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本当の望みは何ですか?―サナンダ・(アセンション時局’16

[2016218]

 

 

【目次】

サナンダのメッセージ

【解説】

 

 

人類にとって「耳が痛い言葉」でも、いつかは伝えなければならない。そのタイミングは今しかない。

今回のサナンダのメッセージには、そのような思いが込められているようです。

例えば次です。

 

――人の目覚めへの変容は、その人の内面だけでなく外部の人間関係にも影響し、依存関係は消滅します。

 

これまでの友人関係や人間関係は消滅し、その人は人生において急速に自立して、新しい人との関わりを求めるようになります。

 

――目覚めた状態で、これまで通りの人生を続けることは不可能です! 絶対に!

 

――あなたが先へ進歩すればするほど、あなたの生活空間で「友人たち」がはしゃぎ回ることは減っていきます。

そして高く昇れば昇るほど、ますます深い谷を覗き込む具合になります。そこは、あなたの自由意思によって、あなたが心を込めて後にしてきた生活圏です

 

――神と共に本当の人生が始まり、これまでのすべてが重要でなくなります。何故なら内心で神を見ると、それが外の世界の魅力を忘れさせるからです。

 

神と共に人は変わり、つかの間のものは溶解し、永遠に続く意識が芽生えます。

 


サナンダのメッセージ

 

あなたの家を硬い岩の上に建てるようにしましょう。

砂の上では永く持たず、風で吹き飛ばされるからです。

 

サナンダです。

 

親愛なる皆さん!

 

精神的に目覚めたという意味は、自己を新しいエネルギーに委ね、それに無条件に身を任せることです。

 

神を確信するために、当初は、地球にある様々な危険に自己を曝す覚悟が必要です。

 

精神的に目覚めた人は誰でも、それまであったものは何一つ残らず、すべてが更地になり人生が根本的に変わります。

それを、あなたの周囲環境や、友人たちや、人間関係に見出すことができるでしょう。

目覚めた人は誰でも、それまでとは違う背景の中に人生を置くようになり、過去に属したものはすべて、ひとりでに剥がれ落ちるでしょう。

それは正に自然に起こるので、誰も妨げることはできません。内部に持つ神の力が活性化されたからです。

したがって、これが言えます。

 

目覚めた人の3つの兆候

 

1.)人生が変わりましたか?

 a.)友人たちや人間関係は?

2.)自分自身が変わりましたか?

 a.)わずか数年前と比べて、今のあなたを観察して認識しましょう。

3.)人生を完全に神に献身できていますか、つまり、神を最上位に置いていますか?

 

精神的に目覚めた人は誰でも、人生が急激に変わります。

これはあなたの環境の変化を、つまり人生環境に影響を受けてきた友人たちを見れば非常に明白です。

 

人の目覚めへの変容は、その人の内面だけでなく外部の人間関係にも影響し、依存関係は消滅します。

 

これまでの友人関係や人間関係は消滅し、その人は人生において急速に自立して、新しい人との関わりを求めるようになります。

 

自己の光を山頂で灯す人は誰でも、ヤミの中に留まろうとする人々には脅威となり、したがって目覚めた人は人生のすべてが変わります。

 

そこで、あなたの中でこの1年間に変わったものは何でしょうか?

これらの変化はどれだけ急激で、あなた自身の変容をどれだけ急激に進められたでしょうか?

それを根源に関わる部分で進められたのか、それとも表面に触れて引っ掻いただけでしょうか?

あなたが抱える未解決の問題について、その根源まで掘り下げたでしょうか、それとも変容という偽薬で気休めをしただけでしょうか?

 

目覚めた状態で、これまで通りの人生を続けることは不可能です! 絶対に!

