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迫り来る「終末」の様相と対処について―ババジ・(アセンション時局’16)
[2016年1月10日]
【目次】
・【解説】
これはババジの、すべての人類に向けた画期的なメッセージです。
ババジについて初耳の方のために、ここに〔解放への行動―ババジ〕の冒頭部を引用しておきます。
※
神秘的な「ヒマラヤの聖者」ババジの名が世界的に知られるようになったのは、パラマハンサ・ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』(原著1945年、邦訳1983年)による点が大きいと思われます。
同書の第33章ではババジのことが、例えば次のように紹介されています。
――バドリナラヤンに近い北部ヒマラヤの断崖に囲まれた岩山のあたりには、今日でもなお、ラリヒ・マハサヤの師、ババジが実際に住んでおられる。この大師は、すでに何世紀―おそらく数千年―にもわたって肉体を保持している不死身の神人(アヴァター)である。アヴァター(Avatara)のサンスクリットの語源は、下に=iava)と移る=itri)で、ヒンズーの聖典では、神が肉体に宿って下生(げしょう)したもの≠ニいう意味である。
「ババジの霊的状態は、人間の理解力をはるかに超えたものだ」スリ・ユクテスワは私に説明してくれたことがある「人間の貧弱な視力では、この大師の超絶的な星を見抜くことはできない。アヴァターの到達している境地は、普通の人間の想像も及ばぬものだ」
――ババジは、絶えずキリストと霊交しておられ、共に救いの電波を放送し、この時代の人々を救う霊的手段を講じておられる。完全な悟りに達したこの二人の大師たち―ひとりは肉体を持ち、一人は持っておられないが―の仕事は、世界じゅうの人々に、戦争や、人種間の反目や、宗教的派閥心や、唯物主義の悪弊などを放棄するよう啓蒙することである。ババジは、現代の世界の傾向、特に西洋文明のもたらした影響と混乱をよく理解しておられ、自己を解放するヨガの技法を東西両洋に普及させることの必要性を痛感しておられるのである。
ババジに関する歴史的資料が全くないということは、別に驚くにはあたらない。この偉大な大師は、いつの時代も公に姿を現わされたことがないのである。無理解の大衆をいたずらに驚かせるような活動は、彼の数千年にわたる計画のどこにも含まれていない。ババジは、唯一の隠れた力である創造主のように、地味に目立たぬように働いておられるのである。
「終末(End Time)」の三つの兆候:
1.)支配者たちの傲慢
2.)被支配者たちの混迷
3.)出来事を暴力が左右する
親愛なる皆さん、
私は皆さん中にいます!
地球は生き永らえ、人類は目覚めます!
旧世界の瓦礫(がれき)の中から、新しい人類は立ち上がります。
それは完全な自由を得て、神を反映した姿となるでしょう。
そして神不在の時代は終わり、古くからの預言が現実となるのです。
私はババジです。
「出来事」が近いことは、支配者たちの傲慢から見て取れます。
この事実に基づいて、最後の出来事はすでに始まっていることが確言できます。
支配者たちは、自分自身のことや人生体験に不案内で、それが困惑として彼らを取巻きます。
そしてお互いに「よそ者」同士の彼らは、相手を親友や友人のように扱おうとはせず、違った態度で相手に接します。
支配者たちの間に暗闘があり、彼らはそれを、この世界に代理戦争のように移転させることを望んでいます。
しかし、これまでは舗装された平坦な道のように見えた彼らヤミの支配者たちの進路は、人類の気付きが拡大するにつれ、ますます過酷なものになってきます。
これまで彼らは、このマトリックスでのゲームで主導権を握り「即座の成果」は約束されたようなものでしたが、この新たな状況への準備はできていません。
抵抗というものを体験したことのない者は誰でも、それが始まった時、どう対処すればいいかを知らないのです。
それが、今日の状況に当てはまります。
そしてまた、さまざまな出来事が加速しながら起こり、大部分の支配者たちの深い転落が、前途には不気味に迫っています。
真実が広く行き渡り、光が勝利するのです。
それでもなお、「被支配者たち」の混迷は、まるで完成の域に達したかのような様相を呈します。それは、この時代の矛盾が公然と現れてくるのに直面して、人類の多くは、それを正しく解釈することができないからです。
しかし、このマトリックスが、とても打ち勝つことができないように見えるとしても、それは崩壊します。
また、人類の奴隷状態が、ますます巧妙で気づきにくい形をとるとしても、奴隷たちは解放され完全な自由を獲得します。
気づきの拡大
人類の中には、これらの状況を見透して、このマトリックスをはるか前に内面的に克服した方々がいます。
また状況に対して適切な位置づけをすることができるので、ヤミの仕掛けによって影響されたり、怖れに駆り立てられたりすることのない方々がいます。
これらの方々は、この時代において畏敬するに値する人たちで、この時局を通り過ぎた後に、彼らを讃える記念碑が建てられるでしょう。
人類の中のこうした方々のお蔭で、この世界は上昇し、この地球のすべての「いのち」は癒され、光の世界へ引き戻されるでしょう。
残念ながら、人類の意識が向上しているとしても、「無関心ゆえの無知」はまだ非常に大きく、人類を全体として見れば、その意識は低い水準にとどまっています!
