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Q&A’17e4・「ガイア・アセンション」シリーズ
(17/05.23) 創造主が夢に託されたメッセージについて
(Q) 小松様
お世話になっております。
新たな夢とメッセージを掲載させていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
(A) 拝見しました。
ありがとうございます。
今回の「夢とメッセージ」は「1幕構成」ですが、創造主のメッセージを含めると「4場」から成っているようです。
以下は、それぞれの場面について私の感想です。
◆〔第1場〕《2017年4月30日の夢》―豪雨の中で
「夢の中で、旅先の宿にいました」
「宿の造りが不思議で、床から天井まで総ガラス造りで、外の様子が手に取る様にわかります」
これは「その日」、つまり「これまでの地球の最後の日」に近い時点で、地上の出来事が手に取るように見える「高み」へ、志を同じくする知人たちと(「空」からの誘導に従って)「避難」されている時の状況を思わせられます。
「その人達と話をしていると、突然ものすごい勢いで雨が降り始め、風も吹いてきました」
これは、以前から言われている「本格的な浄化」の始まりのようです。
「すると、風雨になびく草原の中に、パンパンにふくらんだ黒いカバンがあるのが眼に飛び込んできました」
「パンパンにふくらんだ」は取り残された人々が大勢いることを、「黒い」は先住民に多い有色人種を、「カバン」は集落の人々が集まって来た「緊急避難施設」を連想させます。
「知人家族も気付いた様で、小学生の女の子が『私が取りに行ってくる』と、ガラス窓を開けて行って来てくれました」
これは、「小学生の女の子」が、直感的に状況を察知し直ちに外に出て(下降して)、取り残された人々を「連れてきた」という状況でしょう。
「純粋無垢の子供」がこの場面にはふさわしく、その無私の行動は、終始「天」によって守られるのでしょう。
「窓から雨が吹き込むこともなく、風に飛ばされることもなく、濡れることもなく、無事にあっという間の速さで戻って来ました」
◆〔第2場〕《2017年4月30日の夢》―デパートの通路
「今度は、デパートへ一人で買い物に行きました。
デパートに入り、窓際の明るくて広い通路を歩き始めると、動く歩道のようになっていることに気付きました」
ここで言われる「窓際の明るくて広い通路」や「動く歩道のようになっている」は、女性が一人で歩いても心配のない、光あふれる「誘導路」の存在を思わせられます。
「通路の床を見ると、全面に、艶があり光沢感のあるこげ茶色のタイルの様な物が敷かれていました。
直径15センチ位の正方形で、すり鉢の中のような線が四方向に掘り込まれ、滑らない様になっており、試しに方向を変えて歩いてみましたが、どの様に歩こうと、自由で危なくない感じです」
ここでも、その「誘導路」が、どんな状況においても「安全が保たれる」ように造られていることを示唆しています。
「広さも十分にあり、圧迫感もありませんでした」
つまり、その「誘導路」は、どんなに多くの人が押しかけても受け入れられるようになっているが、(もったいないことに)ごくわずかに人しか通っていなかったようです。
「その先に、売り場が見えてきました」
この「売り場」は、目標とする「新生地球」のことで、いったん「誘導路」に乗れば、つまり「意思」を固め目指す「方向」を定めれば、サポートがあり、思うより簡単に目標に近づくことが出来ることを示唆しています。
◆〔第3場〕《2017年4月30日の夢》―海辺にて
今回の夢のこの場面は、さらっと読むと「東日本大震災」で起こった海辺の光景を連想しますが、途中に出てくる「赤い車」の解釈を踏まえると、惑星地球の現状につながる「近代の人類史」が描かれているのではないかと思えるようになりました。
その線での解釈を、以下に紹介します。
「次の場面では、先程とは違う宿の窓から外を眺めていました」
「左側の方に、青い海原が見えています」
これは、海辺の出来事を描いているというイントロです。
「また大雨が降ってきました」
「浜辺には車が何台か停めてありました」
