冬至に何が起こり「アセンション」はどうなっているか・(アセンション時局’13)
[2013年 3月 7日]
【目次】
これは、ある人の次のような質問に、Cosmic Awarenessが答える所から始まっています。
〔質問〕:あの冬至の後2,3日は、「2012年12月21日には何も起こらなかった」という落胆や失望、また当惑や狼狽の膨大な「駄文」を目にしました。
そこで昨夜、自分の内なるガイドに尋ねました。私は完全に意識がありましたが、直ちに明瞭な力強い声で、次のように繰返し告げられました。
――ヤミ勢力がアセンションを妨害するための「後方護衛作戦」を仕掛けたので、もし銀河同盟が、神の光が地球を撃つ力を完全に伝送することを認められたとしたら、その抵抗が相当なものであるため、創造の骨組みそのものを引き裂くことになっていただろう。――というものです。これについて、コメントをお願いします。
Cosmic Awareness[注]のメッセージ
[注]Cosmic Awareness:宇宙のあらゆるものに遍在する純粋意識(12次元)で、
かつてはイエス、ブッダ、ムハンマド、エドガーケイシー等を通じてメッセージを送る
はじめに私(Cosmic Awareness)が伝えたいことは、この質問者のハイヤーセルフまたはガイドが伝えた観点やコメントには真実があるということです。
つまり、私が「神の意識と呼んでいる力」が、「後方護衛作戦」と呼ばれるヤミ勢力が仕掛けた最後の抵抗を完全に叩いたとしたら、時空と創造の骨組みそのものがバラバラに引き裂かれる結果に至ったでしょう。
神が持つ無限の愛と英知により、また銀河同盟として知られる神の使徒などの協力を得て、地球とその住人を完全な破滅から救うために、その力を緩和する様々な措置が取られたのです。
これに協力したのは銀河同盟だけではなく、3次元を超えた多くの階層やレベルにいる存在たちです。
実のところ、私(Cosmic Awareness)を含めて、あらゆるレベルの意識からの影響力やエネルギーが、あの「アセンション」のイベントに集中していました。
そしてある意味で、今回のような結果に至ったことも、多くの人々が体験してきた時間軸の延長に違いないと了解することができました。
というのは、人々の準備不足は明らかで、惑星地球自体も、ヤミの主人たちの古いエネルギーの支配下にあり虚偽や不実は日常茶飯事で、アセンション体験への反発が強かったからです。
そこで、人類の体験としての時間軸には「失望」や「約束――私(Cosmic Awareness)だけでなく多くの他の者たちが伝えた12月21日に人類意識の偉大な高揚が起こるということ――への裏切り」が含まれるのはやむを得ない、という決定がすべてのレベルで行われました。
また以下のことも、心にとどめておくべきです。
あの冬至に、すべての者の時間軸が「一つの結合点」に集まって、全員が共通の体験をするというユニークな出来事を分かち合ったこと。
そして――人類意識の急激な高まりが起こるという、あらゆる約束、あらゆるインスピレーション、あらゆる希望にもかかわらず――何も起こっていないように見えたとしても、それは実際に起こった事実だということを。
ここで私(Cosmic Awareness)は、アセンションに先立つ時点で、私が繰り返し言ったことを想起してほしいと思います。
それは、惑星全体として「転換点」に達するには、人類のあるパーセントが高いレベルの意識状態を達成する必要があるということで、これが、「マス・アセンション」という偉大な出来事が可能になるような瞬間的な急展開に、人類の全体が直面するために必要だということでした。
そのパーセントに達しなかったことが、バランスがとれ調和的な形への意識シフトの、完全な効果が発現できなかった理由の一つといえます。とりわけそれに加えて、アセンションを帳消しにしたい連中によって仕掛けられた、あの「後方護衛作戦」があるのでなおさらです。
しかしこれは必ずしも失敗ではなく、多くの者が言っていたアセンションの最高の形が予定通りには実現しなかったということです。
それでも、それぞれの旅を通じて「5D惑星」へ移行した少数の人たちがいました。この人たちは、この世界に戻って、さらにサポートを続けるつもりのない人々です。
けれども、まだ多くの魂は「5D/3D惑星」シナリオに参加することを望んでいます。
とりわけ、(アセンションを知っていても)人生コースが全くアセンションを目指していなかった人々はそうです。
最も失望したのはこれらの人々で、約束されたアセンションのレベルは完全なアセンション、完全な意識の上昇であり、高レベルの意識を達成する人の数が十分な比率になることにより、全体が「転換点」へ到達したとき、それが実現すると信じていたからです。
