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アセンションの進展と人類の岐路・(アセンション時局’15)
[2015年2月23日]
【目次】
・【解説】
レポート(JJK:Jahn J Kassl):私は現実に、人類の間の亀裂が拡大していることを強く感じています。
一方の側には「教えることができない人々」がいて、他方の側には「目覚めた人々」がいる。
そして「教えることができない人々」は、あまりにも実情を知らないので、文字通り「肉体的な」痛みを感じるほどになっている。これらの人々は、現在の世界が崩壊していくのと同様に、自身を破滅させるプロセスに乗っているようです。
また私の周囲の友人や知人の間でも同様で人間関係が崩壊し、個々の方々は「欺瞞の迷宮」から抜け出すことが出来ない――ほとんどの場合は抜け出すことを好まない――ようにみえます。
「無力感」から「天賦の力の確信」へ至る道は、本当に前途遼遠です。
そのような影響を受けているのは非常に有能な光の戦士たちも同様で、自分の現状を超えて成長するつもりがないようです。
彼らは更なる自己浄化を避けており、その自覚を何よりも後の手順としているのです。この時代の恩寵について完全に知っているにもかかわらず。
総じて言えば、少数の人類が目覚めている一方で、大多数は自ら創り出した洞窟に潜んで何もしないで時を過ごし、ひたすら事が終わるのを待っています。(レポートの終わり)
親愛なる皆さん
私はサンジェルマン(St. Germain:ASANA
MAHATARI)です。
その知見は、現在の時間が持つ性質をうまく描写しています。
あらゆる日々の最後まで、神の恩寵(おんちょう)は影響を及ぼし機能します。
それまでには人類の或る割合は目を覚ますでしょうが、そのほとんどは、正に最後の瞬間において復活し奮起する人々でしょう。
そして、このような機会が今や開かれ強力に発展させられますが、それは次によってもたらされます。
1.)多次元宇宙の根源からの継続的な光の流入
2.)多くの人類の人生に起こっている持続的な変化、またその「深まり」――その変化は、影響された当人には制御できないもので、その人の心を開く役割を果たします。
これらが現に起こっていることです。
人が目覚めて変容の炎に自分の心を開くことが出来るためには、
その人の心が神の光に触れる体験を持つ必要があります。
このことが、魂のレベルでアセンションに「イエス」と言った、そのような人々に対して今や可能になっています。彼らは、知覚レベルを上げるための、更なる課題への取組みについては「さよなら」を言っていましたが。
いったん神の光が人の心に触れれば、すべてが可能になるのです。
深甚な解きほぐしの局面
私たちは引き続き時空を綴っており、今や解きほぐしの局面に来ています。
それぞれが異なる波動レベルにある人々の、あらゆる繋がりはお互いに切り離され、また関係のない全ての世界からも切り離され、それぞれが別々のレベルを見つけることになります。
これらのプロセスは、かつてなく明白に見えるようになってきており、人類の間の亀裂はますます広がっていき、多くの地域で既に現実化しているように、もはや橋渡しできないようになります。
6次元、7次元からの進化した光の存在たちの地球への到来は、あらゆる変容プロセスと、その拒絶とを加速させます。
これは地球規模の地政学的な地位に直接影響し、ヤミの支配階層の極悪性が、ますます姿を現すようになるでしょう。
また同時に、このマトリックスのヤミの支配者たちが、自ら造ったシステムによって滅びていくことも明白になります。
そして私たちは、彼らの終焉(しゅうえん)と他の人々のアセンションとの、狭間に立ちます。
この世界で、ごく少数のリーダーたちが、最後の瞬間での「魂の移転」に同意しています。
これら少数の方々は、最後の日々の出来事に対して必要な推進力を与え、既に光を身に付けている人々と共に、最後の日々のために「天」から期待される指導的役割を果たすでしょう。
a.)アセンションしつつある人々とその世界には、ドラマは起こらない。
