Q&A’08d・「ガイア・アセンション」シリーズ

頂いたメールへの応答の中から、共通の関心事と思われるものを抜粋して掲載しています。

原文のまま掲載していますが、固有名詞はアルファベットなどに置き換えてあります。

また、冒頭・末尾の挨拶やテーマに直接関係ない部分は省略してあります。

 

 

【目次】

(08/06) インディゴと時代の展望(続々)

(08/06) インディゴと時代の展望(続)

(08/06) インディゴと時代の展望

(08/05) 相次ぐ世界的災難の奥にあるもの

(08/05) 過去に決別して前進する道(続

(08/05) 過去に決別して前進する道

                 


(08/06)インディゴと時代の展望(続々)

(Q) 大変丁寧な返信どうも有難う御座います。

自分が「頭の中にあるシステム」として感じていたものが、自分に縁のある様々な存在のサポートだったとは驚きです。様々な存在たちに深謝の気持ちを送ること日課にし、これからも継続して宇宙を信頼して全てを委ね、さらなる前進を続けたいと思います。

 

アセンションを知ってから、西洋医学に関係するあらゆる職種はすべて、「意図」の力を病気を「製造」する方向に向けていると考えるようになりました。オペや医療手技は言うに及ばず、疾患について学ぶときも、それを再確認する波動を宇宙に送り、それが直接エネルギーとして帰ってくることで、人類社会の病気の体系を強固に補完するという悪循環に陥っていると考えます。国家試験の為の勉強の時期に入っている今も、自分の勉強が、自分や社会全体を意図の力(負の波動)によって「加害」しているのではないかという罪悪感があります。

 

医学部の生活を結果として振り返って見ると「医学部生活で講義、実習は最小限だけのノルマをこなし、医学という闇を体験しながら学び、自分のアセンション(光)は徹底的に志向し、今後先覚者としてサポートするべき周囲(家族、パートナー、パートナーの家族、友人たち)との関係を表面上保つ」という道程があった気がします。このバランスを保つのが、非常に大変でした。

 

最近はいよいよ自分に続いて、自分の家族とパートナー(特に祖母と母)が覚醒度がかなり高まってきており、本格的な覚醒も近い感じです。また、真我からの導きで、気の合う仲間と「アセンション勉強会」を行い始めました。これは、あくまで内在の真我に従うことを強調しながら、小松様のガイア・アセンションシリーズを紹介するというもので、クリスタルチルドレンだと思われる方も2人参加してくれていますが、紹介の反応は大変良好で、皆新奇で本質的な視点を面白がっています。

 

今はまだ宇宙は、「マスアセンションの起動までは自分の周囲へのサポートを彼らの許容限度範囲内でしながら、医学部にいるべき」と言っている気がします。そして、マスアセンションの起動後の未来は「医学部を辞めて、周囲のアセンションサポートに行く」道程が敷かれているような気がおぼろげながらしています。「大いなる目覚めは今年中に必ず」という直感は僕にもあります。本当はもっと早くに予定されていたが、人類の覚醒状況が遅れているため、「宇宙知性」はその時期を遅らせに遅らせている気がします。

 

ここで再び幾つかの質問をしてすいません。

 

@小松様は、具体的に今年の何月頃に「大いなる目覚め」が起こるとお考えですか(予知まず当たらないのが宇宙の常ですが・・・そして、時期は「宇宙知性」が最終決定することなのですが・・・)?

 

Aそして、マスアセンションが起これば、医学部、病院、国家試験などはどうなるのでしょうか?何か新しいシステムに変わっていくのか、それとも、完全に消滅してしまうのでしょうか?医師免許の意味も無くなってしまうのでしょうか?5次元社会には病気は存在しませんが、その3次元からの移行期には医師として出来ること、するべきことがあるのでしょうか?

 

Bそして、それまで医学部にいて、卒業試験等の勉強をすることは、自分の負のカルマになってしまうのでしょうか?いますぐ全ての教科書を捨てるべきなのでしょうか?

