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皆さん独特の自虐的思考は完全な的外れです―サナンダ・(アセンション時局’16

[2016922]

 

 

【目次】

サナンダのメッセージ

【解説】

 

今回サナンダは、人類が無くもがなの想いより、自ら招く苦境の隅々まで見透され、核心を衝く指摘をベストのタイミングで発信されています。

そして私たちが、それを乗り越えて進むべき道を示されています。

 


サナンダのメッセージ

 

皆さんの誰もが「例外なく」、人間としての存在の深部つまり愛の炎が絶えず赤々と燃えている所では、存在するものは「一体(the ONE)」だけであることをご存知です。

しかし皆さんは、その認識を閉じて、その不可分の状態から分離した体験を持つことを遥か昔に選びました。そして今になってやっと、その認識が再び自分の内部でよみがえることを容認しています。

この個人的な目覚めと、それによって得られた平和と歓びの物語を多くの方々が語り始めて、自己の内部探求によって誰でも「間違いなく」同様に見つけられると、他の人々に働きかけるようになっています。

そこで見つけられるものは、皆さんと「神」との「一体」だけが存在するという、絶対的で否定できない認識です。

 

その認識は、皆さん全員の内部にあります。何故ならそれが皆さんの本質で、人が生まれながらにして持つ資産だからです。

今や、皆さんが囚われている、何であれ罪悪感や無価値観などへの感覚を手放す時です。

その囚われによって皆さんは、自分が「神の愛」を受けるには不十分で、それに値しないと絶えず信じ込まされており、それによって「神」に繋がりを求めることは的外れだと納得させられているからです。

 

「神」は皆さんを創ったのだから、皆さんを愛さないことは有り得ないことでしょう?

「彼の意思」は皆さんの永遠の幸福で、それは「彼の臨在」によって、つまり常に皆さんの傍にいることによってのみ実現します。

皆さんはこれまで「彼の臨在」から、「決して」逃れることはできませんでした。ただ、想像上の不透明な覆いまたはベールを自分の周りに設定して、それから身を隠していると思い込んできただけです。

そして今や、そのような考えを追い散らして、「彼の永遠の愛」がもたらしている「きらめく光」の中に戻る時です。

 

これこそ、その幻想の中を旅しながら、皆さんが無限に永い年月にわたって求めてきたものですが、その魔法的または非現実な環境では、真に求める「唯一の」ものは決して見つからないのです!

「神」は皆さんの中にいます、他のどこでもありません。

しかし皆さんは、「真実」と「壮大な自己」に尻込みして、ちっぽけで完全に取るに足りない自分像を造り上げました。

それをやるのに皆さんは、根拠がない偽物の、絶えず去来する自己評価や自己査定と苦闘しながら、「自分の親との一体性」を実感する意欲や能力を壊してきました、自ら課した愛に値しないという煙幕の下で。

 

しかし、愛に値しないという状態は実在しないのです! 実在するものは愛だけです!

こちらの精神界で私たちは、これを皆さんが思い起こすように働きかけてきましたが、「それでも」皆さんは自己を疑い、自己の価値を疑います。これ以上の「狂気の沙汰」を考えられるでしょうか!

 

「お願いですから」、「神」がおやりになるように、あなた自身を無条件に愛するようにしてください。

あなたが永遠に存在する中での、あらゆる瞬間に「彼」が差し出す「愛」に心を開き、「彼」の優しい抱擁を大いに享受するようになってください。

尻込みしたり、恥ずかしがったり、何か恥ずべきことを隠すかのように背を向けたりする理由は全くありません。

あなたは、あなたを「彼」が創造したのと同様に「完璧」で、常にその通りです。

 

「愛」は確かに存在します。あなたにとって必要なことは、「愛」を認めることだけです。あなたは「愛」そのものです。

問題は単に、あなたがそれを認めていないか、または認めることを拒絶していることで、その理由は、あなたが交流する方から受け取る先方の反応に対する、あなた独特の自虐的思考を、あなたが事実であり間違いないと信じているからです。

それは「完全な間違い」です。

あなたに対して他の人たちがする判断は、あなた自身がする判断と同様に、正当性を欠いています。

判断することを止めれば、あなたに相手の判断が反映されることはなくなるでしょう。つまり、あなたに対して他の方たちがする判断を感じることが、それほど頻繁ではなくなるでしょう。

あなたに対する誰か他の人からのネガティブな判断と感じることは、往々にして、その瞬間または後から思い出す彼らの言葉または行動に対する、あなたの不正確な「解釈」から来ており、その理由は主に、あなたがそれを「期待」しているからです。

 

あなたが、このようなネガティブな判断を完全に手放して、自分自身を「無条件に」受容れ愛することを始めれば、あなたの個人的エネルギーフィールド、つまり愛のフィールドが拡張して、あなたが交流する全ての人を受容れるようになるでしょう。そうならないことは考えられません!

それは「永遠」のもので、あなたの創造の瞬間に「父」によって創られ、あなたに与えられたものだからです。

その目的は、つながり、つまり「父」と「子」との、「神」と「創造」との、そしてもちろん、見たところバラバラの――実はあらゆる瞬間に「彼()」と「一体」で、お互いにもつながっている――「彼」の子供たち相互の、愛のこもった調和的な関係を維持することです。

 

存在するのは「愛」だけで、それは「神」であり、皆さんそれぞれです。分離はありません。

「源」からのどんな分離も、かつてありませんでした。分離して居ることのできる場所が、何処にもないからです。「一体」があるだけです!

