Q&A’11e・「ガイア・アセンション」シリーズ

頂いたメールへの応答の中から、共通の関心事と思われるものを抜粋して掲載しています。

原文のまま掲載していますが、固有名詞はアルファベットなどに置き換えてあります。

また、冒頭・末尾の挨拶やテーマに直接関係ない部分は省略してあります。

 

 

【目次】

(11/05) 地震や原発をめぐるニセ情報にご注意

(11/05) たくさんのUFOが福島原発の上空に?

(11/05) 「低線量率放射線療法」について

(11/04) 大震災&原発事故―今の状況をどう見るか

(11/04) いま地球にある文化を学習する意味は・・

(11/04) 医者に掛からず我慢してきたが・・・



(11/05)
地震や原発をめぐるニセ情報にご注意

(Q) 新月や満月のたびに東北の震災について祈るなか 気になる記事を見つけました。

それには この地震は「人工地震」であるというのです。その一部を コピーしました。

 
《宮城県沖の海底で、爆発した原爆の放射能を、誤魔化すために、工作員が、福島第一原発を、特殊な爆弾で、爆発した可能性が、あるようです。
〇この爆弾は、2001年に、ワールドトレードセンターを、破壊するときに、使用されたものと、だいたい、同じらしいです。
〇だから、福島第一原発から、出ている放射能は、津波の被害で、起こった原発の事故のものではなく、この爆弾から、出た放射能の可能性が、大きいみたいです。
〇この爆弾の放射能は、だいたい、1週間から1ヶ月で、消えるようになっているのだそうです。》

といった内容です。SG(シャドウグループ)の仕業との事でした。

有り得るとは思いますが、この地震はガイアのアセンションへのプロセスだと思っていましたので(下記【注】参照)、小松先生のご意見を是非お伺いしたいと思いました。

 

(A) 地震は「ヤミの連中の仕業」という情報が横行しているようですが、大半は「彼ら自身」が密かに流しているものです。

つまり、HAARPのような地震兵器はすでに無力化されて使いたくても使えないので、せめてニセ情報によって「健在ぶり」をアピールし、人類に引き続き恐怖心を持もたせようとしているわけです。

それに加えてネットでは、無知または悪意の者が適当に尾ひれを付けて面白おかしく脚色した、ニセ情報も流通しているようです。

それらに一つひとつ付き合うとキリがないので、相手にしないようにしましょう。

どういうキッカケでその情報を「拾い上げた」のかを考えてみてください。今後の、ネット情報への付き合い方の参考になるでしょう。

 

ちなみに、あなたが引用した記事は、ばかばかしい話の見本のようなものです。

2001年の「911」では、飛行機の衝突直後から現在まで、こうした現場では真っ先に調べることになっている放射能は一切検出されていません。

アメリカの心ある土木・建築関係専門家の一致した見方は、ワールドトレードセンターの第1、第2ビルそして第7ビルの崩落は、ビル解体の手法(制御破壊:Controlled Demolition)によるものだということで、これには通常の爆薬を使うので放射線が出るわけはありません。

ついでながら、この手法によるビル解体(爆破解体)には、高度の専門知識や何週間にわたる入念な事前の仕掛けが必要なので、警戒厳重な現に使われているビルの中で、それを「アルカイダの連中」がやれるわけはありません。

しかも、ワールドトレードセンターの「残骸の始末(いわば「後工程」)」は、Controlled Demolition Inc. という社名の通りの、ビル解体の専門業者に特命で発注されています。

そして通常は、「前工程(爆破解体)」と「後行程(残骸の始末)」は、同一業者に発注されます。

何が行われたか、想像がつくでしょう。

 

【注】

こんにちは。

今回大震災の余波は、簡単に終息するものでないことはご承知の通りですが、皆さんそれぞれの立場で自分なりにキマリをつけることをお勧めします。

この出来事は、アセンションの一環として、ガイアが「完璧な地球」を実現するための不可欠の行動で、これによって終止符を打つものではないからです。日本や世界で「この先に来るもの」の始まりに過ぎません。

2012年末までの極めて凝縮された期間の中に、ますます加速する形で、矢継ぎ早に「必要な出来事」が起こってくるでしょう。

それは、人類を含む地球上の生き物に絶大な「試練と学び」を課するものになるでしょうが、それすらも「試練の終了(アセンション)」に向けての必要なプロセスです。

一つひとつの事象で立ち止まったり、余韻を引きずったり、放心状態に陥ったりせず、大きい流れを見据えて柔軟に激動に適応していくスタンスを維持するように心掛けましょう。