人類の87%は混迷状態にあり、一貫して混乱しており、自己の方向づけができない状態です。
13%という数値
これらの(87%の)人々は、もはや自力では、明晰な思考を持って、彼らなりの澄んだ感性を生み出すことができない状態にあります。
そこで、13%という数値に注目しましょう。
これら残りの13%が風向きの転換を請け負い、光が優位に立つようにゲームをひっくり返すのに十分な力を解き放つからです。
そしてこの13%に相当する人の子たちは現時点で、悲嘆の流域を通り抜けて、あらゆるレベルで自己の命を神の光に捧げることを要請されています。
今日、自己の存亡に関わる変容過程に曝されている人は誰でも、自身の目覚めへ準備されているだけでなく、惑星や宇宙レベルの出来事への促進因子として働きます。
それでも今なお、多くの光の戦士たちが混乱していることは事実で、支配者たちの過剰な自信の背景には、被支配者たちの混迷があります。
しかしこの状況は、根本から急速に変わりつつあります。意識が高まり、浄化の進展が感知できるようになります。
神の光が完全に人の心に達し、それを満たした瞬間に、その人はもはや明らかな事実や真実を否定しなくなります。
そしてこの意識状態が、そのような方々の周辺に新しいエネルギーを生み出し、その周囲にいる人々は神の光に触れ、「目覚めへの吸引力」に引き込まれるのです。
そして、当初は無限に永い変容過程だったものが、個人の目覚めに連れて加速します。
人間が持つ潜在力を一般的にいうとすれば、ここでの意味合いでは、増強されたエネルギーというべきです。
この過程は決定的瞬間に達するまで継続し、その次に来る事実は、間違いなく全地球規模の変容の出現です。
真実の日
それは「真実の日」となるでしょう。
そして多くの人が真実を目の当たりにして光に従うでしょう。
一方それでもなお、真実に間近に直面すると、それを見て背を向ける人々も多いでしょう。
それは最後の壁が崩れる日となり、巨大な光が新世界の覆いを外す日となるでしょう。
その新世界は、この地球の果てまで、すべての人類に見えるでしょう。
そして、人類社会のあらゆるレベルで暴力が増大するという点で、最後の膿(うみ)出しが近づき、光が支配する時代がもっと明白に現れるでしょう。
どうか決して絶望せず、あなた方自身を神の手の中に置くようにしましょう。
あなた方自身を神の保護の下に置くのです。そうすれば、すべてが得られるでしょう。
ほとんど神不在となっている世界では、神の力にはなじみがなく、神とのつながりについても実際にどうやればいいのかが分かっていません。
神不在が支配し神が忘れられている地ではどこも、神への接近手段は、もはや存在しません。
そこでは、神の保護の下での人間の自決は終わり、奴隷状態の世界や暗黒の王国が広がるのです。
暴力に直面するそのような世界から、あなた方自身を解放し、神の全能性も仰いで、暴力は皆さんを超えた世界で行われるようにしましょう。
あなたの神性を内観し神へ復帰することが、内面と外面の平和の、そして内面と外面の自由の、鍵であることを覚えておいてください。
「宇宙のすべて」である神は、至る所で、あなたを取巻いています。
そして光と愛が支配する場所で、新しい人生が始まります。
そして、あなたは「新しい人生」へますます大きな歩調で近づき、時間を通り抜けて「すべての源」へ帰還するこの永い旅の、最後の一歩を成し遂げるでしょう。また、あなたは「天へ帰還」して、この世界へやって来た目的を成就させるでしょう。
歓喜に満ちて光を迎えましょう。
光は、あなたが神の世界へ上昇するまで、あなたのために輝き続けます。
それまで私は、皆さんに奉仕し続けます。
永遠に、
ババジ
このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJK:Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
このメッセージを最後まで読むと、ババジの人類に対する熱情が感じられ、同時に、人類の容易ならざる前途への深甚な思いも湧いてくるのではないでしょうか。
しかし全体としては、間違いなく「希望のメッセージ」というべきでしょう。
