Q&A’11i2・「ガイア・アセンション」シリーズ

 

【目次】

(11/08) 死の強迫観念から逃れられない


(11/08)
死の強迫観念から逃れられない

(Q) こんにちは、突然のメール失礼いたします。

今回小松様にお伺いしたいことはアセンションが身体に及ぼす影響についてです。

子供の頃、自分の死についての不安、恐怖があり泣いてしまう時期がありました。

その性格もあっての事か30歳という区切りの年のことです。

 

今年の3月頃、寝る前突然「自分が死んでしまったらどうしよう」という恐怖に駆られました。

喉がつまる感や動悸、胸がしまる感があり医者にて診察、心電図など一通りの検査をしてもらった所異常はなし、「精神的なものから来るパニック障害で、気にしなければよい」とのことでした。

 

ですが7月現在も、時により死への不安感や胸の違和感などは治ってはおりません。

これは生まれ持った死に対するカルマが、この年になって浮上してきたということで、治らないのでしょうか?

また、ことの事は地球・人類のアセンションと何か関わりがあるのでしょうか?

よろしければご意見をお聞かせ願えれば光栄と存じます。

 

(A) 拝見しました。

「死」というものについての、誤った認識が根底にあるようです。

それは私たちの地球社会の、いわば共通認識なので、あなたが何処かで取り込んで身に着けてしまったとしても少しも不思議ではありません。

下記(「いわゆる「死」の本質)を参考にしてください。

これは、『アセンションものがたり(上)』の、私の「解説」の抜粋です。

 

誰にとっても、生死を左右する最大の要素は、転生に当たっての約束、つまり「今生での計画」です。

若くしてこの世を去る場合も、いわゆる長寿をまっとうする場合も、いずれも「今生での計画」に沿った、本人にとってはベストのことで、例外はほとんどありません。世間的な損得などの判断は、当らないと考えておきましょう。

 

あなたが抱いている不安を、アセンションとの関連でみると、こういうことが考えられます。

今回のアセンションは、現在の肉体を持って達成する計画になっていることはご存知と思います。

その場合、あなたの「今生での計画」は、アセンションに参画してそれを達成することになっているが、いまだに完全にコミットしきれていないので、はたして間に合うかどうかに不安があるというケースです。

確かに、2012年冬至にやって来る「転換点」までに、わずかの期間しかありません。

それを(現在の肉体を持って)通過することは、少なくとも過去生および今生での一切のカルマを浄化することが前提になる大事業です。

あなたの顕在意識または潜在意識で、それを感知していることが不安感の根底にあるかもしれません。

 

それに対する現実的な対応として、まずは「今生でのカルマ」の浄化に専心することをお勧めします。

誰でも、過去生のことは簡単には思い出せませんが、今生でのことは相当に記憶が残っているはずで、それには過去生で持っていた傾向が色濃く反映されていることが多いからです。

その気になれば見て確かめることのできるもの、または繰り返し思い起こすもの、あるいは記憶の底に沈んでいるものなど、「今生でのカルマ」と考えられるものを一つひとつ認識し、または浮上させて、それを「追体験」しながら消し込んでいく、つまり浄化していくわけです。

一件について何日も要することがあるかもしれません。

 

その作業を着実にこなすことを通じて、あなたはアセンションに向けて確実に前進するでしょう。

間違いなく、不安に浸っているヒマはなくなるはずです。


16.いわゆる「死」の本質

 

――「もしも、自分が血と肉からなる、物質的な三次元の肉体を持つ存在に過ぎないという誤った信念にとらわれているなら、死を完全な消滅とみなして恐怖を抱くことになります。なぜなら、彼らが人生で達成しようと計画したすべてが終わるからです。そのため、人生の全盛期をすぎるとうつ状態となるケースもよくみられます。死が近づくと、彼らは存在のすべてをかけてそれに抵抗し、『無という暗黒の世界に永久に消え去る』という考えにおびえるのです」(第7章)

 

――「多くの異星人の文明など、高次の存在の観点から見ると、地球のような周波数の低い惑星での生活は『地獄』と考えられているわ。ところが、ここ地球では、多くの人たちが、永遠に生き続けるためなら何でも差し出し、死を逃れるためなら利用できるあらゆる手段を講じようとする。だから、喜んで永久に地獄にとどまりたいと思う人たちも実際いるってことね!」(第13章)

 