 

今バランスをとりながら、このような疑問を感じています。もしよろしければ、どうぞお答え下さい。

 

(A) 拝見しました。

現在の支配構造は、政治・経済・社会のあらゆる領域に及んでいて、学問やその周辺領域も例外ではありません。

特に医学や医療の領域は、「支配継続の鍵となる諸要素」と密接に関係しているので、あなたが違和感を持っておられるような強固な体系が、西洋医学の歴史を通じて精緻な科学として構築されてきたわけです。

しかしそれは、如何に微に入り細を穿っているとしても、真実の一面だけを肥大化させ大幅に歪めて具象化したものに過ぎません。

 

ここで「支配継続の鍵となる諸要素」というのは、人々が、(病気や死とも深く関係する)「恐怖心」を抱き続けること、本来持っている現実創造力に気付かず自分のことについては「無力である」という意識をベースに持つこと、精神と肉体の相互関係に気付かず「肉体は独立した客体」と見なし続けることなどです。

仮に、西洋医学が正しく発展してきたとすれば、これらの「思い込み」を是正して、自己について確信を持ち心身ともに健康な人々が人類の主流になっていたでしょう。とりもなおさずこれは、支配構造の崩壊を意味します。

このように医学は、彼らから見れば(もし統制領域外で進歩すれば)「危険な科学」で、例えばAIDSからモルゲロン病に至る「傑作」の本質が簡単に見破られ、折角の「効果」を台無しにするような治療法が出現しては困るので、「危険の芽」が開花しないように細心の注意を払い統制するべき領域なのです。

 

《現実というものについてのいわゆる公式バージョンが、いまや疑問視されていることは事実であるとしても、まだ多くの人は、21世紀の初頭で、人類が前例のない科学技術的成果の先端にいるという幻想の中に住んでいます。つまり、人類文明が、かつて興ったどの文明をもはるかにしのぐ、発展と洗練の頂点に達した時と場所であると。

実際には、これまで教えられ記録された歴史は、巨大な虚構なのです。

人類は、教育機関などが、特に科学の分野で、新しいアイデアや発明を気高く追求することを通じて、生活水準を上げる努力をしてくれていると信じるように条件付けられています。これは、全く事実ではありません。

生活を自由にする価値ある発明のほとんどは、選り分けられて大衆から隠されてきました。

個人の発明家たちは、代替的なエネルギー源を追求しようとすると妨害や束縛を受けます。また、健康分野のパイオニアたちは、お金のかからない治療方法を見付けると、しばしば脅かされたり殺されたりします。

更に、地質学者、ジャーナリスト、そして考古学者たちは、現実についての公式バージョンを打ち破る情報を公表しようとする時に、特に標的にされています。》(『パス・オブ・エンパワーメント』)

 

あなたのメールにある、「西洋医学に関係するあらゆる職種はすべて、意図の力を病気を製造する方向に向けている」とか「人類社会の病気の体系を強固に補完している」という観察は、地球を覆っている支配構造の「医学・医療版」を実感されているわけです。

このような環境で勉強を続けながら、支配構造に加担しないように意識を高く保ち続けることは、なかなか大変なことだと思います。

現実に、西洋医学の個々の概念や理論を、宇宙の真理に照らすと逐一「否定」したくなるでしょう。

しかし、その「否定」からは国家試験の「正答」は出て来ないわけですね。

医者になるには、西洋医学の主要科目を履修し国家試験に合格しなければならない、という規則にしたのは、「近代化」の過程で日本が陥ったワナとも言えます。

 

そこで具体的に、あなたの質問にお答えしましょう。

@いわゆる「大いなる目覚め」の出発点は、いずれにしても今年中(つまりブッシュ大統領の在任中)とみていますが、可能性は2つあります。

A114日の大統領選挙の前、または(B)大統領選挙の後

後者は、大統領選挙への影響を避け、(現在のパラダイムの中での)アメリカ国民の純粋な選択を見てみるという配慮が働いた場合です。

どちらにしろ選挙の帰趨は同じで、20091月にはオバマの大統領就任式を迎え、その頃から人類社会は全般にわたって急速に変容していくでしょう(そこに至るまでのプロセスで、彼らが考えられる限りの邪悪な手段を使って最後の抵抗を試みる中で、法に則り平和的に事を進めることが如何に困難な道のりであるか、想像してみてください)。

 

