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今こそ新しいエネルギーを身につけ放射しよう―モーセ・(アセンション時局’15)
[2015年12月9日]
【目次】
・【解説】
このメッセージでは、この世界の惨状に「栄養を与えている」と指摘されている「目覚めようとしない人々」に気づいていただくには、現に進行している空前絶後の事態に気づいている光の戦士たちが、自らの行動を大胆に変える必要があることが強調されています。例えば次のように。
――したがって今日において必要なことは、すっかり目を覚まして、周囲環境のエネルギーが、あなたに押し付けられることのないようにすることです。
むしろその正反対の決定が正解で、自身が持つ光を、友人や仲間に対し、また家族や同僚に対して控えることを止めることです。
保身を考えて自分が持つ光を否定する必要は、もうありません。
むしろその反対に、その光を前面に出すことが必要で、あなたが思い切ってそれをやれば、それが適切なタイミングです。
効果的に行動しましょう、疑いを起こして道に迷うことのないように。
――あなたを何かが変えてくれるのを待ったり、またはマスターや導師や新しい光の状態が、この世界の何かを変えてくれるのを待ったりは、決してしないように。変化はそのようには起こりません。
それぞれの変化は内から外へ起こるだけでなく、下からも、つまりこれまで現システムに絶望的に支配されている、あなたからも起こる必要があるのです。
また、約3,300年前にモーセ自身が主導して行われた「エジプト脱出(出エジプト)」と、世界の現状とを対比させた説明は、きわめて示唆に富んでおり深く考えさせられるものがあります。
――それが意味することは、したがってエジプト脱出は、絶対的に必要ではなかったということです。
そして今日、この世界の人類の圧倒的多数は、正にそのように行動しています。
彼らは、人によって良くも悪くもそれなりに面倒を見てもらっており、自分たちの周りの状況を奴隷状態とは見ていません。
当時と同様に、ほとんどの人類は、自分たちは自由だと認識していますが、それでも彼らは奴隷なのです。
――基本的な生活上の必要が満たされ、時には期待以上の満足が得られている限りは、実際に起こっていることはほとんど認識されません。
この要素は、この先の日々や月々に、ますます多くの人類にとって重みを失っていくでしょう。
それは「この欺瞞のマジック」がもはや維持されなくなり、人類の基本的な生存要件が日を追って満たされなくなり得るからです。
――どれだけ巧妙で気づかれないように奴隷状態が遂行されているとしても、奴隷は相変わらず奴隷です。
そして今やこの手法――奴隷たちは自分たちに「自由」があると思わされているが、実際はそうでないこと――が、ますます多くの人類に見抜かれつつあります。
今回のメッセージでは、何千年にもわたって地球を実効支配してきたヤミ勢力の本質が、異星からの存在「オリオン勢力」であることも言及されています。
――人類をその存在の中心から逸らし、地面に貼り付け続けようとする「オリオンの支配者たち([注]:【解説】を参照)」が持つ独特の可能性や手段にもかかわらず、人類のあらゆる脈絡やレベルにおいて目覚めが進展します。
新しいエネルギーを身につけ放射する――このプロセスを、あなたの弱点を調べることから始めましょう!
あなたの意識が足りなくて、これまで敢えてやろうとしなかった行動をスタートさせましょう。
モーセです。
親愛なる光の兄弟姉妹の皆さん!
人類が持つ7つの難病
それはこれです:
1.)自信の不足
2.)神への信頼の不足
3.)勇気の不足
4.)決断力の不足
5.)識別力の不足
6.)意志の不足
7.)愛の不足
自己の変容と地球の変化のために名前を登録した光の戦士にとって、これらの弱点を克服することは日々に行うべきタスクです。
したがって、あなた方の思考や行動の限界に分け入ることが、今日では必要なのです。
しかし、これは特に何を意味するでしょうか?
