アセンション時局’05

 


【目次】

05.11.16自閉症児の調査研究が垣間見せた「新種の子供たち」の姿

05.05.26ルーナ・コロナ/ルーナ・ハロ(月の[かさ]

05.05.20太陽活動と天空現象

05.04.01続・当代メール考

05.02.25陰イオンの活用と花粉対策

05.01.01新春メッセージ



05.11.16自閉症児の調査研究が垣間見せた「新種の子供たち」の姿

 

自閉症研究の国際会議で、カリフォルニア大学デービス校の医学部から、興味深い、そして深甚な意味を持つと思われる発表がありました。

それは、自閉症児は、普通の子供とは相当に違った血中タンパクと免疫要素を持っているというものです。

 

この調査研究では、4歳から6歳までの自閉症児70人と普通の子供35人について、免疫細胞と約4000のタンパク質や代謝産物を分析しています。

その代表的な成果として、自閉症児は普通の子供に対して、B細胞20%多く、免疫細胞40%多いことが分かったといいます。

 

ヒトのような高等生物では、からだの防御機構を担う要素や成分は、多岐にわたっています。

B細胞は、白血球の構成要素であるリンパ球の成分の1つで、体内に侵入した異物を認識して抗体を出し、それを血液や体液の中に送り込んで異物(いわゆる抗原)の処理を進める、重要な役割を持っています。ちなみに、白血球の構成要素には、他にマクロファージや顆粒球があります。

一方、ここにいう免疫細胞とは、リンパ球の他の成分であるNK細胞(ガン細胞を攻撃するナチュラル・キラー)やT細胞(胸腺Thymusで造られ外来抗原から体を守る細胞)などのことです。

 

さて問題は、この新しい所見から、何を導くかということです。

常識的には、医学界の公式所見で「精神病の一種」と診断される者が、どうして免疫のレベルが高いのか、という課題が出てくるでしょう。

まるで無関係に見える2つの現象を繋げる要素は何かという、浮上してきた新たなテーマの解明に向けて、更に追求を進めるというスタンスが筋というものです。

しかし、この報告をした研究者や学界の大勢は、そうは考えていないようです。

つまり、この発見によって、これまでは子供が「自閉」するようになる2歳から4歳になって始めて自閉症の診断が出来ていたものが、血液像の違いを鍵とする「診断マーカー」の開発によって、出生時に自閉症児の診断をつける道が開けたと評価しているのです。

これ自体は意味の無いことではありませんが、何とも貧弱な発想だと思いませんか。

 

結論を先に言えば、彼らは、はからずも、「インディゴ・チルドレン」を「掘り当てた」のです(但し、自閉症児のすべてが、自動的に「インディゴ」に該当するわけではなく、上の、20%や40%の数値も、平均像を表したものです)。

しかし残念ながら、せっかく発掘した「宝物」の価値に気付いていない。

彼らは、自閉症という「異常な状態」に付随する、「新しい異常」を発見したと思っているようですが、正しくは、普通の子供とは「別種の統計的中心値を持つ子供たちの存在」を発見したと認識するべきです。

仮に彼らが、その調査と並行して、対象とした自閉症児のDNAの鎖が何本あるか、2本なのかそれ以上あるのかを調べて、「異常な」結果を得ていたとしても、予備審査の段階で、「有り得ないタワゴト」として少なくともその部分は、発表を拒絶されていたでしょう。

 

いま、《この時代》の必要に応じて、宇宙から「インディゴたち」が続々と送り込まれて、地球に転生しています。

その、すべてではありませんが、かなりの割合の者が、この社会環境に対する違和感の大きさから、地球生活で最初に迎える「症状」が自閉症です。

学者や研究者、そして医者たちが、真に自閉症を解明したいと思うなら、彼らが最初にやるべきことは、もっと視界を多方面に開いて柔軟な姿勢で、「インディゴ」について学ぶことです。

 

【参考】Q&A0303/02自閉症児とインディゴ・チルドレン

 

