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解放への行動―ババジ ・(アセンション時局’15)
[2015年10月10日]
【目次】
・【解説】
神秘的な「ヒマラヤの聖者」ババジの名が世界的に知られるようになったのは、パラマハンサ・ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』(原著1945年、邦訳1983年)による点が大きいと思われます。
同書の第33章ではババジのことが、例えば次のように紹介されています。
――バドリナラヤンに近い北部ヒマラヤの断崖に囲まれた岩山のあたりには、今日でもなお、ラリヒ・マハサヤの師、ババジが実際に住んでおられる。この大師は、すでに何世紀―おそらく数千年―にもわたって肉体を保持している不死身の神人(アヴァター)である。アヴァター(Avatara)のサンスクリットの語源は、下に=iava)と移る=itri)で、ヒンズーの聖典では、神が肉体に宿って下生(げしょう)したもの≠ニいう意味である。
「ババジの霊的状態は、人間の理解力をはるかに超えたものだ」スリ・ユクテスワは私に説明してくれたことがある「人間の貧弱な視力では、この大師の超絶的な星を見抜くことはできない。アヴァターの到達している境地は、普通の人間の想像も及ばぬものだ」
――ババジは、絶えずキリストと霊交しておられ、共に救いの電波を放送し、この時代の人々を救う霊的手段を講じておられる。完全な悟りに達したこの二人の大師たち―ひとりは肉体を持ち、一人は持っておられないが―の仕事は、世界じゅうの人々に、戦争や、人種間の反目や、宗教的派閥心や、唯物主義の悪弊などを放棄するよう啓蒙することである。ババジは、現代の世界の傾向、特に西洋文明のもたらした影響と混乱をよく理解しておられ、自己を解放するヨガの技法を東西両洋に普及させることの必要性を痛感しておられるのである。
ババジに関する歴史的資料が全くないということは、別に驚くにはあたらない。この偉大な大師は、いつの時代も公に姿を現わされたことがないのである。無理解の大衆をいたずらに驚かせるような活動は、彼の数千年にわたる計画のどこにも含まれていない。ババジは、唯一の隠れた力である創造主のように、地味に目立たぬように働いておられるのである。
今回のババジのメッセージの重要なポイントはこれです。
――あなたが真正で純粋な心の波動を一貫して保つことが出来るようになるや否や、あなたはこのマトリックスの圏外に身を置くことになります!
そして以下では、そのための手段と、それが現世界に及ぼす影響または効果が具体的に展開されます。
3次元・4次元のマトリックスを脱して5次元へ
“これが、5次元レベルの心の波動を永久に持続して、このマトリックスの圏外で元気いっぱいに活動できるようになるための目標です。“
人が持つ波動を根本的に調整して、ますます多くの人類が5次元波動に永久に根を下ろす時が来ました。
私はババジ、そしてこれは「多次元宇宙の根源」からのメッセージです。
この惑星の親愛なる皆さん!
いま私たちは、すべての人類が永久に各自の固有波動を高めて、それが少しずつ多次元宇宙の5次元に根を下ろすことができるようにする手段を手渡します。
それは、この課題に完全に献身する、3日連続の瞑想を始めることへの薦めです。
これは本来備わっている最高の波動レベルを取戻すことが目的で、あなたが心の波動に完全に融合すれば直ちに可能となります。
人の心は最高の固有波動を持っており、心の電磁場は愛の波動で振動しているので、どんな癒しにも効果を及ぼします。
あらゆる洞察への過程や、どんな意識発達の変化も人の心から生じます。
これに関して、常に人の心はその素性(すじょう)に入り込みます。
誰であろうと知性によって神を理解し体験しようとする者は、どんなに努力したところで、失敗するでしょう。
何故なら神を体験し実感することは完全無欠の状態を必要とし、その意味は、基本波動がハートチャクラを回転させていることです。
心が人に内在する知識を活性化し、その人の意識を鼓舞するのです。
ここで重視するべき中心的なポイントはこれです:
あなたが真正で純粋な心の波動を一貫して保つことが出来るようになるや否や、あなたはこのマトリックスの圏外に身を置くことになります!
これが、いま私たちがお勧めする行路で、その時がやって来たのです。
この低レベルに停滞したマトリックスを、どうやって実際に抜け出せるでしょうか?