A全ての分野にわたり、これまでのシステムに替わって、宇宙の真理に即した新しい理念と枠組みが構築されることになるでしょう。

それは、(宇宙同胞のサポートは受けるにしても)基本的には(目覚めた)人類自身の手でやることです。

したがって当然ながら、(人間の本質についての歪んだ認識に基づく)現在の国家試験や医師免許の前提や条件は消滅するでしょう。

過渡的には現に持っている医師免許が維持されるにしても、急速に別のものに変わっていくでしょう。

一方、宇宙の同胞にも「医療チーム」はあります。

そして、地球の近傍で待機している「医療チーム」の目的の大半は人類支援のためですが、その新奇な知見や治療技術の人類側の「受け皿」は、ずぶの素人では勤まらないでしょう。

新しい理念に基づく新しい枠組み造りにしても、新しい理念を会得した専門家が必要でしょう。

また、人類の現状を見れば、早急に治療やヒーリングを必要とする人は想像を絶する数にのぼるはずですが、その仕事は、主体的には人類側の専門家が当たる必要があります。

 

Bあなたの今の勉強を続けることは、何の問題もありません。全ては、地球の3次元世界の体験として貴重なものになるでしょう。

上記のように、この環境で意識を高く保つことは簡単ではないでしょうが、それも地球での学びの一環だと考えればいいでしょう。

そして身の処し方としては、この先の事態の展開に応じて、臨機応変に選んでいけばいいでしょう。

「先覚者」のメリットの一つは、時代の転換期の様々な局面で、概して最善の選択が出来ることです。

 

(08/06)インディゴと時代の展望(続)

(Q) 始めまして。ガイア・アセンションのHPを見て、質問が浮かびましたので、メールをさせて頂きます。

 

人間はどこまで霊的に覚醒しているかは、各自バラつきがあると思います。

衝撃波によってアセンションに関心のなかった人まで、一気に目覚めていくというのは、そういう差異も無くなっていくのでしょうか。

お時間がある時に、ご回答いただければ嬉しいです。

 

(A) 拝見しました。

「霊的に覚醒している」とおっしゃる場合、あなたは何を基準に区別しているのですか。

実際には、魂のレベルでは全ての人が覚醒していて、「神の分魂」として光を宿していない人はいません。

したがって、「神」から見れば全ての人が等しく愛おしいのです。

ちなみに「神」とは、魂の根源として全ての宇宙存在に繋がっている存在で、『パス・オフ・エンパワーメント』では「宇宙知性」と称しています。

また、「宇宙に委ねる」というのは、「神に委ねる」と同義です。

 

(08/06)インディゴと時代の展望

(Q) 初めてお便り差し上げます。小松様のホームページを何時も大変楽しく、かつ真剣に拝読させて頂いております。
自分はA市出身で、B大学を卒業した後に、C大学医学部に再入学して学んでいる者です。
2007
年の11月にアセンションという言葉に出会ってから、自分の今までの人生の方向性が殆どアセンションの方向性に一貫して向かっていたことを感じました。
自分は「新種」に共通的な特徴

に概ね当てはまっているようです。

小松様の「ガイア、アセンションシリーズ」、銀河ネットワーク情報保管庫、高岡英夫の殆どの著作、超シャンバラ、岡本せつ子さんのホームページ「アセンション、宇宙からのメッセージ」、勿論パス・オブ・エンパワーメント、レムリアの叡智を足がかりに、自分が知っていたことを急速に想い出した気がします。
真我に一体化して、日常生活を営む感覚もいつのまにか思い出すようにして身に着けることが出来ました。
体の中にどのようなチャクラ、エネルギーラインがあり、どういった意味があるのかということも体の各部分を動かす練習(ゆる体操)を徹底的に重ねて、理解できるようになりました。
日常で接する人の波動の高低、その人の身体状況、考えていること、その出会いが本質的に自分の人生に関係があるか否かがわかります。また、アセンションに関する情報の真贋、その意味も、殆ど見た瞬間に判ってしまいます。
波動上昇の訓練をするようになってから、自分の体がかなり大きくなり、段々内部から発光し始めた気がします。

自分が急速に覚醒してから、周囲の人間との「生きている現実の違い」に苦しみましたが、少しずつ波動の高い人や、アセンションに理解のある友人達、優しい人々が周囲に増え始め、またパートナーや家族も徐々に波動が上昇しはじめているので喜んでいます。