新しいエネルギーを放射しよう
いま私がお話するのは、皆さんの行動に新しい品質を打ち出すことの重要性です。
その意味は、皆さんがこれまでの歳月で受けた、または自ら実行した多くのヒーリングに基づいて、まだ目覚めていない人々の「七つの不足」とは無縁の、新しいエネルギーまたは力を放射することができるということです。
皆さんは自己に内在する妨害物を、自らの努力やスピリチュアルな光の存在たちの助力を得て取り除きました。
いま必要なことは、皆さんの上昇を妨げようとして「現マトリックス[注]」が持ち込む妨害物を、勇敢に断固として、そして何よりも新しい自己イメージを持って、取り除くことです。
[注]マトリックス:原義は「網状構造」のことですが、高次元からのメッセージでは一貫して、ヤミ勢力に実効支配されている惑星地球の管理統制構造(市民が置かれている閉塞状態)を指しています。
今では新しい力が皆さんから放射されています。
この力は、どんな条件、どんな状態でも退けることができ、どんな不可能事でも可能にします。
知っておくべきことは、知的な認識を超えた部分で奇跡は起こるということです。
私がいま話している、この新しい異世界のエネルギーは、人が途方に暮れた時に現れるもので、不意の出来事や不可能事に影響を与えるのです。
したがっていま皆さんは、正にこの可能性、この奇蹟に対して心を開くべきです。
あなたに内在する怪物に対する、またはこの世界の悪に対する戦いは、決して「ダビデとゴリアテの戦い[注]」のような武闘ではありません。
[注]少年ダビデと巨人兵ゴリアテ(ゴライアスとも):旧約聖書・サムエル記上17-1~58
その正反対の、二つの同等エネルギー間の戦いで、恐れを克服した純粋で光に満ちたエネルギーが最終的な勝者となります。
したがってあなたは、この善と悪との「終末の戦い」に敗れることすらできないので、ただ常にそれを認識し、それに従って振る舞い、この確信を持った姿を見せるようにするべきです。
自己を信頼すれば、これまで実際のところは恐れて、手を付けなかったような行動を取ることができます。
この意味は、それを習慣として実践することです。
A)かつては沈黙したような場面で遠慮なく率直に話し、石ころに対して饒舌(じょうぜつ)に説教してきたような場面では沈黙すること。
B)あなたの環境を変えること。その環境が表わすエネルギーに対して、それが見えるほどに、また聞こえるほどに反応できるように。
C)あなたの勢力範囲に新しいエネルギー条件を創り出し、それによって悪を名指しして差し止め、機会のある毎に善や光を生み出すようにすること。
あなたは今や無視できない存在だから、あなたの周囲環境を新しく方向づけすることができます。
眼の見えない人々の中にも、片目ぐらいは開いている人は十分にいるものです。
人を理解する任務は、その人が発している自らの光に、慣れるようにしてあげることです。
認識できないほどの暗い環境で、あなたの光を隠してきた時代は本当に終わりました。
あなたの環境の薄明かりに自分を慣れさせるような状態はもう終わりにして、その環境の薄暗い隅々まで光が満ちるように、あなたの光で照らすようにしましょう。
「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、私もその中にいるのである([注]:マタイによる福音書18-20)」と、同胞のマスター・イエスはおっしゃいました。実際にイエスがいる場所のどこにも光があり、その光がすべてを照らします。
そしてこの光は、あなたの中にもあるので、あなたがいる場所を照らすのです。
したがって今日において必要なことは、すっかり目を覚まして、周囲環境のエネルギーが、あなたに押し付けられることのないようにすることです。
むしろその正反対の決定が正解で、自身が持つ光を、友人や仲間に対し、また家族や同僚に対して控えることを止めることです。
保身を考えて自分が持つ光を否定する必要は、もうありません。
むしろその反対に、その光を前面に出すことが必要で、あなたが思い切ってそれをやれば、それが適切なタイミングです。
効果的に行動しましょう、疑いを起こして道に迷うことのないように。
このマトリックスは、どんな環境にもあるように、それ自体の決まりごとを持っています。
同様に、大目標の現実化への道に踏み込んだあなたは、自分自身の正統な基準を創りましょう。
そして、それを見えるようにすることが今は必要です――何故なら真実はこうだからです:
この新時代では、ゲームのルールを決めるのはあなたであり、現行のゲームがあなたに押し付けられることは、もはや有りえません。
覚えておくべきことはこれ――内から外へ!――です。
このマトリックスは、まず最初にあなたの内心で克服されるべきで、そのようにして初めて、あなたはそれを後にすることができるのです。
自己変革の時は今です
このマトリックスをあなたの内心で克服することの意味は、あなたの行動をブロックしている自らの条件付けを捨て去り、はっきりと明瞭に語り始めるようになり、効果的に行動し始めるようになること――それを、自分の人生の中心にいる状態で行うことです。
