〔HOME ガイア・アセンション/新生地球への道(The Way for the New Earth)〕|トップハイライト全容〕
Q&A’21c1・「ガイア・アセンション」シリーズ
(21/03.10) 人類の唯一の目標は大御神さまが待たれる「新生テラ」へ立ち返ることです ― ラントと太子の協働メッセージ
(The only Destination for Humanity is to
hark back to the "New Earth" where the Creator is waiting for — Collaboration of Lanto and Prince Shotoku)
(ゆうふぇみあ、琴音)
小松様 こんにちは。
いつもありがとうございます。
新たなメッセージを掲載いたしました。
・新生テラへのいざない (24)新しい風に乗って― ラント、金龍神太子
どうぞよろしくお願いいたします。
(小松)
お二方の今回のメッセージは、それぞれが〔T・U・V〕の三部構成で、全体としてはかなりの長文になります。
しかし全体を通して(または T・U・V の各章を通して)読むことに大きなメリットがあります。それによって、はっとするような新鮮な気づきが与えられることが多いからです。
そこで以下は、メッセージの本文に対する「序奏(イントロ)」のような位置づけとして、部分的に引用させていただき、必要に応じてコメントさせていただきます。
ラント メッセージ 〔T・U・V〕
〔はじめに(小松)〕
今回のメッセージを送られたラントを初めて耳にする方や、人物像について深くはご存知ない方は、次をご参照ください。
・東洋にも縁が深いマスター・ラントが加わり独自の視点から見解を述べられる
〔メッセージ T〕
――みなさまは、新生テラという新たな惑星地球の誕生を大御神さまより伝えられた、まぁ、いわば生き証人と申しますか、その様なお立場におられるわけでございますね。
――ですから、目には映らずとも、誕生したことを知らされた時点で、皆様はその証人と言えるのです。
――みなさまは地球に生まれ、その大御神さまの意を地上で実現しようと意気揚々とお生まれになられている。
そうなんですよ。
――ですが、地上の喧騒の中にお生まれになりますと、もうそれどころではなくなるのが現状でありましょう。
また、一旦は忘れて地上の法則を学ぶようになっていることもありましょう。
程よく天の教えに巡り合い、天の御心に出会えればよろしいのでしょうが、それもまた、心して探し求めなければむつかしくなっておりましょう。
その様な生活を日々過ごされる中で、神さまのみもとに辿り着かれた皆様は素晴らしいと思っております。
――この地球上に何十億といる人々の中の、ひとにぎりの存在であるのが皆様方です。
そのご自覚はございましょうか。
こちらのブログは、大御神さまが中心に立たれております。
そして、大御神さまご自身が多くを語り、導いてこられています。。
「この地球上に何十億といる人々の中の、ひとにぎりの存在であるのが皆様方です|そのご自覚はございましょうか」――ここで言われる「皆様方」とは、《すでに「新生テラ」が発動されており、地球の魂「 あんすまか 」は、大御神さまと共に「新生テラ」に拠点を移されて人類の到着を待っておられることを、基本認識として持っておられる方々》を指しておられると考えられます。
その大半は、日本国内および海外に居住されている日本人ということになるでしょう。言葉の要因が からんで。
さらに、その中で、伝えられているメッセージを確信し、「新生テラ」への移住を、ご自身の最大で唯一の人生目標として設定している方々に限ると、それこそ「ひとにぎりの存在」ということになるのではないでしょうか。
何故なら、上のような確信を導く情報は、現時点では、私が知る限り海外では発信されていないからです。