今はひたすら真我に従いながら、自分のやるべきこと
・カルマの浄化
・アセンションへの意図(小松様の意図のパッケージ)
・二極性の克服、
・切断された第5感と第6感の接続作業
・きちんとした睡眠と食生活(ガイアアセンションシリーズを参考にさせていただきました)
・徹底した波動上昇
を行っています。

大変長くなってしまい。申し訳ありません。今回小松様にお尋ねしたいのは、

@自分は本当にインディゴチルドレンなのでしょうか?(強い内的確信はありますが…)

A頭のなかに、より高次元からの抑制回路のようなものが設定されており、余計な・u桾ィを見たり、判断したり、間違った方向に行かないように常にコントロールされているような気がしています。これは、自分の波動が上昇すればするほど強まる性質があり、自分が余計な(つまり、インディゴチルドレンとして果たす任務をから外れた)方向に導かない役割を果たしている気がしています。
最近、少しづつこのエネルギーの脳にかかっている領域が変化してきており(少なくなってきている?)、次第に、脳の本来の機能を十全に発揮できるようになってきた気がしています。これは、インディゴチルドレンをサポートするための特異なシステムなのでしょうか?
そして、任務(身近な人のアセンションサポート)をはじめる日が近いのでしょうか(なかなかマス・アセンションは起動されませんが・・・)?

B小松様は、今回のアセンションにおける、エース級のスターシードであり、今回のアセンションに関する情報は全て責任を持って管理されていると感じるのですが、そうなのでしょうか?

C真我に一体化して波動の高さを測る方法で見ると、自分は今のところ地球の指数関数的な波動上昇に追随できているようなのですが、この自己判断は正しいのでしょうか?

身近な人は誰も判らないこの疑問(アセンションについて自分が成長するたびに、周囲との乖離が進み、凄絶な孤独や怒りを感じたときもありました)に、お答え頂けるのは小松様しかいないと直覚的に感じております。

大変長く、また不躾な直接的な質問かもしれませんが、もしお答え頂けるのであれば、どうぞ宜しくお願い致します。

 

(A) 拝見しました。

いま世間では、時代が転換期にあることに気付いていながら自分の課題に取組もうとせず、情報ばかり集めることに汲々としている若者が多い中で、あなたの姿勢は大いに評価できると思います。

確かにあなたは、いわゆるインディゴの傾向をお持ちのようです。そして大きな蹉跌もなく今日に至ることが出来たことは、まことにご同慶の至りです。

ご質問にある宇宙からの組織的なサポートシステムは、いま7歳ぐらいまでの(「別種」の)「クリスタル・チルドレン」に対して、(これまで頻繁に起こってきたインディゴたちの地球での躓きを踏まえて)設けられているもので、インディゴに対するものはありません。

あなたが感じているサポートは、おそらく個人的に縁のある様々な存在たちからのものでしょう。

 

ところで、少し先を展望すると、「インディゴのお墨付き」のようなものは、大した意味を持たなくなるでしょう。

いま進行している事態(「アセンション」という空前の出来事)に対して何の関心も持たず、何の注意も向けなかった人々が、衝撃的なアナウンスで叩き起こされて、パッチリ目を開ける時が今年中に必ずやってきます。

そして、今年(2008年)から来年(2009年)にかけての、矢継ぎ早の出来事と新奇な教えの洪水の中で、多くの人が豹変するでしょう。

それまでの気付きのタイミングに個人差があったとしても、結局みんなが一線に並ぶような具合になるのです。

目覚めのタイミングが早いか遅いかは、主に今回の「宇宙ドラマ」での役回りの違いや、個人的な課題の違いです。

「ドラマ」には様々な役者が必要で、「上演」が終わってみれば、みんな役回りをうまく演じてきたことが分かるでしょう。

そもそも、この時代に地球いる全ての人は、特別の目的と素質を持って、様々な星々からやって来ています。

いわゆる「大いなる目覚め」の後に来る人類の進化は、「妨害」が消滅することと、宇宙からのオープンなサポートのお陰で、目を見張るようなものになるでしょう。

したがって、地球の波動上昇への追随も急速に進展するでしょう。

 