 

外に答を求めて「情報漁り」をすると、ますます迷路にはまることも承知しておきましょう。

特にインターネットは「シャドウグループ」が、巧妙な撹乱情報によって人々を混乱させるための、絶好の手段として利用しています。

誰が何を言っても鵜呑みにしないで、何事も「自分の頭」を使って、「自分の感性」を通して判断することが大切だと思います。

 

YouTubeにも注意しましょう。

アクセス数の多寡や、高評価・低評価の数は、日本や世界で「たぶらかされている人」がどれだけ多いかの目安になるぐらいに考えておくのが無難です。

ここでも、感性が勝負です。そして「自分に聴く」習慣をつけるようにしましょう。

例えば次です。

http://www.youtube.com/watch?v=G-YVByaKw2k&feature=player_embedded

「どうも怪しい」と感じたら、あなたの感性は正常です。

これは「彼ら」の工作員が、進化した三次元の映像技術を使って空に投影したホログラムで、市民の反応を確かめると共に、何が真実かをわからなくする効果も狙って「Webの海」に浮かべたものです(以前あった「ノルウェーのスパイラル」も同じです)。

 

(11/05) たくさんのUFOが福島原発の上空に?

(Q) 既に小松様はご存知かもしれませんが、私もミクシイ友達が、こんな動画をアップしています。
福島の原発上空に、沢山UFOが・・・・という動画です。
しゃべって解説しているのは、多分スペイン語かな・・・。でも、フクシマというのは分かりました(笑)。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=eamobCATCM0#at=119

 

(A) その件については、別の方からも連絡がありました。答は下記です。

投稿者は人々が珍重するのを密かに面白がる「愉快犯」、それを採り上げ加工した「テレビ局の下請け?」は、種切れの「穴埋め」というところでしょう。

 

《見てみましたが、これは合成映像だと思います。

例えば、250秒、253秒、33秒で見られる、後から現れた大きい光点がカメラの方に急接近して消えていく瞬間が不自然です。これらは、同じ原画をシームレスに繋いで、繰り返し見せているもののようですが。

また「高速道路?」を走るオレンジ色の長大なトラックは、日本では見られないタイプです。それに常磐道は、広野ICから常磐富岡IC間は地震直後から閉鎖されており、問題の福島第1原発はその先(北)にあるので、少なくとも20キロ圏内では「高速道路をトラックが走る」光景は見られません。

さらに、39秒から11秒にかけて、画面中央を左から右へ移動する光点が写っていますが、その背景にある原発は日本では見かけないタイプです。少なくとも福島のものではありません。

そもそも、自分が写したものを素直に投稿するなら、撮影地が何処であるかを表明するでしょう。そうでないと価値がないわけですから。

全体として、作為が多すぎるという印象です。

YouTubeには、この種のものが続々と投稿されているので注意しましょう。》

 

(Q) この動画は「やらせ」「偽造」だったのですね。
私も福島原発にしては、スリーマイル島のような格好をしていたなあ・・・・と思ったのですが、この時期ならUFOが福島上空にいてもおかしくないかも・・・と、そちらの「理性」を優先させてしまいました。
ちょっと考えたらわかることですね。
こんなにも簡単に騙されたのは悔しい・・・というか、今後の勉強材料にさせて頂きます。

外部の情報よりも、観察眼を磨き、直感に従う・・・結局はこちらのほうが正しいという学習になりました。
ご指摘、本当に有難うございます。

 

(11/05) 「低線量率放射線療法」について

(Q) いつもありがとうございます。

一つお伺いしたいことがあります。

放射線医学の専門家であり世界的な権威、稲 恭宏(いな やすひろ)先生が、放射線治療の長年の研究から、低線量率放射線療法を開発され、実験により証明されたことを元に発表されています。

小松先生の見解は、如何でしょうか。

よろしくお願いします。

 

(A) 拝見しました。

低線量率放射線療法は一般的な研究分野ですが、ご質問の主旨は、原発事故に絡んで同療法を盛んにPRしている稲 恭宏氏の言説のことでしょうから、それについてお返事します。

簡単に言えば、これは一種のトリックです。

「人類史上最大級の歴史的大偉業」などと称して、同氏がHPに掲載している4件の英文論文(2004年〜2005年)は、いずれもラットを使った動物実験です。

 

