【目次】
(13/09) 開発途上国へ移住しようと思うが
(13/09) 開発途上国へ移住しようと思うが
(Q)
小松様
今もガイア・アセンションで継続して勉強させていただいています。
今回は霊気と開発途上国での生活についてご助言をいただきたく、メールをさせていただきました。
以下、ご指導いただければ幸いです。
1 霊気について
最近、直伝霊気というものを知りました。
以前相談させていただきましたが、自分自身病弱なことと、西洋医学の薬の副作用でひどく体調を崩したことから、上記セミナーを受講しようと思っています。
セミナー料金は一般的な西洋レイキと大きく変わることなく、安いと思いませんが、特別に高額な設定ではないようです。
ガイア・アセンションの時代から、どう直伝霊気をとらえたらいいのか、小松様のご指導をどうぞよろしくお願いします。
2 開発途上国での生活について
これまで10年近く仕事をしていて肌に合う途上国へ住むことを考えています。
年金受給資格の加入25年を待つため、最低でもあと5年は日本で生活を続ける予定です。
移住の理由は、
1)健康であった海外勤務継続時から移住予定であった(薬の副作用で体調が悪化し移住を断念していた)
2)薬の副作用から体調が悪化し、日本での生活が難しくなっている
3)ストレスのない途上国での生活の方が自分にあっている
等です。
しかし、医療事情が問題です。
日本なみの医療を受けるには、現地富裕層が利用する私立病院になります。高額であり、気軽な受診は難しくなります。
現地での仕事については、いくつかプランを持っており、妻も仕事の目当てがありますが、医療についての問題はついてまわります。
これまでの預貯金で、仮に仕事をしなくても、生涯、途上国の田舎で質素に生活していく分は何とかなると思います。
医療の他、多額の資金送金、開発途上国の銀行での資産管理、日本人家族が他界しており、一度移住をすると帰国は困難になる、などのリスクがあります。
このようなリスクがあるが海外に住むのか、あるいは、どんよりとした気分で日本に住み続けるのか迷っています。
ガイア・アセンションを読んでいて、ますます難しい時代であることを感じますが、上記について、小松様のご助言をいただければと思っています。
(A) 拝見しました。
5年後の地球では、今あなたが考えておられる前提のすべてが、完全に別のものに置き替わっている可能性を考えておくのがいいと思います。
地球と人類の歩みがCosmic Awarenessの展望に沿って進むと、その頃には「人口が減少した将来の地球」で、そこに参画することを選んだ人々によって「新生地球」の基盤を造る懸命の努力が行われているでしょう。
大混乱の余韻は残っているとしても、国家や民族を線引きし、区別して考える意味は無くなっているでしょう。
人類が歴史上初めて、個人としての完全な自由を獲得して、世界のどこに住むか、または一時滞在するかなどを「地球市民」として思いのままに選ぶことが普通の姿になっているでしょう。
そのような人類の生き様が可能になる物理的背景として、これまで封印されてきた「イラン科学者M.T.Kesheの技術」などの宇宙テクノロジーによって、無公害で無尽蔵の「空間エネルギー」を誰もが自由に利用できるようになることがあります。
何故なら、「邪悪な圧倒的な力でこの惑星を支配し管理してきた者たちが、もはや支配力を持っていない状態が実現する」からです。
あなたは、消え去ろうとしている既存のパラダイムや思考様式に、囚われ過ぎているように思います。
例えば、あなたは日本的な医療によって散々の目にあってきたので、なるべくそれに頼らない方向を目指すのが自然な姿勢ではないでしょうか。
高価な抗ウイルス薬タミフルの世界生産量の約7割を、世界人口の2%に満たない日本人が消費するような医療、あるいはコレステロールの基準値や高血圧の基準値を変えて投薬する患者を増やすような医療を、「気軽に受診」できることに価値があるでしょうか。
途上国では、(高額の医療と無縁の)富裕層でない大勢の人々が元気いっぱい生きていて、そこにこそ「ストレスのない途上国の生活」の魅力を感じておられるわけでしょう。
そうだとすれば、彼らと同じような生き方を目標にするべきではないでしょうか。
要は、先のことをあれこれ考えて「心配の種」を抱え込むのでなく、(魂の導きにより、直感を通じて正しく選択した上で)「今を生きる」ことが大切だと思います。
単に、その延長が「明日」であり、あなたの「未来」になるでしょう。
「目前に迫る激動の断崖絶壁に立つ人類」および「続・目前に迫る激動の断崖絶壁に立つ人類」を、じっくり読んでみてください。
特に、前者の中にある「前進への三つのタイプ」で、あなた自身はどれに該当するか、どれにも該当しないかを判断してみてください。
その上で、自分が本当に希望するものが何なのかを見つけて、日々それに専心することをお勧めします。
内面の準備として最も重要なのは、あらゆる個性のレベルに巣食っている、古い枠組みの思考様式を手放すことです。それは三次元世界への囚われのことです。(Cosmic
Awareness)
健康のことについては、食事や睡眠、また毎日の適度の運動など、基本的なことについては既に十分に配慮されていると思います。
