[2013年8月7日:立秋]
1.フグが造る造形と太古のエネルギーパターン
次の映像をご覧になったことがあるかもしれません。
これは水中写真家の大方洋二さんが奄美大島沖の海底で発見されたもので、2012年9月にNHKの「ダーウィンが来た!生きもの新伝説 世紀の発見! 海底のミステリーサークル」という番組でも放映されたとのことです。
次は大方洋二さんのサイトです。
海底の砂地で発見された直径約2mの見事な造形を、体長約15cmのフグの一種(シッポウフグ)のオスが約6日間で完成させる(そこへメスがやって来て産卵し受精する)という事実は、それだけでも驚くべきことです。
しかし下記するように、さらに深い背景があることが分かりました。
NHKの放映を受けて海外でも、この話が有名になっているようで、Webには次のようなサイトが無数にあります。
・Mysterious Underwater ‘Crop
Circles’ Discovered Off the
Coast of Japan
これらのサイトは基本的にNHKの放映内容を踏襲しているようで、この造形の主目的はオスがメスを誘引すること、同時に溝の形状によって受精卵を海流から守る役割も果たしていると説明しています。
上記した「さらに深い背景」は、そのようなサイトを読んだ海外の誰かが、Cosmic Awareness に見解を尋ねたことによって引き出されました。
まずは、そのメッセージを聞いてみましょう。
Cosmic Awareness[注]:
この魚は、そのようなデザインをどうやって造るかを知っているわけではなく、その地域の砂の底にあるデザインに反応しているのです。
この地域には、何億年も前の太古の時代に異星人たちが住んでいました。
そして彼らが使ったデザインは宇宙に共通するもので、一種のエネルギー収集器です。
それによって土地のレイラインつまり力のライン、地域内のエネルギー流そのものを特定の方向に向けたり集中させたりすることが出来るものでした。
その海底の下部には、そのようなデザインが沢山あって、そこから今でも放射されているエネルギーをその魚たちは感じるのです。
彼らは、からだが感知するエネルギーラインを単純になぞっていくことによって、海底の砂の上に図形を造り上げます。
そしてメスたちも、そのようなデザインに感応してその中に入って産卵し、それをオスが受精させるのです。
造られた図形の尾根や窪みによって受精卵が十分に保護されることは確かですが、それは彼らがこうしたデザインを造る理由ではありません。
ある意味でそのようなデザインは、エネルギーや意識を集中させる目的で、線や幾何学的なデザインが使われるマンダラと同じです。
そのようなデザインは太古から受け継がれてきたもので、後世では別のやり方で、マンダラとして表現されるようになりました。
その魚たちは、そうした太古のデザインが持つエネルギーパターンに反応しているだけですが、それは彼らの種の永続性に役立っているのです。
[注]Cosmic Awareness:宇宙のあらゆるものに遍在する純粋意識(12次元)で、かつてはイエス、ブッダ、ムハンマド、エドガーケイシー等を通じてメッセージを送る。
このメッセージの冒頭に出てくる「何億年も前の太古の時代に異星人たちが住んでいました」ということについては、「(いわゆる公式見解で)46億年」とされている地球の歴史からすれば驚くに当たりません。
この異星人たちは、定住していたというより、調査や研究の目的で入植していたと考えるべきでしょう。
念のために次に記載した関連事項の一部を、下に引用しておきます。
「精巧な人工物や異常な頭蓋骨が、何百万年、何十億年にさえ遡る自然のままの岩層から、この何百年にわたって発掘されて」いる実例として、南アフリカの鉱区で、何百個も発見された球体があります。この中で、赤道面に3本のラインがある左のもの[@]は極めて硬くて、鋼鉄でも傷をつけることができないといいます。また右のもの[A]は、クラークスドルプ市博物館のガラスケースの中で、反時計方向に1年に1〜2回、自転すると館長が報告しています。発見された地層は、28〜30億年前の先カンブリア時代のもので、地球の科学の教えでは、(46億年前に誕生した地球で)ようやく最初の原始生命(シアノバクテリア)が発生し始めた頃とされています。後に出てくるように、「地球の年齢は、公式の見解の誰のものより、はるかに古」いと考える必要がありそうです。
@南アの鉱区で発見された球体1 A同2
また古代に陸地であった場所が今は海底に沈んでいる事については、ヒマラヤの山中で貝殻が発見されるような億年単位の地球変動の歴史を持ち出すまでもなく、約1万数千年前の「最終氷期の終了から現在まで(現在の間氷期)」に、海水面が100m以上上昇したことは(その原因についての議論はさておいて)ほぼ疑問の余地のない事実です。