「こちらのブログは、大御神さまが中心に立たれております|そして、大御神さまご自身が多くを語り、導いてこられています|ですから、間違いようがないのです」――この時代の大局を、信頼できる高次元世界からのメッセージに基づいて、正しく伝えているとみられるサイトは海外でも数件に限られますが、「こちらのブログ」の特長は、大御神さまご自身が全体の進行を取り仕切っておられることでしょう。その時々の局面に見合う、最も適切なメッセンジャーたちを選抜されることも含めて。
次へ進みます。
――みなさまは、今みなさまにこびりついた垢やほこり、背中に乗っている重石を振り払い、全てを放り出して丸裸になって大御神さまのふところに飛び込んで行けますか。
――大御神さまはねぇ、もうすべて受け入れてくださって、その上で新生テラを発動されたのですよ。
皆様が四の五の言ってらしても、思われたとしても、みんな承知なのですよ。
格好つけなくて良いのです。
「みんな承知なのですよ|格好つけなくて良いのです」――私たちの本質つまり「魂」は神の「分霊(わけみたま)」だから、神は常に「内在」されており、本人の想いや行動のすべてを「同時体験」されている。
しかし、本人から特に連絡してこない限り、何事があっても決して干渉されることはない。ひとえに、当人が自らの体験を通じて学び成長していくために。
というわけだから、私たちとしては、過去の苦い経験や誤りを、いつまでも繰り返し反芻(はんすう)したりしないで、つねに前途を見据えてポジティブに歩んでいくことが正解、ということになりますね。
――新しいものを生み出すには、古い殻を破り、殻の中から顔を出し、新しい風に吹かれてみることでしょう。
殻を後生大事にしていたら、あらたな道も見えてきませんし、新鮮な空気も吸えないことは請け合いですね。
〔メッセージ U〕
――人々の心というものは、さほどに進化しているかと申すに、さほど進化はみられない。むしろ便利になり物質中心になり、おろそかにされている状況に見てとれます。
――人々が自分の存在価値を見出し、おのれの使命に目覚めるのは良きことと思います。
何のために地上に派遣され、今生を歩んでいるのか。
現状をとくと眺め、自分の人生を検証する。
皆様でしたら、大御神さまの御心と照らし合わせる。
――そういたしませんと、時々、立ち止まって自分の来し方の検証をいたしませんと、気づかぬうちに方向性がずれていたり、見失っていたりするものなのですよ。
「自分の来し方の検証」――これは、極めて大切なことですね。ガイアが「まだ今日でも、彼らの一部が生き残っています」と言われた「ヤミの勢力」の主戦場はインターネットつまり「Webの世界」になり、ますます激化しているようで、日頃は接触のない私も、いただいたメールを読んで仰天することがあります。相当に巧妙な仕掛け(迷路)が用意されているようで、ご本人がすでに「病(やまい)膏肓(こうこう)に入って」おられるケースでは、いつの日かご本人が自覚される以外には手段がないと思われるほどです。
「気づかぬうちに方向性がずれていたり、見失っていたりするものなのですよ」――「迷路」に深く嵌り(はまり)込んでしまうと、本筋へ戻る手がかりを見つけることすら、容易ではないことになりますね。
トリックに引っ掛からないためには、コモンセンスをベースに持ち、観察力を磨くことが肝心のことになると考えられます。
――大御神さまが発信されるお言葉は最先端なわけです。
ここで私が言うことでもないかもしれないですが、どこにも今は示されていない進化の突端にあられる方のおもいが詰まったお言葉なわけです。
「どこにも今は示されていない進化の突端にあられる方のおもいが詰まったお言葉」――大御神さまは、常に「進化の突端にあられる」。したがって「どこにも今は示されていない」ことになるわけですね。
ここで私が思い起こすのは、以前に書いた次のコメントです
――「宇宙創生主は刻一刻と進歩の道を歩まれ、とどまることはありません|進化の道あるのみなのです」――この2,3年の動向だけでも、本当にその通りであることを実感しています。
