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アセンションを見失った光の戦士たち―モーセ・(アセンション時局’15

[2015818]

 

 

【目次】

モーセのメッセージ

【解説】

 

 

モーセ(英語読みで「モーゼ」とも)は、言わずと知れた旧約聖書の冒頭部で「創世記」に続いて「出エジプト記」に描かれているイスラエル民族「エジプト脱出」の指導者で、それは「イスラエル人の男児はすべて殺せ」という掟のため「葦の籠」に入れられてナイルに流され、拾われて王家で育てられたた男児の成人した姿でもあります。また「モーセの十戒」でもよく知られています。

 

このようなメッセージにモーセが登場するのは、惑星地球の現状では少しも珍しいことではありません。

 

――アセンションしたマスターたちの夫々が地球に派遣されて活動しており、私たちの存在は日増しに知られるようになっています。穏やかな変容―観音

 


モーセのメッセージ

 

脱出!――それは皆さんが、まだ克服できていない自己制限や閉塞状態から抜け出すこと。

 

唯一の根源(創造主)から一緒にやって来た、親愛なる兄弟姉妹の皆さん。

それは遠い昔のことですが、「永遠の今」のことでもあります。

 

モーセです。

 

ここで、旧約聖書の「出エジプト記」にあるイスラエルの民の集団脱出に目を向けてみましょう。

それは、今日の状況に見事に当てはまる寓意(ぐうい)です。

何故なら、それは正に神の子たちが、つまり神の民であるそれぞれの人類が、自分の思考や感情や感興そしてプログラムされた仕掛けなどの牢獄から脱出することを、自分自身のために決意した事実に通じるからです。

 

聖書の集団脱出は、奴隷状態の克服と自ら課した牢獄からの、離脱の象徴です。

この「離脱」は今日まさに起こっており、この目覚めが、ますます多くの人類に起こっています。

人々が閉じ込められているマトリックスが詳しく調べられ、その中での各個人の役割が問われているのです。

各個人が信じていることの中身が徹底的に調べられ、それによって単なる意見や仮定は払拭(ふっしょく)されて、明快な思考、先入観に影響されない人生体験、そして新しい方向づけが組込まれます。

 

今日まで神の民たちは、このマトリックスに閉じ込められた状態を実体験しつつ、この現実から抜け出す方法を見つけられませんでした。このような時代は、もう終わりです。

アセンションプロセスの原動力の全てが今や展開しており、ますます多くの人類が、自ら創った思考様式や信条体系に閉じ込められた囚人になっていたことに気づいて、自己を解放しています。

それは自ら生み出したもので、この「現実」を天与のものとして受容れていたのです。このような忍従に出口はありませんでした。

 

今日では個々の神の子たちの意識が高まって、人生や物事に対して疑問が提起されるようになっています。

奴隷たちは反抗し、そして何よりも各人類が、世俗的な個人的満足や無知に対して抵抗するのです。

これは一部の人たちにとっては先刻ご承知のことでしょうが、他の人々はその方向への第一歩を踏み出しており、もはや彼らは盲目的に物事を受入れることはせず、この現実に対して疑問を投げかけます。

こうして、ますます多くの人類が新しい現実を希求して立ち上がり、自分の人生を変えるようになるので、それが自動的に人類の共存関係に変化をもたらします。

 

人々の気づきが広がることは、このマトリックスにとって、またそれを強引に生かし続けようとする者たちにとって、最大の敵です。

 

長い目で見れば現システムは、気づきが拡大するこのプロセスに抵抗する、どんな企ても組込むことが出来ません。

しかしこのプロセスが続く間は、各人類が日々の挑戦に適切に対処し、幻想を透してその先の真実を見ることが必要です。

 

そしてここでも、「出エジプト記」の寓話が洞察を与えてくれます。

そこに書かれているように、モーセがシナイ山からいつまでも戻って来ないようなので、多くの人が神に背を向けます。

そして「金の子牛」が造られ、神として崇められます[]

何と時代が酷似していることでしょう。

[]出エジプト記(32-1~6)参照

 

