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このようにして神につながりましょう―聖母マリア(下)・(アセンション時局’16

[2016316]

 

 

このようにして神につながりましょう―聖母マリア(上)〕より続く

 

【目次】

聖母マリアのメッセージ(下)

【解説】

 

【注】以下では、〔聖母マリアのメッセージ(上)〕との連続性を保つため、「心を開く」のセクションを再掲載しています。

 


聖母マリアのメッセージ(下)

 

心を開く

 

以下のヒーリングセッションでは、神の恩寵のために、献身を妨げている思い込みのパターンを解放して、神への渇望を自由にし、宇宙の源に結び付けられるまで立ち上がられるようにしたいと思います。

 

これを達成するために、天使たちやアセンションしたマスターたちが、心を開く作業を始めています。

それは、あなたの魂との合意に基づいて、いま起こります。

 

その準備ができた人は誰でも、今すぐにも心が拡大し、心のエネルギーが流れて自由に巡回するようになります。

あなたの受容性が高まり、「献身という行為」に同調します。

それが、いま起こります・・・

 

(少し間を置く)

 

そして私たちが皆、内面的に優しく寛容で、親切になっている間に、

母なる地球の子宮から、私が次の言葉をお伝えしましょう:

 

母なる地球

 

かなり前に母なる地球は、悪意の絶滅を図るために、すべてのヤミのエネルギーを地球から排除する行動を始めました。

また彼女は、それに付随するすべての排出物から、善意の人類を守ることを決めました。それは現に進行しており、この先にもあります。

母なる地球には、人類がどれだけ強く自分につながっているか、そしてこの浄化のプロセスで、どれだけ多くのエネルギーと愛が人類から差し出されるかが見えていました。

 

母なる地球はまた、今でも傷を負っており、それらの傷が彼女の生きた身体を加害している状況に気づいています。

この状態は、彼女がこれ以上は耐える気にならないほどのものです。

その意思は皆さんが既に知っていることで、今この場で改めて思い起こされているわけです。

そういうわけで皆さんは、来たるべき日のことを正しく理解し、自分自身を「全体」に対する正しい関係に位置づけることができるでしょう。

それが大切なのは、個人識別の時が来ており、母なる地球は、彼女に敬意を持つ者と無視する者とを的確に識別し、それに応じて、今やすべてを方向づけするからです。

 

そしてこの時点で人類の多くは、こういう疑問に直面しています。

どうすれば人生にさらに弾みを付けられるだろうか、どうすれば完成への軌道に乗れるだろうか、どうすれば自分の神への切望を目覚めさせることができるだろうか?

そしてまた、どうすればこの洞察が得られるだろうか、これに関して誰が手助けしてくれるだろうか?

 

私は正にこの転換点で、皆さんの人生に付き添って、ハイヤーセルフや神との一体性を体験するのを妨げているものから、皆さんを解放してあげるためにやって来ました。

 

今日まで皆さんは、様々に異なるセミナーや講座やワークショップなどを体験して、多くのものを身につけられたことでしょう。

それでも皆さんの中には「残りかす」があります。――手放したくなかったものや、どんなに努力しても今日まで解放しきれなかったものが。

根本的な原理はあなたに明かされていないのか、基本的な洞察が欠けているのか、完成はまだやって来ていないのか?

そうだとすれば、何故でしょうか?

 

親愛なる皆さん、私が申し上げたいことはこれです。

何故なら、あなたの神への献身が、いまだに保留されているか、または完全ではないからです。

これに関して言えば、あなたの神への渇望は、もっと自由に表現される必要があります。

そうすれば神を深く信頼して、この最後のステップを受諾する気持ちが生まれるでしょう。――「その日」が到来する前に。

 

いったんあなたが神と直接つながり、神との無条件のワンネスを実現すれば、すべてが与えられます。神への完全な献身の下では、無くて不自由するものは何もないのです。

不足感が起こるのは、神の摂理が不適切に捉えられているからです。

 

そこでいま、この事実に注目して、それに集中的に注意を向けましょう。

そこは、あなたにとって未知の場所ですが、あなたが大昔から目的にしてきて、あなたの渇望が満たされる場所です。

 

献身への宣言

 

(自分の名前を言う)は、

自分自身を無条件に神に捧げる心構えができています。

私は「すべての『いのち』の母」に対して、この状態をこれまで妨げてきた妨害物を、取り除くよう依頼します。

それがいま起こります。

ありがとうございます。私はいま、ハイヤーセルフと一体です。

 

今この場で、すべての妨害物が取り除かれ、その先の日々に一皮ごとに外されていくでしょう。

これは常に、あなたの状態、あなたの心構え、そしてこれら癒しへの階段を統合できるあなたの力などを、考慮に入れて起こります。

どうか、この先の日々では、完全にそれに没頭し、瞑想と神の光への献身を実践するようにしてください。

 