肥沃で好適な土壌が見つからなければ、それに近寄らず、豊かな地面を認めたら、あなたの愛と親切のこもった良い種を惜しみなくそこに播くようにしましょう。そのようにすれば人生は、かつて何処にもなかったようなものになるでしょう。
そのような現実の革命は、あなたの中にいま起こるのです。
あなたを何かが変えてくれるのを待ったり、またはマスターや導師や新しい光の状態が、この世界の何かを変えてくれるのを待ったりは、決してしないように。変化はそのようには起こりません。
それぞれの変化は内から外へ起こるだけでなく、下からも、つまりこれまで現システムに絶望的に支配されている、あなたからも起こる必要があるのです。
「エジプトからの脱出」が可能になったのは、それを少数の方々が決断し、その方々が私に劣らない勇気と決断力を持っていたからです。
圧倒的多数のイスラエルの民は、自分たちを、奴隷状態でエジプトに情けなく支配される「外国からの時間労働者」と見なしていました!
それから今まで、何千年もの隔たりがありますが。
そしていま、皆さん「時の始まりから終わりまでの光の戦士たち」は、人類の「解放者」です。
皆さんは人々を揺すって目を覚まさせ、その頂点で自身の光によって輝くのです。
そして皆さんは、そのようなものとして、いま登場するべきです。
自分自身を認識されるようにしましょう!
エジプトでの奴隷状態は「耐えられる範囲」でした。
イスラエルからやって来た人々には、生活に必要なもののすべてが配慮され、それ以上のものでさえ満たされていました。
偉大な「ファラオたちの帝国[注]」の様々な種族たちは、当時「出稼ぎ労働者」として働くため、続々とエジプトへ流れ込みました。
したがって支配者たちの所帯は、さまざまな出身地からの人々との良好な関係に依存していました。彼ら労働者は、帝国の中心地で仕事を遂行したのです。
[注] ファラオたちの帝国:前3000年頃から前332年(アレクサンドロス大王のエジプト征服)まで続いた「古代エジプト王国」のことで、ファラオ(Pharaoh:大きな家)と呼ばれる王家による比較定安定した統治が行われた。そのうちの重要な時代を(いくつかの中間期を挟んで)古王国・中王国・新王国に区分している。モーセたちの「エジプト脱出(出エジプト)」が行われたのは前13世紀の新王国の時代のこと。
すべての人々に、ある程度の自由と快適さが与えられていました。
不足するものは何もなく、ただ真の内心的な自決と自己認識に至る可能性が閉ざされていました。
僧侶たちは人々を無知の状態に縛り付け、偽物の神々を創り出しました。
そして、その暗黒時代とともに、ファラオたちの帝国は真っ盛りでした。
聖書で伝えられている「イスラエルの人々の受難」は、この意味では不正確で、ここで分かりやすい形で明確にした次第です。
つまり現代の人類が持たされている、間違ったイメージによる間違った認識から、自らを解放できるようにするために私がここで歴史を訂正しました。
それが意味することは、したがってエジプト脱出は、絶対的に必要ではなかったということです。
そして今日、この世界の人類の圧倒的多数は、正にそのように行動しています。
彼らは、人によって良くも悪くもそれなりに面倒を見てもらっており、自分たちの周りの状況を奴隷状態とは見ていません。
当時と同様に、ほとんどの人類は、自分たちは自由だと認識していますが、それでも彼らは奴隷なのです。
基本的な生活上の必要が満たされ、時には期待以上の満足が得られている限りは、実際に起こっていることはほとんど認識されません。
この要素は、この先の日々や月々に、ますます多くの人類にとって重みを失っていくでしょう。
それは「この欺瞞のマジック」がもはや維持されなくなり、人類の基本的な生存要件が日を追って満たされなくなり得るからです。
すでに、今にも起ころうとしていることは、ますます多くの人類にとって、人々にとって現システムを変える必要性とその意思を持つことが、必須のことになろうとしています。
いま私たちは一連の出来事の中央部にいますが、現システムを変えるのは緊張をほぐすように容易なことになるでしょう。
その意味は、「生きるか死ぬか」の戦闘を経ずに現システムを克服できるということです。
どれだけ巧妙で気づかれないように奴隷状態が遂行されているとしても、奴隷は相変わらず奴隷です。
そして今やこの手法――奴隷たちは自分たちに「自由」があると思わされているが、実際はそうでないこと――が、ますます多くの人類に見抜かれつつあります。
人類をその存在の中心から逸らし、地面に貼り付け続けようとする「オリオンの支配者たち([注]:【解説】を参照)」が持つ独特の可能性や手段にもかかわらず、人類のあらゆる脈絡やレベルにおいて目覚めが進展します。
そしてこのメッセージは、ますますこの欺瞞を見抜くようになっている、皆さんに向けたものです。
これからはもっと大胆に!
