HOME/新生への道(The Way for the New Birth)トップハイライト全容

 

 

いま絶対に必要なことは何か―サナンダ・(アセンション時局’15

[201573]

 

 

【目次】

サナンダのメッセージ

【解説】

 

 

先月末に、ひめみこさんが受けられた創造主の新しいメッセージについて連絡を受けましたが、今回のサナンダのメッセージは、その創造主メッセージの直後に発信されたものです。

両メッセージの関連をご理解いただくために、まず創造主メッセージをご覧ください(「完成」へと導く天界からのメッセージ)。

 

いよいよ 世間もさわがしくなって参った
"
ひめみこの詩" で示した様に テラも新生の姿に変わるため
活発に動きが続くであろう
すでに伝えた様に
人類存続に支障のない様 配慮をしておる
驚くことはない

さまざまな変化は必要があってのこと
皆 それぞれの 時所位に応じて わたしの役に立っておる
それは わたしが一番良くわかっておる

わたしが 采配を振るっておる
それを おのれに返してはならぬ
眼にしたこと 耳にしたこと
突然 出くわしたこと
それら すべては わたしのあらわれだと受けとめ
常に これも 主神がなされたこと
このことを通して 自分を養い育てておられると
その様に受けとめる訓練を たゆまず続けることぞ
常におのれを見つめることぞ
感謝の心を培うことぞ

ようやく わたしの計画も 現界という最後の場で
メシヤ降臨とともに 繰り広げることになる

 

ここで創造主は、この世界(地球[テラ]と人類)の現況と私たちが心するべきことの核心を、簡潔な言葉で述べられています。

一方サナンダは、それを受け補完する形で、私たちへのアドバイスを懇切丁寧に伝えてくれています。

 


サナンダのメッセージ

 

親愛なる皆さん、

 

神への無条件の献身がすべての鍵で、全人類への答です。

疑問を抱いたり躊躇したりする人は誰であっても、真実への全てのドアが開かれているこの道筋への支度がまだ整っていません。

 

疑問の数々を土台にして、どうやって認識が得られるでしょうか?

ためらいを土台にして、どうやって神を身近に体験できるでしょうか?

また、疑いを土台にして、どうやって神への信頼が得られるでしょうか?

それは不可能です!

 

よく見られる神への近づき方は、つまり人類の一般的認識に条件づけられたやり方は、常に不足感や失望をもたらすだけです。

自己を無条件に神に捧げられるということは、知性やその他の制約に邪魔させず、人間的な判断や条件づけを克服した状態を常に意味します。

 

神への献身とは、理性的判断が捉えられる範囲を超えたもので、それを理性的判断が捉えることすら望まない状態を意味します。

 

賢明な人は、自分の人間としての器量の限界と狭さを認識しており、それをどう使うかを、それを適切な時期に手放すべきことを知っています。

また彼は、神の認識は、考えられる限りの人間的な体験や見聞を超えたもので、自分自身の現実を見る邪魔になる一切のものを脇へ置くべきことを知っています。

 

真実かつ根本的な認識をものにする最大の障害は、依然として人間が持つ気質で、スピリチュアルなプロセスを理性的判断のレベルで理解することを望み、しかもそれを実際のスピリチュアルなワークを経験する前にすら知っておこうとすることです。

 

神への無条件の献身は、今日では正に「達人の素質」で、真の達人たちだけがそれを持っています。

そのような方々は、その高い意識によって、内心にある「偽りの刷り込み」や妨害物から次第に自らを自由にすることができ、真の神性を我が物にするのです。

 

それは、ゆったりした揺るぎない歩みで、この道を人が光に向かって一貫して的確に歩めば、常に成功によって報われます。

そしてこの道において、神への無条件の献身が「達人の素質」なのです。

 

謙虚と無邪気

 

神性は少しずつ解き放されていくもので、深い内心の確信も次第に明らかになります。

そして飽くことを知らない探求者は、その認識は要求して得られるものではなく、与えられるものだということを知っています。

 

ここで謙虚であることの重みが、そして神の被創造物としての純真と無邪気さが登場します。

それは創造主への憧(あこが)れで、どんな努力を重ねても、その渇望に応えられるのは神だけだと知っている姿勢です。

 

心で考え、意識で感じる

 

どんな開明への過程でも、最初に明晰な思考があり、それに続いて内部から明白な衝動が起こり、次に、その最初の兆候を成長させていくことになります。

それが、突き詰めると「神への無条件の献身」の意味であり要件です。

そしてこの明晰な思考は創造的な性質のもので、「心で考える」ものです。

 

心で考えることは、人がエネルギー的に浄化され、ある程度まで内心の障害物から解放されると、すぐに起こるようになります。

あらゆるものが自然にやって来るとしても、何もしないで自然にやって来るものはありません。

 

