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Q&A’15q・「ガイア・アセンション」シリーズ
(15/06.13) 急加速する「種の絶滅」をどう受け止めるか
(Q) 小松様、いつも貴重な情報を誠にありがとうございます。
ところでこの5月になって、世界中で生物の大量死が報道されています。
日本ではあまりニュースになっていませんが、その種類は驚くほどで、
水鳥・クラゲ・ロブスター・魚・カメ・ラクダ・ニワトリ・クジラなど多種にわたり、
まさに「1日1種類の大量死」が続いていると伝えられています。
アセンションへの具体的な徴候と考えてよろしいのでしょうか。
(A) 拝見しました。
地球の歴史を通じて「種の大量絶滅」が何度かあったことはよく知られていて、最も近いのは約6500万年前の白亜紀末、「恐竜絶滅」の時代です。
その前にも、大まかに1億年の間隔で4回の大量絶滅がありました。
しかしこれらの絶滅は、いずれも数万年から数十万年の期間にわたる出来事で、その速度は年に0.001種程度だったと推定されています。
これに対して近年の大量絶滅は、「桁違いの速度」で進行しています。
これに関して、ノーマン・マイヤーズ(Norman Myers )著『沈み行く箱舟―種の絶滅についての新しい考察(1981)』の研究が世界的な定説になっており、それを敷衍した次のデータが、ほぼ学会の共通認識になっているようです。
0.001種/年(恐竜時代)
0.25種/年(1600-1900年)
1種/年(1900-1975年)
1,000種/年(1975年)
40,000種/年(1975-2000年)
つまり最近は、1日に100種程度が絶滅していることになりますが、様々なデータを見ても大きくは違っていないと思います。
ちなみに、地球の全生物種は175万種と推定されています。
問題は、その原因が何で、それにどう対処するか、または、どう受け止めるかということでしょう。
ご存知のように一般には、原因の大半を「人為的なもの」とし、それに対して「人為的に」対策するという方向に物事が進んでいるようです。
「地球温暖化の影響」にしても、その根源が人間活動に由来していると考えれば同じことです。
しかし、それしか考えられないから(それしか知らされていないから)、何もかもそこに持って行くという感があることは否めません。
確かに日本だけを眺めれば、「人為的なもの」が大きく浮上してきます。
何しろ、この狭い国土を、「列島改造論」なども登場させて一瀉千里に開発してきたわけですから。
例えば、いわゆる「レッドリスト」で「絶滅危惧TA(CR:Critically Endangered、近絶滅種)」の代表として次の三種を見ればこうです(このうち「イトウ」は環境省リストではTBの指定ですが、IUCN [International Union for Conservation of
Nature and Natural Resources:国際自然保護連合] のリストではTAとなっています)。
・イトウ(サケ目サケ科の汽水・淡水魚、主に北海道):1年に何度も産卵し、それに応じて上流から汽水域までを往復するので、治水や林道工事による大量の河川構造物に産卵や移動のための「活路」を奪われてきた。
・イリオモテヤマネコ(食肉目ネコ科、西表島):開発に伴う原生林の伐採、湿地の埋め立てなど自然環境の改変、野生化した飼い猫との競合、野良犬による捕食などが指摘されている。
・ヤンバルクイナ(ツル目クイナ科、沖縄本島):開発に伴う生息地の破壊や分断、それに加えて特にネズミやハブの駆除を目的として約100年前に沖縄に導入されたマングース(ジャワマングース:食肉目ジャコウネコ科マングース亜科)による捕食が主要原因と推定されている。
しかし広く世界を見れば、状況は単純ではありません。
開発の手が及ばないエリアでも「種の絶滅」は起こっており、海洋の汚染にしてもPCBなど有害物の野放図な垂れ流しは何十年にわたって国際的に対策されてきたからです。
また、オゾン層破壊の原因となるフロンなどの物質の排出に関しても同様です。
IUCNのレッドリストによると、〔CR:Critically Endangered、近絶滅種〕カテゴリーに該当する種は、1998年に動物:854種、植物:909種であったものが、2014年には動物:2464種(2.9倍)、植物:2104種(2.3倍)に跳ね上がっています。
これに対する合理的な説明は存在しない(公式には、説明できない事態になっている)と言っていいでしょう。
しかし、惑星地球と人類の動向を一貫してモニターしてくれている「高次元の方々」は、別の観点をお持ちのようです。
次をご覧ください。
(ミカエル大天使/自由という贈りものを完全に手にするために)
ご存知でしょうが、この惑星の波動は毎時変化し、増大しています。
何よりも大きい事実は、その波動の周波数が毎日、ほぼ倍増していることです。
これは、宇宙の「セントラルサン」から送られる膨大な光束によるもので、この不可視の光は地球上のどんなシステムによっても遮断することはできず、また弱めることも出来ません。
