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新世界への扉―創造主・(アセンション時局’16)
[2016年4月4日]
【目次】
・【解説】
本当の自分はいったい何者なのか――この激動の時代を生きる私たちにとって、これ以上に重要な認識はないでしょう。それが個人としての、あらゆる判断の根源になるからです。
そして、それを伝えるのに最も適切な存在は、私たちの魂の源である創造主をおいて、他には存在しないことも確かな事実でしょう。
今回のメッセージで創造主は、明快で懇切丁寧な説明によって、このテーマに新しい光を与えられています。
それを通じて、私たちが選ぶべき進路と目標について、疑問の余地のない回答を与えてくれています。
それは誰にとっても、直ちに取り組んで実行できる簡単なことですが、ここでもその選択は、各自の自由意思に任されています。
ともあれこれは、間違いなく、多くの人類にとっての「希望のメッセージ」です。
私と一緒に来るがよい!
新世界への扉を開いてあげよう。
永遠の「いのち」への扉も開いてあげよう。
私は全宇宙の、現に生きている意識そのもの、
神です。
私は、すべてを統合し、あらゆる所に存在し、
すべての「いのち」を愛し活かしている存在です。
親愛なる皆さん、
皆さんは、私から分かれて外に出て、永い旅を始めました。
そして自ら持つ神の意識を忘れてしまい、それから遠く離れた独自の体験をするようになりました。
皆さんは正(まさ)しく下降して、この生涯に身を投じたことによって、神としての自らの地位を後に残し、人間の限界によって形作られる人生に同意したのです。
それは無限に遠い昔のことで、皆さんは、全宇宙の起源である大元つまり実家を遠く離れて、「創造」に貢献する決断をしました。
その意義は、それまでは不可能だった体験に身を曝(さら)すことによって、新たな世界が創られ、新たな「創造」が行われるようにしたことです。
無限であることが宇宙の特質で、皆さんは、有限の体験を通じて宇宙を豊かにします。
そして、このマトリックス(つまりこの世界)は、そのために造られた構造です。
“記憶の回復”
今では皆さんの多くの方々にとって、これらの体験を実践することが充分に行われ、使い尽されました。
皆さんの記憶が回復することによって、人生が劇的に変わる時がやって来たのです。
一部の方々にとって、それは一瞬の悟りですが、他の方々にとっては、各人の洞察力に応じて段階的に、このマトリックスから持ち上げられる具合になります。
必要とされたことは「このゲーム」の本質を見抜くことで、あなたはその明察を得ます。
忘却を生きる境遇を脱して、思い出すべきです!
どうか、これを知ってください:
この世界でいま起こっていることのすべてが、あなたが思い出すのに役立ちます。
――それは、本当の自分は何者で、実際には何をするために地球へやって来たのかということで、そこに各自の独自性があります。
この大変動が根本的なものであればあるほど、自分の人生の意味を探ろうとする願望は強くなります。
この疑問に対する答の手掛かりを拾い上げた人は誰でも、本当の人生への扉が開き始め、光への道に入ることができるでしょう。
あなた自身の完成によって、この地球での奉仕活動は完結します。それが、このところ起こっていることです。
自然の成り行きで「回復」が行われ、ほんの数か月前には未だ手の届かなかった意識の飛躍が起こって、人類の神性が明瞭に現れてきます。
「新たな人類」の広がりが「母なる地球」に恩恵をもたらし、人類は彼女の重荷ではなくなります。
これまで「舞台装置の背後」に隠されてきたものが、今や皆さんに明かされます。
良くも悪くも、それは明かされる必要があり、それによって各人が目覚めるか、または幻想の世界に留まり続けるかすることが出来るのです。
しかし、すでに目覚めている皆さんは、このレベルの人生体験を極めようとしています。つまり「創造」の中の次の高いレベルへ上昇するために、そこを離れようとしています。
皆さんは覚醒への過程で、日々に自らの基本波動を上昇させており、それが皆さんの内部で起こっています。
皆さんの光は日々に明るさが増し、精神的負担が小さくなっています。
皆さんは日ごとに神に、つまり私に近づいており、すでに多くの方が私に、誠実に、無条件に、そして完全な献身と共に、ついて来ています。
どうか、これを知ってください:
真の献身には澄んだ意識を持つことが不可欠で、それは神の恩寵の何たるかを理解していることです。
無条件であることの意味は、完全に目覚めて神に献身することで、盲目的に神に従うこととは別です。
神への献身は常に強さの証拠で、それは、この素質を持つことが、人として自分のエゴを克服していることを示すからです。
それによって人は、ますます神に近くなり、自分の本質を認識するのです。
地球での人生は謎に満ちているとしても、何も意識しない人に対して、どうやって神が自分を明かすことが出来るでしょうか?
真の献身には、あらゆるレベルで完全に自覚していることが不可欠で、完全な自覚の下(もと)で決断することが必要です。
ますます多くの人類が、その特質を備えるようになっており、この世界に高い光のエネルギーを放出しています。――アセンションは、あらゆるレベルで本当に起こります。
“私と一緒に来るがよい!”