私たちも、「変化自在・融通無碍(へんげじざい・ゆうづうむげ)」に前進しようではありませんか。
(地球人類の現状と前進への課題について―サナンダ、セント・ジャーメイン、クシナダ)
――あなた方は、大御神さまの子供として命を賜り、今生を生かされて使命を託されているのですよ。
大御神さまの子供として、天に立ち返る ――言い換えれば、新生テラに立ち返る。
「大御神さまの子供として、天に立ち返る
――言い換えれば、新生テラに立ち返る」――「三次元テラ」つまり私たちが「いま住んでいる地球」は極めて大切ではあるけれども、それ自体は私たちが目指すべき目標ではなく、目標とするべきは「天に立ち返る」こと、つまり「新生テラに立ち返る」ことと明言されています。
ご存知のように、「立ち返る」には、「本来あるべき状態に戻る」という意味がありますね。
今では、大御神さまが待たれる「新生テラ」こそが、私たちが「本来 居るべき場所(親元)」だから、そこが目指すべき唯一の目標になりますね。
――みなさまの心の奥底に、静かにたゆとう宇宙創生主のみ魂(みたま)。
それこそが己の大元、命の根元であります。
我らは、そのエネルギーを分け与えられた分霊(わけみたま)の存在なのですよ。
――これまでの長き、気の遠くなる様な人類の苦難の道のり、根なし草のような生まれ故郷を忘れた人類の歩みに終止符を打ち、この宇宙すべての生みの親である根本創生主が現れまして、みな様をご自分のみもとへと導いておられる。
そのことを、逐一みなさまは知らされている。
「これまでの長き、気の遠くなる様な人類の苦難の道のり」――「長き、気の遠くなる様な」と、さらりと言っておられますが、その裏には重く深甚な人類の歩みがあるわけですね。
これまでに人類は、文明の頂点に達しては大崩落するというサイクルを四度も繰返していると教えられており、その最後のものは約12,500年前〜13,000年前に起こった「アトランティス・レムリアの崩壊(それぞれ大西洋と太平洋への崩落)」で、これについて今では相当な記録の蓄積があります【注1】。
【注1】例えば、@:オレリア・ルイーズ・ジョーンズ『レムリアの真実』2007太陽出版、A:エドガー・エバンズ・ケイシー(エドガー・ケイシーの次男で電子工学のエンジニア)『アトランティス』2004エドガー・ケイシー文庫、B:Natalie Sian Glasson
"White Beacons of Atlantis" 2015(邦訳なし⇒次の【解説】をご覧ください・来たるべき嵐への最善の備えについて―洗礼者ヨハネ)
その前の三度の崩落については、記録の大半がが失われていますが、例えばインドの聖典マハーバーラタなどには核戦争以外には考えられない描写が記述されています。
また物理的な説明としては、1932年にパトリック・クレイトンがリビア砂漠の地質調査中に、広大なエリアに散らばる固化した黄緑色のガラス体を発見し、それらを砂漠の砂から生成するのに必要とされる1,800℃(約3,300℉)以上の高温の出所が謎とされました。
その後もサハラ砂漠(アフリカ北部)やモハーヴェ砂漠(カリフォルニア州南東部)を含む世界各地の砂漠で同様のガラス体が発見されています。
現在に至るまで学者たちは一貫して「隕石の落下」で片付けようとしているようですが、発見されたガラス片の「透明性や純度(99%がケイ素:Si)」が隕石では説明できないこと、また該当エリアのどこにも、隕石落下によるクレーターが(衛星画像や音波探知によっても)発見されない点で、隕石説には無理があります【注2】。
【注2】(ご参考)・Desert
Glass Formed by Ancient Atomic Bombs (世界の砂漠で発見される溶融ガラス体は超古代の核爆発で生じた)
上記の引用に対するコメントを続けます。
「根なし草のような生まれ故郷を忘れた人類の歩み」――これに対するコメントに替えて、次をご参照ください。
