Q&A’11f2・「ガイア・アセンション」シリーズ

 

【目次】

(11/06) M9.5 超巨大地震」は避けられるか


(11/06)
M9.5 超巨大地震」は避けられるか

(Q) こんにちは。

さて先日、R.ボイラン先生のサイトを拝見していました。
私は英語が得意ではないので誤解しているのかもしれないのですが、何やら7/2324頃にM9.5の地震が発生する等と記述されているように読みました。

 

地球自身のアセンションに向けての事だと理解していますので、起こるものは起こるでしょうが、この件でCV2012に参加している人たちにとって、地球を癒す瞑想などヒーリングや何かできる事はないのかな思っています。

 

(A) 拝見しました。

それは、次に書いたことに関係があります。

いまだ浄化されず「日本人のカルマ」

 

意味もなく地震が起こることは絶対になく、必ず多面的な目的がありますが、特に政治家をはじめ国を挙げて迷走している日本人への「ウェイク・アップ・コール」は極めて重要だと考えています。

つまり、「核のカルマ」に気づいて国の進路を変えることです。

したがって、地震そのものを起こさないようにする祈りは筋違いで、今やっているようなガイア全体への癒しや、その一部としての日本やアメリカの国土への癒しを行うのが適切だと考えています。

 

具体的な日付に関しては、時差を考慮して722日から24日の幅をみておくべきだと思います。

ただし本件に限らず、すべての未来予見に関係することですが、「状況がこのまま変わらなければ」という前提があります。

誰にも明らかに認められるようにドラスティックに状況が変わったり、あるいは人知の及ばない領域で「計画変更」があったりして、予見が実現しないケースもあります。

 

なお、全体的なバランスを考えれば、この次の巨大地震は西日本ということになるでしょうが、「核のカルマ」の焦点は何といっても六ヶ所村です。

そこで稼働中または建設中の巨大施設群が再起不能になるぐらいのダメージを受けないかぎり、この国の進路に今のところ影響力を持っている「政・官・業・学+マスメディア」の方々は目を覚まさないだろうという読みもあります。

 

(Q) お忙しい中、お返事ありがとうございます。

確かに「政・官・業・学+マスメディア」の現時点での様子を見る限り、目覚めそうもない様に感じます。

このまま何も無ければ、いずれ原発を推進させようという意図が垣間見られるようです。

ご教授頂いた日本やアメリカの国土への癒しを軸とし、未だ眠りに付いている人たちの更なる目覚めを祈りつつ、CV2012に参加していきたいと思います。

 

(A) 「未だ眠りに付いている人たちの更なる目覚めを祈る」というのはいいですね。

いま私たちが日常的にできることは、それぐらいしかないでしょう。

問題は「目覚め」の内容です。

 

その核心は、「価値基準の狂いに気づく」ということ。

この社会の諸悪の根源に、「経済を成長させ続けないと幸福になれない」という、誰かが仕掛けた「社会的呪縛」があります。

経済成長とは消費の拡大のことですが、国土や資源の限界、そして廃棄物や環境汚染を考えれば、その方向には持続可能性がないことが簡単にわかるはずです。

また個人にとっても、消費できる量や1日の持ち時間が限られている中で、いくら消費を煽られても限界があります。

実際に、いま地球社会の大きな底流として起こっていることは、そうした矛盾に気づき新しい価値基準をベースに持って、旧来とは違う生き様を実現しようとする動きでしょう。

 

それが大きい流れとして浮上してこないのは、この社会で表面から見える部分に今のところ影響力を持っている「政・官・業・学+マスメディア」の方々が、旧態依然とした思考様式で動いているからです。

この40年にわたって急展開してきた日本の原子力政策や、現在の「復旧・復興政策」も同じ発想の延長で、「巨費を動かす」ことばかり考えて強引に事を進めてきた結果がこの惨状です。「復旧・復興」に関して言えば、「ハコ(仮設住宅)」の員数を揃えても、生業(なりわい)の道がないので中が埋まらないわけです。

こうしたアプローチは、果てしなく個人や企業の欲望を刺激して、金銭亡者がうじゃうじゃいる殺伐とした社会を生み出すだけです。

しかし、もし彼らが以上のことに本当に目覚めて、この国の進路が明らかに変わってくれば、宇宙は(そしてガイアは)、巨大地震に替わるマイルドな手段によって同じ目的を達成しようとするでしょう。

 

ちなみに本件で、R.ボイランから2回来信がありましたが、2回目では「M9.5 巨大地震」の日にちと震央を絞っていました。

日にちは日本時間で723日(土曜)の昼間、震央は南三陸町の東方100kmとのことです。

311地震」の震央は牡鹿半島の南南東130kmだったので、事実上は同じエリアです。しかし地震の強度は6倍で、19605221511分(現地時間)の「チリ(バルディビア)地震」(日本で524日の未明[225時間後]に起こった「チリ津波災害」)に並ぶ史上最大となります。

 