といっても、それは何を意味するでしょうか?
私と一緒に来る意味は、すべての想い、すべての言葉、すべての行動、そして意図することのすべてを神に、つまり私に、調和させることです。
人生に神を持ち込む意味は、あらゆる瞬間に私が存在することによって新たな洞察が助長され、有害な影響力が手放されることです。
人類の意図が完全に私につながっていれば、あらゆることが本来の軌道に乗ります。
その瞬間から、その人の生命エネルギーが自由に流れるようになって、思考が明瞭になり、識別力がとても考えられなかったほど正確になるでしょう。
個々の人類にとって、この時期に最も困難なことは(思考、時間そしてエネルギーを)適切に配分しながら、圧倒されるような出来事の中でも、神の保護の下(もと)に留まり続けることです。
あなたのそばに神を持ち、あなたの人生に神を持てば、あらゆることが可能になります。人がとても不可能と考えることでさえも。
私の保護は絶対的なので、あなた自身を完全に私に委ねることです。
いま私は人類の中で働いています。
私がやって来たのは、認識への扉を押し広げ、皆さんを害から救うためです。
根本的なポイントはこれです。――あなたが私の保護の下で生きれば、害はあなたに近づくことができず、あなたにとって死は、中身のない影(かげ)であり続けます。
したがって私がお勧めするのは、さらに深くあなた自身の神秘の中に身を浸すことです。あなたの真実の断片を明るみに出すだけではなく。
つまり、お勧めするのは、あなたを構成している素晴らしい現実の全体像を見るようにすることです。
そのために必要なことは、あなたの人生のガイダンスを、私に委ねることだけです。
そうすればすぐにも、あなたは私に融合して、導かれる者と導く者とが離れることはなく、同じ道を同じ目標に向けて歩み、あなたは目標に到着できるでしょう。
私はあなたのために、自分を識別できるようにし、必要な運命の変転を提供し、地上天国を整えます。
このメッセージは、あなたを完全に私に近づけることを唯一の目的とするものです。
あなたのために私は、来る日も来る日も奇蹟を用意しているので、あなたはそれに参画するようにしてください。
奇蹟に対して自分の心を開くことは、私に対してそうすること、
私に対して心を開くことは、奇蹟に対してそうすることです。
あなたの心の中に新世界への扉は開きます。
あなたにその鍵を渡すために、私はやって来ました。
最後の大周期は完結し、あなたは神へ帰郷する。
あなたの人生は神の恩寵に満ち、あなたの内部世界への扉は、いま広く押し広げられる。
――そしてあなたは、新しい目で外の世界を見る。
いつもあなたと一緒に、永遠の愛を持って。
神です
このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJK:Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
以下では、いくつかの項目に分けて補足します。
◆本当の自分を知る―思い起こす
――皆さんは、私から分かれて外に出て、永い旅を始めました。
そして自ら持つ神の意識を忘れてしまい、それから遠く離れた独自の体験をするようになりました。
皆さんは正(まさ)しく下降して、この生涯に身を投じたことによって、神としての自らの地位を後に残し、人間の限界によって形作られる人生に同意したのです。
お分かりと思いますが、「人間の限界によって形作られる人生」とは、惑星地球へ転生して、そこに造られた「3次元世界」に生きることを指しています。
――無限であることが宇宙の特質で、皆さんは、有限の体験を通じて宇宙を豊かにします。
そして、このマトリックス(つまりこの世界)は、そのために造られた構造です。
造られた「このマトリックス」で生きること、つまり人間の限界の中で生きるという「勇気ある選択」は、それなりに「全体への(つまり宇宙への)貢献」になることを指しています。なお、マトリックスは一般に網状構造のことですが、ここでは様々な意味で「がんじがらめ」になっている現世界を指しています。
――今では皆さんの多くの方々にとって、これらの体験を実践することが充分に行われ、使い尽されました。
皆さんの記憶が回復することによって、人生が劇的に変わる時がやって来たのです。
ここでいう「これらの体験を実践することが充分に行われ」というのは、惑星地球に何度も転生してきて、少なくともかなりの方々が、大筋としてそこにあるパターンを一通り体験し、「もう十分だ」という認識を持っていることを指しています。
――必要とされたことは「このゲーム」の本質を見抜くことで、あなたはその明察を得ます。
忘却を生きる境遇を脱して、思い出すべきです!
