Q&A’09d1・「ガイア・アセンション」シリーズ

 

【目次】

(09/04) 「大いなる目覚め」へのプロセス


(09/04)
「大いなる目覚め」へのプロセス

(Q) アセンションが近づくにつれて、様々な疑問が浮かび、メールいたしました。

.世界的な大不況の中、雇用不安など,ネガティブな情報はあふれていますが、NESARAUFOとの公式コンタクト、アセンションの進展といったポジティブな情報は、ネットや書籍においても減ってきているように思います。これはなぜでしょうか?

2.
最近、未曾有の出来事が頻発していますが、私たちの生き方を変えるところまでは達していないように思います。このペースではとても間に合わないように思うのですが、アセンションは2012年に劇的な変化を迎えるのでしょうか、それともゆっくりとしたペースで、徐々に社会は変化していくのでしょうか?

安定はしていますが、私の信条や体力と合わない仕事に忙殺される日々です。

私は早く、喜びとともに成長する日々が来ることを望んでいますが、社会に明るい兆しが見えず、将来に不安も感じ始めました。
お忙しいとは思いますが、考えをお聞かせください。

 

(A) 拝見しました。

まずは次を読んでみてください。

時にあらず

経済の復元はなく、アセンションは前進する

 

アセンションは現に進行中の出来事ですが、人類が「大いなる目覚め」を達成すれば、その歩みが急進展することは間違いないでしょう。

そこで、「大いなる目覚め」に至る「3ルート」の現状については、次のようにみています。

 

まず第1の「宇宙ルート」ですが、宇宙の同胞たちから見て最大の問題点は、人類が根強く抱いている「恐怖心」と「依頼心」でしょう。

うっかりこれに点火して「野火」となって広がるようなことになると、人類のアセンションが「元の黙阿弥」になります。そうなっても地球(ガイア)の意志は今や変わらないので、彼女は地上の人類を見捨てて、地底世界の人類やイルカ・クジラ族を含む自然界の生き物たちと共に前進を続けるでしょう。

その危険を避けながら、人類とオープンな交流を実現させることの難しさを、宇宙の同胞たちもつくづく実感しているはずです。

 

ご存知のように私たちの社会では、「恐怖心」を煽るキャンペーンで満ちています。

マスメディアは、事件や事故の報道に血道をあげますが、彼らは人々が持つ「恐怖心」に応えているつもりなのでしょう。

宇宙の同胞たちのことについても、マスメディアを始めテレビドラマや映画など、その方向の「努力」は終息する兆しがありません。

スピルバーグ監督の「テイクン(TAKEN」のことは前に書きましたが、今年になってイギリスのウインドファームで起こった風車羽根の折損事故に、CNNUFOを絡めたYouTube映像(おそらくフェイクUFOを使った創作)を報道し、最後の場面で(無関係な)ETの地球襲撃映像を挿入して「次にはこうなる」ことを印象づけています。

http://edition.cnn.com/2009/WORLD/europe/01/08/ufo.england.wind.turbine/index.html

 

一方、「依頼心」の問題も、たいへん深刻です。

 

あなた以外の誰かが、あなたを助けてくれると考える傾向は、人類にプログラムされ条件付けられたものです。あなたを救おうとしている者は、どこにもいません――繁栄し成功するには、進んで自分の人生の責任を自分でとることです。(「これまで人類が採ってきた姿勢―否定、軽視、怠慢または依存」)

 

うまく「恐怖心」を卒業すると今度は、宇宙の同胞たちを、人類が持つ問題を根本的に解決してくれる「救済者」として期待するようになります。まさに上の指摘の通りでしょう。

したがって、私たちが「依頼心」からも卒業したという確認が取れるまでは、彼らの方からは「手出しできない」ことになるわけです。

 

一方この420日に、アポロ宇宙船で月に着陸した元宇宙飛行士のエドガー・ミッチェルが、UFO研究者たちの年次大会「Xカンファレンス」後の記者会見で、人類は宇宙の孤児ではないという証拠があり政府は事実を隠しているという話をしましたが、主要報道機関でこれを報道したのはCNNだけです。AP通信は同記事を配信していますが、完全に黙殺されたわけです。