何よりも、私たちが採るべき、明快な答が与えられているからです。
以下では、2,3の点を補足します。
◆「支配者たち」とは
上の本文に繰り返し登場する「支配者たち」は、その文脈やこれまでの数々の高次元メッセージの内容からして、この世界を覆う「ヤミの支配構造」の頂点を占める「ひとにぎりの者たち」だけで、マスメディアなどに登場する見掛け上の「(自任)権力者たち」は該当しないとみられます。
そして後者のほとんどは、彼ら自身の目的を追求する中で(おそらく大半はそれと知らず)「支配者たち」の術中にはまり、結果として「ヤミの支配構造」の延命に加担している「被支配者たち」に該当するとみられます。
さらに「支配者たち」はこの地球世界でお互いに「異邦人」で、調和的に協力し合う間柄ではなく、―「お互いに「よそ者」同士の彼らは、相手を親友や友人のように扱おうとはせず、違った態度で相手に接します」―という関係にあり、その不調和の拡大が、支配構造の崩壊を早めることが示唆されています。
なおこれに関しては特に、次を参考にしてください。
その【解説】に記載した、〔オリオン・レプティリアン勢力〕に関係する箇所の一部を、ここに引用しておきます。
――これが「オリオン・レプティリアンの異星人モデル」で、彼らはいまだに頂点にいて、この階級構造を保ち続けようとしています。(Cosmic Awareness)
――これから起こることは、この世界と多くの人類を支配している「邪悪なオリオン・システム」が明るみに出ることです。
そのような日々が現に進行しており、「天」が開かれたのです。(ミカエル大天使)
◆アセンション実現への基本的な要件
惑星地球と人類のアセンションが、神の意向による宇宙的大事業であることは間違いないとしても、それを前進させる要件は、「人類が自ら満たしていく必要がある」ことが、ここでは(これまで言われてきたことから一歩踏み込んで)次のように述べられています。
――これらの(87%の)人々は、もはや自力では、明晰な思考を持って、彼らなりの澄んだ感性を生み出すことができない状態にあります。
そこで、13%という数値に注目しましょう。
これら残りの13%が風向きの転換を請け負い、光が優位に立つようにゲームをひっくり返すのに十分な力を解き放つからです。
そしてこの13%に相当する人の子たちは現時点で、悲嘆の流域を通り抜けて、あらゆるレベルで自己の命を神の光に捧げることを要請されています。
これまでにも「人類が自ら満たしていく必要がある」ことについて、次のように指摘されています。
――あなたを何かが変えてくれるのを待ったり、またはマスターや導師や新しい光の状態が、この世界の何かを変えてくれるのを待ったりは、決してしないように。変化はそのようには起こりません。
それぞれの変化は内から外へ起こるだけでなく、下からも、つまりこれまで現システムに絶望的に支配されている、あなたからも起こる必要があるのです。(今こそ新しいエネルギーを身につけ放射しよう―モーセ)
――ここで私が指摘したいのは、多くのアセンションしたマスターたちや大天使たちが既に指摘しているように、天へのアセンションは、皆さんが神聖な自己の内部に分け入ることによって実現するということです。
その他のアセンションはありません。(アセンションを見失った光の戦士たち―モーセ)
――これに関しては、多くの人類にとって、まだやるべきことが沢山あります。
何故なら本当に:神の王国は最初に皆さんの内部に樹立されるべきで、もしそうでないなら、他のどこにも存在しないでしょう。(新生地球の陣痛が始まる―サナンダ)
◆すべてを神に委ねる
これも上の「人類が自ら満たしていく必要がある」ことに関連して、これまでも多くのメッセージで言われてきたことですが、上の本文でも、このように述べられています。
――どうか決して絶望せず、あなた方自身を神の手の中に置くようにしましょう。
あなた方自身を神の保護の下に置くのです。そうすれば、すべてが得られるでしょう。
なお、これに関連して特に、次を参考にしてください。
【関連】
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