〔HOME/新生への道(The Way for the New Birth)|トップハイライト全容〕
Q&A’16f1・「ガイア・アセンション」シリーズ
(16/07.19) 《あなたも参画している人類と地球を解放する宇宙大戦》を読んで
(Q) 小松英星さま
こんにちは。蝉の声が賑やかな頃となりました。
HPを拝読いたしました。
■「十分な睡眠を取るように」
前回の小松さまからのお返事で「十分な睡眠を取るように」というお言葉はここに繋がるのだな。と理解しながら読んでおりました。
わたしの方は「これまでやってこなかった、けどやりたかったこと」を現実世界に産み出す営みが続いており、エネルギー量は多く使っているだろうに、驚く程、元気で、しかも、睡眠時間を十分にとっていい時でも、日の出と共に自然に目が覚める・・・状態です。
その一方で、突然吸い込まれるような眠気に襲われることも度々あり、時間の融通が利きやすいいまの生活ではお昼寝、夕寝など睡眠可能な時はこまめにとるようにしています。
その眠りの深いこと・・・。
背が急激に伸びる第二次成長期の頃の眠りに質が似ているようにも感じます。
また、夢の変化が顕著です。
・昔に見た夢が、数年経過していまの現実に繋がって出てきた(現実化した。デジャブの種類?)。
・メッセージ性の強い夢で目が覚め、それは起きてからも残っている。 (先日は「循環」という言葉が寝室に、具体的にいうとベッドシーツに染みこんでいるのかしら?というぐらいに深く、フレッシュな記憶(?・・・地続きのような感覚)として目覚めてからもずっとそこに存在している。
不思議な感覚をことばで表現するにはしきれず歯がゆいですが、これまでの夢のタイプとは「変わってきている」感覚が強いのです。
■ここにいる理由
新しい取組(クリエイト)が終わると、以前の自己と比べ、そのこと自体に固着しなくなっているじぶんへと変わっています。
これまで味わったことのない「さっぱり感」に正直驚きを隠せません。
新陳代謝のような・・・。
前述の成長期の変化と繋がっているのかもしれません。
不思議な感覚です。
水が流れていくかのように流れていって、常にフレッシュな感じというのでしょうか。
「いま」にいる感じというのでしょうか。
そして「わたしは、こんなに軽々と創造できる人だったのか・・」と
周りの方々のご協力や環境条件などの整い方も含め、驚く日々です。
地球上の全ての人は、思いが現実を創るという真実への、人類の集合的覚醒に参画して貢献するためにここにいます。
この言葉は、いま、早いスピードで現実化がうまれるわたしにとり、大変真実味深いです。
魂の記憶、魂の本質に沿う行為は更に宇宙からのエネルギーが降り注ぐのでしょうか?
人は表面的には何も特別のことをしていなくても、ここ地球で生を持っているだけで、人類と地球に対して、ひいては宇宙に対して大きな貢献をしていて、この地球へ転生してきた目的を十分に果たしています。
親や世間の教えとの相克に悩まされてきた方は、どうかこの機会にご自分の信念を確立して、それに忠実に万難を排して進み続けられるようお勧めします。
真実の自己解釈として、わたしも多くの方へお伝えしていきたいメッセージです。
つまり、「ただある」が〔あなたも参画している人類と地球を解放する宇宙大戦 〕へと貢献することである。と再認識いたしました。
そして、いまこそ「平和−幸福−歓喜」へのパスを自らの内に樹立することが大変重要なのだと感じております。
(A) ご感想と近況をありがとうございます。
少し前のメールでも「異常に眠くなる」というようなことを書かれていましたね。
それに対する答になっていると思います。
一般的に「上」での奉仕活動[注]の影響は、ゼータである地球人でも他の地球人でも大きい違いはなく、朝の起床時には元気でシャンとしているのが普通です。
しかし、そのままでは「1日が持たない」、つまりクリアーな頭で十分にパワーを発揮することができず、何らかの「埋め合わせ」を必要とする。そのベストの対処方法は経験的に、短時間でも「仮眠をとる」ことになります。