今回の原発事故に「触発」されたのか同氏は、その「成果」を短絡的に、原発事故や核廃棄物から出る放射線の「人体に対する無害論」につなげて、原発推進派のための「ドン・キホーテ役」を演じているようです。

これは、同氏が電力中央研究所に籍を置き、そこを拠点に上記の論文を報告したことと無関係ではないでしょう。

ところが同氏のHPでは、最も重要な研究拠点であったはずの電力中央研究所の名前を表に出すことを徹底的に避けて、替わりに東京大学の名前を随所に使い、あたかも「東大のセンセイ」であるかのような印象を与えようとしています。研究生活での東大との関係は、ある時期に東大医科学研究所の客員研究者であったことぐらいしか見当たりませんが。

 

それだけでなく、誰もが苦しんでいる難病の数々をHPに列挙して、ビジネスパートナーと共に「医療ビジネス」をやっているようです。

NHKの「がんサポートキャンペーン」というサイトには、リアリティが希薄な、3件の「金太郎飴」のような同療法体験談があります。

動物実験から人間に対する医療行為への、裏付けを欠いた飛躍は、法的にも問題があると思われます。

例えば「薬事法(違反広告)」や「刑法・傷害罪(違法性の阻却要件:医学的適応性のあること、医学上一般に承認された方法によっていること)」など。

ご本人自身は医療をやっている形跡がないので、責任はビジネスパートナーに負わせるつもりかもしれませんが。

 

これらのことについて、上記論文の共同研究者として名を連ねた方々が、いま現在どう思っていらっしゃるか知りたいものです。

ちなみに同氏のHPには、自分が主執筆者である論文のみを掲載し、同じテーマで共同研究した他の方が主執筆者で、自分が従執筆者である論文については掲載していません。

 

同氏が、原発事故を擁護し、放射性廃棄物が有益であることを強調する際に、言及することを巧みに避けている事実があります。

例えば、核実験などによる低レベル放射線への長期にわたる被曝が、高レベル放射線への短期間大量被曝(急性障害)と同様に発ガンなどの危険因子(晩発障害)になるという、多数を対象とした長期の疫学的研究報告などです。

イギリスのセラフィールドやフランスのラ・アーグ核施設周辺住民の白血病の多発も、よく知られた事実だから、同氏がご存じないはずはないでしょう。

日本では、白血病によって29歳で死亡した後に労災認定された、8年間の積算放射線量が51mSv(ミリシーベルト)の原発従事者がいます。これは年間64mSvで、政府が規定する業務従事者の通常時の年間被曝限度量50mSvを大幅に下回る数値です。

他にも、年間165mSv43ヶ月で70mSv:多発性骨髄腫)の方や、年間1575mSv64ヶ月で998mSv:悪性リンパ腫)の方などがいます。

 

これらのファクトが意味することは、もし居住地近くの放射線量が〔01mSv/〕近くに達したら、脱出の準備を始めたほうがいいとうことです。

つまり、実際に脱出するまでに1週間かかるとして、この間の被曝量が168mSv(=01mSv/時×24時間×7日)の「年間被曝危険値」に達します(しかし妊婦や幼児なら〔003mSv/時(30マイクロSv/時)〕を限度と考えるべきでしょう)。

この危険値は、上記した3人のうち後の2人の被曝量を参考にしていますが、最初の方のように若くて放射線感度の高い方の場合は、3週間で致死量に達することもあります(168mSv/週×3週=50.4mSv)。

 

福島第一原発の敷地内100箇所以上で計測して、毎日更新され構内に掲示される「福島第一サーベイマップ」の420日の地図では、各地点の放射線量は〔0360mSv/時〕にわたっており、上の基準内に収まる地点はありません。

(注)画像をクリックすると拡大します―ブラウザの戻るボタンを押して戻ってください(以下同)。

一方、文部科学省が発表する「福島原発周辺放射線量マップ」によると、北西方向の20キロ圏を超えて、Hレベル〔6マイクロSv/50,000マイクロSv/年)〕、Iレベル〔12マイクロSv/100,000マイクロSv/年)〕およびJレベル〔30マイクロSv/250,000マイクロSv/年)〕の箇所がいくつかあります(57日版)。

http://www.naver.jp/radiation?type=fukushima

ここにあるマップは20キロ圏以内のデータが少ないので、視覚的に印象をとらえるには次のマップをご覧ください。こちらは同省が56日に公表した地表の汚染状況で、「ベクレル(Bq)表示」なので基準が違いますが、おおまかに茶色の濃いエリアが上記のHIおよびJレベルに該当します。