それには、あなたの心の波動に入り込み、それを高めることによって、それを多次元宇宙の5次元に調和させることです。
わずかの実践を通じて、あなたは光のゲートを通り抜けて、この世界を後にすることができるでしょう。
それに加えて、これ以上は3次元・4次元のマトリックスをあなたのエネルギーで強化しないことも大切です。
この世界に固有のエネルギーは、恐れの全波動域で構成されており、それが3次元・4次元世界を持続させています。
心の周波数によって、これらの恐れは退却させられ、または溶解させられるのです。
この機会に私たちは、その準備ができたすべての人類を、解放への共同行動へ招待します。
以下のように進めてください。
3日連続の瞑想
1.)個人として、または何人か瞑想を行うために、3日連続する特定の時刻を決めます。
この「3」は物事を定着させる神聖な数字で、あなた方にこの波動が根を下ろすようにします。
2.)次のように瞑想します。
A.)まずミカエル大天使に、あなたがいる場所へ来るように依頼します。
そして、あなたが持つ不純なものを浄化し、異質なエネルギーから解放されるように頼みます。
「準備完了」という印象を持ったら、次のように始めます。
B.)最初の3つの呼吸に、完全に意識の焦点を合わせます。
吸う息:あなたと調和する色の光線が、多次元宇宙の中心からやって来て、あなたの心を貫くのをイメージします。
吐く息:あなたの心が開いて、そこから光と愛が至るところへ流れ出るのをイメージします。
これを繰り返して3回おこないます。するとあなたは心の基本波動に達して、深い瞑想が始まります。
C.)深い基本波動を達成するために、マントラをまた始めたいと思う人は、誰であっても次を繰り返します。
《私は道、私は真実、私は「いのち」》
心が完全に平和になり、自分の中心にいると自覚できるようになるまでこれを続けます。
上の吸う息で触れた「あなたと調和する色の光線」のイメージを視覚化することは、あなたが素早く高い波動の中に入り、瞑想の全時間を通じてその中にいるようにするために非常に重要です。
少なくとも30分、望ましくは60分の瞑想時間の間、あなたは3次元・4次元マトリックスの束縛から解放され、正しく多次元宇宙の5次元の中にいます。
D.)瞑想の終わりに向けてラファエル大天使が、上で達成されているエネルギー状態を、あなたの中に固定し始めます。
したがって、大天使やアセンションしたマスター、そして多次元宇宙の源からの、強力で元気づけられるエネルギーが消えるまでは、瞑想状態を維持することです。――座布団や椅子の上またはベッドの中など、どこで行っているとしても。
以上が、このマトリックスを脱して精力的に活動できるようになるために、永久にこの心の波動を維持し続ける到達点です。
現マトリックス崩壊の兆候が現れる
あなた方が意識を高める、この一連の行為の更なる効果は、この低レベルに停滞した世界にもはや栄養を与えなくなることによって、現マトリックス崩壊の兆候がいっそう早く現れることです。
低レベルに停滞した波動を克服し、それから解放される最も効果的な手段は、自己の固有波動を高めることです。
そしてそれは、この3日連続の瞑想を実践することによって達成できます。
この3日連続の瞑想を、心ゆくまで繰り返すのもいいでしょう。
それをいつ始めて実行に移すかは、誰でも自分で決めることができます。
新約聖書 マタイによる福音書 18−20
「二人または三人が私の名によって集まるところには、
私もその中にいるのである。」(新共同訳)
世界のいたるところでグループとして、この精神とこのモデルの基に人々が集まって、彼らの固有波動を高める取組みを起こすのもいでしょう。
皆さんの熱意が距離を乗り越えるので、この瞑想に物理的に集まる必要はなく、世界のどこにいるとしても皆さんが限りない意欲を持って特定の時間に参画すれば十分です。
これが新しいエネルギーを生み出し、現に進行している人類社会と地球の変容過程に直接的に影響します。
それによって、この変化が、まったく新しい駆動力を受け取ることになります。
知っておくべき大切なこと:
あなたが、あなたの心にある高い光の波動に深く根を下ろせば下ろすほど、低波動の周囲環境が、あなたに影響力を及ぼすことは少なくなります。
黄金時代は新しい人類を生み出します。
そしてこの瞑想は、そのような人類を、あなたの中に形作ります。
人類が彼らの神聖な基本波動へ復帰することが、神の元への帰還に先立ちます。
どうかこの可能性を活かし、あなたと共に世界をも変えるようにしてください。
光に触れ、愛に出会った者は、
誰でも激動の背後に留まる。
ここにセルフエンパワーメントの新しい鍵が、あなたに手渡されました。
この「解放への行動」は、あなたにとって5次元への出発を意味します。
――多次元宇宙の3次元・4次元世界での変化を形作り決定する場合に多くみられる流血はなく、劇的な事件や戦闘とは遠く離れて。
現世界を新たな視点で見て
魂と共に神の元へ戻ろう
それは与えられた、無限の愛と共に
多次元宇宙の根源より
ババジ
このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJK:Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
