Q&A’12j1・「ガイア・アセンション」シリーズ

 

【目次】

(12/11) 今の仕事が楽しく充実している、想い寄せている異性がいる、さてそこでアセンションは・・

 

(12/11) 今の仕事が楽しく充実している、想いを寄せている異性がいる、さてそこでアセンションは・・

(Q) 小松様

はじめまして、Aと申します。

年齢は30台後半です。

 

現在は、B県にて農業で生計を立てています。

稲作と酪農を主にやっております。慌しい毎日ですが、仕事が大好きで充実しております。

稲刈りをつい最近終えてほっと一息しているところですが、来年の苗作りや作付け、田んぼの管理のことを考えるのが楽しくて、ずっとこのまま稲作を続けていきたい思いが強くあります。

可愛がっている牛を見守っている時間も好きです。

 

そこで小松様に質問なのですが、私のような現実世界に没頭してしまっている人間がアセンションすることは難しいのでしょうか?

 

しかも最近になって私は今までにないくらい愛情を抱いてしまうような女性に会い、その人と一緒に生きていきたいと強く思ってしまっています。

アセンションが近いこの時期に、結婚とか仕事に執着している自分はアセンションする選択を自ら放棄しているということでしょうか?

 

乱文にて大変失礼かと思いますが、アドバイスを頂けたら幸いでございます。

 

(A) 拝見しました。

はじめに念頭に入れておくべきことは、今回のアセンションは地球と人類に宇宙からもたらされる何万年に1回あるかないかの希有の恩典で、一切の個人的思惑を超越した出来事だということです。

そして地球(ガイア)はすでにアセンションへの軌道に乗っているので、人類一人ひとりに残されているものは、地球と共に行動するか、しないかの選択肢だけです。

後者には、三次元世界の体験も悪くないと考えて今回のアセンションを見送り、その体験をもっと積み重ねてみるという選択が該当します。

その場合、この冬至にやって来る「転換点」の先は惑星地球での体験ではなく、別の宇宙の別の惑星で、これまでと似たような体験を続けることになります。これまでの(三次元レベルの)地球は消滅して、五次元以上の領域へ移行するからです。

自由意思の宇宙だから、今からでも選択は可能です。そして、どちらが正しいということはありません。

 

しかし私がアセンションを選ぶことを勧めている理由の一つは、新しい地球では「ヤミの支配構造」が完全に消滅し、人類は、過去1万年以上の歴史で初めて完全な個人の自由を得て、何の束縛もなく表現や創造を楽しむことのできる社会を建設することになるからです。

それには、この冬至にやって来る「転換点」を通過しないことには話になりませんが、それは物見遊山のような気分で出来るようなものではないことを覚悟しておく必要があります。

 

――すべての魂には選択権があり、ご存知の通り、私がその選択権を取りあげることは決してありません。

しかし、私が強調して伝えたいのは、この瞬間における選択は、おそらく、ほかのどの瞬間よりも大きな結果につながるということです。(創造主 アセンションと2012年を語るA)

 

――それだけが問いかけなのです、なぜなら、すべての魂がアセンションを選ぶよう自我を促すからです。

すべての魂はそのことを知っているのだから、選ばなければならないのは自我の方であり、自分の意志で選ぶのです。この点を間違いえないように、自分の意志で選ぶのですよ。

選びたくないというのも一種の選択で、自分自身に暗示をかけて、何も選ばないというスタンスを保とうとする人に対してリチャードが最近使った言葉でいうなら、選ばないというのは(アセンションを選ばないという)選択にほかならないということになります。(創造主 アセンションと2012年を語るA)

 

――彼らを待っているものは輝かしい未来か、あるいは大きな苦痛の瞬間かです。非常に短いけれど大きな苦痛のその後に、彼らはこれまでと似たような環境の中に生まれ変わることになるでしょう。

そして、彼らはその大きな苦痛の瞬間の記憶を持ち続け、その選択の責任をとり、その後いつかそれを浄化しなければならないでしょう。しかし、ご存知の通り、その苦痛の瞬間は物質界に現れるものであるため、彼らにとっては率直に言って、たいへん苦しい道行きになるでしょう。(創造主 アセンションと2012年を語るA)

 

――起こっていることは新時代への移行であり、物事の整列でもあります。それはあなた方の想像を超えたエネルギーがもたらされることで、あなた方の想像を超えた意識の変容が起こることなのです。

それは何かの形式ではなく、国でも組織でもなく、また何かするために集まった人々が行うグループとしての表現でもありません。これは個人の、個々の旅であり、個々の選択なのです(創造主 アセンションと2012年を語るC)

 

――この話をありがたく思わない人も中にはいるでしょう。

完全化へのその道は、やることが多すぎてとても手に負えないと感じて、とどのつまり別の道を選ぶことになるのです。

それは、あなた方の三次元世界でいま与えられているのと同様の選択と機会を与えてくれる、別の惑星の別の場所に住むという選択です。

彼らは、この惑星に変化が起こったことを知ることはないでしょう。何故なら彼ら自身がその前に死から次の生への移行状態になり、同じことの繰り返しをやるために、地球以外の場所に転生するからです。