 

稲 恭宏氏は、これらのエリアどころか原発の構内ですら、同氏が定義する「低線量率放射線療法」の適地で安全であるかのような言い方をしていますが、とてもお勧めはできません。

 

むしろ私は、今のところ危険エリア外に住んでいる方に対して、できるだけ戸外に出て、宇宙から降り注ぐ宇宙線*を浴び、同時に太陽に当たりその恩恵を受けることをお勧めします。

以前、庭で飼っていた猫は、何か毒性の物を食べた時、絶食し、ひたすら太陽に当たって自分で治しました。

自然界の生き物は例外なしに、病気とは無縁で健康的な一生を送っています。本来は人間も、自然界の生き物であることを忘れないようにしましょう。

ちなみに、大地から来るものも含めた自然放射線量の年間世界平均値は24mSvで、日本での平均は11mSvとされています。

 

戸外に出る場合、日本人は黒人ほど肌が強くないので特に日差しが強い場合は、オリーブオイルや椿オイルなどを顔に薄く塗ったり、帽子をかぶったりすることをお勧めします。

そして、太陽を毛嫌いさせて、病気を増やすように誘導する「広告宣伝」に、乗せられないようにしましょう。

 

*宇宙線とは、銀河系からの銀河系放射線と太陽からの太陽放射線の合計です。

宇宙から飛来する一次宇宙線は、主に非常にエネルギーの高い陽子で、この一次宇宙線が大気中の窒素原子などに衝突して、いろいろな種類の二次宇宙線(電子、γ線、X線、中間子、中性子など)を発生させます。 

 

【関連】大震災&原発事故の一端を実見・(アセンション時局’11

 

(11/04) 大震災&原発事故―今の状況をどう見るか

(Q) こんばんは。
いつもお世話になっております。
お忙しいところ大変申し訳ありません。
お尋ねしたいことがあり、メールいたしました。

東日本大震災からひと月以上すぎましたが、まだ地震(余震も含めて)は続いているとはいえ、被災地以外の地域ではいわゆる普通の生活に戻っているように感じます。
あれほどの地球からのウェイク・アップ・コールだったにもかかわらず、確かに目覚めかけている人は増えていると思いますが、まだ日本人の多数は目覚めていないと思います。
政財界や御用メディアは、シャドウグループの手下でいることをやめていないし、どさくさまぎれに国民を苦しめる政策を進めようとしています。

陰謀論者は今でも地震兵器だと騒いでネガティブな情報を流しています。HAARPは今では兵器として機能していないですよね。

ただ太陽黒点(太陽フレア)や地震波に反応しているだけだと思います。地震兵器だという人は、闇側の手先に間違いありません。

ですから地球(ガイア)がネガティブ・エネルギーを解放し、地球人(この場合は特に日本人)の目覚めを促しているのだと思います。
地球(ガイア)の気持ちを考えたら、早く地球人類が目を覚まさなければと思います。

確かに日本中や世界中の人々、ライトワーカー、さらにホピ族の皆さんから愛の祈りや光が届いているおかげで、なんとか大難が小難に抑えられているとは思います。
でもあまり考えたくないですが、日本人がこれでは、またウェイク・アップ・コール(つまり天災や新たな原発事故)が続く可能性がありますよね?
日本だけではなく世界中のどの地域でも起こる可能性はありますけど。

さらに今年の秋ごろ2012年末ほどではありませんが強大なエネルギーが来るという説があり、太陽フレアの影響で一時的かもしれませんが電気が使えなくなるという情報もあります。
それまでにフリーエネルギーは解放されるのでしょうか?

シャドウグループが滅亡しない限り、つまり悪用される危険がある場合、フリーエネルギーの解放はないのでしょうか。
やはり「公式発表」が行われ、「大いなる目覚め」が実現してからになるのでしょうか?

それと闇のマインドコントロールについてもお尋ねいたします。
私はまだ光の存在や闇の存在に出会ったことがないのですね(少なくとも記憶に残ってはいません)。
闇はチャネラーやコンタクティの意識(脳波?)をコントロールしたり、光の存在を闇に見せたり、闇の存在を光に見せたりするそうですね。

相手が光か闇かわからない場合は、「あなたは光の存在か?」もしくは「キリスト意識の存在か?」と3回質問すればわかるときいたことがあります。大物の闇でも3回目には正直に答えなければならない。立ち去れと命じられれば立ち去らなければならない。これは有効なのでしょうか?それとも意識をコントロールされれば3回質問しても騙されてしまうのでしょうか?