[注]:これは魂のレベルでの選択であり行動だから、顕在意識では全くその認識がなく、そのような奉仕活動をする意図を持っていないとしても、それに従事していないことを意味しません。
HPの今回の記事でご紹介した《「夜の活動」による心身の疲れが朝まで影響を残す場面》というのは、目覚めの時点で既に強烈な影響が出ているケースです。いずれも、例の〔9・11〕が関係しています。
お読みになってご記憶があるかと思いますが、具体的には『アセンションものがたり(下)』の次の場面です。
(第17章の冒頭部:主人公アリー[ゼータ名アラーカ]と地球人である兄パコとの対話)
――「今朝のきみはちょっと疲れているように見えるよ、アリー。昨夜(ゆうべ)、『上』で何かたいへんなことでもあったの?」
「聞かないで!」私はあくびをしながら目をこすり、伸びをして首と肩の凝りをほぐそうとした。「昨夜は実際に闇の勢力がうろつき回っていて、私たちのコンピューターシステムを妨害したものだから、私たちの地球監視が機能しなくなってしまったのよ」
パコは読んでいた新聞を脇に置き、驚いた様子で目を上げた。「冗談だろ――きみたちのコンピューターシステムが?いったいどうしてそんなことが起こるんだい?ネガティブな存在がどうやって宇宙船に入り込めたんだろう?ゼータともなれば、何らかの高性能な防御装置を組み込んでいると思ってたよ。闇の勢力がどうしてきみたちのコンピューターシステムに侵入して妨害できたんだい?」
「そんなことわからないわ」私は肩をすくめ、もう一つ大きなあくびをかみころそうとしたが、うまくいかなかった。「何でも絶対確実っていうものはないと思うわ。それに彼らは信じられないくらいずる賢いの。でもおかしなことに、最初に作動しなくなったのが地球監視システムだったから、地上の何者かがよからぬことをたくらんで、私たちが活動できないように妨害を指示したんだと思うわ」
「ちょっと待って、待って。きみの言うことが分からなくなってしまったよ。『地上の何者か』というのはどういう意味?地球上ということ?でもいったいだれが、異星人の宇宙船のコンピューターを作動不能にさせるようなテクノロジーを持っているというわけ?」
「ここ地球にはそれをする存在がいて、彼らは私たち自身のテクノロジーを使って私たちに対抗しているわ。そのテクノロジーは、墜落した宇宙船から盗んだものか、それとも人類の利益のために利用してもらおうと善意で提供されたものなのよ。パコ、本当のことを言うとね、私たちゼータは過去にこの惑星を相手にするとき、信じられないくらい単純素朴だったの。だから地球人の一部をつき動かしているずる賢さ、貪欲、偽善、恐怖といったものを考慮に入れていなかったわけ。でも、前にも言ったように私たちは神ではないから、まったく間違いを犯さないというわけにはいかないわ。私たちは何より集合意識として機能しているから、私たちの社会にはうそや欺きといったものが一切ないし、ずるさもまったく存在しない。すべての問題はそのことから生まれているの。やっかいなのは、すべての惑星文明がこういうやり方で営まれているわけではない、ということを私たちが時々忘れてしまうことなのよ。
私たちの仲間は、宇宙の中を広く旅することに慣れていて、全体の利益のためなら知識やテクノロジーを惜しげもなく与えたり交換したりしているわ。これは、銀河内文明のほとんどに対してはうまくいくの。大半は、こうしたことが問題にならない段階まで精神的に進化しているから――でも他方で地球という惑星があるわけ」
「ああ、やめてほしいな、アリー!きみが今、少し取り乱していることはわかるけど、ぼくたち地球人はそれほどひどくはないよ」
「ごめんなさいパコ、でも確かにこの惑星はほんとうに苦労の種なの。私はなにも、ここ地球に善良な人間がまったくいないと言っているわけじゃないわ。いることは確かだから。事実、親切で徳の高い人たちはたくさんいるし、そうした人たちの大半は、実際にひそかに行われていることについて、ぼんやりと考えたことさえないでしょうね。もし考えたとしたら、私たちと同じように恐怖を覚えることは間違いないわ。地球は愛すべき惑星だから、この状況はまさに悲しむべきものだわ。地球は、ほんとうに宇宙の宝石だし、もしも貪欲や、弱く無防備な人たちから搾取するという風潮が、人類、特に権力者の意識から一掃できさえすれば、すべての人にとって人生はすばらしいものになるはずよ」