上のメッセージでたびたび言及されているマトリックスの原義は「網状構造」ですが、それを敷衍(ふえん)して、ここでは次の意味に使われています:
――「惑星地球で典型的に見られる人類に対する3次元・4次元レベルの支配構造」または「その管理統制機構に馴化させられた市民が置かれている閉塞状態」の象徴的表現
(参照:〔アセンションを見失った光の戦士たち―モーセ〕の【解説】)。
以下では、3点について解説します。
1.ババジが数千年にわたり、この地球で肉体を保持していることについては冒頭で触れた通りですが、卑近な例として同じ『あるヨギの自叙伝』の中で、「いっさいの食べ物も飲み物もとらずに50年以上も生きている」女性ヨギ「ギリバラ」のことを、実際に面接した記録として写真と共に紹介しています(第46章)。
次はその一部です。
――「食べたいと感じたことはないのですか?」
「食べたいと感じたら、食べなければならなかったでしょう」彼女はいともあっさりと、この明白な真理を言ってのけた――毎日三度の食事に追いかけられている世の人々が身につまされている真理を。
「でもあなたは、何かを食べていらっしゃるのですよ」私はやや異議を唱えるように言った。
「もちろんですとも」彼女はすぐに私の言った意味を理解してほほえんだ。
「あなたは、空気や日光の精妙なエネルギーから栄養をとっていらっしゃるのです。それに、延髄から流入する宇宙エネルギーからも」
「パパ様のおっしゃるとおりでございます」彼女は、落ち着いた静かな表情で再びうなずいた。
2.上のメッセージでババジが、3次元のみならず4次元からも離脱することに言及しているのは、この世界を実効支配していると言われる低層4次元の存在「オリオン・レプティリアン勢力」の影響に配慮しているとみられます。
――「自分でもあまり確かじゃないんだ! たぶん、きみがこれについて話しているときに、より深いレベルで気がついたんだと思うけど、ここにはそれ以上のものがあるという気がするんだ――彼らを際立たせている何かがね。ぼくが言おうとしているのは、ぼくたち地球人は完璧じゃないし、貪欲や嫉妬、身勝手さから行動することが確かにあるけど、ほとんどの人はそれほど極端な考え方はしない。何かを自分の好きなようにしたいと思うことと、地球全体を支配するという冷酷な欲望を抱き、殺人や黒魔術に手を染めることも含めて何でもしようというのは、別の話だよ!
歴史を通じて、それに似たことが少しはあった。ぼくたちが、『反キリストの人格化』と考えているものがそれで、完全な誇大妄想患者が、同じような考えを持った追随者を周囲に引き寄せるんだけど、彼らは世界支配と完全な権力という目的のためには、良心をまったく持ち合わせていないように見えた。きみの言う『シャドウグループ』は、これに似た連中で構成されているように思えるよ。つまり、そこには、魔術に手を出し、遺伝素材を使って神のまねをすることにいたるまで、すべての要素がそろっている。じゃあ、彼らは本当はだれなの?
ぼくには、彼らがふつうの地球人とは思えないんだ――絶対にね!じゃあ、彼らが異星人じゃないとしたら、一体全体何者なんだろう?」
「そうねパコ、あなたはまったく正しいわ。彼らはふつうの地球人ではないわ。少なくとも深いレベルではね。もっとも肉体的には彼らは地球人に見えるかもしれないけど。だから、彼らは自分たちが地球上の他のだれよりも優れていると考えているのよ。世界征服という野望を抱いているのは、彼らの中でもほんのひとにぎりの人にすぎないんだけどね。彼らの大半は支配することを楽しむ傾向があり、ほとんどの場合、何をしたらいいか他の人に命令されることをきらうわ。彼らの多くはオカルトに引き付けられるけど、それは、彼らがオカルトを権力への道と考えていて、それには自らを強くし、周囲の他の人たちから自分を際立たせる力があるからなの。彼らは、アトランティス文明の崩壊に関与していた人々で、だから確かに『違って』いるし、あなたたちのような、ふつうの地球人ではないわ。
私たちは彼らのことを『レプタラン』と呼んでいるの。彼らは『エデンの園の蛇』として知られていて、地球人の進化のレベルを超えた能力によって、若い地球人種族を誘惑したわけ。彼らは今、再びそれを行っていて、地球人にテクノロジーや他の力を与えているけれど、地球人は若すぎて経験に乏しいから、それらを賢明なやり方で扱う方法を知らないのよ。実際、エデンの物語の筋書き全体がもう一度繰り返されているわけだけど、私たちにはそれを止めることができないわ。自由意思がかかわっていて、それを尊重しなければならないから」
(『アセンションものがたり(下)』 17章)
3.今回の瞑想について、ババジがミカエル大天使やラファエル大天使の関与に言及している点は、この「人類解放」が天界の大規模な協働行動として行われることを物語っています。
また今回の瞑想が、世界中で様々な時間に、あるいは多数の異なる場所で同時に行われるなど、どんなに輻輳するとしても、両大天使が洩れなく対処できることは、宇宙のあらゆる場所に遍在(同時に存在)するといわれる創造主に近い能力を持っておられることを示しています。
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