マインドコントロールにかからないためには、心を清らかに保ち、常に心を平和で安らかなままでいること。怖れないこと。怒り、嫉み、精神的エゴを消すこと。たとえ光の存在が言ったことでも鵜呑みにせず、必ず自分の内側にきくようにすること。かなりレベルが高いですが、このようにすれば大丈夫でしょうか?

 

(A) お感じになられているように、お金の力で元へ戻そうとする旧態依然とした「復旧プラン」が横行して、いま日本は、「自然調和型の新しい文明の創造で世界をリードする」という絶好のチャンスを失いつつあるように見えます。

その根底には、「事の本質」についての認識を、国民が共有する段階に至っていなことがあります。

つまり、今回の巨大地震と原発事故のいずれもが「ガイア・アセンション」の一環で、2012年末の転換点に向けて避けて通ることのできないプロセスだという認識です。

 

物質地球の本質である「ガイア」からすれば、いま行っていることは「浄化と創造」です。それに付随して、「警告」もあります。

つまり、人類のいわゆる「文明」の産物によって徹底的に汚染された、「自分のからだ」を浄化して「新時代の地球」に向けて自分自身の身体を準備するという大目的があります。

それを、人類を含む地上の生きものたちに配慮しながら達成するという、難しい課題を遂行しているわけです。

多大の犠牲を生む巨大地震がガイアの創造活動だという側面は、地球の各プレートを強固に接続して地震や火山活動のない「新時代の地球」を目指しているからです。

 

「地球温暖化」も同じ路線の一部で、物理的には、「アセンション」に向けて地球(ガイア)の波動レベルが上昇しつつあるので、それに付随して「体温」が高くなっていることです。

しかし本来の目的は、地球全体を、サイクロン・台風・ハリケーンなどがなく、異常気象もない温和な気象圏にすることです。

 

二酸化炭素などの排出は、「温暖化」に無関係ではありませんが、本質ではありません。その裏には、本件に限ったことではありませんが、「シャドウグループ」支配下の地球での巨大な陰謀があります。

「温暖化防止」だけが最大の環境問題だと思わせることによって、化学物質や放射線源などによる積年の大気・陸地・海洋の汚染から、つまり地球(ガイア)が抱えている「真の環境問題」から、人々の目を逸らす「効果」があります。

それに加えて、「原発はクリーンなエネルギーで温暖化防止の切り札」という大規模な「広告宣伝活動」によって、人々を「原発推進路線」に巻き込む「効果」も生んできました。

世界中の「大の大人(だいのおとな)」が、こんな簡単なトリックにも気づかないで(気づかないフリをして)、「G7」だの「G20」などと称する会合で、まことしやかに何年間も議論を続ける姿は、どう考えても異常ではないでしょうか。

 

特に原発に関して日本では、当局(経済産業省)と電力会社との癒着構造の基で、世界でも突出した「札ビラ作戦」と情報操作によって、この「地震大国」日本を、「原発大国」に仕立て上げてきました。

「電源三法交付金」に代表される地方の貧しい市町村の懐柔策(札ビラ作戦)によって、いったん立地が確立すると、「毒を食えば皿まで」と、多くの国民が気づかないうちに次々と新たな炉が増設され、巨大な「原発コンプレックス」が既成事実になってきたのです。

そして、原発を「(クリーンなだけでなく)安い」エネルギー源だと思わせるために、原発と実質的に対になる揚水発電所の費用、遠隔地から送電するための経費や送電ロス、そして放射性廃棄物の最終処分費用などを、コスト計算から除外するか過小に見積もるなどの操作が行われています。

 

その一方で、それらの経費は電力会社の「総原価」にはチャッカリ計上され、それに対する一定率として利益が保証される仕組みになっています。したがって、電力会社は「金のなる木」として、原発を野放図に増やしてきたし、今でも次々と増やそうとしています。

これらの仕組みが持つ本質が、原発そのものの安全性と同様に、学会やマスメディアを巻き込む巧妙な懐柔策を通じて、国民の目から逸らされてきたのです。

ここでの結論は、原発はすでに実際の電力需要を超えた過大設備になっており、産業界や運輸・流通業界そして家庭での僅かの工夫によって、即時停止できる状況にあり、実際にそうするべきだということです。

 