とは言っても、先覚者(先行者)の価値がないわけではありません。

主に波動のレベルで、つまり意識のレベルで、自分の周りに大きな影響を与えながら「時代の転換」に貢献しているのです。

それに対して特別のご褒美は出ませんが、自分が真理に沿った道を早くから歩んで、宇宙の法則やメカニズムを最大限に活用できていたとすれば、それ以上に大きなご褒美はないでしょう。

現時点で誰にとっても大切なことは、宇宙を信頼して宇宙に委ねることです。

 

【参考1200823月時点の展望)

変化の兆しかQ&A08b

「衝撃波」以後の生活は・・Q&A08b

 

【参考2】(「情報オタク」の方たちへ)

性差(ジェンダー)をどう考えるかQ&A04b

情報ばかり求めて何処へ行く・・Q&A07e

情報ばかり求めて何処へ行く・・(続)Q&A07e

 

(08/05)相次ぐ世界的災難の奥にあるもの

(Q) お忙しいことと思いますが、お返事を頂けると嬉しいです。
質問は、世の中の理不尽な出来事、虐げられている人々のために、自分が何とかできないかという感情とは、自分の中でどういうスタンスで向き合ったらよいか、です(もちろん、アセンションを意識して、のことです)。

最近主人とテレビのニュース番組を見ていて(テレビ生活に浸る生活はしていませんが、時間のあるときに週に1-2度見ています)、世界各地で起きている”食糧価格高騰による暴動”について報道されていました。

私は、世界の多くの人々が飢餓に苦しんでおり、暴動が起きていることなど露知らず、この飽食の日本でのうのうと生きていたのだと、自分の行動を反省し、また飢餓に苦しんでいる人を思い、なんとかできないかと怒りと悲しみでいっぱいになりました。
 
主人は、そういう私に、”怒りや悲しみに目を向けると、そこに意識がいって、継続するからやめたほうがいい”と言いました。

主人の言っていることはよくわかるのですが、だからと言って、飢餓など存在していないか のように、恵まれた生活のなかで、例えば海外旅行の計画をたてるなどのうのうと生きていてよいのか?という思いがあります。

今までも飢餓のほかにも、多くの理由で多くの人が恵まれない生活をしてきたと思います。

今後も、世界中に、また日本でもそうした出来事が増えていくとしたら、自分の中に沸き起こる怒りや悲しみとどう向き合えばよいのか、御教示頂け増すでしょうか?
よろしくお願いいたします。

 

(A) ご質問の件は、ミャンマーのサイクロンや中国・四川の地震のことも併せて考えると、たいへん時宜を得たテーマだと思います。

こうしたことに関して先ず念頭に置くべきことは、メディアが果たしている役割です。
彼らは、戦争や事件や災害などの悲惨な出来事を、これでもかこれでもかと繰り返し報道して、読者や視聴者の絶望感や不安感を「増進」させることを自分たちの使命だと認識しているフシがあります。
この世界は悲惨な出来事だけで彩られているわけではなく、その半面に無数の「良きこと」がありますが、それらを報道することには熱心でないようです。
メディアのこの姿勢の背景には、読者や視聴者の「暗黙の要請」も関係しています。
それは、自分たちが当事者でなくてよかったという、つかの間の安堵感に浸れることに満足し、元々「不安」を根っこに持っているから、ますます「不安の種」に関心を抱く読者・視聴者と、メディアとの「共依存関係」です。
こうして、私たちが見せられているものは、全体像の片寄った一面だけだということを承知しておく必要があります。
そして、これがメディアの望ましい在り方だとは、決して思わないようにすることです。

そこで具体的に、最近の世界的な食糧危機の根底にあるものは、「人為的な仕掛け」だと考えて間違いないでしょう。
いわゆる「バイオ・エタノール」への急激なシフトが、エネルギーや環境問題の本質的な解決になるよりも、世界的な食糧危機を現出させることを事前に読めなかったわけはないでしょう(もちろん事後でも軌道修正は出来るわけです)。
しかし、あなたが抱く「怒り」は、この時代に銀河の中心から送られてくる貴重なエネルギーをブロックして、身体が受け取るのを妨げることになるので、ものの見方を変えて、宇宙の真実に即した「出来事の解釈」を取り入れるようにしましょう。