05.05.26ルーナ・コロナ/ルーナ・ハロ(月の[かさ]

 

下記の「太陽活動と天空現象」で紹介した《月の周囲の光芒》いついて、次の3件のサンプルを送って、質問を頂いた方に確認したところ、

1. © John Chumack         2. © Amber Rahm       3. © Richard Fleet

 

[]にちかく、色の並びが少し違うだけでかなりはっきりと5層くらいにわかれていました。美しいと同時にすこし怖いくらいでした。」との返答を頂きました。

その現象自体は、私の当初の推定と違って、昔から知られている月の[かさ]といわれる現象とみられます(その色調などについては、バックグラウンドのエネルギーの上昇が関係している可能性がありますが)。英語では、ルーナ・コロナ(Lunar Corona)またはルーナ・ハロ(Lunar Halo)です。中でも[1]のようなものは、光環などと呼ばれることがあります。

これは、上空に巻層雲があるときに見られることがあります。巻層雲は、巻雲(絹雲)がベール状に薄く広がった、氷の結晶でできた氷晶雲の一種で、その氷の粒がプリズムのような作用をしてこの現象を起こします。

ここに掲げた3件のサンプルのように、均整のとれた形で見られることは少なく、次の写真のように見えることが多いでしょう。

4. © Eva Seidenfade

 

太陽のコロナを(黒いフィルムなどを透して)目視できるのは皆既日食の時に限られますが、月の[かさ]は、満月でなくても見られるので、可能性としては少なくないはずです(ちなみに、5月18日は月齢9.8で、満月は24日でした)。

なお太陽にも、日暈[ひがさ]という類似の現象があります(やはり上層雲の作用で、コロナとは違います)。

 

これからは、夜・昼に関係なく、空を見ることを習慣にすることをお勧めします。

例えば、1997年の3月から4月にかけて、空の澄んだ日の日没後、東京の都心でも「ヘール・ボップ彗星」を簡単に肉眼で見ることができましたが、はたして何割の人が見たでしょうか。

そのうちに、もっと驚くべき状況を、天空に見る日が来るはずです。

 ヘール・ボップ彗星 © 1997 Eisei Komatsu

 

(05.05.20太陽活動と天空現象

 

月の周囲の光芒について、次の質問をいただきました。

今夜の月・20時20分において、あまりにはっきりとした光輪におおわれ、それがはっきりと3〜5色のグラデーションに分かれ心をゆさぶられました。
いままでにない月の様子です。
どのように受け止めるべきでしょうか?
今できるかぎりものごとを現実レベルで考えたいと思っています。
それでも今夜のように自然の不思議を目の当たりにすると、これでいいのかと疑問が生じてしまいます。

 

近年みられる天空の特異な現象のほとんどは、ハイパーアクティブな太陽活動に由来します。

もちろんその原因は、この時代を主導している、太陽系全般にわたるエネルギーの加速に伴うものです。

518日の月の周辺の光芒は、514日から15日にかけて地球に大規模な磁気嵐もたらした、「黒点759」の余韻のようなものでしょう。

519日にも、木星と並んだ月が、同じように見えました。

この磁気嵐と同時に、アメリカ中西部の各所で、「低緯度オーロラ」が観測されています。

Wisconsin  © Rob Brumm

 

Missouri  © Vic&Jen Winter

 

Iowa  © Mark Urwiller

 

Wisconsinのものは、真夜中なのに、建物が日没時のように明るく色付いています。そして、左上に北斗七星が見えます。

Missouriのものにも、左から右へ、北斗七星、北極星、そしてカシオペアが見られます。

 

次の写真のように、大規模な太陽フレアを持つ「黒点759」は、518日現在、地球から見て太陽の西の縁にあって、太陽の27.3日の(対地球)自転周期に伴って、地球から見えない側へ移行しようとしています。

© Gary Palmer

 

近年の強烈な太陽活動を、伝統的な「黒点数の11年周期」によって説明することは困難です(現在は極大期を遠く過ぎて極小期に近づいている)。

最近のサイクルでは、黒点数の極小期の前後でも大規模な太陽活動の発現がみられることが注目されていますが、これすら、真相のごく一部に過ぎません。

© David Hathaway

 