以上のような「人類の苦難の道のり」を、「宇宙の珠玉」として創造された「惑星地球」の正当な住民(大御神さまの分霊)である本来の人類が、(いくら道に迷ったとしても)自ら主導して造り出したとは考えられません。
やはり、ガイア(あんすまか)が言われる「聖なる女神を滅ぼそうとする、男性的な勢力」、そして創造主(大御神さま)が言われる「いわゆる「ヤミの勢力」としてこの惑星を歩んできた人々」の精力的な働きによって、これまでの大勢が決まってしまったと考えるべきでしょうね。
次をご覧ください。
次へ進みます。
――大御神さまの太初よりの熱きおもいが成就される時となった。
――大御神さまはね、
帰っておいで わたしのもとに
いつもいつも、そう思われておられる。
ご自分が生みし、大切な吾子に呼びかけておられるのだよ。
〔メッセージ V〕
――人類、人間のために多くの魂を配置され、ご自身の生みし吾子をお育てになられている。
我らの内にある大御神さまの分霊(わけみたま) ――愛のエネルギーをもって、その愛のエネルギーをまわりのものと分かち合える存在になるために。
大御神の生命エネルギーを全身全霊で受けとめて、あらたなる魂として永遠の命を生きるために。
「あらたなる魂として永遠の命を生きるために」――「あらたなる魂として」には、大御神さまが待たれる「新生テラ」への「帰還」と共に、「魂」そのものも「新生」される、いわばリニューアルされるというニュアンスがありますね。
――ねぇ、みなさまは愛の表現について考えてみたことはおありでしょうか。
恋愛とは違いますよ。
人間としての、人としての愛です。
――大げさに表現せずとも、心の内にある温もりは、必ずや相手に伝わってゆくものですよね。
要は、ご自身の中にそうした愛のエネルギー、他人や自然界にあるものに対しての思いやりが育っているかどうか、愛でる心が養われているかどうかが、キーポイントと言えましょう。
――神と一体化する。 内なる神との一体化。
その様なことを私どもはお伝えいたしますが、具体的に申しますと上記の様なことになるかと思っております。
ほんの一部の表現とはなりましょうが。
――みなさまは、どの様に今を過ごされておいででしょう。
今、地球上にある混沌とした流れは、過去にも幾度も人類は経験してきています。
その記憶は、もしかしたら負の想念という形で、皆様の心に刻まれているかもしれません。
そうした負の想いをすべて放出する。 破棄することが必要です。
この新生テラの誕生を機に、大御神さまは、新しい魂にしたいと思われ準備をされてきたことでしょう。
「そうした負の想いをすべて放出する。 破棄することが必要です|この新生テラの誕生を機に、大御神さまは、新しい魂にしたいと思われ準備をされてきたことでしょう」――ここでも「新しい魂」への言及がありますね。その前提として「負の想いをすべて放出する。破棄することが必要」と言われています。これを、具体的にどのように進めるかについては、このすぐ下に引用しましたメッセージも含め、「新生テラ」に向けて各自が自問自答しながら着実に進めていくべき大きな課題と思われます。
――「あなたの心に刻まれた負の想いをわたしに返したら、
わたしが受けとり、消し去り、新たな魂に生まれていくよ」
と伝えて、実践するよう促されて参られましたでしょう。
神の表現者として、愛のエネルギーをまくばって参りましょう。
愛のエネルギーで、この地球にはびこる哀しみの負の想念を明るく希望に満ちた想念へと転換するよう祈りましょう。
――皆様と共に愛のエネルギー磁場が広がり保てるよう祈りを捧ぐ ラント
「この地球にはびこる哀しみの負の想念を明るく希望に満ちた想念へと転換する|愛のエネルギー磁場が広がり保てるよう」――これらは、掴み所がないようなメッセージですが、いずれも「祈り」がキーワードになっていますね。多数がそのようにすれば、大きな力になるでしょう。
◇◇◇
金龍神太子 メッセージ 〔T・U・V〕
〔はじめに(小松)〕