人類が時間軸の結合点に達したとき、この「転換点」は完全な形では達成されていないことが観察され決定されました。
それは「宇宙」が、「リーダーや主人としてのヤミ勢力」と人々が関わる「意識の経験や実験」を劇的に終わりにする決定をしたのではなく、むしろ現に進行していて、さらに数千年にわたる漸進的なプロセスが提供されたということです。
この新しい道、出来事を認識し体験する漸進的な道は、各人がさらに成長して完全なアセンションを達成する余地を残しています。
しかしそれは、新しい「5D/3D惑星」にまだ存在している「3D現実」の厳格な制約の枠内でのことで、スタート台に立ったにすぎません。
いま地球にいる人たちにとって、この先の9か月は、アセンション体験の完全な表現に向けて極めて重要な期間です。
したがって、何度も繰り返しますが、自己の内面に対するワークを続けること、周囲の出来事を見渡して、見えている体験が――とりわけ何も起こっていないことの証拠と思えるものが――実際には幻想の性質を持つことを見抜くことが大切です。
もし人が、自分は創造者で、確信や思いや行動を通じて自分の周囲の現実を定義しているという真実を、心に抱くことができなければ、向こう数千年にわたって進化のプロセスを続けることになるでしょう。
そして、アセンションの認識と意識に最終的に到達するまでは、ネガティブな要素を人生の支配的な力として持ち続けるでしょう。
これは予言ではなく、その魂が依然として物質界の体験を選んでおり、冬至に起こったことの本質を避けているか、見逃しているのです。
したがって彼らが、今回は見捨てようとしている、明晰な認識の地点に戻るまでには無数の人生を繰り返すことになるでしょう。
そのことがあるので私(Cosmic Awareness)は、意識は内面からやって来て、それを外に表現しているという基本認識に立ってワークを続けることが、この上なく重要だということを強調します。
これと正反対の認識は、現実を定義するのは人の本質の外に見えるものだけで、外に現れたものこそ真実で、内面は単に堕落状態が引き起こす幻想だというものです。
この参照点が、いま進行中の進化過程が最終的に「転換点」に達するかどうかを分けることになるでしょう。
更に人が、内面の現実よりもっと大きい真実は、あらゆる意識、あらゆる光、あらゆる愛、あらゆる体験の根源―つまり神の意識―につながることだと信じることのできる自己統御のレベルに達すれば、ヤミの干渉はもはや重大な問題ではなくなるでしょう。
私(Cosmic Awareness)は、この質問者が言うように「後方護衛作戦」があったことを是認しますが、それも神が選んだあのシナリオの一部だったと言えます。
それは、明白で純粋な神の本質を発揮した圧倒するような壊滅的レベルで押し通すのではなく、もっと漸進的な時間枠を、この厳しい試練、意識が「転換点」に向けて進化し成長し拡大していく「9か月の懐妊期間」に与えることでした。
それによって各人が、「アセンション意識」を表わす、意識の最高状態を身につけることが出来るようにしたのです。
【解説】(小松)
以下では本文での出現の順に解説します。
1.――「後方護衛作戦」と呼ばれるヤミ勢力が仕掛けた最後の抵抗
その内容について具体的な言及はありませんが、一般的に「後方護衛(後衛)作戦」というのは、軍隊などが撤退する場合に、全体のオペレーションがスムーズに安全に行われるようにするために「後方」に配置する重要な役割を指します。
ここで想定されることは、ヤミ勢力のトップレベルの者たちの「地球脱出」に連動して仕掛けられた一種の「自爆テロ」です。
問題は「脱出」の方法と、「仕掛け」の内容でしょうが、大局的に見て想像できないことではありません。
「脱出」には、いわゆるUFOと類似のものを使おうとしていたでしょう。
1947年の「ロズウェルUFO墜落事件」以来、ヤミの勢力が、その後も回収したUFOや「捕獲」した宇宙人を拠り所にして、彼らが考える「最大の敵(宇宙人)」に対抗するために、UFOのテクノロジーを我が物にしようと「地下の研究所」や「配下の軍需企業」などを使って数十年以上にわたって最大の開発テーマとして「金に糸目をつけず」推進してきたとすれば、かなり前に「地球製UFO」は完成していたとしても不思議ではありません。
一方「仕掛け」については、彼らが地震やハリケーンを操っていたHAARPと呼ばれるシステムに部分的に現れていたテクノロジーに、「アストラル領域のエネルギー操作」を付加して進化させたもの、例えば、かつて「アトランティスの崩壊(大陸の水没)」や「マルデクの破壊(かつての太陽系第5惑星で現状は小惑星帯となっている)」を起こしたようなレベルのものと推定されます。
したがって、「時空と創造の骨組みそのものがバラバラに引き裂かれる」可能性があった、ということでしょう。