皆さんの強さとスピリチュアルなガイドからのインプットを信頼しましょう。
皆さんは「解答」であって、もはや「問題の一部分」ではありません。
冒頭で述べた「人類が持つ7つの難病」が皆さんに力を及ぼすことはもはやないと知っておきましょう。
ご留意ください――かつて私たちは「ファラオたちの帝国」を見捨てました。そして現代において私たちは「ファラオ帝国の末裔(まつえい)」に打ち勝つのです。
これは真実です。――私たちの後ろには生命を奪う「ノアの大洪水」はなく、それに替えて、私たちから全人類への招待状が出されます、地球とすべての「いのち」に愛の精神で出会うべく。
私たちの前途には、「道」が、「いのち」が、そして「真実」が、至る所にあります。
そして私たちの中で活動しているのは、宇宙のすべて、つまり「神」です。
私はモーセ
このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJK:Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
以下では、序文でも触れた「オリオンの支配者たち」に関連する事項をいくつかご覧いただきます。
最初に、Cosmic Awarenessから2015年9月20日に寄せられたメッセージの関係個所を紹介します(原文はこちら〔英語
PDF〕にあります)。
質問者:
NWO(New
World Order)というのは、もう一つの階層的管理構造で、この惑星に何千年も存在してきたバビロニア的システムと同様のもののようにみえます。
これまでのところその実績は、人類の大多数にとって芳(かんば)しいものではありませんでした。
何も違いはないのだから、人々はそれに気づくべきだと思いますが。
Cosmic Awareness:
その通りで、人々はこの階層構造、権力維持のバビロニア方式に対して絶対に目を覚ます必要があります。
それは少数の支配層のために設計されたシステムで、伝統的にピラミッドになぞらえられてきました。
そこでは頂点にいる者たちが最大の力と特権を持ち、彼らが腐心してきたことはトップにいるエリートたち、つまりそのシステムをコントロールするヤミ勢力が、権力の座に留まり、その地位による便益を維持し続けることです。
これがバビロニア方式で、シュメール文明の早い時期から繰り返し言及されてきました。その当時、この惑星のバビロニア地域に彼ら異星人がやって来て彼ら自身を「神」として確立させたのです。
彼らはいまだにこのシステムの背後で、ピラミッド構造の頂点に君臨しており、現在まで繰り返し威信と権力と特権を持つ彼らの役割を売り込んできています。
それを公然とやった時期があります。
彼らは崇敬されるべき神として、彼らエリートたちが頂点に座り、最下層には頂点の者たちには取るに足りない下層階級がいました。というのは、彼らは下層階級を相応に評価することはせず、彼らの利己的な目的のために自由に使える奴隷と見なしていました。
この構図は歴史を経ても、基本的に今日まで維持されています。
これが「オリオン・レプティリアンの異星人モデル」で、彼らはいまだに頂点にいて、この階級構造を保ち続けようとしています。
このピラミッドの最下層には、彼らの観点からすれば、利用に耐えるべき「大量の下層民」がいます。
それが、彼らが乗っている権力構造で、もし最下層(土台)がなければ、彼らは持ちこたえられません。
「持続可能な資源」が話題にのぼる時、彼らは自分たちがその上に乗ってサポートを受けている、「人類」にも言及していることを覚えておきましょう。
しかし、もし土台が崩壊したとすれば、もしピラミッドの隅石が取り去られたとしたら、ピラミッド全体が倒壊するのではないだろうか?