結局のところ「彼ら」も、ネガティブ系の役割分担の一環として、(「2極性の時代」の仕上げとなる)この「ゲームの最終局面」に参画しているのです。
そして「ゲームの筋書き」には常に、非物質領域を含む多数の存在たちが関係する「宇宙の意思」が根底にあります。
私たちの関心が、五感で捉えることの出来る物質界に現れた現象に限定され勝ちなのは無理もないことですが、それは、遥かに大きい現実の一部分に過ぎないのです。
今回の食糧危機については、あなた自身は「主たる参画者」ではないようですが、仮にそうであったとしても、そこで起こることの帰趨には、全ての参画者一人ひとりについて深甚でポジティブな意味があります(そして参画者の「合意」なしに物事が起こることは宇宙の摂理としてあり得ません)。
それは、三次元世界に現れた表面的な現象だけから推し量ることは難しいでしょう。

地震や台風などによる自然災害についても、本質は同じです。
地球の天文学者によって希に観察される、遠くの巨大な2つの銀河の衝突でさえ、三次元的には全生命が失われるように見えるとしても、実際には「いのち(魂)」が失われるわけではありません。
「いのち」は、その体験をベースとして、更に前進するだけのことです。

このように、あなたが見ているものは真実の一面にしか過ぎません。
そして、あなたが潜在的に持っている傾向が、選択的に特定の状況を引き寄せることもあるので注意しましょう。
それらから離れて、今生であなたが目指すべき大きい目的が必ずあるはずなので、あなたの関心の主体を、そこに置くことをお勧めします。
なお、次も参考にしてください。

《自分のお皿に何でもてんこ盛りするのはもうやめて、捨てるべきものは捨ててください。巻き込まれたくないことなら、そこから立ち去ってください。自分以外の状況を責めてばかりいると、気付きの波を見過ごしてしまいます。なぜなら、そうした状況を引き寄せているのはあなた自身だからです。》(『パス・オブ・エンパワーメント』)

《あなたはあなたの現実を、目的と意図で満ちている多次元の視点から解釈するようにするべきです。そうでなければ、あなたを無力にするシナリオに引きずり込まれることになるでしょう。例えば戦争、飢餓、病気、またはその他の、自分自身に限界を設けるために選ぶ魔法的な手段です。
誰もが直面する選択はとどのつまり、恐れの波動か、愛の波動かの選択です。愛は燃料で、世界へのあなたの最高の贈り物は、あなたバージョンの愛の波動です。》
(『パス・オブ・エンパワーメント』)

 

(08/05)過去に決別して前進する道(続)

(Q) ほんとうにありがとうございます。

まさに、自分が自分の現実が創造できることを知らず、周りに流されて都合のいいように利用されてきてしまいました。

 

今すぐお金も時間も労力もかけずにできるのは、自分の現実創造の力を信じて好ましい現実を創造(想像)することしかないと心底おもいましたので、過去や不安に思考を使うのをやめて宇宙を信頼してみます(もちろんそれだけやってればいいというわけではなく、行動が必要ということは理解しております)。

 

今回お返事の中で一番ありがたかったのは、「選択の幅は無限にあるので食品に限定することはない」ということを伝えてくださったことです。

「楽になりたい」と言ってる反面、食べ物に感動したなどといって浮かれていた私ですが、目が覚めたような気がしました。

 

結論から申し上げますと、食品の分野に限定するのはやめることにしました。

食品に対しての興味はもちろん消えてないのですが、まず食に関しては、賢い消費者になることをもっと極めてみることにしました。

 

今回の件はおそらく私の人生の氷山の一角であり、私は自分で自分の可能性をこうやって限定してきたんだ、と気づくことができました。

誠にありがとうございました。

 