「金龍神太子」という言葉を初めて目にされる方への説明になりますが、元々の聖徳太子は、ご存知のように約1,400年前に逝去されています。それは、魂そのものが役目を終えて「神と合一」されるという極めて珍しいケースでした。
しかし太子は、独立した魂として「地球(テラ、ガイア)」を護る活動を続けたいと強く思われ、その手段として「金龍の身魂(みたま)を取り込み」今日に至っておられます。
その辺の事情や、何かと誤解の多い太子の、前生を含む正当と考えられる生涯については次をご覧ください。
・年頭メッセージ 2021 ― 聖徳太子(金龍)、アダマ、女神たち
〔メッセージ T〕
――大いなる宇宙の歴史の流れの中において、現在ほど宇宙同胞をはじめ、神界の神々、高次元存在の方々が魂が打ち震える喜びの時を迎えていることはかつてなかったことと申せましょう。
――しかしながら、テラに住む人々はおのれの出生の源を忘れ、物質文化の発達と共に他者への思いやりの心を置き去りにして生きることが日常となってしまっている様に思えます。
――大御神さまの進化の中にある我らは、共に進化の道を歩んでおります。
ですが、その一番の大元のエネルギーは愛という波動、そこから発せられる光であるわけです。
その愛の波動が薄れてしまい、この大切な愛する三次元テラが、もう何年も悲鳴をあげ続け今日に至っているのです。
――みなさまの、地球人類の重い波動、いつまでたっても愛に目覚めぬ波動は、修復できぬ状況へと地球をいざないました。
――その状況を打破し、人類の存続、愛する我が子の帰郷を果たし、共に永遠の命を歩むために新生テラを始動させました。
――もうあとはないのですよ。
新生テラが発動されているのです。
――理屈を言うのではなく、他人に責任転嫁するのではなく、おのれに返し、おのれを見つめ、愛のおもいに変えてね、歩みを続けるのです。
〔メッセージ U〕
――令和という時代を迎え、また新たなる領域に突入しているわけでございますが、この時代は神と共に全てがあり、まわっていくという時代に入ったと言えると思います。
これまでの物質的な心のあり方、そこを中心にまわっていたものが、まわらなくなるという時代ですね。
――なぜと申すに宇宙の波動がその様にシフトしたからですね。
根底にあるのは、もちろん大御神さまの進化した愛のエネルギーです。
――それにしても、地上の皆様にあらためて想いを馳せ、かつて人間として生きたことに照らし合わせてみます時、科学文明の発展は大いに驚くべき、感嘆すべきことではありますが、人心というものの成長の度合いが、科学文明の発展に見合っていないように感じられるのです。
「かつて人間として生きたことに照らし合わせてみます時、科学文明の発展は大いに驚くべき、感嘆すべきことではありますが、人心というものの成長の度合いが、科学文明の発展に見合っていないように感じられるのです」――「かつて人間として生きたことに照らし合わせてみます時」これは、近いところでは日本や中国での生涯で実体験された状況と、現時点で観察されている人類の状況とを比べて言っておられますが、まったく的を射たご指摘ではないでしょうか。
――科学文明の発達に伴い、人の心も共に成長をみる、ということが本来は理想であるように思います。
時代は流れに流れ、大きな変遷を経て、平和という時代、調和ある時代に向け言論の自由をうたい謳歌されている。
しかしながら人種差別、貧富の差、民族意識等、数え上げたらきりなきほどの憂うべき思想がはびこっている。
そして、日々生きることが精一杯ゆえにまわりが見えない、そうした現状が見え隠れしているように思えます。
「数え上げたらきりなきほどの憂うべき思想がはびこっている|日々生きることが精一杯ゆえにまわりが見えない」――これらの、健全な社会の根幹にかかわるテーマが、目を向けられることもなく放置されている「憂うべき」この世界の状況を指摘されていますね。
――この度のように地球上をめくるめく大嵐がなぜ起こったのか。
起こらなければならなかったのか。