 

何故なら、目覚めた人は5次元の波動に加わりますが、まだ目覚めていない人は3次元や4次元に喜びを見出すからです。たとえその人が、その世界にある支配的な様相について不満を抱いているとしても、です。

すでに目覚めている人または目覚めの過程にある方で、この問題について疑問を持つ方は、あなたの周囲を慎重に観察してください。何故なら、あなたの内部で起こる変化は、あなたの生活環境に反映し日々の生活に現れるからです。

 

あなたが先へ進歩すればするほど、あなたの生活空間で「友人たち」がはしゃぎ回ることは減っていきます。

そして高く昇れば昇るほど、ますます深い谷を覗き込む具合になります。そこは、あなたの自由意思によって、あなたが心を込めて後にしてきた生活圏です。

 

目覚めへの変容は、あなたを根本的に変え、これまでのすべてが更地になります。

しかし、これまでのすべてが地上で更地になると言われても、あなた自身の変容へのこのプロセスを上位に置くようにしましょう。

 

人が自己の変容へのプロセスを止めてしまう主な理由は、その変化がもたらす状況を生き抜く気にならないからです。

どんな人でも直感的に、徹底的な心のヒーリングによって人生が根本的に変わってしまうことを感じ取ります。

そして、慣れ親しんだものを失いたくない人、これまで囲まれてきた友人や親族との繋がりを逃したくない人、周囲から風変わりの奇妙な人間と思われたくない人――そういう人は誰でも、自己が持つ課題の根源に迫ろうとは決してしません。

 

自分の家を丘の頂上に建てる気になる人だけが、谷間で生きる人生を後に残し、かつてはとても重視していたものを忘れることができるのです。

 

人の心の奥底では、どの道を採るかが決められているものです。

そして心の奥底が鍵で、それによって神の光が流れ込み、神に入ってきて欲しい、という願望への扉が開かれます。

 

神と共に本当の人生が始まり、これまでのすべてが重要でなくなります。何故なら内心で神を見ると、それが外の世界の魅力を忘れさせるからです。

 

神と共に人は変わり、つかの間のものは溶解し、永遠に続く意識が芽生えます。

 

本当の望みは何ですか?

 

あなたが進路を保つために、このような質問から決して身をかわしたりしないようにしましょう。

自分が何処に立っているかを知り、本当の望みは何なのかを知るべきです。

 

あなたの決断によって、何処から新しい状況が造られたか? または尻込みしたことによって、何処から新しい状況が生まれないことになったのか?

懸念や心配によって何処から睡眠不足になったのか? 決然として火のように登場するべき時に、なぜ尻込みしてしまったのか?

 

これらの質問を率直に投げかけても、あなたは何も失うものはありません、びっくりさせられているエゴは別として。

それどころか、すべてを得るのです。

 

心配と恐怖心は別物です

 

あなたが開明を目指していて、まだその域に達していない場合は、決して「これをやって心配はないか?」などと言わないように。というのは、実際には:

 

心配というものは、それを性急に否定したりせず、それがあることを認めた上で、しかるべき手当を施せば克服することができます。

 

そこで、これを考慮してください。

あなたの細胞意識に蓄えられた警告サインや恐怖心は意義のある保護機能を果たすので、創造の中のこのレベルでは、適切なタイミングで差し迫った危険に対処できるようにしてくれます。

したがって、心配と恐怖心は別物です。

 

それでも解消するべきものは、あなたの力を完全に弱め邪魔立てする、多くの過去生からのトラウマや体験を通じて心に深く根差した、その種の恐怖心です。

それらは、苦痛や心痛、逃亡や拷問などの深い影響を与えている心象で、そのどれもが多層で多面的な構造を持つ恐怖心を生み出しているので、何としても無くす必要があります。

 

これらの、魂の深みにある隠れたドラマを浮上させ、光の中で解放し自由にしてあげること必要なのです。

妨害物を解放する意味は、嵐の後に大きな石を片付けたり、洪水の後に地下室を乾かしたり、大火に舐められた土地に多産の種を播くようなものです。

 

本腰を入れずに行われた変容へのワークは、魂を毒して人類に新たな幻想をもたらします。

これは、再び砂の上に家を建て、再び光は木の茂みに隠れ、再び神の言葉は山上からではなく密かに語られるようなものです。

 

どうか、あなたの精神的進歩の現在位置を確かめ、勇敢に進んでください!