彼らは、本当に自分が希望し必要だと思うものが何であるかを決めるまでは、それまでと同じような行動を繰り返すことができるでしょう。(この先の展望〔創造主〕)

【注】ここで言われている「本当に自分が希望し必要だと思うもの」とは、創造主の元への最終的な帰還のことです。すべての魂は元々そのように創造主によって創られているので、どんな回り道をしても最後には「創造の真実」に気づいて、「帰還への道」を希求するようになるという意味です。

 

一般論として、現在の仕事に精励することは、その内容がネガティブな要素を含んでいなければ、アセンションの妨げにはなりません。あなたの現状は、これに該当するようです。

しかし、それによって「自動的に」アセンションできるということにはなりません。

地球と共に新しいレベルへ移行するには、「旧世界に対するあらゆる執着を手放す」必要があります。具体的には、ひとやモノやお金や地位などへの執着です(これを@としましょう)。

あなたの場合、その切り替えが出来るかどうかが鍵になるように見えます。

 

それに加えて大切なことは、

A アセンションを正しく理解し、本気でその道を選択すること

――「アセンション共創樹」の目次ページにリンクを置いた各項目の一読をお勧めします。その上で、「共創樹」のこれまでの分を読めば、ご自分で判断できるようになるはずです。

 

B 創造主の存在と創造の働きを理解し、宇宙の同胞たちと同じように創造主を心底から敬愛すること

――特に「創造主 アセンションと2012年を語る@〜C」および「この先の展望〔創造主〕」の精読をお勧めします。

 

C あなたの過去生および今生で身につけてしまった全てのネガティブなカルマを浄化し、癒し、手放すこと

――これまでの「Q&A」にいくつかヒントがありますが、いずれにしても「転換点」までに残された日々の最重要課題として、真剣に取り組まないことには間に合わないでしょう。もし昼間は仕事でその余裕がないのであれば、毎晩のノルマとしてそれを行いましょう(そもそも今の仕事自体も、アセンションの目的に沿うよう早めに「整理」する必要があるはずですが)。次を参考にしてください。

カルマを浄化・解放する核心を衝いた手法http://gaia-as.universe5.com/qa12h.html#karma

カルマを浄化・解放する核心を衝いた手法(続)http://gaia-as.universe5.com/qa12i1.html#karma_cont

結婚しなければアセンションできない?http://gaia-as.universe5.com/qa10a3.html)・・・この〔Q&A〕の〔A〕の箇所。

 

D アセンションに向けて心身を整えること

――これに関係することは、これまでの「Q&A」に無数にあります。最近のものでは、「今から人生をやり直すhttp://gaia-as.universe5.com/qa12h1.html)」が参考になるでしょう。

 

宇宙の基本的な要素は「波動」です。

エネルギーも物質も、すべては波動(振動数)のレベルや状態の違いです。

地球の三次元科学でも、その程度の認識はあります(その認識を、宇宙に実在する高次元領域まで拡張することは、残念ながら封印されていますが)

・アインシュタイン・プランクの式E=h・ν, E=エネルギー  h=プランクの定数 ν[ニュー]=振動数

・アインシュタインの特殊相対性理論E=mc², E=エネルギー m=質量 c²=光速の二乗

そこで、創造主がいう「あなた方の想像を超えたエネルギー(身体を焼かれるような強烈なエネルギー)」が冬至の前後に到来したとしても、それまでに自分が達成した波動レベルが十分に高ければ、何の苦もなく「転換点」を通過することができるでしょう。したがって次が重要になります。

 

E 上記した@〜Dによって達成した波動レベルを絶対に落とさないこと

――これは、思うほど簡単なことではありません。ヤミ勢力(シャドウグループ)の積年の「努力」によって、この世界は波動レベルを引き下げる要素で満ち溢れているからです。

戦争・暴力・抗争・恐怖・ポルノetc.――これらを素材にした映画、DVDTVドラマ、インターネット動画や画像、小説や雑誌などが、人間の暗い欲望に付け込んだビジネスとして繁盛し、その気になれば誰でも簡単に「楽しむ」ことができるようになっています(もちろんヤミ勢力の者たちは「無償で」それらを提供しています)。

新聞・テレビなどマスメディアの「ニュース」も、波動レベルを引き下げる内容が多くを占めています(その一方で、いま皆が必要としている真実は、その断片すら伝えていません)。

高邁な目的を持って「この時代」の地球に転生してきた進化した魂の持ち主でも、そのようなワナに早い段階で嵌ってしまうことがあります。

 

なお、波動レベルを高く保ち更に上昇させるには、日常生活でネガティブな要素をできるだけ避けて平穏な心の状態を保つようにすること、自然の中に身を置く時間を多く持つようにすること、また『アセンションものがたり(上)(下)』や『あるヨギの自叙伝』(パラマハンサ・ヨガナンダ著)を読むことをお薦めします(どちらも、すらすらと楽しく読み進めることのできる作品です)

