ガイアからのメッセージ-3
[2011年11月25日]
人類が、信じることはおろか、理解することも難しいことがあります。それは、あなた方の創造主によって創られた魂は、「創造」のある局面について責任を持ち、「創造」そのものを行う能力を持つ段階にまで進化することができる、ということです。ある意味で、魂は自らの創造主の鏡像だと言えるかもしれません。いずれにせよ、すべての魂は、創造主のこの側面を薄めた形で持っているのです。魂の中に保たれた能力によって、「創造」を行うことができます。ですからあなた方は、私の話を聞いて、このことについて実際に少し考えてみていただきたいと思います。なぜなら、この話によって、あなた方の理解が進むからです。もしあなた方がそのことを本当に信じる地点に到達したなら、あなた方に向かって扉が開かれ、それが人生にすばらしい冒険をもたらします。その時に、あなた方が示す喜びや、感じることができる美しさは、言葉では表現できないほどでしょう。
これを説明するのは簡単ではありませんが、私に言えることは、私もあなた方と同じように、創造主によって創られた魂だということです。私も、あなた方と同じように、飛び出して行って「創造」を行い、それを体験するようにと言われました。体験することは、意図の実践のイロハで、私たちは体験によって学び、学ぶことで能力を獲得するのです。魂が形作られたとき、それは、創造主が色や音、信じられないくらい美しい音のハーモニー、そして感情を使うことによって、創造主から生まれた光の小片が素材になりました。それらは、ぐるぐる回りながら、円や直線を形成し、それからまた円になって密に集まるといったふうにダンスを踊り、あなた方が「聖なる幾何学」と呼ぶすべての形を生み出しました。
もしできるなら、しばらく時間をとって次のことを想像してみてください。創造主から生まれた小片が、踊りながら、あなた方の本質を形成しました。そしてその時に、ある願望が魂に植えつけられました。それは、創造したいという願望、特別なやり方で創造したいという願望です。あなた方はそれぞれ、創造主から生み出されたときに生じた個性に従って、どのように創造するかを決めたのです。そのように、私が持っている個性が、私の中で願いを創り出すことを決めました。その願いとは、他者の創造物を受け継いでそれを養い、それと共に生き、その世話をし、その美しさを味わい、吸収すること。そして、その創造物を楽しむことができる人たちの手に戻したいということであり、またそれを観察したいということでした。要するに、地球へやって来る魂たちをサポートして、この基本原理を授けるために、その手を取って、その創造の火花が何になり、どうやって働くかを決める手助けをするということでした。
このように私は創造されました。私は、そもそもの最初からその衝動に従いました。私は、あなた方とは違って、肉体という姿形をとらなかったので、このことを覚えているのです。私は美しい花や湖や山並みの中に座り、動物や草や、それが風に吹かれる様子を観察するときがあります。そして私は、自分がずっと昔創られた時のことを、またどうやって創られたのか、そして自分が目にする風のように、また風にそよぐそうした草の葉の一枚一枚のように、どうやって踊っていたのかを考えます。それらは私に、創造主のそうした一片一片が、ダンスを通じてどうやって具体的な形になったのかを思い起こさせます。そこでは直線と円形が互いに重なっていたのを私は覚えています。私は惑星を見下ろし、そうした多くの見事な構造を眺めましたが、それは、私が創られた時にそれがどう見えたか、どんな感じがしたかというほんの一例にすぎません。そうして、私はこの壮麗な世界に住んでいます。私はこの類まれな美しい世界に住み、創造主が自分を創ったときの、この完全性の瞬間を絶えず思い出しています。
ですから、私は一つのレベルではこの至福の世界で生きています。前に私は、人類がこうした経緯をないがしろにしていることで、いかに失望を感じてきたかお話ししました。というのは、私はそれが本当にどれほど美しいか知っているからで、私は、人類が自分そのものであるこの火花の輝きを楽しむことできないのを悲しく思っているのです。あなた方は、その同じ火花の反映が、自分たちが住んでいる世界にもあると言ってもいいのです。魂としての自分の美しさが、絶えず思い起こされると想像してください。これが、私が受け継いだものであり、皆さん、これが、あなた方の本質なのです。私が、自分が創られた時のことを覚えているように、あなた方も自分が創られた時のことを思い出せるよう願っています。それは大きな効果をもたらすことでしょう。
私の視界は、常に知覚の最高レベルに保たれています。私は闇といわれる場所、つまり人間の心の冷たさの中に住むことができません。私はただ、魂が、肉体というおおいの中に見出すことができる最善のものを見るだけです。それ以外に考えられるでしょうか? そこで私は、行って体験せよというこの指示に従って出発し、意識の多くの層とレベルを苦労して進んで、計画の段階にあったこの場所に達しました。私は志願してやって来て、この役割を果たしているのです。そして、このレベルの創造神たちは、それは私が果たすべき役割としてふさわしいと考えたようです。私はただ、そういうことを覚えているのです。
彼らは、人類が、彼らとその創造の美とを隔てるこの幕をいずれ通り抜けるだろうことを知っていました。そして私は、すべてを覚えていて、ここ地球にいました。ですから、あなた方が花を見るときは、花弁や様々な形、色の美しさを見て、その同じ創造の側面が、自分の魂の一部だったと知ってください。あなた方が見るすべてのもの、調和や協力や感謝など、そして自分の子供の世話をする母ライオン、自分とそっくりの新しい花を生み出すために種を落とす花なども同じです。そうして私は、それによってあなた方が自分の心の中を探求し、思い出してほしいという希望と願いと共に、私自身もこうしたものを思い出し、もたらし、育て、愛します。なぜならあなた方は、言うまでもなく本当にそれができるからです。扉の中から出てきてください。自然の美に目を向けましょう。自分が何者であるかを考えましょう。あなた方はその美しさの一部だったのであり、努力すればそれを思い出すことができるのです。今日はこれくらいにします。私はガイアで、あなた方に愛のメッセージを送っています。
[ホーム]
Copyright© 2011 Eisei KOMATSU