しかし、原発問題を本質から逸らし、安全性について表面を糊塗して時間稼ぎをしようとする今の流れからすれば、あなたが懸念されるように、「ウェイク・アップ・コール」の追加を、ガイアの立場からは必要とするのではないかと思われます。

地球スケールで起こることのすべてに、多面的な目的があります。地球の科学が把握できるものが、すべてではありません。

多次元宇宙の全体が関係する巨大な構造の基で、様々な狙いが込められて、絶妙のタイミングで物事が起こっています。

巨大地震も同じことで、日本人や人類へのメッセージも、その一部として含まれるわけです。

 

今回の大震災は、阪神淡路大震災と違って、津波によって広いエリアの全体が壊滅し、地域の生業(なりわい)を担ってきた漁業や水産加工に関連する港湾や船舶や養殖施設が、再建の展望が描けない事態になっています。しかも、これまでの従事者の多くが高齢者で占められているという問題もあります。

さらに、先の展望が持てない多数の「原発難民」の方々をも生み出しました。

それに対して、「ゼニの力」で強引に「復旧」させようとしたり、生業という基盤がない土地に「ハコ(仮設住宅)」を造るという発想では、真の被災者支援にはならないでしょう。

これまでとは発想を変えて、例えば全国に無数にある「中山間地」の過疎地に、被災者と善意の支援者とが共同して運営する自立的な協同農場を造っていくような展開が望まれます。そのモデルとして、イスラエルの「キブツ」があります。

これは、「人間(じんかん)いたるところ青山あり」の気概で新天地を求める方々に対して、全国スケールで「別の選択肢」を用意することになります。

過酷な避難所暮らしを一刻も早く解消してあげるためにも、意欲のある全国の自治体やボランティアなどの善意を信じることが大切で、足りない部分を国がサポートするようにするべきです。

「船頭多くして舟 山へ登る、行き着く先は増税路線」では、被災者も国民も浮かばれません。

 

ご質問の「フリーエネルギー」に関しては、人類はすでに手にしています。

残念ながら「シャドウグループ」がそれを押収して手放さないという不幸な状況がありますが、いったん「彼ら」が力を失えば、その先の展開は速いでしょう。原発のように稼動まで十数年も要するという代物ではなく、その構造は極めてシンプルだからです。

「彼ら」の力の源泉は、多数の人類が持つ恐怖心だから、みんなが恐怖心を持たなくなれば「彼ら」の立脚点はなくなります。

その第一歩は、上記したように、徹頭徹尾だまされていることに気づくことです。そうすれば、もともと「彼ら」が人類の深層心理に埋め込んできた、恐怖心や、そこはかとない不安は、自然に消えていくでしょう。

 

非物質領域の「闇(の存在)によるマインドコントロール」の厄介な点は、彼らが、やって来ていることに気づかせないように、実に巧妙に人心を操縦することです。

つまり、思いや行動を、自分自身が考えたことだと思うように仕向けるのです。

また、あなた自身には働きかけないで、あなたの周囲の者を利用することも常套手段です。それが、あなたに結果として降りかかってくるわけです。

小さな怪我やトラブルのこともあります。

そこで大切なことは、常に彼らの「妨害」に曝されていることを念頭に置いて、スキを作らないこと、また何事に対しても十分に「用心」することです。しかし決して「心配」はしないようにしましょう。

彼らは、人類の恐怖心や混乱した意識のエネルギーを「常食」する存在で、間もなく「食糧不足」のため「寿命が尽きる」ことを知っているので、必死になっています。

うかつに「食糧」を与えないように注意しましょう。

 

(Q) 詳細で丁寧な返信、本当にありがとうございます。
やはり地球自身の浄化と人類へのウェイク・アップ・コール(天災や原発事故など)は、人類が目覚めるまで続くということですね。
頻繁に福島浜通りなどに地震(余震?)が多いのも、決して陰謀論者のいう原発を狙った地震兵器ではなく、地球自身が原子力エネルギーを止めさせたいから起こしていると思っていいですね。そういう情報があります。
このままなら、日本や世界中のどこでも巨大地震や新たな原発事故は起こるかもしれませんね。起こってほしくはありませんが。
早く人類が目を覚ましてくれることを願います。目覚めさえすれば新たな天災は抑えられるので。
私にできることは微力ですが光や愛の祈りを送り、少しでも大難を小難に変えられるようにできたらと思います。