(A) 拝見しました。

あなたの新しい状況把握は、たいへん核心を衝いた適切なものだと思います。

そのスタンスで前進されるのがいいと思います。

ご参考までに、現実創造のハウツーの一端を、『パス・オブ・エンパワーメント』から引用しておきましょう。

《自分が望む現実を築くには、実現したい結果についての明瞭で綿密なイメージを創り出すことです。もしあなたが病気なら、楽しく簡単な癒しの段階を経て、短期間のうちに完治に至るのだという断固とした意思を持つことが大切です。有益な出来事が驚くほど次々と起こって、全てがうまくいくという考えを受け入れてください。
新しい行動パターンを身に付けるには、想像し、視覚化し、意志力を始動し、期待を抱き、それらをポジティブに強化することが鍵となります。好ましい結果を当然のこととして期待することが大切で、そうしなければ何も起きてきません。想像力が建設的に使われ、それに行動が伴って始めて結果が生まれるのです。もともとあなたには、身体が正しく機能しない時、ものの受けとめ方を変えることで癒しをもたらす能力が備わっています。それは例えば自己憐憫を自己受容に、恐れを願望に、怒りや苦痛を許しに変えるというように、極めて簡単なことです。 》

 

(08/05)過去に決別して前進する道

(Q) アセンションについてのホームページであることは重々承知しているのですが、仕事についての相談なども掲載されており、どうしてもご意見というか何か一言前向きになれるようなメッセージを頂けないかと思いメールをさせて頂きました。

 

幼いころからアトピー体質だったのですが、汗をかいたり、お風呂に入った直後など、特定の状態の時しか痒くならず、ひどい状態ではありませんでした。しかし、ここ12年で状態が極端に悪くなり、痒くて眠れない、外へ出ても痒く、頻繁にトイレを探して入って思いっきり掻かないと収まらない状態になりました。
以前は掻いた後、赤くなって普通の肌に戻っていたものが、今は赤みが消えず(幸い顔は痒くならないのですが)首から下がまるでやけどのような状態です。なのでもう暖かいですが黒いストッキング、長袖、首周りがあいていない服など、肌が露出しない服しか着れなくなりました。

 

そのうち、アトピーがきっかけで、知り合いの方に高齢の霊能者の女性を紹介していただきました。
治療の内容は手から気を流す、という様なことですが、治療時間は2時間で料金は3000円と良心的です(もともと6000円なのですが、私が失業中なので安くしてくださっています)。
治療中の2時間の間に人生について色々あれこれ話を聞いたり、聞いてもらったり祝詞を教えてもらったりすることで心が癒されるようになり、また、食から直す必要があるとのことで、治療の帰りにはいつも無農薬の野菜やお米をただでくれます(その方の福島にいるお知り合いの農家の方が送ってくださるものらしいです)。

その野菜を食べて、今まで自分が食べていたもののひどさに愕然とし、またその野菜の美味しさとエネルギーにとてつもなく感動しました。

 

で・・つまり何が言いたいかといいますと、頂いた野菜を食べるようになり、自然食品のスーパーや会社などで働きたいと何となく思うようになりました。体や心、自分や地球に優しい会社で働いて、将来は自分の目で野菜や果物を買付けて店頭に出すような仕事をして、自分のような方に少しでも安全な食べ物を届けてみたい、いずれ地方に家を建てて花や野菜を育てたい、などと色々夢が膨らむようになりました。まずはベランダでローズマリーやガジュマル、アイビーなどを育てて見ることをはじめましたが楽しくて仕方ありません。

 

今、失業中で雇用保険で生活しており、家賃の支払いなどもあるので他にやりたいことがなければ、それを目標にして、まずは職をみつけるために行動する以外選択は無いのですが、今までの人生を振り返ると、今回のこの自分の中に芽生えたやりたいことが果たして良いのかどうか、自信が持てません。

 

過去に、たとえば、良いと思って通った資格の学校が、ほぼ詐欺で何百万も捨てる羽目になったり、良いと思って就職した会社が詐欺のような異常な会社だったとか、それ以外にも人生の節目節目で良かれと思って決断したことが、後になってみると、なんであの選択をしたんだろうと思うことばかりで、働き、自信を失い引きこもり、生活があるのでしかたなく働き、・・・ということの繰り返しでした。

色々過ぎたことを悔やんでも暗くなるだけなので、人生における学びだったと理解しようとしていますが、これまでのことが心に影を落とし、いっそ楽になりたいと思うこともあります。

もう他にやりたいことがなければ、それをやってみる、今すぐ前に進むしかないのはわかっています。

こんな私に喝を入れてください。

 

(A) 拝見しました。

あなたの問題は、おそらく、自分が本来持っている現実創造力のことを知らなかった、または十分に信頼していなかったために、他人の筋書きに安易に乗ってしまったということでしょう。

