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正しい生き方の10の道しるべ―モーセ・(アセンション時局’15)
[2015年8月28日]
【目次】
・【解説】
このタイトルから「モーセの十戒」[注]を連想されるかもしれませんが、それは紀元前12世紀頃のイスラエル民族の状況を前提としたもので、そのまま現代に通じるものではありません。
今回のメッセージは、アセンションの完遂が目前に迫った現段階での、人類の状況を前提とした「前進への手引き」ともいうべきものです。
モーセ(英語読みで「モーゼ」とも)になじみのなかった方は〔アセンションを見失った光の戦士たち―モーセ〕の冒頭部をご覧ください。
[注]:旧約聖書「出エジプト記」(20-3〜17)参照
親愛なる皆さん、
人間に値する生き方は、人にふさわしい優しさを根底に持ち、神が人間の特性として、そう定めたようになることです。
これが、永遠を超えて行く旅の到達点です。
モーセです
今ここで、次を受け取ってください。
正しい生き方の10の道しるべ
1.)シンプルな生活を心がける
2.)清澄な心をベースに持って明察する
3.)子供のように無邪気に振舞う
4.)内心の導きに従う
5.)自分が持つ力を信頼する
6.)すべての「いのち」に敬意を払う
7.)光に満ちた食べものを摂取する
8.)光に満ちた場所を探し求める
9.)光に満ちた人々の中に身を置く
10.)神との絆(きずな)を深める
これらのシンプルな道しるべは、この激動の時代に合わせて皆さんが地に足をつけ、光への道を保つようにしてくれるでしょう。
そして正確にそれに従うと素晴らしい結果につながるのは、いつでもこのようにシンプルで簡単に理解できる方法なのです。
以下は上の補足です。
1.)生活をシンプルにすること――富への執着を持たないこと、特にあなたが世俗的な富を手にしている場合にはそうです。資産を持つこと自体は重荷ではなく、むしろ、あなたがそれをどのように扱うか、あなたの心にそれがどのように響くかが問題になります。
2.)簡潔を心がける――あなたの澄んだ思考を、決して間違って解釈されたり理解されたりすることのない、簡潔な言葉や行為に表わすことです。
3.)子供のように振舞う――これは純真で無邪気な行動を心がけることです。その意味は、利己的な底意や動機を持たないこと。
子どもたちを見ればわかるように、彼らは特別の意図を持たず、あれこれ表現します。
しかし親や周りの者がこうした表現様式を禁止すると、彼らは、それが望まれていないことだと察知して別の表現をするようになるでしょう。
4.)内心の導きにつなげる――そして自分の力を信頼すること。
この能力と自信が、自分の行動様式の血肉になるようにすることです。
他者の意見を求めずに、自ら勇気のある決断をやり始めてください。したがって、失敗は失敗として堂々と認めることです。
失敗は人生の一部で、長期間にわたって放任されると、誰でもやり続けることになります。
「失敗」は、全体像に欠陥があるか、何かが欠けていることを意味するだけのことです。
あなたが沢山の決断をすればするほど、あなたは安全になり、失敗は減って結果は完全なものになるでしょう。
自信は自ら獲得し学び取るもので、決断をする毎に、あなたの内部で信頼が育ち、内心の導きが大きくなるのです。
5.)決して誰の導きも受けないこと――その代わりに、誰でも天賦のものとして持っている内心の導きにつなげて、自分で自分を導くこと。これがポイントです。
6.)地上世界の多様性を評価すること――そして地球がもたらす全ての「いのち」に敬意を払うこと。
「異質なもの」や「自分の圏外のもの」に恐れを抱かず、それらを信頼するようにすること。
あなたが地球で今生を確立した自分のルーツを決して否定せず、同様に他者が彼の独自性の源としているものを尊重することが大切です。
どんな場所でもあなたは、くつろいだ気分になることができます。
しかし本当に心休まるのは、神の中にいる時だけです。
この洞察は皆さんの心の中に次第に生まれつつありますが、地球世界の「郷里」が提供する各自のルーツから力を得ることも必要です。
したがって、人の地球における郷里へのつながりに、つまり「彼の」故国や「彼の」故郷に敬意を払い、「郷里」という表現をポジティブに評価することが大切です。
この世界の困難を乗り越えられるようになるには、誰であっても、そのことを完全に受け入れることが先決です。
その道筋によって、「郷里」という表現や郷里そのものに対する適切な対応が得られます。これがポイントです。
