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Q&A’15j・「ガイア・アセンション」シリーズ
(Q) お世話になっております。
食のことについてお伺いしたいことがあり、メールをさせていただきした。
アレクッスコリアさんはリラ星にいた人類の先祖は農耕社会で菜食だったと話しています。
仏教も菜食主義を薦めていますが、もちろん、私は仏教徒ではありません。
しかし、お医者の多くは動物性食事を取らないと栄養欠乏になると言います。
もちろん、現代医者達の多くは西洋医学の知識体系が根底にあるのは知っていますが。
私自身は卵や魚は多少食べますが、肉は幼少期からあまり好みではありません。
牛や羊や象さんの生態を見れば草食動物だとわかりますが、人間は本来は草食動物ですか。
それとも度重なる気候変動や自然災害などで雑食動物になったのでしょうか。
もちろん、霊的本質で光のみで生きている人がいるのは知っていますが、アセンションに向かう人もそうなっていくことを理解していますが。
ただ現段階子供がいますので、食事のことやはり惑わされたりします。
子供の食事嗜好は親の嗜好でけっこう影響されると思いますので、できたらバランスよく取りたいとは思っていますが。
あらゆることは直感に従ったほうがいいと小松様は書いてありますが、やはり食のことは難しいですね。
よろしくお願い致します。
(A) 拝見しました。
あなた自身もそうですが特にお子さんのことを考えた場合、「からだ造り」を主眼とするバランスの良い食事を心がけることが第一だと思います。
特に注意することはビタミンとミネラルのバランス、そしてタンパク質のことでしょう。
ビタミンとミネラルに関しては、普通の食事からバランスよく摂ることは簡単ではなく、かえって費用もかかることになるので、ビタミンとミネラルそれぞれをバランスよく配合した「マルチビタミン」や「マルチミネラル」のサプリメントを、朝食時に飲むなどして埋め合わせをする手があります(1日の目安はサプリの包装に書いてあります)。
こうすれば、食事の内容に関してビタミンやミネラルを気にする必要は、ほとんどなくなります。
タンパク質に関しては、成人と(18歳までの成長期の)未成年を比べると、未成年の(体重1kg当たり)必要量は若年者ほど高くなります。
また体内で合成できないとされている「必須アミノ酸」とそれに関係する「アミノ酸スコア」のことも気になるかも知れませんが、1週間ぐらいの単位で様々に違う食品をメニューに加えておけば、あまり気になくても大丈夫でしょう。
具体的には、動物性食品にはアミノ酸スコアの高いものが多いですが、四足動物の肉類に限らず、普通に手に入る魚のほとんどはスコア100です。
http://www.spitz8823.com/diet/senmontisiki6.htm
したがって、例えばスコア100の牛乳(またはヨーグルト)と卵、そして適当な魚類を毎日のメニューに加え、他には豆類や海藻や野菜を多く摂るという組合わせが考えられます。
この場合、好みによっては国産の鶏肉や豚肉を加えてもいいでしょう。
牛肉の場合、国産は概して値段が高く、アメリカなどからの輸入品は(BSEに関して今は全頭検査が行われているようですが)、飼育段階で投与される成長ホルモン特に肉質改善のため投与された女性ホルモンの残留が気になります。また豚を含めて抗生剤の残留も。積極的にメニュに加える必要はないと思います。
https://www.rankingshare.jp/rank/vtnzwajnic
ちなみにスコア100といっても、それはタンパク質に含まれる必須アミノ酸の成分の話で、素材に含まれるタンパク質自体の多寡は無視した話なので、あくまで参考程度に考えておきましょう。
なお、アミノ酸スコアが100でなくても、穀類、ナッツ類、豆類、野菜類などにも、100に近いものや50を超えるものは沢山あります。
スコア100の食品に拘りすぎると、非・必須アミノ酸(11種類)や食物繊維なども含めた全体的なバランスが悪くなるので、基本的には素材の種類を多く食べることに尽きると考えておくのがいいと思います。
ご存知のように、食習慣は国や民族によって大きな違いがあるので、杓子定規な基準を定めると、この地球で合格する人は極めて少なくなるでしょう。
人類社会に食習慣の違いが生まれたのは、古代に狩猟民族、採集民族、そして農耕民族などに分かれた地理的、気象的な環境の違いが根源にあるとみています(つまり地球の人類は、どんな環境にでも適応して生きていけるように創られた「雑食動物」です。そうでなければ、20〜30万年前に創成されアフリカに置かれた現代人が、地球の隅々まで拡散することは出来なかったでしょう[注])。
[注] ミトコンドリアのことは以前「アセンション・オンゴーイング」に書いたことがあります。
これは、カリフォルニア大学バークレー校のレベッカ・キャンたちによる「ミトコンドリアDNAに見る現代人の進化」という論文に関するものですが、その中でもミトコンドリアの特異な性格に触れています。
細胞の核内でなく核の外の細胞質に存在すること、核のDNAに比べて塩基の置き換わり(突然変異)が起こる速度が5〜10倍速いこと、母性遺伝で母親のものだけが子に伝わること、そして一つの細胞に千個以上もあるので組織から大量に収集することができるなどです。
キャンたちの着眼は、まさに正鵠を射ていたというべきでしょう。これによって、人類のアフリカ起源と地球各地への拡散が、それらの年代も含めてほぼ立証されたからです。
そして現代人(ホモ・サピエンス・サピエンス)の系統は15〜29万年前(のアフリカの地)から始まったとする推定も、高次元からの情報と矛盾していません。
(@星座はめぐる [2001.04]、Aミトコンドリアの特異な役割とワクチン接種のこと)
そこで考え方の基本は、人類の現段階では「からだ造り」も重要な目標にして、その中で好みも加味して、出来る範囲で合理的な選択をしていくことだと思います。
次にある創造主の言葉を参考にしてください。
目に見える世界 見えない世界
両方 相まって 人は成り立っておる
そこを 真に 納得することが何より大事なことである
物質にかたよらず 精神にかたよらず
私の分霊であることの意味を深くとらえ
前進することを願う
(Q) 小松様
いつもご丁寧に返信してくださいましてありがとうございます。
とても参考になります。
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