それが、来る日も来る日も、大幅に増加しているのです。
これが意味することは、この波動を統合するのに皆さん各人の大きな努力を必要とするだけでなく、それは何よりも、変容への巨大な可能性があることを意味していることです。
(アウグストゥス/アウグストゥス 人類の前途を語る)
地球は、地殻変動によって揺れ動くでしょう。
それは単に地球の浄化活動で、そうすることで地球は生き抜くようにしていることを理解しましょう。
太陽は、過去に記録がないほど活動のレベルが増すでしょう。
電気的なシステムは障害を受け、それは電気通信やコンピューターに及ぶでしょう。
あなた方が、この上もなく大事にしているものが、どれもこれも障害を受け、それは人間や動物の行動にも影響するでしょう。
特に動物は、彼らに聴こえる地球の中心核から来る雑音が変化するので、混乱させられるでしょう。
大型の海棲哺乳類は、その変化が引き起こす音の水中伝播速度が、ほとんど瞬間的に達するほど速くなるので、自らを岸に打ち揚げるストランディングをするようになるでしょう。
クジラ類にとって、その音の大きさは耐えがたく、それが潜水艦などの人工的な音によって加重されます。
クジラの鼓膜が障害を受け、混乱してストランディングするのです。
彼らが現在位置を特定する要素を、感知することが出来なくなり、水中と岸辺との区別がつかなくなるためです。
(ダイアナ/プリンセス・ダイアナの秘密)
これまでの惑星に留まろうとする人たちは、次第に崩壊していく環境の中で苦難の体験をすることになるでしょう。
惑星を支えてきた力が次第に縮小していき、その上での生命活動が次第に衰えていくので、そこに住むことが増々難しくなるからです。
そのプロセスの一部は、陸地が移動したり、沈降する陸地がある一方で隆起する陸地もあったりして、また他にも多くのことがあり、全体として生物圏が大きなレベルで崩壊していくことになります。
その原因は、人類による生物圏への誰もが認識している干渉だけでなく、例えばケムトレイルのように密かに行われている諸活動による生物圏の加害もあります。
したがって、前途には相当な規模の変化があるでしょう。
要は、お気づきと思いますが、個別の事象に目を奪われて右往左往するのでなく、「この時代の大局」を見定めることの重要性を指摘してくれています。
その上で、この状況をどう受け止めるかについても、明白なアドバイスを与えてくれています。
次をご覧ください(以下は、上のメッセージに続く部分です)。
(アウグストゥス/アウグストゥス 人類の前途を語る)
これらすべてがますます激化し、世の終わりが到来したかと思うでしょうが、それはありません。
あなた方の神経はすり減らされるでしょうが、人生は終わりになりません。
そのような状況は、空間の断裂が完成し、その分裂が波動レベルの境界を進むまで継続するでしょう。
そして、それが始まった時と同様に、不意に終わるでしょう。
恐れることは何もありません。神は、あなたの傍にいて、神は愛です。
私は精神体として地球のここにいて、それをあなた方に告げることが出来ます。
私は、オクタヴィアヌスとして地球へ来る前に、そのことを知っていました。
そして今、スピリットとして、あなた方の前に立って、それを知っています。
神は愛なり――その考えに、あなた自身を合わせるようにしましょう。
(ダイアナ/プリンセス・ダイアナの秘密)
あなただけでなく多くの人が、そのようなネガティブな変化に焦点を合わせる傾向が見られますが、私がお勧めするのは、それを超えた部分を見るようにすることです。
つまり、あなたが知っている世界に何が起こるかではなく、自分が体験したいと思う世界、この変容を超えた領域であなたを待っている世界を心に描くようにすることです。
これは、あなたの質問に正面から答えていないと思いますが、もっとパワフルな形であなたの為になると信じています。
現在の生物圏に何が起こるか起こらないかへの細かな関心を超えるようにしましょう。
人類の行いが生物圏に及ぼす影響には甚大のものがあり、ほとんど恐怖の域に達しています。
いまだにこの生物圏を何とか浄化しようとする動きが見られますが、究極的にはそれが生き延びることはできないでしょう。
それが、この次元での表現様式の未来だと言っておきましょう。
以上を集約すれば、こういうことでしょう。
同趣旨のメッセージは他にも多く送られてきているので、それらも参考にされるといいと思います。
――恐れることは何もありません。神は、あなたの傍にいて、神は愛です。
――神は愛なり――その考えに、あなた自身を合わせるようにしましょう。(アウグストゥス)
――つまり、あなたが知っている世界に何が起こるかではなく、自分が体験したいと思う世界、この変容を超えた領域であなたを待っている世界を心に描くようにすることです。(ダイアナ)
(Q) 小松様
丁寧なご回答をいただき誠にありがとうございます。
種の絶滅や考えられない気象変化が、
私たち誰の目にも明らかになリ出しました。
既存学問にすがり付いてきた多く者たちは黙り込むしかないようです。
特に日本のメディアは最悪な状況ですね。
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