こうした天空の「異常」については、多くの天文学者が気付いているはずですが、その原因を説明できないので(あるいは公表することを抑えられているので)ダンマリを決め込んでいるのでしょう。

したがって、マスメディアの世界にも、何も登場しないわけです。上っ面だけの報道は別として---

マスメディアは、「報道しない」ことによって、状況を操作する機能を果たしています。

とりあえずマスメディアと縁を切ること、そして、自分の感性によって時代の流れを感知することをお勧めします。

 

05.04.01続・当代メール考

 

デジカメと、ADSLなどブロードバンド回線の普及につれて、大容量の写真ファイルが、メールに添付されて知人などから送られてくるケースが増えてきました。

ドイツやフランスの友人からも送られてきますが、彼らも、例外なしに日本のメーカーのデジカメを使っています。

こうした、「何気なく」送っていただくメールが、受信側で大きいトラブルを引き起こすことがあります。つまり、1通のメールをダウンロードするのに何分もかかり、その間、何が起こっているかわららないまま、じっと待たなければならないという問題です。

私の場合、下り100Mbpsの光ブロードバンドをすぐにでも導入できる状態になっていて、全体として見れば料金も大差ないのですが、その1000分の1以下のISDN64Kbps)に、こだわっています。

セキュリティーの問題などで、回線接続をなるべく少なくするように自己規制をかけていることが、その理由のひとつです。
世間一般では、アナログ回線の56kbpsモデムでやっている人も少なくないでしょう。

このように、[インターネット/メール]世界の現実は、超高速から超低速まで、極端に幅の大きい混合集団になっているのです。

 

こうした状況に、たいへん敏感に対処している実例として、報道機関のホームページがあります。

例えば、「Webの海」から情報をロボットが拾って、自動編集したニュースを提供していることで有名なGoogle Newshttp://news.google.com/news?ned=us)です。ここには写真が2025ありますが、いずれも、1.52.0Kbyteの範囲に収めています。

他の一般報道機関のホームページも、ほとんどはこうした配慮をしています。

ダウンロードに時間がかかりすぎると、簡単に「見捨てられる」ことを知っているのでしょう。

この精神は、一般のホームページでも、またメールを送る場合にも、採り入れてしかるべきでしょう。

 

アナログ回線のモデム接続の実効速度は、平均的に40Kbps(キロ・ビット・パー・セカンド)程度だと思います。

仮に、500Kbyte(キロ・バイト)の写真3枚が添付されたメールを受信することを考えると、[1byte=8bit]だから、全体の容量は12,000Kbit(キロ・ビット)になります。
これを40Kbpsで受けると、300秒、つまり5分かかることになります。

写真を送る場合は、予め適当に「リサイズ(サイズダウン)」するのがいいと思います。1枚あたり、50100Kbyte程度に。

そもそもこの問題は、現実のニーズと無関係に、「数字で他社に負けない」ことを追求してきた、日本のデジカメ・メーカーの過当競争の産物です。

私のデジカメは、今や旧型で、2.1Mpixel(メガ・ピクセル)ですが、それをフルに生かした最高のSHQモードを使うことはほとんどなく、普通は最低のSQモード(100Kbyte前後の画像が得られる)を使い、たまに中間のHQモードを使う程度です。
最近は、プロの写真家しか必要としない、4M(メガ)を超える巨大ピクセルが、デジカメの標準になってきていますが、あまり使い勝手がいいものではありません。

写真の「リサイズ」は、ほとんどの場合、デジカメの付属ソフトの機能で出来ると思います。
私の場合、デジカメの付属ソフトがWindows XPに対応しなくなったので、写真加工には「JTrim」を、またビユーアーとしては「VIX」を使っています。