「すべては波動」で、固体に見えるものも、実際には波動で構成されているのです。したがって、「波動を操る」技術をものにすれば、教科書的な物理学の常識では考えられないようなことが可能になります。
これを「後方護衛(後衛)作戦」と呼ぶのは、おそらく彼らは、地球を脱出した後は、そこに住む生命もろとも地球を破壊する仕掛けをしてあったと考えられます。
次を参考にしてください。
――彼らが自由に使える資金は無限にあるから、物質的なテクノロジーだけでなく、マインドコントロール、超能力を利用したスパイ行為、そして自らの目的のためのアストラル領域のエネルギー操作、といった超能力テクノロジーについて、大規模な研究が行われてきたわ。こうしたものに加えて、アトランティスで最初に実施された実験が繰り返されてきた。この実験は、人間の生命を創り出すことと、人間と動物の遺伝子を混ぜ合わせるといった雑種創成にかかわっているわ。
こうした人たちは、以前と同じように今でも神のまねをし、私たちゼータや地球を訪れた他の異星人グループから不正に入手したテクノロジーを利用し、実験を行うことで、大きな自己満足を得ている。アトランティスの時代とちょうど同じようにね。(『アセンションものがたり(下)』)
2.――すべての者の時間軸が「一つの結合点」に集まって、全員が共通の体験をする
――何も起こっていないように見えたとしても、それは実際に起こった事実
ここで言っていることは、冬至の短い期間に「神の意識がこの惑星を席巻し・・・すべての人が(個別に)神と対面し、人生を一瞬でレビューする機会を持った」(「アセンション共創樹14」)ということです。
それを通じて人々は、これまでやって来たことを省察し、その先で消化するべき課題を一瞬で会得したはずです(たとえ顕在意識で想起できないとしても)。
3.――最も失望したのはこれらの人々で、約束されたアセンションのレベルは完全なアセンション、・・・それが実現すると信じていた
ここでは、いわゆる「便乗組」または「逃避組」のことを言っています。つまり、(自分は何も特別の努力をしなくても)高レベルの意識を達成する他の人たちの貢献によって、約束されている「完全なアセンション」が実現するので、自分のアセンションも同時に実現するという考えのことです。
4.――いま地球にいる人たちにとって、この先の9か月は、・・・極めて重要な期間です。
「この先の9か月」というのは、このメッセージの後のほうで「9か月の懐妊期間」と言っているように、女性の平均的な懐妊期間を引き合いに出した表現です。
ちなみに別のメッセージでは、(先の冬至には「転換点」は達成されていないことを前提として)2012年12月21日から2013年12月21日までの期間を、人類にとっての「懐妊期間」としています。
いずれにしても、私たち一人ひとりが目を覚まして、本気でワークに取り組まない限りどうにもならない問題で、誰かがお膳立てをして結果を出してくれる事柄ではないと承知しておきましょう。
5.――自分は創造者・・・という真実を、心に抱くことができなければ、向こう数千年にわたって進化のプロセスを続けることになる
――彼らが、今回は見捨てようとしている、明晰な認識の地点に戻るまでには無数の人生を繰り返すことになる
この二つは同じことを言っています。
いま地球にやって来ている「今回のアセンションという機会」は、上のメッセージにもあるように依然として実現に向けて進行中ですが、これを「見逃す」または「見捨てる」と、いつやって来るか誰にも分からない「次回のアセンション」まで、これまでと同様の三次元世界で、気が遠くなるほどの永い期間にわたって人生を繰り返す、つまり転生を繰り返すことになるというわけです。
【補足】
冒頭に出てくる質問にある次の文について補足しておきます。
――もし銀河同盟が、神の光が地球を撃つ力を完全に伝送することを認められたとしたら、その抵抗が相当なものであるため、創造の骨組みそのものを引き裂くことになっていただろう。
ここに出てくる「銀河同盟」の役割と、それに関係する「伝送」という概念に最も関係が深いのは、太陽の近傍で活動する「ドウスチグネオ(Doustigneo)」と呼ばれる高度に進化した宇宙の同胞です。
彼らは、ほぼ地球そのものに匹敵する巨大な宇宙船を何機も太陽の近傍に配置して、宇宙の中心からやって来る強力なエネルギーを調整しながら太陽系の各惑星に伝送(いわばエネルギー転送を制御)する役割を担っています。
次をご覧ください。
http://gaia-as.universe5.com/qa11f3.html
【関連】
・〔懐疑者へのメッセージ@(Cosmic Awareness)〕〔A〕〔B〕
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