日本の電気代が世界でも突出して高い理由もよくわかりました。
国民は早く目を覚まさないといけませんよね。無料で使えるフリーエネルギーがすでにあるのですから。
フリーエネルギーについては詳しいことはわかりませんが、ニコラ・テスラやヴィクトル・シャウベルガーの名前は知っています。
百年も前にフリーエネルギーは完成していたときいています。

闇のマインドコントロールについては、私は闇に狙われるほど大物ではありませんが、常に用心していこうと思います。
絶対に怖れないで、何事も自分の内側にきいて、自分の心を常に清らかに調和を保つようにしていこうと思います。

 

(11/04) いま地球にある文化を学習する意味は・・

(Q) いつも参考になる記事を、ありがとうございます。
今回の東日本大震災に関して、疑問に思うことがあり、よろしければご意見をうかがいたいと思い、メールをさせていただきました。
今回の地震によって、資本主義経済を終焉させ新時代の社会システムを作らねばならない…とのことですが、それは簿記・会計・経理の分野も無関係ではない、ということでしょうか。

私は現在、税理士試験の合格を目指して勉強中の身です。

心からこれがやりたいと思った目標が、税理士として業務を行い、人の役に立つこと…そう気付くのが遅すぎました。

人生の前半で回り道をしてしまった自分にとって、残された時間でなんとしてもやりとげたいことです。

この努力も、社会システムが変わることにより、無駄になってしまうのかと不安になりました。
このまま勉強を続けて意味があるのだろうか…と。

簿記会計は奥の深い学問であると実感し、そのエッセンスを少しでも会得し、仕事として生かしたいと心から思っております。
お忙しい中恐れ入りますが、小松さまのご意見をぜひお聞かせいただきたく、お願い申し上げます。

 

(A) 経済や金融の分野だけでなく、いずれ文明の全てが変わるわけですから、例えば大学や大学院で特定の分野を専攻する意味があるかどうか、ということになります。

その場合、非常に特化した知識や技能のかなりのものは、そのままの形では持ち越す意味がないか、かなり大幅な再勉強が必要になるでしょう。

しかし、そういうことを現時点で学ぶことに全く意味がないということではなく、その過程で身につける調査や分析・整理の方法論は生きてくるでしょう。また教師や学友など人とのかかわりのなかで、学ぶことも多いでしょう。

もっと一般的に言えば、学びの課程で身につけた「知恵」や「意識のあり方」と言うべきものは、どんな時代が来ても廃れることはないでしょう。

 

分野別に見れば、理系分野のノウハウの中には、進化した宇宙人から既に直接授かったり、インスピレーションとして受けたものがあります。そうでない領域でも、宇宙の進化した科学を受入れていく場合の、ベースとして活かすことになる学識は少なくないと思います。

文系のなかで人文科学は、それ自体が地球に固有のものなので、将来もかなりの期間にわたって、研究対象または生活上のツールとして生きるでしょう。

社会科学の領域は、具体的知識や手法として、最も大きい変革を迫られることになります。現にあるかなりのものが、消滅するか、大幅な修正を迫られることになるでしょう。

 

ご質問の簿記・会計・経理の分野に関して言えば、資本主義経済に直接は関係ないものと、資本主義経済固有のものに分かれますが、どちらかというと前者の比重が大きいと思います。それは、何であれ組織としての運営を、計数的に管理する場合の共通的なツールという側面です。

しかし資本主義が消えることよりも、社会を構成する人間そのものが変わることが、この先に起こる変化の本質です。

人類が次なる社会システムへ移行するプロセスが、かなり急激か、あるいは漸進的かは現時点では予見できませんが、イメージとして次のようなことを考慮するといいでしょう。

 

社会の構成員が、一人残らず奉仕の精神の持ち主によって構成されるようになるので、「お金」や「利益」という指標によって社会を運営する必要がなくなります。

物流やそれを管理するロジスティックスなどを、組織によって運営する形はあるとしても、今のような「会社」ではないでしょう。

およそ隠蔽や不正や犯罪の類が一切ないので、極めてシンプルな仕組みによって社会が運営されるようになります。

「人々のニーズが奉仕によって半ば自動的に満たされる」という感じになるでしょう。

 

(Q) お忙しい中、質問についての返信をいただきありがとうございます。
この先、人の意識の変化により、奉仕や感謝によって物やサービスのやりとりがされるようになれば「収益」という概念もなくなり、「換金価値がある」「収益獲得に貢献する」以外の事象が軽視されることもなくなりますね。