「でもアリー、地球から来た何者かが、異星人の宇宙船の中で何かを妨害するなんてことがどうしてできるのか、ぼくにはまだ理解できないんだ。ここ地球のある人間たちが、接近しすぎた宇宙船を撃ち落すテクノロジーを何らかの方法で手に入れた、というのは信じられる。でも実際にきみたちのコンピューターを妨害したっていうのはね――なぜそんなことができるんだろう?」
「彼らがここ地球で通信機器に干渉して傍受できるのと同じよ。地球では、そうした目的で宇宙空間にハードウェアを送るために、何十億ドルも費やされてきたわ。おまけに、マインドコントロール技術や、超能力を使ったスパイ行為といったものもあって、地球のいくつかの政府が、長年にわたりそれらについて実験と改善を重ねているわ。ほとんどの地球人は、これが、スパイ活動の分野だけでなく、惑星外コンタクトと次元間コンタクトにどれくらい利用されていて、どれくらい成功しているのかまったく知らないけどね。そして、問題を起こしているのは、低いレベルのアストラル的な次元間コンタクトなのよ。
これが、異星人との遭遇をめぐって、それほど多くの矛盾と混乱が生じている理由なの。地上のあるグループによって多くの虚偽の情報が広められ、驚くほど大量のもみ消しと、超能力による妨害が行われているわ。実を言えば、あなたたち地球の平均的な市民は、本当に起こっていることの4分の1も知らないのよ」
(第18章より一部分を抜粋:前半は「上」での奉仕活動の場面、後半はその活動に関係してアラーカ[アリーのゼータ名]がゼータの教師マーリスからアドバイスを受けている場面)
――その攻撃では、ハイジャックされた飛行機が高層ビルに直接突っ込み、これ以上ないほどの損害を与えて人命が失われた。そのため死者の数が多数にのぼり、負傷者の数も同様だった。マーリスの助けを借りて、私は若いベンに、同じように大事な仕事を与え、何とか彼が最悪の現場に近づかないようにした。それは、現場に多くいる人間の救助隊員にヒーリングエネルギーを送るという仕事で、彼は、救助隊員が、その先に待っている捜索と救助という、たいへんな、胸の痛む作業からほんの数分間休憩を取るたびに、彼らの肩に両手を置いてそれを行った。私たちはもちろんアストラル体でいたから、ふつうの人間の目には見えなかったが、救助隊員の仕事をサポートするために彼らに注がれたヒーリングと強化のためのエネルギーによって、彼らが大きな恩恵を受けていたことは明らかだった。
何百トンもの瓦礫を掘り進まなければならないから、犠牲者の多くは人間が援助の手を差し伸べることは不可能だった。けれど、ゼータと天使の援助の手は、そうした状況ではまったく違う働きをする。私たちは一見固そうな物体を楽々と通り抜ける能力があるから、いちばん深い場所に埋まっている犠牲者のところへもたどり着いて、慰めとヒーリング、そして希望を与えることができた。
だれも、ひとりきりで残されて死んだ人はいなかった。私たちは、救助される可能性のある人を生かしておくためにできる限りのことをしたし、生き埋めになって助けを求めている人たちがいる場所へ救助隊員を導くために、何とかして彼らの心とテレパシーで接触しようとした。救助の手が及ばなかった人たちも、忘れられることはなかった。私たちは彼らのそばにずっと寄り添い、彼らの慰めとなるように手を置いてその苦痛と恐怖を楽にしてあげたし、彼らの死をサポートして苦しみが長引かないようにした。
――「アラーカ、きみが思い出す必要があるのは、地球の人たちが私たちをどう思うかは、彼らが意識の上でどこにいるかに大きく左右される、ということなのだ。それは私たちの問題というよりも、彼らの問題だ。それが肝心な点なのだよ」