さて、ここでの本論であるフグたちが造る造形について、Cosmic Awarenessがいう「太古のデザインが持つエネルギーパターンに反応しているだけ」が意味することは、彼らのDNAには、そのパターンの設計図が存在しないということです。
つまり、彼らはエネルギーパターンを感知する能力は持っているものの、世代を超えて伝承されるDNAの(物質的・肉体的形質に関わる「α%」の部分ではなく)知性や精神活動など非物質的側面に関係する「(100-α)%」の部分に、当該デザインの設計図が存在しないことを意味しています。
ちなみにヒトの場合は、「α%」が約3%に対して「(100-α)%」が約97%で、「3%の部分(タンパク質のコードに関係する部分)」の解明は進んでいるものの、非物質領域の存在に対して否定的な姿勢を持つことが推奨されている地球科学の主流では、「97%の部分」のことを「ジャンクDNA」などと称して徹底的に無視する姿勢を決め込んできました。
ところが現実には、高等生物ほど「(100-α)%」の比率が大きいことが分かっています。
一方、例えばトラフグは「ジャンクDNA」が非常に少ない生物として知られています。
「自然界に無駄なものは一つもない」――これは、特に動植物を深く観察した者の一致した結論です。
DNAに限って「無駄なもの」が大量に含まれていることは有り得ないということを、研究の大前提とするのが本筋でしょう。
「全遺伝子の99%の配列を解明した」として2003年に終了した「国際 ヒト・ゲノムプロジェクト」は、まるで「井の中の蛙(かわず)」が井戸の底を調べ尽くして「宇宙の全てが分かった」と考えているようなものです。
以下に「光へ向かう地球と人類」の関連個所を引用しておきます。
あなたのDNAには、先祖たちが知覚したものと、あなたの前生での記憶の集積が刻み込まれていて、あなたの拠りどころになる精神的独自性の基になっています。
「無意味なジャンク」と考えられているDNAの一部は、実際には、極めて重要な記録を保持しており、情報への大切な鍵を保管しています。あなたのDNAは、あなたの先祖に関する独自の情報網を取り仕切っています。人体は、膨大な量のイメージや刻印、そして個人的印象などを保持することができる、精巧に設計された機器です。それらの情報は、瞬間ごとに正確に記録され、細胞レベルに保存されます。これがやがては、知覚的影響として大量に蓄積され、一つの世代から次の世代へ、生来の超自然的な血縁のテレパシーを通して伝えられます。どの親族にも、本質的に強い精神的つながりが存在するのは、血の中の情報に共通性と親密性があるためです。
ヒトのDNAの約3%は、肉体的な形質の形成に関係しているので、物質への関心が中心の地球の科学者たちによって、その機能についてかなり解明されています。
しかし、残りの約97%が何のために存在しているのか理解できないので、それは「無意味なジャンク」と考えられているのです。高等生物ほど比率が高くなるこの部分を理解できないからといって、「ガラクタ」扱いするセンスには感心できません。「今の科学の基本認識や方法論に重大な欠陥があるに違いない」と考えるのが常識ではないでしょうか。
2.与那国島の海底遺跡
上記したメッセージにある「何億年も前の太古の時代」に地球に住んでいた異星人について、Cosmic Awarenessは更に付言して、「銀河同盟の異星人たち」が公然と入植してコミュニティーを持っていたことを明らかにしています。
同時に、今日まで地球に影響を与えている「ヤミ勢力(レプティリアン・オリオン連合と呼称しています)」も入植していて、両者の間に大がかりな戦争が行われたことについては十分の証拠があると言っています。
それに続いて、こう述べています。
Cosmic Awareness:
このような入植地は地球の至るところにあって、現在は無人で人が住むのに適さない地域にも及んでいました。
しかし何億年も前には地球の様相は全く違っていて、素晴らしい都市や広大な入植地が見られ運営されていましたが、その後それらは海底に沈んで砂に覆われ、今や地球の真実として暴かれるのを待っています。
そして誰か個人が、海底や砂漠の下に眠る古代の居住跡を発見すると、それについて思いを巡らすことは大変魅力的で広く浸透します。
しかし、そのような案件を今でも所管している権威筋は、地球史の真実を否定して、人々を引き続き無知蒙昧の状態に保とうとするのです。
それでも証拠は厳然と存在しており、もっと多くが暴かれつつあり、この先の沢山の時間軸の中で更に表面化して、現代の人類を非常に古いルーツに最終的につなげることになるでしょう。
このメッセージを読んで直ちに思い浮かべたのは「与那国島の海底遺跡」です。
ノーマルなセンスを持つ人なら誰でも、これを一見しただけで人工物だと思うのではないでしょうか。
次のYouTube映像は、与那国島周辺にある海底遺跡の全容を簡潔に伝えています。
・The
mystery of Yonaguni underwater structure01 (10分50秒:日本語ナレーション)