どちらもフリーソフトですが、なかなかよくできています。
ご参考までにダウンロードの方法を書いておきましょう。


Webで流通しているソフトは、一般に圧縮(凍結)されているので、それを解凍(Extract)するソフトを予めインストールしておくと便利です。
圧縮・解凍方式として、国産のソフトはLzhが圧倒的に多く、海外のソフトはZipが多いですが、その他にもいくつかの方式があります。
フリーソフトの「Lhaplus」は、ほとんどの圧縮・解凍方式に対応しているので、まずは、これをダウンロードしましょう。このソフトも圧縮されて送られますが、自己解凍(Self Extract)方式になっているので、これ自体のための解凍ソフトは必要でありません。
なお、「Lhaplus」を、LzhZip以外の圧縮・解凍方式に対応させるには、設定画面で選択する必要がありますが、通常は、この2つで十分です。


VIXを例にとって、ダウンロードしてインストールする方法を書きます。
まず、以下の作業のためには、ファイルの特性を表す3桁の小文字(dochtm、jpg、exe、lzh、zipなどのことで、「拡張子」という)が表示される設定になっていると便利なので、次を確認します。
[
スタート][マイコンピュータ][ローカルディスク(C:][Program Files]と開いて、
[
ツール][フォルダ オプション]を開き、[表示]のタブ(ラベル)をクリックする。
[
詳細設定]の中にある、[登録されている拡張子は表示しない]の前にあるボックスにチェックが入っていれば、それを外して、OKする(各ファイル名に、拡張子が付くようになる)。


Googlehttp://www.google.co.jp/)の検索画面に[VIX ダウンロード] と入力して、出てきたホームページ一覧から適当なサイトを開き、指示に従ってダウンロードする。通常は、Program Filesのフォルダにダウンロードされるようになっている。
ダウンロードが終了したら、Program Filesのフォルダを開いて、そこにある圧縮ソフト[VIX221.lzh]をダブルクリックすると、自動的にインストールが始まる。途中で、コンピュータを「再起動」する指示が出れば、それを実行する。
インストールが終了すると、Program Filesのフォルダの中に、新しいフォルダ[VIX221]が造られる。このフォルダを開くと、その中に、[ViX.exe]という実行プログラムがあり、それに対するショートカットが、デスクトップに造られている(はず)。もし出来ていなければ、[ViX.exe]を右クリックして、[送る][デスクトップ(ショートカットを作成)]とクリックします。
このショートカットから、プログラムを起動することができます。


・念のために、上記の3つのプログラム夫々について、[ダウンロードされる圧縮ソフト][Program Filesの中に造られる新しいフォルダ][そのフォルダの中にある実行プログラム]の、夫々の名称を書いておきます。
1.[lpls126.exe]-[Lhaplus]-[Lhaplus.exe]
2.[VIX221.lzh]-[VIX221]-[ViX.exe]
3.[jt140.exe]-[JTrim]-[JTrim.exe]
JTrim」は、ダウンロードについて、圧縮ソフトと非圧縮ソフトの両方を選べるようになっており(後者はダウンロードの時間が長い)、ここに表示してある[jt140.exe]は後者です。

 

【参考】当代メール考

 

05.02.25陰イオンの活用と花粉対策

 

健康の一助として、「陰イオン(和製英語のマイナスイオン)」を積極的に活用することを次で紹介しています。

「Q&A’04e」《からだが電気に苦しめられる》 

まず、この中にある、関連する部分を次に引用しておきます。

 

陰イオンについて戦前の日本では、ドイツ医学の流れを汲んで、精力的な研究が行われ素晴らしい業績が残っています。
しかし戦後は、人を健康にするよりは、増えた病人を「高度医療」にかけて稼ぐことを主眼とするアメリカ医学の影響が強くなって、全ておかしくなりました。
いわゆる健康不安・健康ブームに乗じた、一部の業者の手になるいいかげんな商品や過剰広告が叩かれたこともあって、日本では、陰イオンの全てが「深く傷ついている」のが現状だとみています。陰イオン製品などの攻撃に熱中している東大のセンセイもいます。

原子力潜水艦や宇宙ステーションでは、不可欠の装備になっていることを知らないのでしょう。

 