あなたは段々と心が軽くなり、献身の効果が明かされるようになるでしょう。

少しずつ、あなたの心の中で新しいエネルギー場が活性化され、ますます知覚が洗練されたものになるでしょう。

それはあなたが、自分自身を完全に神の腕の中に委ねるか、または母なる神の子宮の中に戻ったとき頂点に達するでしょう。

 

この先の日々は、このプロセスを自覚させる兆候の中にあります。

それは、人がこのメッセージに従い、それに同意する時にはいつでも活性化されるプロセスです。

その同意が与えられると、意識の解放・自由化が始まります。

 

言葉だけでは、これを伝えることはできません。

ここで大切なのは直接の体験で、それによって「献身という行為」が起こるのです。

 

いま癒しが始まり、障害物が取り除かれ、神への信頼が私の魂をはぐくみます・・・

それがいま起こります・・・

 

ここで、展開してくる内心のイメージに注意しましょう・・・

 

(少し間を置く)

 

もう一つの鍵が今あなたに引き渡され、究極の認識への門戸が広く開けられました。

あなたが全てを神の恩寵に委ねると、どんなことでも起こりうることを知っておきましょう。

 

(少し間を置く)

 

さて続いて先へ進めます、すると魂の源への渇望が、あなたの心の中で活性化されます。

渇望は燃料のようなもので、それが、あなたに時空を渡る旅をさせ、あなたの「天への帰還」に影響を与えます。

 

あなたがそれを自覚すると、心が憧れ(あこがれ)によって満たされ、神と全ての「いのち」に対する愛の点火状態になります。

あなたの神への憧れは、全ての「いのち」とのワンネスへの抑えられない要求でもあります。

 

そこで、このワンネスへ近づいていきます。

注意深く私たちの内部にある認識の空間へ入っていき、心を開いて解放への意欲を宣言します。

 

解放への決意

 

(自分の名前を言う)は、

神への憧れを実体験する心構えができています。

私は「すべての『いのち』の母」に対して、障害物を取り除き鎖を解くよう依頼します。

 

私の憧れは、私の人生を変えます。

今この場で、私はこの巨大なステップへの準備が整っています。

ありがとうございます。私はいま、ハイヤーセルフと一体です。

 

(少し間を置く)

 

これを考えてみてください。――成熟した魂の持ち主たちの多くは、この解放を永く待ち続けてきました。

そして、あなたが時空の中の古い社会様式から何も得ることができなくなるや否や、解放へのこのマスターキーつまり秘訣が、あなたに渡されるでしょう。

 

思いやりはほんの始まりで、献身と定着と愛が、スピリチュアルな進路の到達点です。

 

いま、純粋さと光と愛が、あなたに流れ込んできます。――あなたと共に天の存在たちがいて、あなたのエネルギー場を再調整して、神の領域へ向けています。

 

(少し間を置く)

 

あなたの知覚が澄み渡り、心が開いて、あなたの内部感覚が闇夜に人を導く星のように、道を示します。

 

(少し間を置く)

 

神を愛するとしても、自己を諦める必要は全くありません。しかし、この愛の道を進む者は誰であっても、自分が持つエゴを剥ぎ取る必要があります!

神への憧れに満ちていても、地球での生活への関心を捨てる必要はありません。しかし、すべての行いにおいて、その精神は常に神に根を下ろしている必要があります。

 

親愛なる皆さん、

 

どんな長旅にも終わりがあります。

そして今日、私たちは間違いなく、人類の地球での旅の終わりを見ています。

そのために全てが行われてきて、この大転換によって、すべてが新しく起こります。

 

皆さんの心を私は知っています

 

永遠の生命を指向する人は誰でも、神の栄光への帰還は、永遠に待ち続ける事柄ではないことを知っています。

神の中にいる人は誰でも、忍耐とも焦燥とも無縁で、永遠に魂の源とワンネスであることの喜びだけを知っています。

したがって、目覚めた人にとって忍耐は課題ではなく、もちろん障害でもありません。

何故なら神と一体である人は誰でも、時間や空間は消失して、すべての抵抗する力は存在しなくなるからです。

そしてこれは、神の光への純粋で完全な献身によって達成されます。

 

この恩寵が今日あなたに与えられ、あなたの中で今や、認識への新しい潜在力が活性化されました。

ここで明言しますが、これまでの旅の終わりは近く、新たな旅の始まりが皆さんの前途にあります。――そのための最後の仕事が、現に進行中です。

 

私は皆さんの中にいます。

私は全ての「いのち」の保護者です。

私は宇宙の全てに遍在する母です。

 

私は、多様な存在形態で自己を皆さんに明らかにし、

皆さんは私の表情を知っており、私は皆さんの心を知っています。

 

私たちはお互いによく知っており、お互いに近くにいます、永遠に。

そして皆さんは今日、それを体験しているところです。

 

私は、

聖母マリア

 

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【解説】(小松)

以下では主に〔聖母マリア(下)〕について、いくつかのポイントを抜粋して解説します。

 

◆まだ克服されていない大きな個人的課題

――今日まで皆さんは、様々に異なるセミナーや講座やワークショップなどを体験して、多くのものを身につけられたことでしょう。

それでも皆さんの中には「残りかす」があります。――手放したくなかったものや、どんなに努力しても今日まで解放しきれなかったものが。

根本的な原理はあなたに明かされていないのか、基本的な洞察が欠けているのか、完成はまだやって来ていないのか?