もし皆さんが実在していていれば――極度の有頂天から徹底的な落ち込みまで――ともかく生きていると感じるなら実在していますが、「皆さん」は「一体」で、その他の選択肢はありません。

それは極めて単純なことで、皆さんが意識を持ち、生きていて、識別したり、感じたり、賞味したり、触れたり、見たり、聴いたり、香を嗅いだりしていれば、皆さんは実在しており、実在している限り皆さんは「神」と「一体」です。

「神」に他の選択肢はなく、「一体」にもありません、それは存在そのもので、存在は永遠です。

 

ここでのメッセージは、「永遠に」愛のこもったもので、「一体」だけがある、です。

皆さんは「一体」で、「神」は「一体」、あなたの最悪の敵たちも「一体」です。

あなたの最も親愛なる友人たち、パートナーたち、子供たち、そして創造の「すべて」は「一体」です。

「誰一人として」どんな理由にせよ排除されることはありません。

何故なら「神」が、「彼」と一緒の神聖な状態にいる永遠の幸福を、「彼」の子供たちが楽しむように、無限の叡智によって「完璧に」創り上げたものを、「ワンネス」から排除する理由が考えられないからです。

 

親愛なる皆さんの

サナンダ

 


【解説】(小松)

このメッセージはイギリス生まれのアメリカ人ジョンJohn Smallman)が受けたもので、原文は〔こちら〕にあります。ここでは音声を聴くこともできます。

 

今回のメッセージでサナンダは、全体としては「私たちは皆が一体で愛だけが存在する」という宇宙的原理を説かれています。

そして関連するケーススタディとして、「人間関係の機敏に触れる問題」を提起されています。

それは今回の表題にも関係しており、具体的には次の箇所です。

 

――「愛」は確かに存在します。あなたにとって必要なことは、「愛」を認めることだけです。あなたは「愛」そのものです。

問題は単に、あなたがそれを認めていないか、または認めることを拒絶していることで、その理由は、あなたが交流する方から受け取る先方の反応に対する、あなた独特の自虐的思考を、あなたが事実であり間違いないと信じているからです。

それは「完全な間違い」です。

あなたに対して他の人たちがする判断は、あなた自身がする判断と同様に、正当性を欠いています。

判断することを止めれば、あなたに相手の判断が反映されることはなくなるでしょう。つまり、あなたに対して他の方たちがする判断を感じることが、それほど頻繁ではなくなるでしょう。

あなたに対する誰か他の人からのネガティブな判断と感じることは、往々にして、その瞬間または後から思い出す彼らの言葉または行動に対する、あなたの不正確な「解釈」から来ており、その理由は主に、あなたがそれを「期待」しているからです。

 

人との交流の中で相手から何かの反応を得た場合に、または発信に対して何の反応もない場合であっても、こうだと断定する根拠がないものをあれこれと、特にマイナス方向に、想像して悩むのは「完全な間違い」だと指摘されています。

むしろ確定していないことに対しては、プラス方向であれマイナス方向であれ一方的に決めつけることをせず、ただ中立的に受け止めて手放す(忘れてしまう)、そして全体を、ふんわりと「愛」で包んでおくのが望ましいということでしょう。

 

何故なら他者は、あなたの一切を知っているわけではないので、「あなたに対して他の人たちがする判断は、あなた自身がする判断と同様に、正当性を欠いて」いるからです。

ここに「あなた自身がする判断と同様に」とあるのは、人は自分自身のことすら正確には分かっていない、それどころか人類が共通的に持つ性向として、特に状況がはっきりしない場合に、物事をマイナス方向に、つまり自虐的に捉えることが多いことを、サナンダは見抜かれているのでしょう。

 

そして、そのように捉えるのは、「あなたの不正確な『解釈』から来ており、その理由は主に、あなたがそれを『期待』しているから」と指摘されています。

『期待』している」というのは、上の引用の前で言われている「皆さんが囚われている、何であれ罪悪感や無価値観などへの感覚」を根底に持っているという意味でしょう。

つまり、自己に対する、また宇宙に対する「信頼性の欠如」でしょう。

それらは、私たちの社会で、誰もが強烈に「吹き込まれて」きたものでもあります。

 

――自分自身を許すのは必須のことです。

ほとんど全員の方が、あなたは「まだまだ」だから、もっと向上し続ける必要があるという強力な印象を、吹き込まれてきています。

「幻想世界」の中では、教養を積んで他の人々と好ましい交流が出来るように、基本的な社会ルールを学ぶというのは筋が通っています。

しかし多くの方は幼少時に、自分を惹きつけることを、つまり直感的または本能的に引き寄せられることを、やろうとすると思いとどまらされ、それに替わって「目上の人々」が良いと決めたことを、習得するように仕向けられてきたはずです。

これが、彼ら独自の内心の導きへの不信感を醸成し、そこから来る「内なる葛藤」が退屈や意欲の減退、または強い反抗につながることが多々ありました。

そして今、大人として、これら押し付けられた課題や要件、または全てのネガティブな自己判断や罪悪感など、これまで皆さんを導いてきたものを手放す必要があります。完全に自分に正直であることは目覚めへの必須の資質です―サナンダ

 

そして今回のメッセージでは、上の引用に続く部分で、次のようにアドバイスされています。

 

――あなたが、このようなネガティブな判断を完全に手放して、自分自身を「無条件に」受容れ愛することを始めれば、あなたの個人的エネルギーフィールド、つまり愛のフィールドが拡張して、あなたが交流する全ての人を受容れるようになるでしょう。そうならないことは考えられません!

それは「永遠」のもので、あなたの創造の瞬間に「父」によって創られ、あなたに与えられたものだからです。

その目的は、つながり、つまり「父」と「子」との、「神」と「創造」との、そしてもちろん、見たところバラバラの――実はあらゆる瞬間に「彼()」と「一体」で、お互いにもつながっている――「彼」の子供たち相互の、愛のこもった調和的な関係を維持することです。

 

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