7.)あなたは食べた通りのものになる! これは、ここに私が保証する真実の表明です。
したがって、あなたが食べるものに注意しましょう。あなたの考えや行動が、それにダイレクトに影響されるからです。
あなたの波動は純粋な食べものによって上昇し、汚れた食べものにより下げられます。
自分が持つ光を現わしたい人は光に満ちたエネルギー源が必要で、食べものの摂取は、それに対して重要な役割を持ちます。
栄養源として菜食を好むようにしましょう。
動物は皆さんのパートナーで、保護者であり仲間でもあり、異なる世界をつなぐヒーラーでありメッセンジャーでもあります。動物は、栄養源として人間に仕えるために創られたものではありません。
これを理解して、あなたの食習慣をしかるべく変えるようにしましょう。
これがポイントです。
8.),9)光に満ちた環境を求めること――そして、一緒にいる人々に注意すること。良い印象を受けない場所は敬遠すること。
空疎で無意味な道筋を歩まないこと。――今ではもう意味がなくなった行動をとる気にさせられたり、ずっと昔に役割を終わった「友情」への義務が、いまだにあるように感じさせられたりするような。
あるいは、遥か前に手放すべきだった職業への依存状態を、いつまでも続けないことです。
このような気まぐれは、あなたを使命から隔て、あなたの光への道を内容の乏しいものにし、あなたの考えや感興や行動に傷をつけることになります。
今日においていまだに――これも失いたくない、あれも抱えておきたいと――妥協を重ねる人は、さらに深い洞察への機が熟しておらず、アセンションには向いていません。
10.)神はあなたの「いのち」の源で、道です。神との絆を深めること!
それについては積極的であること、特に創造的であることが重要です。
あなたの人生を完全に神に向けること。――その意味はこうです:神と共に考え、神と共に語り、神を通して行動すること。
そうすれば、常に正しい道を歩み、正しい言葉が見つかり、適切な考えを心に抱くようになるでしょう。
「神の庇護(ひご)の基にある」の意味は、あるがままを、ガラスのように完全に透き通して見ること!
また、こういう意味もあります。自己の中にあり、この世界の中にもある、光と陰(かげ)を純粋に見透すこと。
何故なら、自己を識る者だけが、人を識り、神を識るからです。
明瞭、簡単そして見識――これらは人類が、地上に留まっている間は、持つべき特質です。
今や古い地球の最後の歩みは、私たちがこの世界を超えて上昇する「神の愛の黄金の光」へ足を踏み入れ、それに包み込まれました。
私は「いのち」のメッセンジャー、
それは主の無限性の中で永久に存在するもの。
モーセ
このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJK:Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
お気づきのようにモーセは、「道しるべ」の各項目について懇切丁寧な説明を補足してくれています。
以下では特に日本の読者のために、1項目だけ解説を補足します。
光に満ちた食べものを摂取する
ここでのテーマは、上にある次の説明です。
――動物は皆さんのパートナーで、保護者であり仲間でもあり、異なる世界をつなぐヒーラーでありメッセンジャーでもあります。動物は、栄養源として人間に仕えるために創られたものではありません。
このメッセージが伝えられた会場はオーストリアのウイーンで、そこで主に食べられる動物食は「ウィンナー・シュニッツェル(子牛のカツレツ)」に代表される畜肉食です。したがって、そもそも「魚介類」に言及する必要はなかったと考えられます。
もし会場がノルウェーや日本だったら、おそらく別の表現になっていたでしょう。
つまり、上のメッセージで言及されている「動物」は、イルカやクジラなど「海棲哺乳類」を含む、「哺乳類」を主に指しているとみられます。
それらを食べないようにする理由は、上に書いてあることのほかに、「屠殺(とさつ:畜殺)」という行為に付随する波動的な問題があるとみられます。
またイルカやクジラなどの海棲哺乳類は、よく知られているように地上の人類以上に進化した存在です。彼らの巨大な脳は、無意味に存在しているわけではありません。
「魚」に関しては、イエスの時代のパレスチナで(そして現代のイスラエルでも「砂漠で海水魚を養殖する」ことすらして)常食されており、実際にイエスは新鮮な魚(そして全粒のパンなど)を主に食べていたようです。
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