それというのも、今日では多くの光の戦士たちが我慢しきれず疑いを持ち始め、自己の完成を期待できなくなっているからです。

多数が忍耐を無くし、旧来の生活に、考え方や意識の面での古い習慣に頼るようになっています。

彼らは光への道に背を向け始めて、「真の神」に背を向け、古いマトリックスの「偶像神たち」を崇拝します。

世俗的な成功、測定可能な概念、そして時間と空間が限定された観念などが優位に立ち、「アセンションはどこへ行った?」と彼らは言い、「金の子牛」への偶像崇拝を生き返らせるのです。

 

現状において光の存在たちの間に蔓延した、この見解を今は直視する必要があります。

その意味は、預言者(モーセ)が戻ってくるはずの山(シナイ山)から目を離して、完全に自己の内部に専心することです。

期待は成就するかも知れないし、そうならないかも知れません。

そして、世界全体のアセンションを、その前提として自己の内部へ、つまり各人類の中にある神聖な場所へ分け入ることを済まさずに、期待することは馬鹿げています。

それはあたかも、粗悪な商品を並べておいて、人々が敬遠するのが信じられないと思う商人のようなものです。

 

ここで私が指摘したいのは、多くのアセンションしたマスターたちや大天使たちが既に指摘しているように、天へのアセンションは、皆さんが神聖な自己の内部に分け入ることによって実現するということです。

その他のアセンションはありません。

 

何故なら、内心での気づきのプロセスを無視して、ひたすら外部でアセンションが起こることを期待する者は、救世主がやって来たとき救世主だと認識せず、貴重な機会を逸することになるからです。

「金の子牛」を崇拝する危険は今でも存在しており、全注意を外部に向ける人々は、まずい立場に追い込まれることになるでしょう。地球変動は避けられないように見えるからです。したがって、

 

目を覚ますこと、そして全精力を自己の魂の涵養と自身の強化に傾注することが大切です。

引き続き全精力を、あなたの気づき過程への一貫した追求に投じるようにしましょう。

このマトリックスからの脱出は、気づきのワークを通じて得られるもので、この世界の崩壊を期待して傍観するだけでは得られません!

 

先の寓話のように、神の民たちが神の元へ帰郷するためにエジプトから脱出したように、今日の人類は奴隷状態から自己を解放するのです。――これに気づいてください。

したがって、十分に我慢し耐え抜くこと、そして現プロセスの進路を正しく評価し、正しく解釈する理解力を持つことが必要です。

 

正しい評価と正しい解釈は、あやふやな憶測とは何の関係もありません。

むしろ、出来事とそれらの進路は、それらが到来する前にさえ、それらを割り振る力を持つ成熟した魂から湧き出すのです。

 

この世界の光景は、終末を迎えます。

これは事実であり、皆さんの使命は、この光景を皆さんの内部において終わらせることです。

 

したがって、このマトリックスを自己の内部で克服した方は、それを克服します。

「自ら為した条件付け」という牢獄から自己を解放した人は誰でも、世界全体が解放される遥か前に解放されます。

 

あなた方は、奴隷状態を終わりにする鍵を内部に持っています。

皆さんが、これを認識する時は今です。

 

出発して、あなたの光に従いましょう。

それが永遠に、あなたの灯台となるでしょう。

 

この惑星の兄弟姉妹への深い愛を込めて、

 

モーセ

 


【解説】(小松)

このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJKJahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。

 

ここにいう「光の戦士」は人類の全員を指しています。

いま地球で生を持っている人類の全員が、完全な事前認識と目的を持って「アセンションの時代」の惑星地球へ転生してきており、その目的は、地球と共に自らのアセンションを達成することだからです。

それに関して、私たち一人ひとりが「神の分身」として、「より大きな全体」のために現実を創造する「創造神」の能力と使命を持たされています。

 

――人間は 地球に住み 地球に理想世界を築くためにつかわしたのだよ

つまり わたしの代行者である

私は最も近くでは君たちの中にいる―創造主

 

今回のメッセージでモーセは、人類社会の現状で「二つの対極的な状況が同時進行している」ことを、見事に喝破されています。

つまり一方では、比較的早く「目覚めかけた」光の戦士たちが、度重なるアセンションシナリオの変更と思いのほかの長丁場に[]、「我慢しきれず疑いを持ち始め、自己の完成を期待できなくなっている」状況があります。

 

[]すでに定められたアセンションシナリオが、新たな状況に対して繰返し変更され調整されてきました」(アセンションの現状について全てを明かす―サナンダ(2/3

 