「わかりました、おっしゃる通りです」私は肩をすくめた。「たぶん、私の地球人としての意識があまり入り込みすぎたんだと思います。だから、私はここで最初の夜を過ごした後、あんなに気分が悪くなったんですね?」
「そうだ。きみは人間としての感情がゼータの意識より優位に立つことを許してしまったのだ。それによって、きみのエネルギーシステムがバランスを崩したわけだ。人間の救助隊員でも、自分の仕事に感情的にかかわり過ぎない方法を身に付けるために、多くの時間をかけて厳しい訓練を受けるのだ。私たちも同じなのだよ。なぜなら、私たちもまた救助要員なのだから――魂のね。だからいつでも超然としていることが必要なのだ。それが難しいことはわかっているが、そうしなければならない。特にきみやアシュカーのように、地球人の『入れもの』を使っている場合はね。
覚えておきなさい、アラーカ。ゼータである私たちは、人間の低いレベルの感情にとても敏感なのだ。私たちはそれに慣れていないので、実際、大きな影響を受ける。だから、私たちはどんな場合でも愛着を持たないようにすることが最も大事なのだ。そういえば、そろそろきみは自分の『入れもの』に戻る時間だね。それに見てごらん、救助隊員が壁を突破した。この人は大丈夫だろう。だからきみは幸せな気持ちで家へ帰ることができる。命が一つ救われたのだからね。きみがあの時彼女を助けていなかったら、彼女は生き延びることができなかっただろう」
それとは別に、今回のメールで夢が「変わってきている」とおっしゃることは、多くの方が気づいておられると思います。
簡単に言えば、夢と現実との境界が薄くなってきているという感じで、現実の体験だと思って対処しようと起き上がると、別の現実(こちらの世界)にいる自分に気がつく、というような。
またメッセージ性の濃い夢もあって、それなりに参考になると思います。
夢の記憶が鮮明になっていることも特徴ですね。
話は変わりますが、先日いただいたメールの〔いよいよ世界的大浄化作用が始まる―創造主〕の【解説】に関することでこうありましたね。
――縄文、アイヌの流れに個人的に驚き隠せずでした。数ヶ月前、わたしの最近の体験(小松さまへもお伝えしたようなバス乗車時、突然、内側から喜びの泉が湧いてきたなど)を話したところある方に「アイヌの昔話」を勧めて貰いました。根源的に生きる知恵に胸が震えたわたしはこの昔話を朗読する稽古に通うことにしました。
稽古で表現していると、誰の感情かわからぬ大きな悲しみ?怒り?何故なの?というエネルギーが起こり涙を流してわたしは朗読できなくなりました。
それは食べ物が余る程あるにも関わらず、民が食べ物に困窮し分けて欲しいと鴻にお願いをしているアイヌの若者の話です。
しかも、今日から北海道に来てます。旭川を移動中アイヌ記念館の案内をよく見かけました。100周年記念を迎えたようです。
最終日時間をとり、お邪魔しようと思っています。
最近知り合った方々も「何故か最近アイヌが気になって…」という声を伺ったのも偶然ではない気がしています。
その【解説】に私が次の一行を追加したのは、これだけは多くの方に知っていただく必要があると考えたためです。
――ただし北海道(アイヌ)と沖縄(琉球)には、ずっと後まで「縄文」が残りました。
つまり、考古学の調査研究から解き明かされた事実が、中央政府の動きを中心とした視点に立つ歴史の教科書では一行も触れられないのが普通で、単に併合や同化政策の結論だけが手短に語られるだけとなっています。
したがって、世代が変わるごとに征服者側はもちろん被征服者側でさえ、自分たちのルーツにあった「珠玉」について関心を持つ筋道すら持っていない、これが一般的な姿でしょう。
そして時と共に、すべてが忘れられていく・・・。たいへん残念なことです。
ついでながら、ここに〔おまけ〕をつけておきましょう。
次は、すべての地球人類が共通認識として持ってほしいと私が考えているエッセンスの一つで、これも『アセンションものがたり(下)』からの抜粋です。
【おまけ】