b.)その他の人々と世界は、急速に終結する。
それまでは、この世界で上記のように「生気を与えられた少数の決定権を持つ方たち」は、彼らの地位に留まって働き、その先すべてのアセンション準備過程のスムーズな進行に役立つ働きをするでしょう。
多くの国家元首は、その大半は、彼らの自滅コースに鑑みれば、これまでも現在でも「魂の移転」を行う気がないようです。したがって、多くの「魂の移転プログラム」を、現在では放棄せざるを得ない状況になりました。
しかし最後まで手つかずの試みはなく、すべての努力が行われます。それは、できるだけ多くの人類のために、光への道を敷くためです。
時間を超越するプログラム
アセンションしつつある方々の間に新しい「気分」が見られます。
光の剣を携え、的確に一貫して内部浄化の仕事を続けている方々が、仕事がたくさんあるにも拘らず、むしろ焦りを手放して、実情に精通した人になっています。
これらの方々は、時間の経過をどう解釈するかを認識し、時間の遥か彼方から考え行動することを理解しているのです。
「時間を超越するプログラム」は、アセンションしつつある方々のうち、多次元宇宙における5次元の完全に目覚めた存在たちの内部では、既に機能しています。
この活性化は光の戦士たちの中に起こっており、それによってアセンションを「期待を持って待つ」ことが、この世界のますます鈍重化する時空や大変な状況を感知しながらも、だんだんと容易になっています。
あらゆる欺瞞から自分自身を解放した人は誰でも、時間という幻想からも自由になるのです。
こういう方は、「いま現在」の中で自在に行動します。人間としての存立は依然として時間を考慮しなければならないとしても、です。
彼らは意識において大幅な飛躍を遂げており、「〔いま〕への鍵」が与えられているのです。
アセンションは主体的には意識の事柄で、
身体的な変容は二次的なことに過ぎません。
期待が先行して焦りに翻弄されている人は、時間を超越した意識を持ち目覚めた人になるようにすれば、時空のマトリックスから自由になることに今や気づくことが出来るでしょう。
この世界で起こる個別の外部的出来事のすべては、この観念的な認識に基づいています。
すべてに遍在する神の中へのアセンションは人の意識によって起こり、目視できる世界で起こるすべての出来事を表出させるのも意識なのです。
人類を目覚めさせるのは世界の出来事ではなく、
人類意識の中に起こる出来事が、世界を目覚めさせるのです。
原理原則は常に内から外に向けて構成されます。その逆順は決してありません。
この事実はますます再構成され、統合されていきます。
「焦り」や「我慢して待つ」ことは消滅します。何故なら未来は現在で起こるからです。
意識の大飛躍
極度に飛躍的な意識の成長が、それを受入れる準備ができている人々にとって、今や可能となっています。
ここで「準備ができた人々」というのは、自分の人生でいまだに履行できない浄化タスクを抱えていて、真実が認識でき神が見られるまで待つという具合の、ゆっくりしたペースで動いている方々です。
自己に対する認識がなければ、神の認識は遠く離れ、光への道筋は取れません。
人類の成長は、多くの人にとって、前進してはまた昔日へ後退する状態が続いています。
そして、それが起こっている間にも多くの人類は、光を求めるかヤミに与(くみ)するか、真実か欺瞞か、愛か憎悪か、神か神の否定かを選択する余地を残しています。
光の波動と神の恩寵とが、すべてのプロセスを進行させます――
一方では変容を、他方ではその否定を。
人類にとっての決断の日々が始まりました、それは既に決められているとしても。
真実の日々も始まりました、真実は普遍的に見られるとしても。
光の日々も始まりました、光は太古に明かされているとしても。
この時代の資質が特定のレベルを創り出し、その基盤の上にアセンションの全プロセスが今や成就されます。
畏敬の念を抱いて見てください:この世界は私たちの働きがあってそれ自体を成就させ、私たちは多次元宇宙の根源へ、神の栄光へ帰還するのです。
私はこの世界の恵み、
私は人類にとっての避難所、