これを聞くと、同一エリアを2度も続けて襲うのは「何とも理不尽」と思う方が多いのではないでしょうか。

しかし、今度こそ多くの日本人に「核のカルマ」を気づかせて、国の進路を変えさせようとする絶妙の「天の采配」とみることもできます。

311地震」では、三陸沿岸の津波被害や福島原発事故ばかりが脚光を浴びましたが、その時点で「六ヶ所村の牽引力」に気づいて、日本の原子力政策を根本から方向転換するべきでした。

「核のカルマ」から見れば、No1は「六ヶ所村の巨大核施設(配管の総延長1,300km、接続箇所2万以上のバケモノ)」、No2が「福島・原発銀座」、No3が「若狭・原発銀座」ということになるでしょう。

311地震」は、この「No1」と「No2」に狙いを定め、同時に「女川原発」の存在にも気づかせる目論見があったと考えられます。

 

その延長線から、「次の地震」の狙いも見えてきます。

ずばり、そのターゲットは、「六ヶ所村」と「東京」でしょう。

震央からの距離は、「六ヶ所村」が、「311地震」は約350km、「次の地震」は約290kmと更に近くなります。「東京」は410km425kmで大差ありません。しかし、地震強度では6倍の違いがあります。

「東京」には国会や行政機関、そして原発関連企業の本社が集中し、「核のカルマ」に影響を与えてきたので、これを外すことはできないでしょう。

そして「福島・原発銀座」や「女川原発」、そして六ヶ所村の北側にある「東通原発」、それに「東海第二原発(日本原子力発電)」なども、既に(フクシマで)じゅうぶん学んできたように、現に停止中だから安泰とはいえないでしょう。

 

以上が、私たちが現に置かれている客観的状況といえるでしょう。

はたして、実際にその通りの地震が起こるでしょうか。

それについて、私の予見は次です(未来のことについては「予断が許されない」というのが鉄則ではありますが)。

おそらく、宇宙同胞や地底世界同胞の善意の介入によって、様子が違ってくるでしょう。

彼らが、(物理的には)プレートが交わるエリアに働きかけて、そこに蓄積されているストレスを(例えば、いくつかのマイナーな地震によって)解放するなどの手段を講じてくれることが考えられます。彼らは、それをやるのに、ガイアとのコミュニケーションによって、その意向を尊重しながらやるのです。

これが許されるのは、「核のカルマ」を造り込んできたのは、そのエリアで水産や水産加工を主な生業としてきた人たちではないからです。

 

ともあれ、地震を決して他人事と考えず、これを機に、地震をはじめとする「地球変動」への身の回りの対応を本気で見直すことをお勧めします。

 

なお、予見された「M9.5 巨大地震」が起こらず、その時点で日本の原子力政策が旧態依然としたものだったら、「核のカルマ」はその先に持ち越され、私たちは別の姿の「カルマの浄化」に直面することになるでしょう。

どのみち、この夏至から2012年冬至までの18ヶ月は、新しい地球と新しい人類文明を生み出すために、「地球変動」が相次ぎ、旧システムが音を立てて崩れていく「激動の時代」になります。

その中で人々は、厳しい選択を迫られることになるでしょう。新しい文明を協同創造する道を進むか、旧システムにしがみついて生きるかの。

 

(Q) さらなる詳しいご説明を頂きありがとうございました。

各問題な部分の点と点が線で結ばれる感覚で分かりやすかったです。

先生がおっしゃるように、問題は「目覚め」の内容と「価値基準の狂いに気づく」に尽きると感じました。

震災後、数ヶ月経ち国を挙げて復興と叫ばれていますが、そのどれもが以前の通りの町並みと経済の再現を「震災からの復興」として目標に据えている様に感じます。あわよくばその先には「より安全なる原発」としての再構築があるのでしょうか。

 

これらに影響を与えているものが、ご指摘の通り ”誰かが仕掛けた「社会的呪縛」” なのですね。

確かに、ある程度の(自然に優しい)インフラの再構築は必要があると思いますが、復興プランなるものを見たりすると物質的ないわゆる「ハコ物」がメインであり、本来震災から学ぶべき大切な心の領域のことが「気付き」として無いのが残念に感じられます。

このまま物理的な復興を推進しようとしている政府や、利益を期待し引き寄せられてくる取り巻きである「政・官・業・学+マスメディア」を見ると、ガイアの更なる苦渋の決断は避けらないということですね。

 

私は、「ガイアと共に心の復興」を目指すべきと感じ、過去私達人類が、ガイアに対して知らずしらず(気が付かないまま)加害してきた事実を知り、心からの反省と共に、これからの復興はガイアの願いと同調した自然とそこに住む「すべての生き物」との共存を含めた愛の復興が大切だと感じました(当然その先には宇宙の同胞との交流も)。

それらの指針として先生のWEBサイトには、先生が様々な場面で問題と解決策へのヒントを公開されているのが有り難いです。

皆の心が変れば必然的に取り巻く環境も変化していくという事を信念とし、私自身の今後のCV2012活動をさらに考えて生きたいと考えています。

 

【関連】

いまだ浄化されず「日本人のカルマ」

復刻『タスマニアの羊』(1993年)―原発を正しく理解するために―

暴走する国策エネルギー 原子力」(「週刊 東洋経済」2011611日号)

 

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