日本の報道機関の沈黙ぶりも見事なものです。韓国では、三大紙の1つである中央日報がCNNの記事を引用する形で報道していますが。

 

結局、恐怖心や混乱を巻き起こさずに真実を人類に知らせるには、アメリカ政府が公表するのが最善で、オバマは十分それを承知していて、そのタイミングを検討しているはずです。

その核心は、軍やNASAが収集したUFO目撃記録の公表などではなく、これまでに何度かアメリカ政府が宇宙人代表の訪問を受けて公式の会談を持った(しかし技術は欲しいが使い道は自由にしてくれ[軍用に有効活用したい]という地球側の姿勢で話はまとまらなかった)という事実でしょう。

しかし事はそれほど単純でなく、例えば、回収したUFOのリバースエンジニアリングによって、既にその技術を利用した「軍用機」を持っているなどの事実を、どう扱うかということがあるでしょう。

 

第2の「911ルート」は、告発に向けた精力的な作業が進められていることは間違いありませんが、予想以上に時間がかかっている事情として次のようなことが考えられます。

この事件が、「アラブ系のテロ組織」の仕業ではないことは今や誰の目にも明瞭ですが、それだけでは事は進みません。

まず、真犯人を特定する必要があります。

事件の規模や複雑極まりない内容からみて、おそらく関与した人間は何百人どころではないでしょう。

その中から立証しやすいケースや人物を限定するとしても、表面から見えている「責任者」は真犯人ではなく「操り人形」に過ぎないことは、少し調べを進めると直ちに分かるでしょう。

しかし、その先に進んで真犯人を特定して起訴に漕ぎつけるには、いつどこでどういう形で謀議や指示が行われたかを立証する必要があります。

 

また、「4機3ルート」のそれぞれについて、かなりの程度まで真相を明確にする必要があるでしょう。

例えば、それらの機体が無人機であるとすれば、その無線操縦は誰がどの場所からやったか、いつどういう形で機体の「すり替え」が行われたか、当初の旅客機や乗員・乗客はどこへ行ったかなどについての真相です。

 

この惑星にはびこっている、精巧に造られて圧倒されるような恐怖の出来事の本質を見抜くことが、あなた方みんなの挑戦です。(「この世界の本質を見抜く」)

 

「9・11」の出来事の背後にある詐欺的な仕掛けは、黒魔術の古典的な儀式の実例で、時間をコントロールして巧みに操作し、それを歪めて、「罠」をつくる企てです。

そして、計画的なメディアのプログラミングによって、できるだけ多くの人々を、恐怖心がつくる出入り口を通して、その罠(わな)へ誘導するものです。(「同上」)

 

この記述から推測できるように、本件に使われているトリックの数々は、普通の人が既存の知識で理解できるレベルのものを超えているようです。

したがって、来るべき裁判のプロセスを無難に通過させ、12人の陪審員全員の心証を一致させる確信が得られるまでは、証拠固めと立論に注力する必要があるわけです。

それが、いま水面下で行われているアメリカの関係者の努力でしょう。

 

ちなみに日本の検察は最近、「情報リーク」などによって巧みに日本のマスメディアを懐柔し、裁判が行われないうちに既成事実を造ってしまう手法を「公開」して、日本に裁判員制度を導入することの危険性を自ら「立証」しましたが、アメリカには(大半の州の地方検事は市民の選挙によって選ばれ、また連邦レベルでは問題の性質によっては特別検察官が議会によって選ばれるなど)それとは趣が違う優れた司法の仕組みと伝統があります(これはブッシュ政権下で相当に崩されましたが、オバマ政権のエリック・ホルダー司法長官が是正してくれるでしょう)。

その一端を感得するために、オリヴァー・ストーン監督、ケヴィン・コスナー主演の映画『JFK』のDVDを観るか、映画の主人公でもあるジム・ギャリソン元地方検事の著書『JFK―ケネディ暗殺犯を追え(ハヤカワ文庫NF)、原題:On the Trail of Assassins』(Amazonから中古が入手できます)を読むことをお勧めします(もしジム・ギャリソンが、ルイジアナ州の地方検事でなく、事件が起こったダラスがあるテキサス州の地方検事だったら、アメリカや人類の歴史は別のものになっていたかも知れません)。