「この度のように地球上をめくるめく大嵐」――これは例えば、アメリカ南部のテキサス州周辺の各州が襲われた前例のない「大寒波」で、2月15日の朝には総計1億5000万のアメリカ人が「警報」の下に置かれ、380万戸が停電していたことを指しておられるかと思われます。
(More
than 3.8 million homes without power as unprecedented winter storm hits Texas)
――地球は神さまのご肉体であれば、地球上にあるものすべて、形となっているものすべては神さまの愛がこもっているご肉体ですね。
草花ひとつとっても、その辺の石ころもそうですね。
何気なく配されている普段なんとも思わない物も、すべて神さまのご肉体と思ったら、汚したり粗末にしたりできなくなって参ります。
小さなこと、何気ないことですので、そこまで気配りするのかと思われるかもしれません。
でもね、小さな赤子、人間のですよ。そうした物にどうやら目がいくようなのです。
豆粒より小ちゃな小石、砂利といっても良いような小石が宝物のようで、小さな、まだ自由に動かせない様な指で拾って、握りしめて歩いています。
「でもね、小さな赤子、人間のですよ。そうした物にどうやら目がいくようなのです」――ここでは幼児になぞらえて説明されていますが、この濁世(じょくせ)の色に染まっていない純真無垢な彼らは、しっかりと真実を胸に抱いていて、魂が教える通りに行動しているのでしょう。
――観察力を身につけ、視点を変えてゆきますと、少しの散歩にしろ日常茶飯事にしろ、何か今までと違ったことが見えてくるのではないかと思います。
自分がそうしたことに対してどの様に愛情をかけ、どの様な行いをしたら良いかの判断もこれまでと変わって参りましょう。
――宇宙創生主の愛のエネルギーの中で日々生かされているのです。
創生主の愛の御恵みがあり、肉体も維持できるのです。
その万分の一なりと、出合うことに、出会う人々に感謝の心をもって愛の心で接し、あたたかなエネルギーをまくばって参りましょう。
「出合うことに、出会う人々に感謝の心をもって愛の心で接し、あたたかなエネルギーをまくばって参りましょう」――太子は、同じ主旨を冒頭でご紹介しました「年頭メッセージ 2021」でも言っておられます。「まくばって参りましょう」は、「本気で配って参りましょう」というニュアンスと思われます。
〔メッセージ V〕
――私どもも、愛と忍耐をもって長い間、人々と向き合ってきております。
忍耐ということは必要であると感じております。
物事に対して冷静に判断する力、感情をコントロールする力がございませんと、同じ愛の表現も怒りや責め、とがめ、嘆きというように逆の感情として表われてしまうことにもなりかねない。
自分の感情をコントロールするすべを身につけて社会にのぞむことは、とても大切なことと存じます。
「物事に対して冷静に判断する力、感情をコントロールする力がございませんと、同じ愛の表現も怒りや責め、とがめ、嘆きというように逆の感情として表われてしまうことにもなりかねない|自分の感情をコントロールするすべを身につけて社会にのぞむことは、とても大切なことと存じます」――おっしゃる通りですね。「座右の銘」としてポケットノートに書いて、時々確かめるようにしましょう。
――まずは 感謝のおもいを ことたま に乗せて伝えましょう
ありがとう と
このたった ひとことで 笑顔が広がり 愛のエネルギー磁場へと変化する
ありがとう と ことばを発したあなた自身も
ありがとう の ことばと思いを受けたあなたも
ほんのり やさしい気持ちにつつまれる
「感謝のおもいを ことたま に乗せて伝えましょう」――感謝の思いを本心に持っていれば、自然に口をついて出るということでしょう。
【メッセージ原文(全文)】・新生テラへのいざない (24)新しい風に乗って― ラント、金龍神太子
【関連】
・地球人類の現状と前進への課題について―サナンダ、セント・ジャーメイン、クシナダ
[ホーム]
Copyright© 2021 Eisei KOMATSU