ここで「車」は「持てる国」つまり「先進国〜中進国」の象徴で、「何台か」は、そのような国が多いことを指しています。
そして「大雨」も「海原」も本質は「水」で、この世界で必要とされるものですが、ここでは「お金」のこと、換言すれば「資本」や「金融」を意味しているとみられます。
「あまりの大雨だったので、車が海の方へ流され始めました」
これは「お金」が、つまり「資本の論理」が、この世界を席巻していく状況が描かれています。
ここでの「海」は「資本の論理」が支配する世界のこと。したがって「車」が流されて、「海に呑みこまれる」ことは、そのような国になることを指します。
「まだかろうじて流されていない赤い車の持ち主が、慌てて車に乗り込んで移動させようとしましたが、それが出来ず海に流されてしまいました」
ここで「赤い車」は「中国」や「旧・ソ連」そして「ロシア」などの、「共産主義」を「標榜していた(過去形!)」大国を指します。ご存知のように「中国」や「旧・ソ連」の国旗は赤地で、1993年に制定された「ロシア」の国旗も一番下が赤地で、その上が奇しくも海の青になっています。
また「持ち主」は、それらの国々の指導者たちを指し、彼らが「慌てて車に乗り込んで移動させようとしました」とは、貿易や金融の前線から国全体が急速に「資本の色」に染まっていく速度に驚き、何とか彼らが標榜してきた「国是」や「体面」を守ろうとする姿でしょう。
「それが出来ず海に流されてしまいました」――これは容易に推測できるでしょうが、今では誰がどう見ても、実質的には「資本主義国家」になってしまったことが描かれています。
「浜辺には防風林もありましたが、大きく、深くえぐられてしまいました」
「浜辺だった場所は岩場のようになりました」
これは、「防風林」もあって穏やかだった「浜辺」が今はなく、荒々しい「岩場」になったこと、つまり「資本の論理」が横行する「殺伐とした社会」になってしまったことを指しているとみられます。
「雨が止み、二組の家族が、何故だかそこで凧あげをして遊んでいます」
「ひとつの凧は上空に上がっていましたが、もうひとつの凧は、上がらずに、すぐ岩場に落ちてしまい、一所懸命糸を引っ張って上げようとしていました」
「その人達は、深くえぐられ、低くなってしまった所にいたためか、とても小さく見えました」
これは、その規模があまりにも小さいため「資本の大波」に席巻されず、旧来の状態を保っている「小国」や「少数民族」のことでしょうが、そこでも、「凧遊び」が象徴するように、上の世界を知ろうとする上昇志向の人々と、上を見ようとしてもうまくいかない人々が混在しているようです。
「その光景から目を移し、自分のいる建物の窓際からすぐ下を見ると、建物のすれすれまで地面がえぐられ、切り立った崖の縁に建っていました」
これは、これまであった社会が、簡単には戻れないほど「低い場所(レベル)」へ「落ちて(堕ちて)しまった」ことの象徴的な表現でしょう。
◆〔第4場〕《2017年4月30日の夢》〜創造主のお言葉〜
創造主は個別の夢についての解説はされず、「わたしの 見せる夢は 断片的ではあるが みな意味がある」と言われるのみですが、「その謎を解けたとしたら わたしのおもいに近付いていると言えるであろう」と、「謎解き」へのチャレンジを求められています。
確かに、創造主が言われる通り「夢を通じての謎掛け」を含めた新しいスタイルは、これまでの高次元通信になかった「くだけた」もので、創造主が〔わたしの子らよ―創造主〕で言われた「当初の想いの実現」にかけられる並々ならぬ熱意が、ひしひしと感じられます。
今回のメッセージでは、特に@「そなた達の内に共におる」、A「生命の生みの親が わたしである」と言われる次の箇所を、前に出てきた「わたしに返す」ことにも関連して、常に「座右の銘」にするべきだと改めて受け止めさせていただきました。
一人一人 おのれの中のわたしに意識を集中し 話しかけてみよ
わたしは そなた達の外側におるのではない
そなた達の内に共におるのだ
そなた達の生命そのものなのだ
生命の生みの親が わたしであると思っておるか
そこから 始まるのぞ
そこを 外しては 何も始まらぬぞ
(Q) 小松様