ちなみに、現時点で陰イオンを家庭で手軽に利用する手段は、「マイナスイオン扇風機」だと思います。
現状では、「マイナスイオン扇風機」についての各メーカーの説明は(イオンの放出量の表示など)決して十分とは言えません。ファンを止めて「マイナスイオン単独運転」にすると、イオン放出口の近くの濃度は高くなっても、部屋全体への拡散が十分でないようです。

そこで冬場でも、最弱風やリズム風のモードにして、ファンを回すことをお勧めします。

ファンを上方に向けておけば、問題ないでしょう。

また、パイロットランプが明るすぎるので、睡眠時に使用するには、放出口以外の部分を黒いビニールテープで塞ぐか、アイマスクなどを付けて寝るなどの対応が必要です。また、なるべく静かな(騒音のデシベルが低い)ものを選ぶ必要があります。

これを夜間使用すると、朝になって目覚めたときに、睡眠の深さに驚くでしょう。

戦前の研究で残された膨大な(陰イオンについての)臨床データでは、ほとんどあらゆる病気に有効といっても過言ではないようにみえます。

 

さて、ここでは、その後の検討を踏まえて、この時期に悩まされる方が少なくない花粉対策を兼ねて、陰イオンを積極的に活用する方法について紹介します。

それは、陰イオン(マイナスイオン)放出機構を備えた、空気清浄機を利用することです。

その場合、注意しなければならないことは、ほとんどのメーカーの技術者が、陰イオンについて適切な位置づけをしないまま、製品開発をしていると見られることです。

上記した引用にあるような、現在の社会的背景から、効果を正面から謳うこともできず、どちらかというと《おっかなびっくり》で扱っている印象です。

カタログや取扱説明書を見ても、アクセサリー的な機能という位置づけで、陰イオンの機能を備えた製品でも、イオンの発生量まで言及しているケースは例外的です。

しかし我々は、徹底的に陰イオン(マイナスイオン)とアレルゲン(花粉・ダニ)に的を絞り、それに対応した使い勝手と価格によって、製品を評価するべきだと考えています。

次に、こうした観点で、製品を購入する場合の注意点を列挙します。

ほとんどの製品が、様々な付加機能が《てんこ盛り》になっている反面、重要な機能の有無や使い勝手は、よほど目を凝らさないと分からないようになっているので、注意しましょう。多機能で高価格の製品が「真の値打ち」が高いとはいえません。

 

1.         陰イオン(マイナスイオン)発生機構を備えていること(備えていない製品もたくさんある)。発生量については、8畳間、運転開始して数日後の測定、吹き出し口から1mの位置で、【約1万個/立方センチメートル】という程度のものが多い(ちなみに、滝の周辺では約1万〜1万8千、森や渓流では約2千〜2千5百)。

2.         アレルゲン(花粉・ダニの死骸など)をフィルターが吸着すること。

3.         運転音は、寝室での使用を考えて、最弱モードで25dB以下、(住宅や寝室の環境、また個人差によって違ってくるが)理想的には15dB以下。 

 

陰イオンを積極的に利用する場合、

(1)24時間連続運転にする、(2)就寝前の数時間と就寝中のみ連続運転する、(3)就寝前の数時間連続運転し、就寝中はファンを止めてイオンのみ放出させ自然拡散させる(「イオン単独運転」の機能がある場合)。この場合は、吹き出し口を、枕元から1m前後にすることが望ましい。

などが考えられますが、ファンが回転していれば、汚染物質は吸収されて空気が浄化されるし、陰イオンも、部屋全体に拡散します。したがって、「イオン単独運転機能」の有無は2次的な要素です。

同じ理由で、センサーの機能を使って[オン・オフ]を切り替える「自動運転機能」も、ここでの目的では必須の要件ではありません。逆に、連続運転ができることは、必須の要件です。