それこそ待ち望んでいた社会の在り方です。

そのような変化の中で、「簿記、会計、経理」がどのように変化しどの部分が残って行くのか…。
まだ分かりませんが、次の時代にもつながる何かの『エッセンス』を身に付け、それを人のために役立てたいと思っています。
特に『財務諸表論』の計算の分野では、あるものを分類し、種類別に整理整頓をするような意識を養えるような気がします。

小松さまのおっしゃるとおり、資格の予備校に通う中で、ある先生と出会い、とても有意義な濃いコミュニケーションがありました。

《学びの過程で会得した「知恵」や「意識の在り方」というべきものはどんな時代になっても、廃れることはないでしょう。》
↑この言葉、心に刻んでおきます。

今自分にできること…八月の試験まで悔いの無いように全力を尽くしたいと思います。
あとは世の中の変化に柔軟に対応できるように、何かにしがみつくのではなく、心も体も軟らかくありたいと思います。
ありがとうございました。

 

(11/04) 医者に掛からず我慢してきたが・・・

(Q) いつもご連絡ありがとうございます。
膨大な人数の東北の被災者の皆さんのご苦労を思うと、こんな事で小松様のお手を煩わせるのは大変気が引けるのですが、ど
うにも体調が悪く、少しだけアドバイス頂けたらと思いましてメール致しました。

約2年近く食後2〜3時間後に胃からみぞおちのあたりにかけて重い痛みが1〜2時間続きます。
「心行」や「健康祈願」なども唱えたりした事もありまして、2度ほど「直ったかな」と思えることがありましたが、少しずつ悪化して今回またちょっと弱っています。

小さい頃、両親家族で薬を使わない宗教に入信しておりましたので、病にあたり薬を使用しないで過ごす事は割合慣れているつもりでしたが、今回のように毎食後必ずきて、いつ終わるとも知れずの状態に少々まいってきております。

水晶、刺絡、は日常的に使っています、即効性のあるのは今の所「貼るカイロ」を背中とお腹に貼って暖めると何とか緩和します。
これ以上悪化しなければなんとかそれで凌げるか・・・と思っておりますが、時として吐き気が来そうになったり、痛みから肩こり頭痛になったりし始めており、果たして今のような対応でいいのかなと思われ、一度お尋ねしてみようとメールさせて頂きました。

年齢は50歳後半、妻と二人暮らしです。

生活は半玄米食でほとんど外食は無く、お昼も妻の作ったお弁当です。

夜はビール一本ぐらいで、プラス焼酎のお湯割を一杯飲むこともあります。

体を健康にしなければアセンシヨンもなにも始まらないと、何とか回復させたいと思っております。

お手隙の時でけっこうですので何かアドバイス頂ければ幸いです。

(A) 「毎食後必ず来る」状態で、よくここまで我慢されたと思います。

検査(ファクトの把握)と治療とを、完全に分けて考えるべきです。

 

例えば胃潰瘍のようなものは、発症したり治癒したりが反復することが少なくありませんが、あなたのケースはそれに該当しないようなので、別の要因があるようです。

そして、それは必ず見つかるはずです。

少なくとも、内視鏡検査はやるべきだし、それで見つからなければ最後はMRI検査まで行くかもしれません。

ともかく、事実の究明には、利用できるあらゆる手段を最大限動員して、納得がいくまで手を尽くすべきだと考えています。

 

その結果によって、その先の治療をどうするかを考えればいいでしょう。

その場合、必ずしも医者の治療方針通りにやる必要はなく、代替療法も含めて、状態に応じて判断すればいいでしょう。

但し、むやみに西洋医学を敬遠するのも考えものです。

例えば、胃潰瘍の6080%、十二指腸潰瘍の9095%がヘリコバクスター・ピロリ菌(H・ピロリ)陽性で、その除菌を行うと再発が大幅に減少するという事実があります。

また胃酸過多のようなものは、近年大幅に増えてきた各種の攻撃因子抑制剤タイプの新薬でなくとも、昔から使われてきた制酸剤で済むこともあります。

さらに、症状によっては、一般的な消化酵素剤の服用で済むかもしれません。

 

誰でも、放置しないで本気で取組むべきことがあるものです。

今がその時だと思って、行動を起こすことをお勧めします。

 

(Q) ご返事ありがとうございました。
びっくりしました、おっしゃられるような選択肢は考えた事がありませんでした。

これも試練と思ってとにかく我慢しようと思っていましたので…。

確かに原因は調べたほうがいいですね。さっそく検査してもらうことにします。
またご報告します。ありがとうございます。

 

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