【目次】
(13/09) 続・開発途上国へ移住しようと思うが
(13/09) 続・開発途上国へ移住しようと思うが
(Q) 小松様
大変失礼かとは思いますが、今回は、前回より、もう少し踏み込ませていただき、相談をさせていただきます。
1 不安の背景
幼少期から、死への強い恐怖、不思議な抑うつ感、夢の中にいるような感覚があります。
若いときに不安神経症、異常な首・顎の痛み(顎関節症)を発症しました。
信頼のおけそうな精神世界の本を何冊も読みました。
カウンセリング、不思議な夢の後に症状が改善。
服薬なしで教員、海外業務などにかなり長期間にわたり従事しました。人生は好調でした。
しかし、数年前に家族の死と、薬の副作用で体調が悪化。
以降、代替医療、サプリメント、瞑想、認定Oリング医師の治療、ホメオパシー、BST、心理療法など、できることは何でも試しました。
新聞は購読していません。テレビも数年前に処分しています。
ご紹介されている本は10年以上前に何回も読みました。
その後、ガイア・アセンションHPに紹介されているいくつかの方法も試しました。
しかし精神不安・不安発作は、薬の副作用で倒れてから根本的には回復していません(簡単な仕事は何とかできています)。
2 不安の現状
「消え去ろうとしている既存のパラダイムや思考様式に、囚われ過ぎているように思います。…先のことをあれこれ考えて『心配の種』を抱え込むのでなく…」という小松様のご助言はもっともです。
しかし、数年前からの不安感を改善することができません。
心配の種から不安感になるのではなく、不安神経症が先にあり、次々といろいろなことが不安になっているように感じています。
過敏体質になり、西洋薬をもともと飲む気持ちはありませんが、少量の薬を飲むだけで一晩中頭痛になり眠れなくなります。
砂糖、食品添加物摂取では体が焼けるような感じになり、過剰反応するようになっています。
体力も完全に回復していません。
今の状況を、自らの魂の向上のために計画してきた人生だと考え、受け入れるしかないのでは…と思うことがあります。
(中略)
『あるヨギの自叙伝』、『神との対話シリーズ』などを読んで感動し、人生に対する理解を深めました。
人生は幻想であること。
自らの思いが作り上げたこと。
死後の世界、転生…。
しかし、実感できないのです。不安感、抑うつ感で、日々楽しく生きることができません。
フラワーエッセンス、ホメオパシーなどで愛に包まれることがあります。しかし効果は一時的です。
本来の力を発揮できない。
競争を嫌う反面、劣等感が強い。
このように苦しみながら日本で生活するよりは、マイペースな開発途上国の田舎で、自分をさらけだしながら、のんびりとすごす方が自分には合っているのではないかと思っています。
不安感を軽減するにはどうしたらよいのでしょうか。
進路をどうすればいいのでしょうか。
不安、抑うつ感をなくしたい思いで、かなり前から精神世界のことを勉強してきました。
でも、根本のところでは何も変わっていないのです。
自分の思考が、不安感、劣等感、被害妄想、限界をつくっていることはわかっています。
しかし、そのネガティブな思考パターンを一掃できません。
自己観察、今を感じること…も試しましたが、不安は軽減しませんでした。
質問がまとまらず大変申し訳ありません。
大変個人的な質問で恐縮ではありますが、可能な範囲でご助言いただける幸いです。
追伸:
霊気についてのご助言をありがとうございました。
体調回復のために、今度セミナーを受けてみようと思います。
(A) 拝見しました。
あなたの問題への私のアドバイスは先の回答で尽きていますが、お分かりいただけなかったようですね。
つまり人類にとって、目前に迫っている激動を、どう潜り抜けるかが現時点の唯一で最大のテーマで、それに匹敵するものは他には何一つない――それは人類の一人として、あなたにとっても同じこと、というのが私の観点です。
そのように銀河同盟は、大規模で全般的な地質学的または地球物理学的な出来事を寄せ付けませんが、永久にそうであるとは言えません。
銀河同盟に技術力がないからではなく、もっと大きな計画が、つまり「神の計画」が確かにあるからです。
それは、大規模なプレートの移動を引き起こして地球の景観を一変させ、文明と人類そのものを変えることを狙いとするものです。(Cosmic Awareness)
ここでのポイントは、世界のどこに住んでいようと、永く待ち望まれた出来事が今や始まろうとしていることです。
これらの出来事の背後には、連邦緊急事態管理庁やヤミ勢力の筋書きだけでなく、神の全能力が表出する筋書きがあります。
あらゆることが歴史のこのポイント、この決定的な交差点に向けて時間をかけて動いてきました。そして今、すべてが断崖絶壁のヘリへ到着しつつあります。(Cosmic Awareness)
たとえて言えば、仮にあなたが2011年3月の時点で、福島県双葉町に住んでいたとしましょう。
そして3月11日に東北地方で巨大地震が起こり関連で原発のメルトダインも併発する、という啓示を何人かの感覚の鋭い人が受けており、ある高次元の存在もそれを裏付ける発言をし、決してパニックに陥らず冷静に行動することや「自分の現実を自分で創る」ことなどをアドバイスしているという情報を、あなたは大震災の3日前(つまり2011年3月8日)に知ったとします。
それでもあなたは今のように、自分の積年の悩みを投げかけることしか考えられないのかどうかですね(もちろん、そのような予言やアドバイスを無視することは誰にとっても本人の選択だけの問題ですが)。
あなたが抱えている悩みは、世界のどこへ行っても同じことでしょう。
根本的には、神の分身としての自分(三次元世界に表出された神の一側面としての自分)への信頼の欠如があるようです。
とりあえず、心の奥底にある恐怖心を克服するために、ヨガナンダ『あるヨギの自叙伝』の第43章「スリ・ユクテスワの復活」を、少なくとも3回は精読しましょう。
途上国に住みたいというのは逃避の一種に過ぎず、結局のところ、本気で自分に向き合うしか答はないでしょう。
それを、目先の緊急事態への対応と一体として進める必要があると思います(見方を変えれば、絶好のチャンスでもあります)。
時間の余裕があれば、修験道や霊気も参考にはなるとは思いますが、人類と地球にとって今は、その余裕すらないように私にはみえます。
上の事例のような、時間の余裕がないときに、何を中心に据えてどう行動するかというテーマです。
その第一歩として、あなたにとって心的相克の種でしかない今の仕事との縁を切るという選択もあるでしょう。
「目前に迫る激動の断崖絶壁に立つ人類」および「続・目前に迫る激動の断崖絶壁に立つ人類」を、じっくり読んでみてください――というのは、そういう意味です。
そして彼らは、行くべき方向や選ぶべき選択を示してくれる周囲の出来事が起こるのを、ひたすら待つ姿勢を決め込むのです。
しかし私がいつも言うように、人は外の変化が起こる前に、内心では選択を済ませています。
したがって、証拠になるような外部の変化を待つ人は、確かに何かが起こっていると確信できるようになった時には、すでに自分が乗っているボートは岸を離れていて後戻りできないことに気づくでしょう。(Cosmic Awareness)
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