センサーの機能は色々あるので、使用目的によっては、確認しておくといいでしょう。

寝室での使用を考えると、イルミネーションのようなものが付いていれば、スィッチで消すことができるようになっている必要があります。

なお、どの製品でも、フィルターの交換目安は日本電機工業会の規準で、(あまり一般的とは考えられない)1日にタバコを5本吸うケースを想定しているので、特別に悪い環境でないならなら、製品仕様で指定している年数より、かなり長く使っても大丈夫と考えていいでしょう。

 

空気清浄機に関して注意しなければならないのは、すべてのメーカーに共通することですが、この製品には、真の意味の「空気を清浄にする機能はない!」ということです。この点は、ほとんどの家庭用エアコンも同じです。

つまり、人体の健康にとって最も大切な、新鮮な空気(酸素)を取り入れ、炭酸ガス(時には一酸化炭素)を排出する機能はないわけです。

適切でない商品名」に惑わされて、換気を怠るとヤブヘビになるので、気を付けましょう。

 

発生した陰イオンの行方ですが、パソコンやテレビで発生する陽イオンと結合して消費されます。

また、空気中の汚染物質(プラス電荷)と結合したものが段々大きなクラスターになり、最後は壁に付着したり床へ落下したりします。

もちろん、この場合、空気清浄機を運転していれば、(クラスター化した汚染物質の)かなりの部分はそのフィルターに捕らえられます。

また(陰イオンの)一部は、窓や扉などの隙間から散逸します。

ということで、無限に増え続けるわけでなく、普通の住宅環境では、不足はあっても、多すぎる心配はまずありません。

 

なお、夏場(5月ごろ以降)は、扇風機(イオン付またはイオンなし)と併用するといいでしょう。

この場合、運転音が静かで、風が直接顔に当たっても気にならないぐらいの弱風(微風)が選べる製品が望ましいですが、そうでなければ、ファンの角度を上向きにして運転すればいいでしょう。

 

05.01.01新春メッセージ

 

アメリカのブッシュ政権は、政治・経済の両面にわたる自壊の構造を、完璧に造り上げました。

既に崩壊は始まっていますが、これからは、「劇的な終幕」に向けての動きが加速するでしょう。

 

経済の面では、「財政赤字」と「経常収支(貿易)赤字」(それぞれ約5千億ドル/[50兆円/]の、いわゆる「双子の赤字」)を、例えば10年以内に正常化することは、もはやどんな政策手段によっても、不可能に近いと言っていいでしょう。

そして現政権が、大幅な増税や戦費節約のためのイラクからの即時撤退、あるいは高金利政策への転換など、ドラスティックな手段を採って、是正に向けてせめてもの方向転換をする可能性も考えられません。

実態としてドルの信用基盤は、もはやゼロに限りなく近く、オイル・マネーの中東諸国を含め世界各国の、「ドルからの逃避」そして「ユーロまたは金へのシフト」は既に現実です。

ドルのユーロに対する価値は、イラク侵略戦争前に対して、4割も下がりました。

「双子の赤字」をまかなう海外からの資金流入は、今や、日本を始め中国・香港、韓国そして台湾などアジア諸国の「苦しまぎれのドル買い(通貨当局の為替介入)」によって、わずかに支えられているに過ぎません。

これらの諸国は、輸出のアメリカ依存度が不均衡に大きく、輸出企業に有利な相対的ドル高(自国通貨の対ドル安値)を維持しようとして無定見な「ドル買い」に走っているうちに、紙切れ同然になるかもしれないドル(アメリカ国債)を大量に抱え込んでしまったのです。

こうしてドルは今後、じわじわと下落していくか、どこかで暴落するか、いずれかのコースをたどり、アメリカ経済を蝕んでいくでしょう。

投資家などの誤解や思惑によって、過渡的なアップ・ダウンは起こるとしても、それは本質ではありません。

多消費で輸入依存型のアメリカ経済は、ドル価値の下落に伴って、じわじわとインフレが進行し、いずれ恐慌的な不況に陥る虞が多分にあります。

これは同時に、上記のアジア諸国を始め、アメリカ依存の大きい国々を「道連れ」にすることを意味します(対米輸出の急減による大不況、ドル急落に伴って発生する膨大な為替損失など)。