 

私たちは皆さんに奉仕し、

皆さんの進歩を見守り、

皆さんの光を守ります、皆さんが自力で守れるようになるまでは。

 

私たちはアセンションしたマスターたち

私はサナンダです

 


【解説】(小松)

このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJKJahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。

 

現世界の3次元レベルから5次元レベルへ一挙に、(これまで伝えられていることによれば)わずか1日ですべてが終わる「その日」のうちに、移行させようとする「神の計画」に乗るには相当な事前準備を必要とすることは当然でしょう。

しかし一方で人類世界の状況は、水面下で進行していることも含めて悪化の一途をたどっており、惑星地球と人類を破滅から救うには、これ以上待つことは許されない。

その期限は「神の計画」において、すでに決まっているとみられます。

人類は事前準備の核心として、「大きな標高差」をごく短時間で極めることを迫られている。――このことを、今回のメッセージによって改めて認識させられます。

したがってサナンダは、アセンションへの「中途半端な取組み」を強く戒めているのでしょう。

 

――本腰を入れずに行われた変容へのワークは、魂を毒して人類に新たな幻想をもたらします。

これは、再び砂の上に家を建て、再び光は木の茂みに隠れ、再び神の言葉は山上からではなく密かに語られるようなものです。

 

どうか、あなたの精神的進歩の現在位置を確かめ、勇敢に進んでください!

 

以下では、今回メッセージのテーマの一つ「心配と恐怖心は別物です」について、少し補足します。

これは、この世界の現状から来る「心配や懸念」と、各個人が持つ様々な過去生での恐怖を伴う出来事を通じて心の奥底に今でも巣食っている「恐怖心」とを、区別して捉える必要があることを指摘しています。

そして、それぞれ対処方法は異なるものの、後者の克服が人類に共通する大きな課題だとしています。

 

――それでも解消するべきものは、あなたの力を完全に弱め邪魔立てする、多くの過去生からのトラウマや体験を通じて心に深く根差した、その種の恐怖心です。

それらは、苦痛や心痛、逃亡や拷問などの深い影響を与えている心象で、そのどれもが多層で多面的な構造を持つ恐怖心を生み出しているので、何としても無くす必要があります。

 

人類が共通して持つこのような課題のバックグラウンドには、1万年以上前の「アトランティス崩壊」以来、地球を覆うヤミの支配構造の下で堕落に堕落を重ねて現在に至った悲しむべき歴史があります。

事の真相について何も知らぬまま、惑星地球に繰り返し転生して多様な体験を重ねる中で、恐怖を伴う出来事に遭遇しなかった人はほとんどいないでしょう。

ここで難しい状況は、顕在意識では出来事の具体的記憶がほとんどないのに、漠然とした「恐怖心」として心の奥底にしっかり「住み着いている」ことでしょう。

これに関連して以前に、こういうメッセージがあります。

 

――DNAに蓄えられた符号に、痛みや離別の記憶や、被害者意識、無力感のような強い思い込みが刻まれている場合、いわゆる「過去」からのこのような知覚は――それ自体が独自の力を持っているので――その目的を理解した上で、変容させる必要があります。恐れに基づいた信念から生じ、DNAに符号化された出来事や体験は、癒すことが特に大切です。ある体験の意味や目的が理解されない限り、ことわざにあるように、「歴史は繰り返す」からです。

癒しの本質――時間のラインに沿って癒す/光へ向かう地球と人類―『パス・オブ・エンパワーメント』解説(その3)

 

これに続く部分では、このように言われており、こちらも参考になります。

 

――人類の観点からすれば、この変容に最も効果的に参画するには、完全に自分の身体の中に居るべきです。「この時代」を通じて、宇宙エネルギーに身体を曝すことによって、DNAが高度化される利益が得られるからです。それは、人類の精神に深く根差している、膨大な量の低い波動のエネルギーが浄化されることを意味します。

 

【関連】

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迫り来る「終末」の様相と対処について―ババジ

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