そして他方には、現実の閉塞状態を実体験する過程で目を覚まし、「もはや彼らは盲目的に物事を受入れることはせず、この現実に対して疑問を投げかけます。こうして、ますます多くの人類が新しい現実を希求して立ち上がり、自分の人生を変えるようになる」という状況があります。

 

牢獄(マトリックス)からの脱出

このメッセージでは全体にわたって、「マトリックス」が次のように6か所も使われています。

――人々が閉じ込められているマトリックスが詳しく調べられ、その中での各個人の役割が問われているのです。

 

――今日まで神の民たちは、このマトリックスに閉じ込められた状態を実体験しつつ、この現実から抜け出す方法を見つけられませんでした。このような時代は、もう終わりです。

 

――人々の気づきが広がることは、このマトリックスにとって、またそれを強引に生かし続けようとする者たちにとって、最大の敵です。

 

――多数が忍耐を無くし、旧来の生活に、考え方や意識の面での古い習慣に頼るようになっています。彼らは光への道に背を向け始めて、「真の神」に背を向け、古いマトリックスの「偶像神たち」を崇拝します。

 

――このマトリックスからの脱出は、気づきのワークを通じて得られるもので、この世界の崩壊を期待して傍観するだけでは得られません!

 

――したがって、このマトリックスを自己の内部で克服した方は、それを克服します。

 

マトリックスの原義は「網状構造」ですが、それを敷衍(ふえん)して、ここでは次の意味に使われています。

――〔惑星地球で3次元レベルの管理統制構造に馴化させられた市民が置かれている閉塞状態〕

したがって、〔マトリックス=牢獄〕なので、「牢獄からの脱出」がこのメッセージの大きいテーマになっています。

 

ここでの救いは、今すぐにでも「牢獄」を脱出する道があるということです。

 

――したがって、このマトリックスを自己の内部で克服した方は、それを克服します。

「自ら為した条件付け」という牢獄から自己を解放した人は誰でも、世界全体が解放される遥か前に解放されます。

 

具体的には、次項も参考にしてください。

 

神聖な自分の内部へ分け入る

――ここで私が指摘したいのは、多くのアセンションしたマスターたちや大天使たちが既に指摘しているように、天へのアセンションは、皆さんが神聖な自己の内部に分け入ることによって実現するということです。

その他のアセンションはありません。

 

以下では、ここにある「多くのアセンションしたマスターたちや大天使たちが既に指摘している」ことを、いくつか列挙してみます。

 

――それぞれの人間の子たちにとって今の時期は、自分の中に深く根差している妨害物を、穏やかに解き放って行くことが適切なワークです。

 

 

――今日において未だに存在している妨害物は、あまり目立たない信条パターンや頼まれもしないのに取り込んでしまった行動様式が、個人にネガティブな影響を与えているという事実から来ています。

それによって「スピリチュアルな情熱」は、いつの間にか気づかぬうちに停止させられ、そうした人々は自問します。「一体どうなっているんだ、何も起こらないじゃないか?」

 

 

――必要なことは、取るに足りないように見える未だに浄化されていない個人的課題に対して、しっかりと目を向けること、それらを調べて、変容への聖なる光を招いて浄化することです。

 

 

――すべては、あなたの心の中に置かれています。

穏やかな変容―観音

 

――これに関しては、多くの人類にとって、まだやるべきことが沢山あります。

何故なら本当に:神の王国は最初に皆さんの内部に樹立されるべきで、もしそうでないなら、他のどこにも存在しないでしょう。

新生地球の陣痛が始まる―サナンダ

 

――あなた方が考えることの一つひとつが、話すことの全てが、そして行うことの一つひとつが状況を変える力を持っています。

無力感を克服し本来の力を取戻すために):エル・モーヤのメッセージ

 

――したがって今日において大切なことは、あなた方が断固として自分の内心に潜っていき、絶え間なく自分の陰(かげ)を探し出し、それらを浄化し清算することです。そして、そのようにしながら「天の力」と協働することです。

自由という贈りものを完全に手にするために):ミカエル大天使のメッセージ

 

【関連】

穏やかな変容―観音

新生地球の陣痛が始まる―サナンダ

無力感を克服し本来の力を取戻すために

 

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