(第22章の一部を抜粋:宇宙の様々な領域から支援のために惑星地球へやって来ている仲の良い宇宙同胞たちが、巨大宇宙船の小会議室に集まって休憩時間での交流を楽しむ中で、人類社会の実像について感想を語りあう場面)
――「この若いゆえの未熟さの証拠は」と彼(ソラーノ)は続けた。「止むことのない戦争に現れていて、それが彼らの惑星のエネルギーフィールドを混乱させているんだ。結局のところ、これが、人間型種族の中の進化した種族と、あまり進化していない種族との違いを示す肝心な点だよ。進化の度合いが低い人間たちは、いまだに『適者生存』という思考様式に基づいて活動する。これは動物界では必要かもしれないけど、人間として進化すれば、他者に対してもっと思いやりと共感を持って接する方法を身に付けることが必要だ。多くの地球の人たちがそういうふうに物事を考えるようになってきてはいるけれど、残念ながらそうでない人もまだたくさんいるんだ」
「問題なのは」とアサーラが言った。「地球人は、彼らが『古い時代』と呼ぶ時からはるかに進歩したと考えていることね。現代の地球の多くの人たちは、人々が奴隷にされ、動物のように扱われ、足首に鎖をはめられて、多くはむちによって重労働を強いられた時代のことを思い起こすと、恐怖を覚えるわ。でも実を言うと、これは現代の地球の社会でも続いているのよ。やり方が違っているだけでね。
彼らは肉体的には奴隷状態にあるわけではないにしても、心的、感情的、精神的な奴隷状態というのは、地球人の間にいくらでも見られるわ。彼らの中には、いわゆるエイリアンが自分たちに対してマインドコントロール技術を使っていると思い込んでいる人たちがいるんだから本当に驚くわ。実を言えば、マインドコントロールは、彼ら自身の社会で、メディア、広告、政治、宗教を通して行われているんだけど」
「そうだね」とシレイナスは少し笑いながら言った。「だからぼくは、彼らの視聴者参加番組にうっかり波長を合わせると頭が痛くなるんだ。その中には、本当は『感情操作』番組と呼ぶべきものもあるんだからね!それと広告産業のことだけど――あーあ!洗脳とはこのことさ!特に無邪気な子どもをターゲットにしたものはね」
「他に地球で問題になるのは」と私は口を挟んだ。「死に対する彼らの恐怖よ。彼らの多くが死についての真実――生まれ変わりというまったく自然なプロセスによってさらなる進化を遂げるための通過点にすぎないという――を受け入れることができないの。だって、地球人の中には、生まれ変わりという事実さえ受け入れられない人さえいる。その意味では、魂の成長のこのいちばん大事な側面についてちゃんと理解できないために、精神的には奴隷状態にいることになるわ。こうしたことについての内在知が完全に欠如している人がいることを考えると、本当に恐ろしい気がするの」
「問題の多くは、ほとんどの地球人が知識と智恵の違いを理解していない、ということにあるわ」とアシュカーが言った。「例えば、地球の人たちは、自分がいかに多くの知識を獲得したか、そしてどこそこの大学で学問を修めたということをとても誇りに思っている。彼らはいつも、様々なテーマについて自分の意見や知識を述べ立てる用意があるし、そうしたいと願っているの。でも大抵の場合、自己についてはほとんど何も知らないわ」
「思うんだけど」彼女は続けた。「彼らの一部の人たちにとって、外部の知識や事実のこうした習得は、自分の内部を見つめないことの便利な言い訳になっているんじゃないかしら。実を言えば、彼らは深い自己分析というものが脅威だと感じていて、そうしたものから気をそらすために、また他人に強い印象を与えるために、外部の知識を利用している人さえいると思うの。これがエゴをなだめ、内在知が欠けていることへの罪悪感を和らげる働きをするわ。ひどい話だけど、地球人の中には、瞑想は罪だと教わる人さえいるのよ!彼らが、祈りは神への語りかけであり、瞑想は神に耳を傾けることだと知っていることは確かだわ。知識を得ることが何も悪いと言っているわけじゃないけど、外部の知識は内在知とバランスをとる必要があるのよね」