これが今にも起ころうとしていることです。
つまり永く存在してきた、この権力と地位の構造の土台が、今にも取り去られようとしており、それが実現しないように頂点にいる者たちは死に物狂いになっています。
もしそれが起これば、彼らは地位を失い、その構造は崩壊するからです。
次にミカエル大天使から2015年1月23日に寄せられたメッセージの一部を紹介します(原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります)。
真実にどう直面するか―ミカエル大天使
人類は、ヤミの存在たちを見て認識する機会を受けとることになるでしょう。
目覚めが進展し、さらなる成長が可能となるように、新奇で独特の機会が与えられるでしょう。
しかしこれを認識し受容れる方は、多くないでしょう。
人類の内部で、内面に持ついくつかの幻想が凝り固まっているので、真実が明白に現れても、多くの人々はそれに背を向けるでしょう。
そのような人々が時空を通り抜ける旅は、引き延ばされるでしょう。いまだに人生の中に、真実が現れる場所がないからです。
多次元宇宙のこのレベルでは、あらゆるものの尺度は人類の意思なので、人生の進化発展の方向づけ自体がその人の意思によって決まります。
これから起こることは、この世界と多くの人類を支配している「邪悪なオリオン・システム」が明るみに出ることです。
そのような日々が現に進行しており、「天」が開かれたのです。
ここで、最近掲載した〔カエサルだから言える―組織的な宣伝活動にはめられて自分を失う現代人〕の【解説】の一部を引用します
――世界の状況を背後で操りながら、この惑星地球に「NWO(New World Order)」を創り、人類を完全支配しようとする野望を抱いているのはCosmic Awarenessが時々言及する「オリオン・レプティリアン勢力」で、彼らは元々この惑星の住民ではありません。
その僅か一握りの連中のために、世界の主要国の組織や機関あるいはマスメディアなど膨大な関係者が(その本質を知ってか知らずか)現に「彼ら」の目的に協力している、または屈服させられているという恐るべき状況の一端を私たちは見ています。
「彼ら」のやり口が如何に巧妙かが示されているわけですが、私たち普通の市民はどうするべきでしょうか。
――「彼らを決して信用しないこと」と言うのは簡単すぎるでしょうが、正にこれが第一歩です。
あなた方のテレビで、ラジオで、インターネットで、または新聞で報道されることの背後にある情報経路を信用しないこと。
そして疑問を提起し、出来事の観察者に徹し、出来事の裏にある真実を感じ取る能力を磨くことです。
これらの出来事は、ますます露骨になってきます。
もし人が、中立的な立場で状況を見ることをせず、これらの出来事の心情的衝撃から自分を切り離すことをしなければ、ひそかな意図や目的を持つ者たちが生み出す嘘を信じがちになるでしょう。
――もっと深遠なレベルでは、これは多くの方にとって簡単ではないかもしれませんが、それでも大切なことは、たとえ出来事が実際に起こっておりその衝撃は小さくないとしても、人は自分の人生の創造者だと確信することです。
それが意味することは、各人の人生体験は、それぞれにとって独特だということです。
もし人が、創られた嘘や欺瞞を受容れると、無意識に自分の現実創造力をその嘘をバックアップするのに使うことになります。
そうすると、その個人は自分の現実を、危険があり、周りに敵が―真の敵は感知できないまま偽の敵が―いるように解釈することになるでしょう。
あなたは創造者であり、スピリチュアルな存在だから、もしそのようにすると、これらの出来事に更にエネルギーを与え、そのような作為的な出来事の影響を受ける可能性が大いにあります。
ここで言われていることは、今回の「パリ同時多発テロ事件」を例にとれば、マインドコントロールされまたは脅されて実行に及んだISのメンバーを(またはISのレッテルを貼られた若者たちを)憎んだり、その筋の者たちによって生み出され育てられた「ISというお化け」に恐怖を抱いたりすることの愚かさでしょう(彼らは本当は「犠牲者」だから)。
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