テレビや新聞と完全に縁を切ることも重要だと思います(例えば1日に1回Google Newsの項目を眺めれば、ほとんど一瞬で何が起こっているかが分かりますが、その中に今のあなたにとって大切なことは何もないでしょう)。
外からの「雑音」を遮断して、なるべく自然に触れる時間を増やすだけで、日々の生活の爽快感がまったく違ってくるでしょう。
時間が急加速している今は、常に物事の優先順位に留意して、一瞬たりとも無駄にしないようにしましょう。
あとは、「神の分身」としての自分に、自分の現実創造力に自信を持つことです。
ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』を座右に置いて、大いに参考にすることをお勧めします。
誰にとっても、この時点での選択は、更なる三次元体験の方向を決めるでしょう。
あなたは奴隷以上の存在、何の選択もできず他人の操縦任せの犠牲者よりも、遥かに、遥かに偉大な存在だということを忘れずに、賢く選択しましょう。(Cosmic
Awareness)
なお、日本で一般的に行われているレイキが本来のものでないことについては、「宇宙種族ゼータの長老マーリスのメッセージ」の【解説】に書いておきました。
http://gaia-as.universe5.com/2012CV.MarisMessage.html
その関係個所を引用しておきましょう。
・レイキについて
《私たちの図形は、レイキの実践で使われるものを含む全ての宇宙共通シンボルと同様に働くもので、その中にエネルギーをカプセル状に包んでおいて、生命力エネルギー波動が調和的に働くように始動させるのです。》
このマーリスのメッセージだけでなく『アセンションものがたり』でもレイキに言及されていますが、マーリスやジュディが言うレイキは、現代の多くの日本人が認識している「レイキ」とは、同じではありません。
ご存知のように、臼井甕男が創始した「臼井霊気療法」は、いったん渡米した後に「レイキ」として里帰りしたわけですが、その間に本来あったものが失われています。
ジュディはレイキの教師でもありますが、本来の「臼井霊気療法」を探求する過程で、オーストラリア人夫妻が著わしたレイキの著作『THE JAPANESE ART OF REIKI』にめぐり合って、これを徹底的に研究したとのことです(この著者たちは運よく、まだ存命中だった臼井甕男の直伝の弟子たち数人から教えを受けたそうです)。
ジュディは今では、自分が考案したものも付加して、独自のレイキの体系を造り上げ、それを弟子たちに伝えています。
そして、日本で「レイキティーチャー」が粗製乱造されている現状を嘆いています。
また彼女は、レイキ研究の延長として修験道[注]も研究しており、それに関しては、『修験道―その歴史と修行』(宮家
準)を薦めています。
臼井甕男が25年間にわたって修験道の修行をしたという事実は、里帰りした「レイキ」では完全に消されているそうです。
[注] 修験道/シャーマニズム(shamanism):世界各地に残っている、民族の宇宙観・自然観と宗教的・霊的な知恵を統合した古い歴史を持つ実践的な教えで、日本では「役の小角(634?-701?、役の行者)」が開祖とされる「修験道」がそれに近い。それらに共通する最も純粋な形では、修行者(シャーマン志願者)に対して、たいへん難しく恐怖を伴うような長期間にわたる試練を課して、その過程で心の奥底に潜んでいる恐怖心や不安(いわば「心の闇」)を浮上させ照らし出すようにする。修行者にとっては、それを正しく知覚し克服する勇気と精神力を奮い起こすことが出来るかどうかが鍵になる。それによって日常の自己中心的な認識を超越した世界(宇宙)についての知覚と気付きを得て、精妙で広大な非物質領域にもつながるようになる。その境地を、本人および周囲の者の向上に役立てることを狙いとしている。
ETとの遭遇が「シャーマニズム的な体験」になるというのは、それが、本人が気付いていなかった「心の闇」を浮上させるキッカケになることをいう(実は、コンタクトの最大の狙いは、その体験を引き起こしてコンタクティーの精神的進化をサポートすることにある)。
ご質問の「直伝霊気」について、私は個人的な体験はありませんが、次にある「血統書」やHPにある運営方針などを見る限りでは、まともなものであるように感じます。受講すれば何かしら得るものがあるでしょう。
http://www.jikiden-reiki.com/info/info2.html
しかし、それに向けて直ちに行動する前に、まずは上に書いたようなことについて深く考えてみて、あなたの人生について基本的なスタンスを確立されるのがいいと思います。
これを信奉できず信奉しようとしない人々、そのような予言をする者は変人か狂人だと思う人々は、自らの巣箱の中に閉じこもっています。
彼らは、背後にあるもっと大きな本質を見る気にならず、出されている警告にも留意しようとしないのです。
それが彼らの魂の必要に沿うのであれば、たとえそれがスピリチュアルな成長や進化の機会を活かそうとしない否定的な姿勢であっても、それはそれで結構です。(Cosmic
Awareness)
(Q) 今回も目の覚めるようなご助言をありがとうございました。
何回も何回も返信を読ませていただいています。
【関連】
[Q&A目次(ケータイ専用)]
[ホーム]
Copyright© 2013 Eisei
KOMATSU