この真実を知っておきましょう。というのは、あなた自身の中に基盤が確立されて初めて、神の光を受けられるようになるからです。それは、あなたの日々のワークと、あなた自身の変容に対して常に――無条件に――同意している姿勢によるものです。

そうすればあなたは、神の光を自覚する位置に自分を置くことになり、あなたという存在そのものへ神の光を招き入れ、そこにある浸透性によって、あなたは純正の献身者になることができるでしょう。

 

神の光に触れられた者は誰でも、ますます神の光に憧れるようになり、このような人に対して世俗的な世界は後退し、力を失います。

 

そこにあるものを認識し、心で考え、意識で感じる――これが正道です。

 

すべては神

 

今日において不可欠のことは、神に対して深いレベルの実感を持つようになることです。

そして同様に肝要のことは、「神不在」の思いを決して抱かないこと、「神不在」の言葉を決して発しないこと、そして全ての行為を、あなたの中にある神性との深い調和の基に行うことです。

「すべては神」であり、人間という存在のすべても神です。

この凝縮された変容の好機において、神そして神の愛は、人類にとって最高の力添えなのです。

 

私欲の実現を望み、その過程で神頼みをする者は、彼のエゴを強くする。

神によらず、自分自身を持ち上げる者は、彼の低レベルの本性を強化する。

その行為をこの世界での報酬に向ける者は、それをこの世界から受け取る。

 

愛、光そして恩寵(おんちょう)は、あたかも胎児が子宮の中の羊水に囲まれているように、至るところにあります。

この惑星や、母なる地球に住むすべての「いのち」も、同様に神の恩寵に囲まれています。それは、人類が生活し、行動し、呼吸をする自然条件ですが、この事実を知っている人はほとんどいません。

この事実を認識して、自分のものとして取り込みましょう。そして同程度に、神への繋がりが増えるにつれて、この世界への拘束が減るでしょう。これは、何の努力もなしに完全に自然に起こります。何故なら、神に到達するために何かを諦めなければならないというどんな感興が起こっても、その状態に没頭することになるからです。

 

自己変容を継続する

 

あなた方みずからの変容を妨げようとする者たちに注意しましょう。彼らは、他の出来事に注意を向けさせて、あなた方が、内部のエネルギー的ヒーリングに重点的に取り組むのを妨害するのです。

彼らとの縁を切ったところで、あなたが知る必要があるものは何であれ、あなたにやって来ます。

あなたが体験する必要があるものは何であれ、あなたに与えられ、あなたが認識できるものは何であれ、あなたに伝えられます。

あなたがやるべきことは、その知識や体験や洞察を磁石のように引き付けて、あなたの人生に招き入れるだけです。

それによって、あなたの本質が開花するでしょう。天の光が新たな強度を持って、あなたの心に届くようになるからです。

 

そこでいま、すべてを神の前に広げる心構えができている方には、どんなことでも可能になります。

自分の真実を開示する方は誰でも、天界に入るでしょう。何故なら「創造」は間違いなく、あらゆる世界のあらゆる「いのち」を、いつくしむからです。

 

したがって、そこ天界へ行って「母なる地球」や「創造」と同じように働くことすら可能です。あなたの「達人の素質」を持ち込んで、外見には関係なく。

 

そしていま、母なる地球が逆さまになろうとし、創造の響きが至るところで聴こえる時に、自己を光に捧げ、自己を完全に神の前に広げることが必須要件です。

 

私は皆さんの中にいて、皆さんを指導し、私への切望の気持ちがあふれた個々の人類を導きます。

 

私の屋根の下に皆さんへの保護があり、私の存在が皆さんへのシェルターになります。

そして私の愛によって、光は皆さんに明かされます。

 

信頼することです、親愛なる皆さん、

母なる地球は癒され、この惑星は生まれ変わります。

皆さんの渇望は、応えられます。

 

永遠の愛をもって、

サナンダ

 


【解説】(小松)

このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJKJahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。

 

上の創造主のメッセージでは、特に次が印象に残りました。

――人類存続に支障のない様 配慮をしておる

――さまざまな変化は必要があってのこと

――わたしが 采配を振るっておる

つまり、一見ネガティブの極致のような変化であっても、それは新時代に移行するために必要な「浄化の膿出し」で、すべてを「神業(かみわざ)」として受け止め、そこから教訓を汲み取るようにすることを示唆されているのでしょう。

 

これに関連して、ひめみこさんの問いかけに対する創造主の補足的なメッセージもあります(「大いなる歴史の節」を迎えさせていただくために)。

 

私の側から見ると 私の描いておる すでに天界で成し遂げられておる
理想世界へ移行するテラのエネルギー
そして テラの住人である人々のエネルギーが希薄すぎる
もっとエネルギーが高くならなければならない

(エネルギーを高めるために)
人としての基本的な道を歩むことである
今 現われていることは 私の赦(ゆる)しの結果である
それを受けとめる器量を養うことだ

そして それこそが救いなのだ
表に現われねば 地獄の底のおもいを閉じ込め
永遠にそのおもいに捕われることになる
光が当たり 開放され 白日の元にさらされるからこそ
祈ることもでき わたしにつなぐことができる

このわたしに つなぐことが大切ぞ!