――「現実についてさまざまな信念や迷信や幻想にとらわれてしまっている地球人はいまだに多く、それが彼らの人生を支配し制限しています。だから、彼らが死と呼ぶ『エネルギーシフト』で本当は何が起こるのかを認識することができません。それが、まがう(かた)もない完全で自然な移行のプロセスであるという事実を、彼らは受け入れることができないのです。本当はこのプロセスこそが、あらゆる壁と限界を打ち破って彼らを純粋な心へと拡大するものなのですが。それによって彼らは、彼らが『神』と呼ぶところの全知全能のワンネスの、至福に満ちた法悦とふたたび一体になれるのですが」(第7章)

 

「死」というものに関して、人類の一般的な認識と、宇宙の真実とのギャップの大きさが、ここでは「地獄」と「至福」の対比になっています。

人類が抱いているこの誤解は、物質世界という宇宙の限られた一面が、宇宙のすべてであると徹底的に教え込まれてきたことと無縁ではないでしょう。

なお、ここにある「彼らが『神』と呼んでいる、全知で全能のワンネスの、至福に満ちた法悦とふたたび一体になる」というのは、進化のプロセスの到達点のことではなく、「死」によって肉体の制約から離れて純粋の魂に過渡的に戻る状態を指しています。人間型種族としての進化自体は、その先も続きます。

 

――「物質界を超えたこうしたアストラル領域では、私たちが知っているような時間は存在しないわ。時間というのは、ある人たちが信じているような四次元ではないの。というのは、時間は三次元を超えることがないからよ。だから、アストラル界の夢の世界では、私たちはあっという間に過去へ旅したり、未来へ行ったりできるわけ。また、もうこの世にいない友人や身内と、夢の中で出会うことができるのは、実は、いなくなったのは彼らの肉体にすぎないからなの。心と精神は、その人の本質にもっと近い、永遠のものなので、私たちが『死』と呼ぶものの後は、アストラル界かもっと高い領域で存在し続ける。だから、私たちも、寝ている間に物質的な身体の制限から抜け出して自由になったときは、死んで永久に去ってしまったはずの人たちとコンタクトすることができるの」(第15章)

 

ここで、「時間というのは、ある人たちが信じているような四次元ではないの」と言っている意味は、物理学のモデルとして、三次元のベクトル空間に「時間軸」を追加して四次元の世界像を描く「理論」が、地球の「物質の科学」の主流になっていることを指しています。

しかし、ここに説明されているように、その「理論」は間違いで、三次元の物質世界を超えた宇宙では「時間は存在しない」のです。

また、アストラル界で「死者」とコンタクトが取れるということは、「魂の不滅」の一面です。


 

(Q) ご多忙の所、返信ありがとうございます。

もう一度「死」というものに対する認識や今生、自分に課せられたカルマの浄化に努めていきたいと思います。

 

また本件とは異なりますが、小松様の出版されている『アセンションへのいざない』を自分への勉強として購入させていただきました。

突然の質問にご返答していただき感謝しています。

ありがとうございました。

 

(A) 補足ですが、「ヤミの勢力」からの干渉にも注意してください。

彼らには次の2種があります。

@「人形使いの主人たち」つまり、非物質領域から、肉体を持つ人間たちを操っている存在たち。

A人類社会を実効支配してきた連中、つまり「シャドウグループ」のことで、彼らの多くは(それと知らずに)「主人たち」に憑依されるなどの形で操縦されています。

 

一般の人にとって直接的な意味で厄介なのは「@」で、彼らは、人間の「恐怖心」や「不安感」などの、ネガティブなエネルギーを「食料」にすることによって「生きている」存在です。

したがって、恐怖心を持つ人がいなくなると彼らは生きていけないので、「食料」を絶やさないように、人々のマインドや出来事に介入して、さまざまな工作を仕掛けてきます。

自分の考えだと思う判断や行動が、実は彼らの影響を受けていることが少なくないので注意しましょう。

常にコモンセンスをベースにもち、中庸を心がけることが大切です。

 

ちなみに「A」が特定の個人をターゲットにする場合は、NASAや軍の(地下)研究機関が開発した、物理的手段と超常現象(超能力)などをミックスした「最先端技術」を、考え尽くした巧妙なトリックに乗せて仕掛けてきます。

 

両グループとも、アセンションの前提として2012年冬至に到来する「転換点」が、「存在の終点」になることを十分に承知しているので、いまアセンションの妨害に必死になっているわけです。

 

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