アサーラは同意してうなずいた。「そうねアシュカー、あなたの言う通りだわ。だから、地球では現実に対する個人の認識について、それほど大きな混乱が生まれているんだわ。地球の人たちはたいがい、心というもののパワーと深さを理解していないし、心は『より大きな現実』を知るための鍵だということもわからない。こうした理解が欠けているから、『すべては心の中にある』という表現は、啓発的な認識というよりは、限定的で軽蔑的な言い方になっているの。彼らは心を、閉じられた個人的な領域だとみなしていて、本当に存在する別の現実への入り口とは考えないからよ。
地球人のほとんどが『現実』として受け入れるのは、物質として経験できるものに限られるわ――言ってみれば、『見て触れられる』現実ということね。他のもっと精妙な次元は現実ではないとして片付けられ、『超自然』とか『ただの想像の産物』というレッテルが貼られるわ。彼らが理解していないらしいのは、『超自然』といったものは存在しない、ということなの。すべては『自然』の一部であり、そして『より大きな現実』の一部ですものね。ただ、地球人の進化のこの時点では、彼らの意識とテクノロジーがまだあまりに限定されていて、こうした精妙なレベルを完全に経験することはできない、ということなの」
「私が言いたいのは」アサーラは続けた。「私たちと、私たちの宇宙船についての地球人の研究を調べてみさえすればいい、ということなの。彼らの中には、私たちの身体や宇宙船を手に入れて、それをばらばらにして分類しなければ、地球人以外の他の人間型種族やテクノロジーの現実を受け入れようとしない人たちもいるわ。彼らは、現実と宇宙に対する自分たちの認識が、彼ら自身の限定された観点によってゆがめられている、という事実を理解できないようね。そしてすべてを自分自身の基準で判断するけど、この基準は『より大きな現実』の中ではいつでも使えるとは限らないわ」
「私が戸惑うのは」と私が口を挟んだ。「地球の当局に、私たちが地球にいることを公に認めさせるのがどうしてこれほど難しいのか、ということなの。だって、彼らは証拠を山のように持っているのに、公表しようとしないのよ。私たちの宇宙船を大勢の人が同時に目撃しても、主流のメディアが取り上げることはまれだわ。私には、研究者たちが限定された二つの思考様式のどちらかしか持っていないように思えるの。その一つは、私たちがどこかからやって来た物質的存在であってそれ以上のものではないというもの。もう一つは、私たちが『超自然的』で、だから『現実的』な存在ではないという考え方よ。彼らは、この二つを一緒にすることができないようね――私たちは『現実的』な存在でありながら、現実に対する地球人の限られた概念の外側で活動することもできるんだけど」
「そうだね」ソラーノは肩をすくめながら答えた。「もちろんそれは、深く根を張っている信念と誤解と共に、重要な部分だね。思い出してほしいんだけどアラーカ、地球の人たちは、何世紀にもわたって洗脳された結果、自分たちが宇宙で最も進化した生命体だと信じるようになったんだ。そしてそうではないとわかることをひどく恐れている。彼らはただ知りたくないだけなんだ。そのために、地球で『その任に当たっている』当局者は、自分たちがとても高い、責任ある地位にいると思っている。中には、自分たちが地球上で『神の代理人』を務めているのだと考えている人さえいるんだ。だから、彼らは当然こうした考えにしがみついて、現状を維持したいと思っている。それに何といってもお金と権力がからんでいるからね。
彼らが最も望んでいないことは、ぼくたちのような地球外グループ、特に少し外見が違っているきみたちゼータのような人がその場に現れて、彼らの小さなエゴが作った妄想を打ち砕くことだ。難しいのは、宇宙の基準からすると本当は彼らがいかに原始的かという本当の現実を、彼らに理解させることなんだ。彼らが、一見どれだけすばらしい外部の知識とテクノロジーを持っていてもね。