そうだとすれば、何故でしょうか?

 

――何故なら、あなたの神への献身が、いまだに保留されているか、または完全ではないからです。

これに関して言えば、あなたの神への渇望は、もっと自由に表現される必要があります。

そうすれば神を深く信頼して、この最後のステップを受諾する気持ちが生まれるでしょう。――「その日」が到来する前に。

 

「目覚めている人」にとっても「目覚めつつある人」にとっても、急いで取組むべき大きな課題を抱えていることが指摘されています。

聖母マリアは、それを克服するための具体的手順を、懇切丁寧に教えてくれています。

その中心となるものは、下記のような「個人としての決意の表明」です。

これを例えば、その前の文章から続いて読んできた上で、この箇所に来れば「声を出して表明する」のがいいでしょう。

 

――献身への宣言

 

(自分の名前を言う)は、

自分自身を無条件に神に捧げる心構えができています。

私は「すべての『いのち』の母」に対して、この状態をこれまで妨げてきた妨害物を、取り除くよう依頼します。

それがいま起こります。

ありがとうございます。私はいま、ハイヤーセルフと一体です。

 

――解放への決意

 

(自分の名前を言う)は、

神への憧れを実体験する心構えができています。

私は「すべての『いのち』の母」に対して、障害物を取り除き鎖を解くよう依頼します。

 

私の憧れは、私の人生を変えます。

今この場で、私はこの巨大なステップへの準備が整っています。

ありがとうございます。私はいま、ハイヤーセルフと一体です。

 

◆現実の生活とのバランスをどう取るか

――神を愛するとしても、自己を諦める必要は全くありません。しかし、この愛の道を進む者は誰であっても、自分が持つエゴを剥ぎ取る必要があります!

神への憧れに満ちていても、地球での生活への関心を捨てる必要はありません。しかし、すべての行いにおいて、その精神は常に神に根を下ろしている必要があります。

 

誰にとっても難題だと思われるこのテーマについて、聖母マリアは極めて簡潔に、日常生活で持つべき想いや言動の根幹を教えてくれています。

 

◆この先の展望

――どんな長旅にも終わりがあります。

そして今日、私たちは間違いなく、人類の地球での旅の終わりを見ています。

そのために全てが行われてきて、この大転換によって、すべてが新しく起こります。

――ここで明言しますが、これまでの旅の終わりは近く、新たな旅の始まりが皆さんの前途にあります。――そのための最後の仕事が、現に進行中です。

 

上で、「人類の地球での旅の終わりを見ています」というのは、(時間の存在しない)高次元の視点では既に現実になっているという意味でしょう。

そして「そのための最後の仕事が、現に進行中です」ということは、私たちにとっても「まだ克服されていない大きな個人的課題」に(急いで)取組むべき多少の時間的余裕が残されているとみられます。

いずれにしても、地球人類の「これまでの旅」は間もなく終わり、「新たな旅の始まり」が近いことを明言されています。

 

◆母なる地球の決意

――母なる地球はまた、今でも傷を負っており、それらの傷が彼女の生きた身体を加害している状況に気づいています。

この状態は、彼女がこれ以上は耐える気にならないほどのものです。

その意思は皆さんが既に知っていることで、今この場で改めて思い起こされているわけです。

そういうわけで皆さんは、来たるべき日のことを正しく理解し、自分自身を「全体」に対する正しい関係に位置づけることができるでしょう。

それが大切なのは、個人識別の時が来ており、母なる地球は、彼女に敬意を持つ者と無視する者とを的確に識別し、それに応じて、今やすべてを方向づけするからです。

 

主に地上の人類による、際限なく消費を拡大しようとすることによる地球資源の奪取と排出・汚染の拡大、そして「核」の拡散、絶えることのない紛争や戦争、それらによる人類を含む「いのち」への加害――これらは、「彼女の生きた身体を加害している」のと同じことで、「彼女がこれ以上は耐える気にならないほどの」レベルに達しているということでしょう。

したがって母なる地球は、新時代への移行に際して「個人識別」を敢行することが示唆されています。

 

母なる地球の、それとは別の対応の結果として、世界各地で起こっている「前例のない異常気象」があります。

気象を操作することは、「彼女」が地球の生きものへの加害を最小限に抑えながら、必要な調整を行う数少ない手段の一つである、と以前から言われています。

その一端が次のグラフに現れており、世界の平均気温が、20162月に過去最高を記録しただけでなく、20155月から10か月連続で過去最高となっています。

これは世界の平均値のことだから、これほど大きなデータの突出は、「温室効果ガスなどによる温暖化」や「エルニーニョや偏西風(の蛇行)」など「通り一遍の説明」で片付くことではなく、何か大きな異変が実際に起こりつつあると考えるべきでしょう。

 

 

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