・The
mystery of Yonaguni underwater structure02 (4分23秒:同)
次は、この遺跡の第一発見者(1986年)の、新嵩喜八郎(あらたけ きはちろう)さんのサイトで、膨大な記録があります。
2002年には、木村政昭教授を中心とする琉球大学の調査団による水中ロボットなども使った調査によって、遺跡の全容がかなり明らかになり、各種の報道によって世界的にも知られるようになっていきます。
同教授は、2003年6月に幕張メッセ国際会議場で「海に沈んだ古陸と海底遺跡の謎を解く」という特別講演をされました。
その中で、調査の結果として数千年間にわたり顕著な地殻変動が見られないことが明らかになったので、この遺跡は、(上記したように「最終氷期の終了から現在まで」に海水面が100m以上上昇したことによって)かつて陸上にあったものが水没したことが「危なげなく推定される」と話されています。
この遺跡の建造年代については、(他の石造遺跡でも同じですが「C14年代測定法」は有機物にしか適用できず)岩石の加工年代を正しく知る手段がないので、現時点では確言できません。
直感的には数億年前のものではなくアトランティスと相前後して水没したレムリアの遺跡かと思いますが、いずれ何らかのルートで明らかになることを期待しましょう。
一方、本項の冒頭に書いた「銀河同盟」と「ヤミ勢力」との間で古代に「大がかりな戦争が行われたことについては十分の証拠がある」というCosmic Awarenessのメッセージに関連して、「光へ向かう地球と人類」の関連個所を引用しておきます。
地球上にいた過去の知的生命については、公式に認知されたものがないといっても、多くの考古学的発見によって、太古に進んだ文明がいくつも存在したということが示されています。それらは、破壊されて地表から消え去り、かつて繁栄した文明の、わずかな破片だけを残したのです。
神話や伝説は、象徴的な表現で、それらに関連するもっと大きな真実を伝えるために使われたのです。
地質学上の記録では、何千年も前に、核爆発がいくつかの文明を破壊したという十分な証拠があります。東洋の宗教書では、地球に大破壊をもたらした、天空における長期間にわたる多くの戦いについて触れています。何百万年、何十億年にさえさかのぼる手付かずの岩層からは、精巧な人工物や異常な頭蓋骨が、この何世紀にもわたって発掘されています。歴史は、事実をごまかされ、操作され、抹消されたのです。
ここにいう「核爆発がいくつかの文明を破壊したという十分な証拠があります」というのは、世界の各地に見られる、火山の噴火や山火事では説明できない、岩石が高熱でガラス化した地層や人骨に含まれる高レベルの放射能のことでしょう。
また、「東洋の宗教書では、地球に大破壊をもたらした、天空における長期間にわたる多くの戦いについて触れています」というのは、古代インドの「マハーバーラタ」に描かれている内容を指しているとみられます。
3.「グラストンベリー・トー」の秘密
Cosmic Awarenessは、上のメッセージに続いて更に話を進めています。
Cosmic Awareness:
私は、この惑星の地上にも、古代の構造物があることを付言しておきたいと思います。
そこでは惑星の輪郭そのものが広範囲にわたって改変され、今では地上風景の中の自然のままの輪郭のように見えます。
しかしパターンを見分けることのできる目を持つ人が上空から見れば、実際に人為的な操作が行われていることが明白です。――その改変は陸地そのものから、地面や河川、そして場所によっては多かれ少なかれ湖沼や海岸線にも及んでおり、そういう場所に現に住んでいる人たちには見付けることができない状態になっています。
このようなサイトの例は、イギリス・サマセットにあるグラストンベリーです。
有名なグラストンベリー・トーでは、そうした技術を持つ者たちによって、何億年も前に丘そのものが造られました。
その陸地の改変はグラストンベリー・トーに限らず、何マイルにもわたる地域全体に及びました。
河川の経路が変えられ、もともと無かった場所にいくつかの丘が造られましたが、これらすべては訓練された眼で上空から見なければ識別することは無理でしょう。
他にも、陸地の広大な改造が「上空から」行われ、上空からデザインや表現物を見る目的で、広大な地面が物理的に造られたものがあります。
様々な目的で、こうしたことが行われました。
ペルーにあるナスカの地上絵は、異星人たちの宇宙船に対する誘導ラインでした。
こうした誘導ラインや地面の改変の跡は他にもあって、そこにエネルギーを繋ぎ止めることもできました。
これらすべては、その時代を生きた古代の存在たちの手になるものです。
それらのほとんどは今では失われていますが、今や再認識されようとしているのです。
ここで言及されている「ナスカの地上絵」については、「それ以外に説明のしようがない」といったところでしょう。