だから、彼らに残されている選択肢はたった二つということになる――ぼくたちの存在を否定し、目撃者が見たすべてを、妄想とか嘘とか過剰な想像力のせいにして切り捨てるか、それともそれが無理な場合は、ぼくたちが人々を脅かす悪魔だと触れ込むんだ。そうすれば彼らはぼくたちを自由に攻撃できるし、自分たちは『ヒーロー』を演じることができるわけさ。自分たちの母星を、『邪悪なエイリアン』による攻撃から勇敢に守ったとしてね」
(Q) 小松英星さま
お忙しいところ、お返事誠にありがとうございます。
睡眠をよくとるようにします。
当たり前ですが、「睡眠をしっかりとること」と「余白を取ること」で跳躍力は自然と高まりますね。
体力増進を日課に、運動と食べ物に気を配っています。
それでも一足飛びに強靭な体はできあがりませんので少しずつ強く、そして無理なくを心掛けて参ります。
第一のゴールは仕事で成功することでもなくお金を稼ぐことでもなく、なのですから。
◆「回し車」に はめられた人類
――あらゆるストレスプログラミングを無力化する行動を始めましょう。
このマトリックスのヤミ勢力は、人類を籠絡(ろうらく)してきました。
そのやり方は、人類を「回し車(ハムスター・ホイール)」に閉じ込めて、ほとんど無益な活動に従事させるものですが、個々の人類はその本質に気づいていないという状況があります。
それを見抜く必要があります。
限界まで頑張れ!みたいな風潮はやっぱりどこかおかしいなと思います。
時にそれは避けられず必要ではあるのですが、ハムスター滑車の「頑張れ」は、意味のない頑張れなのではないかしら?と思います。
疑問に思いつつも回り始めた滑車を止めるのは相当勇気のいることなのですよね。
アイヌと琉球の縄文時代ルーツに関しても再度教えて下さりありがとうございます。
ルーツを消す行為は、そこに国にとり(統治や経済、コントロールの上で)困惑させられる重要な真実が折り畳まれていることを知ってなのでしょうか・・・。
ちょうど、先日、今取り組んでいる物語を博物館で「原語」として聴くことができました。
意味はもちろん理解できないのですが、その「音」を体感できたことは記憶のどこかに響いてくるものではないかと想像しています。
【おまけ】もありがとうございます。
以下、しみじみ致しました。
メジャーな「かしこさ」「有能さ」のものさしが転換する日が来ているような気もします。
「幸せ」はその人の内側でしかわからないものなのですが、最近「ぱっ」と見ただけでその方の「本当の内的状態」がわかるようになってきたようにおもいます。
素地はもともとあった方だと思うのですが、「勘の能力」が高まっているのかもしれません。
「彼らの一部の人たちにとって、外部の知識や事実のこうした習得は、自分の内部を見つめないことの便利な言い訳になっているんじゃないかしら。実を言えば、彼らは深い自己分析というものが脅威だと感じていて、そうしたものから気をそらすために、また他人に強い印象を与えるために、外部の知識を利用している人さえいると思うの。これがエゴをなだめ、内在知が欠けていることへの罪悪感を和らげる働きをするわ。ひどい話だけど、地球人の中には、瞑想は罪だと教わる人さえいるのよ!彼らが、祈りは神への語りかけであり、瞑想は神に耳を傾けることだと知っていることは確かだわ。知識を得ることが何も悪いと言っているわけじゃないけど、外部の知識は内在知とバランスをとる必要があるのよね」
彼らが最も望んでいないことは、ぼくたちのような地球外グループ、特に少し外見が違っているきみたちゼータのような人がその場に現れて、彼らの小さなエゴが作った妄想を打ち砕くことだ。難しいのは、宇宙の基準からすると本当は彼らがいかに原始的かという本当の現実を、彼らに理解させることなんだ。彼らが、一見どれだけすばらしい外部の知識とテクノロジーを持っていてもね。
蝉が鳴きつつ、鶯もさえずっている夏です。
今日から夏土用入ですね。
夏から秋へ。
からだもこころもたましいも整え、進んで参りたいと思います。
どうぞ小松さまも健やかな夏をお過ごしくださいませ。
ありがとうございました。
【関連】
[このページのトップへ戻る]
[ホーム]
Copyright© 2016 Eisei KOMATSU