自分自身が典型的な生活者(消費者)だという視点から物事を見れば、目先にあるプラン(美辞麗句)が成功に繋がるものかどうかは簡単に見抜けたはずです。それがコモンセンスというものです。

みんな、あなたと同じように生活しているわけで、その集積がマーケットというものです。それ以外の「市場」は、例外や幻想、またはマルチや詐欺の領域でしかありません。

あなたが引き寄せたものは、(甘言に釣られて、それをベースにした自作自演の夢を膨らますという)あなたが元々持っている傾向に由来しているので、そのことに気付くようにしましょう。

 

あなたの「安全な食べもの」への道も、現実の生活での人々(あなた)の選択や行動から離れて、都合のいい架空の「消費者」を想定したプランニングでは、成功はおぼつかないでしょう。

一方、既存の食品スーパーや生協などが、消費者の真のニーズから程遠いレベルにあることも事実です。――ポストハーベスト農薬などクスリ漬けの輸入食品は論外として、国産の表示があっても養殖魚や年越しの解凍魚類、外国の××産・日本の△△加工の干物類、温室ものや植物成長ホルモンを使って促成栽培した果物類([小果→完熟果]という自然の成熟過程を経ない「巨大小果」)など、生命エネルギーの乏しい食品ばかりが目立っています。

それには、食品販売についての基本理念の未確立、卸(おろし)任せの仕入れ、調達商品の評価要員の不足や欠如、品揃えと数量確保の必要性、質の追求と価格設定のバランス等々、様々な要因が絡んで一筋縄でいかない事情もあるでしょう。

人々の食生活が、多様な食品群で構成されていて、また予算や嗜好の幅も大きいことが、この問題を複雑にしています。「自然食品の店」のようなものが、ほとんど成功しないのは、このためです。

けれども、消費者の立場からは、ある意味で話は簡単です。

自分の生活圏内やネット通販などでの調達可能性な範囲で、また予算の許す範囲で、「賢い消費者」に徹するだけのことです。それをサポートする情報やアドバイスは、潜在ニーズとしてはあるでしょう(「何を食べればいいのだろう(私の選択)」参照)。

 

いずれにしても、あなたが最初にやるべきことは、「過去にオサラバ」することです。

過去の一局面が記憶の中でどんなに印象が強くても、それは現在に繋がる人生の流れでの一瞬にしか過ぎません。

あなたが記憶しているかどうかに関係なく、人生には多様な目的や意図が込められていて、それに相応する内容があります。

総じてそれは、今生での学びのためですが、そこから得た「知恵」として残っているものは別として、個々のディテールは全て無用のものです。

どうしても気になることがあれば、そこでの教訓を認識した上で、記憶から抹消することです。つまり、過去への拘りを捨てて、思いの主体を未来に向けることです。

 

夢を持って、その実現を期待することは決して悪いことではありません。むしろ、そのようにして現実創造の極意を身に付けることが今生で地球へやって来た大きな目的です。

 

実際にあなた方の世界は、人間という形態が本来備えている多数の能力を、ようやく発見し始めたところです。何千年にもわたる巧妙な陽動作戦によって、人類は、自分たちの世界を創造することができる力と天賦の才能の、真の性質を理解することから遠ざけられてきました。何世紀にもわたって、個人的な力が不足しているという限界を設ける信念が、世界中で事実として受け入れられてきました。これらのことは、あなた方の注意力をこうした信念に集中させることによって達成されたのです。こうした信念は現実についての合意事項のようなもので、あなたが直面する人生の舞台を設定します。そして自分が創造した人生のドラマにどう反応するかは、あなたの気付きの程度によって決まります。(『パス・オブ・エンパワーメント』)

 

夢について大切なことは、他人の作文に乗るのではなく、あなた自身が描いたものであることです。

そして、整合性のあるイメージを、ディテールにわたって具体的に描くことができれば申し分ないでしょう。そしてそれを、一旦は手放すのです。

いつもリラックスして宇宙を信頼していれば、シンクロ的な出来事によって宇宙があなたを運んでくれるでしょう。

あなたにとって選択の幅は無限にあります。必ずしも食品の分野に限定しないで、夢を通して望ましい現実創造を心掛けることをお勧めします。

 

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