕事にはとても魅力を感じています。
しかし、住み慣れた当地を離れて遠くへ行かなければなりません。また、巨大組織ゆえに、いろいろな矛盾を抱えていることと思われます。
体調はほぼ回復していますが、体力ほか若干の不安の要素を抱えています。そのため、巨大な組織の中でやっていけるのかどうか少し心配です。
地球は激変期にあり、地元で、土日に農作業でも始めながらのんびりと暮らしていく方が安心です。
しかし、遠隔地で新たな挑戦をしながら生きてみたいとも思っています。
何れもこの年齢の私を採用してもらえるだけで、大変感謝はしております。
宇宙、地球、そして日本が激変期にあり、現状を広い視野で把握されている小松様に、是非、その観点から進路選択のご助言がいただけると幸いです。
大変お忙しいとは思いますが、以上について、今回もどうぞよろしくご指導をいただければと思います。
(A) 拝見しました。
これから志願する話なのか、採用が内定した話なのかが分かりませんので、一般論の話になります。
いずれにしても、この先2年をどう過ごすかということです。
人類は誰でも、「宇宙の学校」といわれる地球の三次元世界の体験を積みながら学ぶためにやって来ているのだから、どんな体験でも価値があります。
しかし平常時と違うのは、「2012年の関門」を目前に控えて、それを乗り超えられるように自分自身を整えながら、この先2年を生きていく必要があるという点です。
この点も考慮に入れて、総合的に判断されるといいでしょう。
地球での体験という意味では、知的障害者の方と関わる仕事の方が、学ぶことが多いように思います。
どんな仕事でも、始めは誰でも「就いたことがない」のは当然で、だからこそ新しい体験として価値があるわけです。
どれだけチャレンジ精神を発揮できるかどうかということですね。
(Q) お忙しい中、迅速かつ大変ご親身な回答をありがとうございます。
以下の小松様のご返信に大変感銘を受け、今回も勇気をいただきました。
《どんな体験でも価値があります。
地球での体験という意味では、知的障害者の方と関わる仕事の方が、学ぶことが多いように思います。
どれだけチャレンジ精神を発揮できるかどうかということですね。》
某市役所の方は内定をもらったわけではありません。
書き方が悪く申し訳ありませんでした。
小松様のご助言を再度読みながら、やはり近所のNPOの方で後2年間、頑張ってみようかと思っています。
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