いずれにせよ、アメリカ経済の自律的な軌道修正は可能性がほとんど無く、行けるところまで行くしかないでしょう。

立ち止まって考える素質を、現政権が持っているとは考えられません(これは日本の行政にとっても他人事ではありませんが)。

アメリカにとっても他国にとっても、これらはすべて、一途に経済的拡大と地球からの収奪を追求してきた「報酬」であり、真の「気付き」によって軌道修正するための不可欠のプロセスといえるでしょう。

【参考1急落するドルHP「実事求是」より引用)

---()日本は、(貿易収支は黒字であるものの)是正不可能に近い財政赤字があり、また外貨準備の大半をドル(アメリカ国債)で保有しているという大弱点を抱えているため、円とドルとは、皮肉にも「弱者同士の綱引き」の関係にあります。

【参考2拡大する米国の貿易赤字(同)

 

政治の領域では、世界各国のアメリカへの姿勢は(一部の国の不見識な首相を別として)、イラク侵略戦争を契機として、かつてない冷ややかなものになりました。

イラク侵略が何の正当性もないものであったことは、完全に立証されて世界の常識になったと言えるでしょう。

これに加えて、(侵略の口実とされた)「9‐11/テロとの戦い」のペテンや、冒険的な票の操作による2度にわたる政権の簒奪など「行政の不法行為」を、長く糊塗し続けることは不可能でしょう。

既に、本来のアメリカを愛し平和を希求する多数のアメリカ市民が、法的手段を含む様々なルートで、不正の告発に向けて立ち上がっています。

不正が事実であると信じる人の数がクリティカル・マス(限界数量)に達して、マスメディアがもはや隠蔽しきれなくなる日は、遠からずやって来るでしょう。

 

このような、政治的崩壊と経済的崩壊の、どちらが先に来るかは本質ではありません。

両者は、根っこの部分で深く絡んでおり、一方の崩落は必ず他方の崩落を引き起こすでしょう。

その行き着く先として、ブッシュ大統領の任期途中での辞任以外のコースは考えられません。

その時、私たちは、お仕着せられた「大役」を果たし「時代の転換」に少なくとも貢献したブッシュ大統領を、《ゆるす》心で見送ってあげようではありませんか。

【参考】《ゆるす》の意味

結局、ブッシュ大統領は、自ら撒いた種を自分で摘み取るために、どんな手段を講じてでも再選しなければならなかったのでしょう。

地球人類の決定的な目覚めのためには、「落選」で事がうやむやになるのではなく、「現職大統領の辞任」が必要なのです。

これは、ブッシュ大統領のカルマとみていいでしょう。

 

一方、母なる地球は、アセンションに向けて急ピッチで波動上昇を続けており、いわゆる地球温暖化は、学者たちのいかなる想定をも上回る速度で進行するでしょう。

これは、宇宙から来る特別のエネルギーと地球自身の波動上昇の、最も明確な表現です。

しかし既存の科学では、氷河や氷冠を、それほどの速度で融解させるエネルギーが、どこから来るのかを説明できないのです。

 

これからは、かつて体験したことのない気象パターンに見舞われることが、日常的な出来事になるでしょう。

また、地球浄化と新生地球の基盤造りに向けた物理的変容の一部として、地震や火山活動などが、更に大きい規模で起こる可能性があります。

これらはいずれも、「新生」のために避けて通ることができないプロセスなので、ネガティブな現象と捉えることは正しくありません。

私たちには、自分の現実を自在に創造することができる力が与えられています。

必要なことは、それに気付いて、それを信頼することだけです。

そして、その力をポジティブな方向に使う人が増えれば増えるほど、時代の転換がスムーズに望ましい方向へ進むでしょう。

地球のために、この世界のために、それぞれの立場でいま何ができるかを考えて、人生すべての選択肢の中で、それを最上位に置くことをお勧めします。

【参考】地球の魂が語る―これからの地球

 

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