 

第3ルートの「金融・経済崩落」は、マスメディアがここを先途と報道するので、その展開が誰の目にもよく見えます。

しかし、事の本質に気付いている人はほとんどいないでしょう。

その原因やキッカケが何であっても、いま起こっていることの本質は、アセンションに向けて避けることのできない「浄化のプロセス」です。

どこまでも経済を成長させること、つまり消費をどこまでも増やし続ける路線上には人類の未来はありません。

これは、1人の人間が持つ限られた時間や、からだの容量を考えれば、直ちに理解できるでしょう。心身のストレスを増やさずに消費を増やし続けることなど不可能だと。

その路線は、地球つまり自然へのストレスも必然的に増やすことになります。

今のところきちんと認識されていない人類の火急の課題は、アセンションに向けての地球の浄化です。核廃棄物を含む汚染物質を早急に全域から除去する必要があります。「温暖化」の防止に役立つという理屈で原発を増やす愚行にも気付かなければなりません。

 

いま世界の各国でやっていることは、政府が大金をバラ撒いて「復元」を誘導しようとすることですが、そのお金は一部の企業を一時的に利するだけで砂地に水を撒くように消えてしまい、莫大な政府負債が残るだけの「効果」で終わるでしょう。

特に(先進国の中で突出した財政赤字国である)日本の状況は惨憺たるもので、見掛けだけの「対策」のために10兆円を上積みして44兆円規模の国債を発行しようとする(これまでの最大は1999年の37.5兆円)など、「狂気が政治を支配」しています。

何年にもわたって「3分の2の多数」がまかり通る中で、官僚たちも骨抜きにされてしまい、防波堤の役割を果たさなくなっているようです。

ただ救いがあるのは、数年前までとは違って、向こう見ずの景気刺激策は実効がないだけでなく、必ず増税や行政サービスの切り下げとなって跳ね返ってくることを見透かして、「政治の茶番劇」を醒めた目で見ることのできる国民が増えてきたことです。

 

この時代が求めているのは、「復元」しないことです。

人類は、これまで盲信してきた「経済成長の呪縛」を手放して、自然と完全に調和する社会・経済システムを追求する以外に出口はないことに気付く必要があります。

例えて言えば、「酸性体質」を変容させようとする「自浄作用」によって「下降」が続いている時に、元の「酸性体質」に戻そうとしても傷が深くなるだけです。

求められているのは「アルカリ性」に「体質」を変えることだと皆が気付いた時(「大いなる目覚め」)、初めて「下降」が止まって、新しいパラダイムに向けてスタートを切ることができるでしょう。

この「第3ルート」は、「体質」の状況や「転換点」に達したかどうかなどを、「リトマス反応」のように、誰でも確認できます。

20094月の現時点では、その反応は間違いなく「酸性」で、「転換点」は遠く霞んで見えないという結論で一致するでしょう。

 

以上の「大いなる目覚め」へのプロセスを総括すると、結局のところ全ては私たち自身の問題だということです。

全ての事象はつながっているので、一つの道が開けると次々と開けていくようになりますが、まずは私たち自身が変わる必要があります。

個人的苦境の打開を外部情勢の変化に求めるという姿勢は、みずからの天賦の力を使うことを放棄しているという点で、「操縦お任せモード」に浸るのと大差はありません(「人類の前途」)。

そうした意識の状態は、宇宙の同胞たちに刻々モニターされ統計として把握されるので、結局はオープンな交流を遅らせるという形で現実化することになります。

頼れば頼るほど遠ざかり、自立すればするほど近づく、という皮肉な仕組みになっています。

アセンションに向けて大切な姿勢は、必要な現実を創造する力を私たち自身が現に持っていることを確信して、いま現在を生きることだと思います。

アセンションを加速させるか減速させるかは私たち次第、というわけです。

イルミナティには精一杯の光を送って、彼らが自ら変容できるように手助けしてあげましょう。

次の地球は、調和と公平、そして愛と分かち合いを旨とする世界になるので、貪欲は入り込む余地がないのです。

 

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