インターネットなどにある様々な憶測や解釈には、ロクなものはありません。
次にある素晴らしい映像の数々を鑑賞して、ファクトそのものを知れば十分です。
・The Nazca
Lines Mystery (YouTube
6分24秒)
以下では「グラストンベリー・トー(Glastonbury Tor)」の現状を概観します。
「トー(Tor)」の意味は「小高い丘」です。
Google Earthによって上空から見ると、一面にフラットなエリアにポツンと丘が存在しているようです。
右の写真では、丘の西端と東端の両方から頂上への道が作られていることがわかります。
グラストンベリーは、ストーンヘンジや畑に多発するクロップサークルなどで有名な「ソールズベリー平野(Salisbury Plain)」の西側にあり、多少の起伏はあっても全体としてフラットなエリアです。
したがって、海抜145mに過ぎないこの丘は、かなり遠方からも見える際立ったランドマークになっているようです。
「グラストンベリー・トー」は公式には「完全な自然の産物」ということになっていますが、東側の登り口が手前に見える上の写真では、登山道が直登を避けて左に巻きながら作られていることを含めて「階段状の地形」に見える点で、単純に「自然の丘」とは言えないような独特の風貌を持っています。
しかし頂上の塔は後世に付加されたもので、特別の意味はありません(ランドマークとして際立たせる役割は果たしていますが)。
この丘には古来から様々な見方や呼び名があったようで、魔法の山、妖精たちのガラスの丘、渦の城、聖杯の城、死者の地、地下世界、ドルイド(ケルト民族)のイニシエーション(通過儀礼)センター、アーサー王の要害、磁気的パワーポイント、レイラインの交点、女神の多産祈願と祝祭のセンター、UFOの集中点などなど――それだけ人々を惹きつける何かがあるということでしょう。
実際に、ここに登ると特別の雰囲気を感じたり超自然的な体験をする人も少なくないようで、瞑想をしたり、ダウジングをやったりする人もいるようです。
おそらくそれは、この場所が多数のレイラインの交差ポイントとなっていることにも関係しているでしょう。
左の写真は「聖ミカエルの塔」と呼ばれる塔の内部で、ご覧のように屋根はありません。
以前あった教会の建物が1275年の地震で倒壊して、14世紀に簡素な形に再建されたものが現存しています。
右の図は、クレタ島のコインに描かれた迷路から連想した研究者が、「グラストンベリー・トーは迷路として造られている」と主張するスケッチです。
「階段状の地形」を何とか説明しようとして生み出したもののようですが、「丘の表面」だけに拘ったために文字通り「迷路」にはまった「学説」のようにみえます(内部の構造物が迷路になっていることを示唆していると評価することもできますが)。
私は、「丘の内部構造」にこそ鍵があるのではないかとみています。
これまで、この丘の本格的な発掘調査が行われたことはありません。
1964年と1966年に行われた発掘は頂上の周辺のみだから、中世の頃そこに住み着いた人たちが残したとみられる遺品が見つかっただけです。
実際には、丘の内部に「階段状の構造物」があるのではないでしょうか。例えば、「与那国島の海底遺跡」が地上に浮上したような。
その構造物が人々に目視されることを「不都合(人類文明が石器時代から現代まで直線的に進化してきたとする「教理」に反する)」と考えた勢力が、大規模な覆土を行って「自然の丘」を造り上げた。
しかし丘の「芯を構成する構造物」が階段状なので、永い年月の間に当然起こる「土壌の不等沈下」によって、現在のような外観になったと推測されます。
熟達したダウザー(ダウジングのスペシャリスト)の多くが、「トー(Tor)」の内部は空洞になっていて、地下には泉や水路のネットワークがあると信じているようです。
また、グラストンベリーのもう一つの聖地「グラストンベリー・アビー(Glastonbury Abbey:アビーは修道院のこと。1184年に火災で焼失し、その後再建されたが16世紀にヘンリー8世の解散令で破壊され、現在は廃墟となっている)」から「トー(Tor)」につながるトンネルがあるとも言われていて、実際に1960年代の初めまでは、そのようなトンネルの一つの入り口付近でジャズフェスティバルが行われていた(しかし今では塞がれている)という話もあります。
頂上に「聖ミカエルの塔」が置かれたことやその他の理由で、この丘を掘り返すような発掘調査が認められる可能性はなく、今のところその機運もありませんが、例えば長大な探針や超音波などを使って、内部構造が明らかになることを期待しましょう。
【関連】
・歴史の真実(副読本「光へ向かう地球と人類」)
・ストーニ・リトルトン土塁(クロップサークルが伝えるもの[3])
・すべてがつながる―アトランティス⇒マヤ⇒ドルイド⇒ストーンヘンジ⇒石舞台
[ホーム]
Copyright© 2013 Eisei KOMATSU