「このゲーム」というのは惑星地球での生き様のことで、この世界で「血道を上げて」やっていることは全て(学びのための)ゲームに過ぎないという観察が、高次元世界から繰り返し伝えられています。「プレアデスのメッセージ」でも、例えば次のように、頻繁に言及されています。〔光へ向かう地球と人類(その3)〕
――いわゆる指導者たちは、公民の自由を擁護し独立のために戦うという、与えられた職務を怠っているように見えます。そこで、ゲームのこの段階で、この世界はどうしてこれほど混乱に満ちているのかと誰もが不思議に思い始めています。実はこれこそ、素晴らしい徴候なのです。なぜならこれは、生き方への省察と再評価が今最も必要であることを示しており、全ての人が直面し実行するべきものだからです。
――それで、あなたのゲームプランは何ですか。望ましい世界を創るのに、あなたの力をどう扱いますか。何を信じることにしますか。
覚えておくべきことは、あなた方の時代の出来事を、どのようにあなたが見て解釈するかによって、あなた自身がその中にいる、世界のバージョンが決まるということです。
また「忘却を生きる境遇」というのは、地球へ転生して新生児として生まれた途端に、「自分の本質」を忘れ、それまでの「転生体験のすべて」を忘れ、地球へやって来る前に抱いていた「今生での目的」も忘れて、事実上「ゼロから再スタートする」ことを指しています。
◆新世界への移行―アセンションの意味
――あなた自身の完成によって、この地球での奉仕活動は完結します。それが、このところ起こっていることです。
自然の成り行きで「回復」が行われ、ほんの数か月前には未だ手の届かなかった意識の飛躍が起こって、人類の神性が明瞭に現れてきます。
「新たな人類」の広がりが「母なる地球」に恩恵をもたらし、人類は彼女の重荷ではなくなります。
「自然の成り行きで『回復』行われ」というのは、「アセンションへの道」を探求しているうちに、おぼろげながらも「神の分霊(わけたま)」としての自分の本質への確信が深まっていき、自分なりの目標が定まってくることを指しています。
また「人類は彼女の重荷ではなくなります」の意味は、「これまでは重荷だった」ということを暗に示唆しています。
その「重荷」の中身については〔このようにして神につながりましょう―聖母マリア(下)〕を、特に〔メッセージ本文〕の「母なる地球」の項、および【解説】の「母なる地球の決意」の項を参考にしてください。その一部を下に引用しておきます(これに関連して〔森の精霊からのメッセージ〕もご覧ください)。
――主に地上の人類による、際限なく消費を拡大しようとすることによる地球資源の奪取と排出・汚染の拡大、そして「核」の拡散、絶えることのない紛争や戦争、それらによる人類を含む「いのち」への加害――これらは、「彼女の生きた身体を加害している」のと同じことで、「彼女がこれ以上は耐える気にならないほどの」レベルに達しているということでしょう。
したがって母なる地球は、新時代への移行に際して「個人識別」を敢行することが示唆されています。
また「重荷ではなくなります」の意味は、「新たな人類の広がり」によって、そのような方々から送られるエネルギーによって「母なる地球」が癒され、前途への展望が開けてくることを指しているとみられます。
――すでに目覚めている皆さんは、このレベルの人生体験を極めようとしています。つまり「創造」の中の次の高いレベルへ上昇するために、そこを離れようとしています。
ここで言われていることは、前に出てきた「もう十分だ」という認識と表裏の関係で、「新世界」を目指しそこで生きることを最高の目標としてセットし、意識の中で「現世界」への関心も関わりも二次的なこととなる状態を指しています。
◆神に献身し、神の保護の下に留まる
――皆さんは日ごとに神に、つまり私に近づいており、すでに多くの方が私に、誠実に、無条件に、そして完全な献身と共に、ついて来ています。
これは、「すでに多くの方が」神に従っている、つまり「神(創造主である唯一の神)」から見て合格点が付けられるレベルの献身ができていることを指しています。
――私と一緒に来る意味は、すべての想い、すべての言葉、すべての行動、そして意図することのすべてを神に、つまり私に、調和させることです。
ここでは、「明察をベースに持って」神に調和させる生き方を実践する指針を、具体的に教えてくれています。
――個々の人類にとって、この時期に最も困難なことは(思考、時間そしてエネルギーを)適切に配分しながら、圧倒されるような出来事の中でも、神の保護の下(もと)に留まり続けることです。
これは誰にとっても非常に困難なこと、つまりアセンションを目指しながら、「この世界での現実生活」とのバランスをうまく取りながら進むことに関係しますが、それも含めて全てを「神に委ねる」ことを次の言葉で勧められています。「圧倒されるような出来事の中」まで考慮すれば、なおさらでしょう。
――あなたのそばに神を持ち、あなたの人生に神を持てば、あらゆることが可能になります。人がとても不可能と考えることでさえも。
私の保護は絶対的なので、あなた自身を完全に私に委ねることです。
◆神の奇蹟に参画する
――あなたのために私は、来る日も来る日も奇蹟を用意しているので、あなたはそれに参画するようにしてください。
私たちのために「奇蹟を用意」してくれていることは「神の愛」ですが、私たちがそれに応えることは、神の楽しみであり、喜びでもあるでしょう。
――奇蹟に対して自分の心を開くことは、私に対してそうすること、
私に対して心を開くことは、奇蹟に対してそうすることです。
「奇蹟に対して自分の心を開く」ことは、奇蹟を希有のことと考えず、「必要なことを必要なタイミングで起こしていただいた」と受け止め、その上で神に感謝することでしょう。何故なら「神に不可能はない」からです。
よく言われるように「この世に偶然はない」ので、いわゆるシンクロが起こるのも、その背後に「神の計らい」があるとみる受け止め方が「心を開く」ことに通じると考えられます。
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