こんにちは。
この度も、小松様の心の世界を感じさせていただけますようなご見解をお届けくださりありがとうございます。
母(ひめみこさん)と共に、感じ入りながら拝読させていただきました。
今回の夢と、「帰郷の時―宇宙船乗船の夢とメッセージ」の夢に通ずることといたしまして、次のような大神さまの想いを感じさせていただいております。
・「生命の生みの親」の存在、そして今、地球に生まれさせていただいる目的に気づき、天国への道を選択するならば、大変動の世にあっても天界や宇宙からのご守護をいただき、「魂の故郷」である天国への帰還をサポートされるということ
・メシヤに結ばれた神さまの子供として、最後の最後まで "人をたすける" "全人類 その父母先祖をはじめ 万物と共に私(生命の生みの親であられる主神)のもとに立ち返ってくる" という魂に刻まれている純粋な想い(無償の愛)のままに行動してもらいたいとのお気持ち
・気づける機会は与えられているにもかかわらず、今、天国への帰還の道を選択しないのであれば、厳しい状況に陥ることはやむをえないため、一日も早く目覚めてほしいという願い
全体を通じて、「朗報」と「警告」の色合いを帯びており、考えさせられるものがあります。
夢に登場する人や出来事、物や色などのキーワードには、そのままに捉えたり、そこから連想されるようなことであったり、象徴的な意味合いがあったりと実に奥深いものがあるようですね。
それぞれ おのおのの 胸に去来するもの
それが わたしからのメッセージと思えば それでよろしい
自分が気付くことがなければ 前に進むことは出来ぬ
気付ける自分になることが 何より 大切なことである
との創造主のお言葉がございましたが、今回の夢にも、個人的なことから、小松様が感じられたような世界的なことにまで、読み解く方々によって、また、視点を変えてみることによって色々な受けとめ方ができる場面があるように受けとめさせていただきました。
この度、このような形で、「夢」についての「謎解き」の機会をお与えいただき、夢辞典などを参考にしながら真剣に向き合わせていただいておりますと、
夢について語ろう
わたしの 見せる夢は 断片的ではあるが みな意味がある
その謎を解けたとしたら わたしのおもいに近付いていると言えるであろう
とのお言葉は、私たちが見る夢に対してのお言葉でもあるように思えてきました。
人間の進化、覚醒への道の途上で、「夢」には大切な意味があるといわれておりますが、内なる神性と一体となってゆくために、私たち一人ひとりが自身の夢について深く向き合うことの必要性を教えてくださっているように感じております。
たとえストーリー性がなく断片的な夢であっても、印象に残る夢には大切なメッセージが込められているのかもしれません。
自身の「夢の世界」とのつながりを深めてゆくことによって得られる気づきや導きを、これからの日々に活かすことをすすめてくださっているように受けとめられます。
夢の解釈について参考になる情報も多くあるようですので、常に心の中心にいてくださる大神さまと対話をさせていただきながら、「胸に去来するもの」を根底に置いて、本やウェブサイトなどから状況に応じて必要となる良い情報も受けとらせていただき、世界を広げてゆきたいと思っております。
天界の神々さまが “大神さまの際限なき 宇宙に比類なき すべてのものに対する献身”とおっしゃるように、
何段階にも分けて 手を引くことは十分に配慮しておるので心配はいらぬ
との、お優しいおもいをお伝えくださり、天国への帰還に向けて細微に渡りおはからいくださっておりますことに、大神さまの底知れぬ愛を感じ、心より感謝いたしております。
天界の神々さま、宇宙同胞の皆さまよりの、たいへん熱のこもった力強いメッセージからも、これまでにない“まっしぐらに 大調和の時代を迎えさせていただける時”が到来したことを実感させていただきました。
この最終章は、新生に向けて、これまでの総決算も含まれていることと存じます。
気持ちを新たに、神さまの子供として、その第一歩を踏み出させていただきたいと思います。
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