見聞きしたものは それらすべてをわたしに返して欲しい
わたしの名を メシヤを通して唱え
目の当たりにしたことをゆだね 感謝でしめくくるが良い
さすれば それは 赦され 救われたものとみなされ
永遠に光り輝く命として 天国に籍をおくこととなろう

わたしが今まで降ろしたメッセージを よくよく吟味し 読み深め
その意図とするところを拾い出し
おのれの糧として 日々を生きよ

わたしは常に待ち続け
わたしの大切な分霊たちの目覚めを待っておる
忘れぬが良い

 

ここでは、特に次の指摘が印象的です。

――理想世界へ移行するテラのエネルギー
そして テラの住人である人々のエネルギーが希薄すぎる
もっとエネルギーが高くならなければならない

この言葉は非常に強烈ですが、事実はその通りでしょう。

エネルギーのレベル」と「波動(振動数/周波数)のレベル」は完全にリンクしているので、地球(テラ)と人類の波動レベルが上がればエネルギーレベルも上昇することになります。

そのためには地球も人類も、まずは多年にわたって取りつかれてきた「ヤミのエネルギーを振り払う」必要がありますが、それが簡単ではないところに、地球と人類の苦難があります。

地球に関しては、彼女がどんな方法を採るにせよ、その一挙手一投足が人類の営みに強烈な影響を与えることになります。

そして人類社会での「浄化の膿出し」は、間違いなく道半ばか、それ以前でしょう。

これに関しては、〔新生地球の陣痛が始まる―サナンダ〕を、特にその冒頭に書いたことを参考にしてください。

また関連して、次のメッセージが思い起こされます。

――人類や人類社会にとって、とても耐えられないような状況がいくつか起こって初めて、変化への意志の力やエネルギーが築き上がります。エル・モーヤ/無力感を克服し本来の力を取戻すために

 

ここで改めて上にある創造主の補足的なメッセージを読むと、次の箇所が、この先で「浄化の膿出し」が続出する中を歩む人類に対する、深い含意を持っているように思われます。

 

見聞きしたものは それらすべてをわたしに返して欲しい
わたしの名を メシヤを通して唱え
目の当たりにしたことをゆだね 感謝でしめくくるが良い
さすれば それは 赦され 救われたものとみなされ
永遠に光り輝く命として 天国に籍をおくこととなろう

 

 

サナンダのメッセージは一言一句が貴重ですが、人類の多数には特に次です。

――あなた方みずからの変容を妨げようとする者たちに注意しましょう。彼らは、他の出来事に注意を向けさせて、あなた方が、内部のエネルギー的ヒーリングに重点的に取り組むのを妨害するのです。

彼らとの縁を切ったところで、あなたが知る必要があるものは何であれ、あなたにやって来ます。

あなたが体験する必要があるものは何であれ、あなたに与えられ、あなたが認識できるものは何であれ、あなたに伝えられます。

あなたがやるべきことは、その知識や体験や洞察を磁石のように引き付けて、あなたの人生に招き入れるだけです。

それによって、あなたの本質が開花するでしょう。天の光が新たな強度を持って、あなたの心に届くようになるからです。

 

サナンダが上の箇所を今回のメッセージに挿入された真意は、それが人類全体としての目覚めの進度に大きく影響しているという認識をお持ちだからでしょう。

ここにある「変容を妨げようとする者たち」は、一義的には、人類の日常生活で最も大きい接点を持つマスメディアです。

しかしその裏には、カエサルが指摘するような巨大な構造があるはずです(カエサルだから言える――組織的な宣伝活動にはめられて自分を失う現代人/ 続々 アウグストゥス人類の前途を語る)。

 

いずれにしても、「マスメディアとどう付き合うか付き合わないか)」については、すべての個人が完全な選択権を持っています。

上のカエサルのメッセージも参考にして、日常生活の古くからのパターンを抜本的に見直すことをお勧めします。

 

【関連】

新生地球の陣痛が始まる―サナンダ

急加速する「種の絶滅」をどう受け止めるか

創造主は「最後の審判」を宣告された

 

[このページのトップへ戻る]

[トップハイライト全容]

[ホーム]

Copyright© 2015 Eisei KOMATSU