私は私たち天の兄弟姉妹たちへの指導原理、
そして、この原理に従い彼らの、
この世界への慈善活動を指令する。
永遠の愛のもとに、
私はサンジェルマン(St. Germain:ASANA
MAHATARI)です。
このメッセージはオーストリア人のヤーン(Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
これまでサンジェルマンになじみのなかった方は、〔アセンションの最終フェーズへ高次元からのサポート〕の冒頭部を参考にしてください。
今回のメッセージでサンジェルマンは、やや詩的な構成と表現を用いて、アセンションに関わる現時点の状況について多面的に伝えてくれています。
その中には次のように多くのキーワードが埋め込まれていますが、文章の中から汲み取っていただけたでしょうか。
〔神の恩寵〕、〔神の光に触れる〕、〔(今では役立たなくなった)繋がりの解きほぐし〕、〔人類の亀裂〕、〔支配のマトリックス〕、〔魂の移転〕、〔時間の超越〕、〔欺瞞からの解放〕、〔意識の働き〕、〔選択の余地〕、など。
以下では、その中から〔魂の移転〕について解説します。
アセンションに積極的に貢献するリーダーたちは限られる
〔魂の移転〕とは〔ウオークイン(Walk In)〕のことです。これについて初耳の方は〔こちら〕を参考にしてください。
今回のメッセージでサンジェルマンは、地球と人類のアセンション計画の一環として「魂の移転プログラム」が存在する(存在していた)ことを示唆しています。
これは、かつての「アメリカ革命(アメリカ合衆国の建設)」で、初代大統領になったジョージ・ワシントンを始めとするウオークインたちの目覚ましい活躍を考慮すれば、極めて合理的な手順のようにみえます。
つまり、たまたま現時点で国家のリーダーの地位を得ている者が、勇断をもって自発的に退き(肉体を残して魂だけ自分の魂の源へ帰り)、「明白な使命と高邁な精神を持った高次元の存在(魂)」を同じ地位に「ウオークインとして迎え入れる」という筋書きです。つまり、肉体をそのままにした「魂だけの入れ替わり」です。
これは当事者間(二つの魂の間)だけで内密に行われるので、第三者からは同じ人物が一貫して同じ業務を遂行しているように見えます
しかし次第に、新しい魂(人物)は卓越した見識と能力を駆使し、その地位が持つ影響力を最大限に活用して、人々を「目覚め」に導いていくようになるはずです。
これは、「この時代の真実」を広く迅速に知らせ、できるだけ多くの人類をアセンションに導くための決め手の一つとして、サナンダやサンジェルマンをはじめとする高次元の存在によって企画されたものと考えられます。
残念ながら、「該当者たち」への様々な手段による働きかけが功を奏さず、このプログラムを「現在では放棄せざるを得ない状況」になったというのは、このプログラムを企画した当時は想像もできなかった速度と広がりで、この世界が「下降してきた」ことと無縁ではないでしょう。
しかし、
――この世界で、ごく少数のリーダーたちが、最後の瞬間での「魂の移転」に同意しています。
これら少数の方々は、最後の日々の出来事に対して必要な推進力を与え、既に光を身に付けている人々と共に、最後の日々のために「天」から期待される指導的役割を果たすでしょう。
――それまでは、この世界で上記のように「生気を与えられた少数の決定権を持つ方たち」は、彼らの地位に留まって働き、その先すべてのアセンション準備過程のスムーズな進行に役立つ働きをするでしょう。
ということなので、仮にそれが一国だけの現象として起こったとしても、今日の情報伝達の速度を考えれば、絶大な影響を全世界に及ぼすことになるでしょう(なお「最後の瞬間」というのは適切な時間幅を前提にしていると考えられます。また「生気を与えられた」というのは「(より高次の魂への)魂の入れ替わり」を指します)。
そしてもちろん、アセンションに向けて「打つ手」は今回のメッセージでも随所に言及されているように、それだけではありません。
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