 

一方、あなたが思いを寄せている異性との関係については、そもそもアセンションは完全に各個人の選択かつ各個人の旅であり、しかも大半の人がアセンションの理解に関して中途半端またはゼロで、適切な選択をする以前の段階にある点に難しさがあります。

その方に対する、あなたの思い入れの中身を真剣にかつ客観的に眺めてみることをお勧めします。

 

その方が、公言はしなくとも内心では、すでにアセンションに対して十分な理解を持っていてアセンションを人生の最大目標として進んでいるとすれば、おそらく彼女の足を引っ張る以上のことはできないでしょう。

むしろ、その方が自分の目標を成就するのにベストの周囲条件は何であるかを考えてあげるべきでしょう。

多分それは、あなたが彼女に対して更に思いを募らせることではないと思います。

 

逆に、その方が地球世界の現状に十分満足しているか、そのような世界が宇宙で唯一のものだ(したがってアセンションなど有り得ない)と固く信じているとすれば、今度は彼女が、あなたの前進に対して足を引っ張ることになる可能性があります。

その中間には無数の認識や思い入れのレベルの違いがあって、男女関係に限らず全ての人間関係において、お互いの認識や思い入れのギャップによって、親しくなればなるほどアセンションに関して「足の引っ張り合い」も多くなるでしょう。

「転換点」の前後で、お互いに「相手が視界から消える」ことになる可能性は大いにあります。

 

知り合ったもの同士が相互にポジティブな貢献をしながら、手を携えてアセンションの道を進むことは、それぞれの側でアセンションに向けての適切で膨大な積み重ねがあって初めて可能になることで、アンドレ・ジッドの小説ではないですが、極めて『狭き門』であることを心得ておきましょう。

 

ちなみに今回、アセンションへのコースを進まなかった場合、転生した先の惑星に「アセンションという宇宙の恩典」が巡ってくる機会は、何万年先のことになるか誰にもわかりません。

いま、たかだか三次元レベルでしかない思いにとらわれて、直近の未来に待ち受けている広大な可能性を犠牲にするのは、何とももったいない気がします。

最大の愛は、相手を自由にしてあげることです。

 

なお次も参考にしてください。

いまだにアセンションを確信できないでいる―あなたへhttp://gaia-as.universe5.com/qa12h2.html#confidence

 

(Q) ご丁寧なアドバイス、誠にありがとうございます。

私が小松様のサイトを知ったのは6年程前で、その当時はエンジニアの仕事をしておりました。

 

私は、アメリカ同時多発テロの事件があったときから(私はこの事件は直感的にやらせだと確信していました)、この世の中で起こっていることをマスコミの情報だけで把握することは不可能だと考えるようになり、その点で貴サイトの内容は一般の方よりは受け入れる準備ができていたように思います。

何年も前からテレビ・ラジオ・新聞は我が家にはありません。

 

そして、数年前にB県に引越し、エンジニアの仕事から農業に従事するようになった原因として、貴サイトで学んだことが大きな割合を占めていることは間違いありません。

今の社会システムが長く続くことはないだろうと感じていたところに、それを言葉にして説明してくれていたのが貴サイトでした。

 

それでも、義務教育で見えないものを感じることよりも現実を見て考えることを重視する訓練を受けていた私には、アセンションというものを頭で理解することはできても、実感として理解することはできませんでした。

 

私にとって大きな誤算だったのは、農業という仕事が自分にとても合っていて仕事に没頭してしまっていることと女性に好意を抱いてしまったことです。

ただ、私が好意を寄せることが相手の足を引っ張ることになるということであれば、彼女のことはあきらめようと決意しました。

私が彼女の成長を妨げる要因になる可能性がある以上、それは私も本意ではありません。

 

恋愛の執着は手放すことができたとしても、同じ会社の後輩、牛、田んぼ、お世話になった親・兄弟・親戚、といった人やモノに対しての執着を手放すことができるかというと今は自信がありません。

私は祖父から「自分の身体は自分のものではなく神様からの授かり物だから大切にしなさい」と教わってきて、さらに農業者として長く働きたいとの思いから、身体を鍛えたり、身体に良いものを食べたりしてきているため、自分の身体に対しての執着も手放すことができるかどうかわかりません。

 

しかし、私のような見ず知らずの者にこのようなアドバイスをくださる小松様のご意志には、なんの見返りも求めてない、ただ人類に対しての愛情のようなものを感じます。

せっかくのご意志をないがしろにしたくはありませんし、私もアセンションの体験が素晴らしいのであれば体験してみたいという好奇心はあります。

 

時間が残り少なく、もう私には難しいのかもしれませんが小松様がおっしゃるように、どちらを選択するにしてもその責任は自分で取るという気持ちでアセンションに臨みたいと思います。

貴重なアドバイス、誠にありがとうございました。

 

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