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最後の20分間―サナンダ・(アセンション時局’15)
[2015年7月17日]
【目次】
・最後の20分間
・人類の60億人は
・【解説】
今回のメッセージは、JJK(Jahn
J Kassl)が見た(見させられた)夢の内容について、サナンダが解説する形になっています。
しかしそれは単なる夢の解説ではなく、近未来に地球と人類に起こることの予見と、対処方法を述べたものです。
そして「この世界の最後の日」の描写として、「20分間」と「60億人」をいう衝撃的なキーワードが、初めてここに登場します。
それでは聴いてみましょう。
親愛なる皆さん、
いま、そこここに癒しへの新しい扉が開かれており、それによって皆さんは、いまだに内心に抱き続けている「ハルマゲドン[注]」への恐怖を克服する機会を得ています。
サナンダです
[注]:語源自体は新約聖書にある「ヨハネの黙示録」(その日本語訳)に由来しているが、ここでは「アトランティスの崩壊(大陸そのものの水没)」に代表される過去に地球で起こった大災害(その時の体験)を意味している。
レポート(JJK:Jahn J Kassl):次のような夢が繰り返し現れ、これが三度目になります。
地球が搖動し、巨大な津波が近づき、人々は安全確保に躍起になるが徒労に終わる。――「偉大な出来事」が始まったのです。私自身は時には空中に浮かびますが、また確かな大地を歩きます。
そして会う人毎に、こう言っています――20分以内にすべてが終わり、人類の60億人は死んでいるでしょう。
すると私は、次々と疑いの眼差しを受けることになります。人々は、この地震は一度だけの局地的で短時間で済むものだと考えているようです。
その間にも、家々が倒壊し巨大な津波が容赦なく向かって来るのが見えます。地球の搖動は止まらず、遠くに火や煙が立つのが見えます。
その後、私は家族や親しい友人たちのことを覚えています。
私たちは円陣を組んで座り、お互いの手を取ってマントラを唱えます。――SUREIJA OM ISTHAR OM.
私たちはこれを完全な意識を持ってやり、それによって波動を高く保ち、この出来事に影響されないようにしました。
私はこれが、多くの方が予見された「地軸逆転」と(または)「惑星の完全な改変」に対応するという明白な印象を持っています。(ここで目が覚めて夢が終わりました)
サナンダ:確かにこの夢の映像は、このマトリックスの最後の時間帯に相次いで起こることを示しており、最後の「浄化の膿(うみ)出し」のホログラム映像でもあります。
それは、この世界の改変が終了する前のことで、最後まで大地にとどまる「時の始まりから終わりまでの光の戦士たち」が運び去られる前のことです。
JJKがその場面の上空に浮かぶという事実は、「光」へ復帰する方々は、この出来事に影響されないことを明らかにしています。
何故この夢が繰り返し与えられるのでしょうか?
それは私が、皆さんの注意を、内心に抱いているハルマゲドンへの恐怖を完全に克服することに導くためです。
歴史を通じて世界は何度も大きく変わり、文明は大混乱に巻き込まれてきました。これは、アトランティスの前にも、アトランティスの時代にも、アトランティスの後にも起こったことです。
皆さんは何度も繰り返し、これらの出来事に巻き込まれており、皆さんの人生足跡は、これら非常に衝撃的な経験に曝された社会の中に見られます。この体験が成長の糧になったという側面もありますが。
現時点では、この惑星の完全な改変という前途に来る出来事に鑑みれば、惑星改変に関係する恐怖を、皆さんの細胞の記憶から、あなたという存在そのものから手放すことが必要なのです。
重要なことは、この世界の「最後の20分間」を、あなたが次のようにスタートすることです。――しっかり方向を保ち、恐怖心から「塩の柱[注]」に凝り固まらないようにすること。
[注]:享楽の街ソドムから避難する途中で、ロトの妻が忠告に従わず後ろを振り返ったために塩の柱になってしまったという聖書(創世記)の記述に由来。
上の夢は、何が重要かを明白に示しています。つまり、波動を高く保てば守られるということです。
これを起こすには2つの可能性があります。
1.)完全な沈黙のもとに自分の中心にいて、神とのつながりを保ち続ける。
2.)夢に描かれているように、一緒に集まって神の名を繰り返し唱えながら、必要な波動レベルへ自分を上げる。
したがって重要なことは、人間としての基本波動のレベルで、このベースに立って初めて新世界への移行が実現します。
さもなければ新世界への移行は「お預け」となるに違いなく、下降していく世界で今生の終わりを迎えるという別の体験をする結果となるでしょう。
その意味は、明白に示される人間としての基本波動がアセンションへの実際の鍵であり、「Xデー」に単にマントラを唱えたり、すべてが変わる最後の時間帯に単に神の名を唱え続けたりするだけでは不十分なのです。
最後の20分間
これは「二元性」つまり両極性が働きを止め、一つの世界全体が全ての「いのち」の輪(わ)へ(原点へ)戻ること、つまり神の愛の非極性の世界へ、そして多次元宇宙からの光の中へ戻ることを意味します。
また20分間は、この変化が如何に短時間に達成されるかを示しています。
多くの人は夜に就寝して別世界の異なる身体で目覚め、多くの人は広野の中で「塩の柱」に凝り固まり、また多くの人は夢かうつつかの境界をさ迷うでしょう。その間に別の世界がこの世界を覆い、皆さんがご存知のこの世界は存在を止めるでしょう――正に一瞬で。
親愛なる神の子供たち、
親愛なる光の兄弟姉妹たち、
存在の全てである「一つのもの」の兄弟姉妹たち!
日々の努めによって基本波動を高め続け、あなた自身を準備させよう。
どうやって?――あなた自身を浄化させるワークによって。
したがって私は皆さんに、光への新しいレベルの結び付きを目指すよう求めます。
この意味は、いまだに皆さんの中に存在する障害物に、新たな注意を払って直面することです。
一つの世界の崩壊につながる皆さんの恐怖に関しては、深い瞑想に入り込むこと、また内心で未だに生きているそれらの恐れを浄化するように、スピリチュアルな光の領域に依頼することをお勧めします。
それらの恐れから完全に自由になったと確信できるまで、これを続けることです。
恐れはあらゆる進化を妨げ、何が現実かを識別する眼を常に曇らせます。
勇気と新たな強さを持ち、断固として神の光によって自分自身を調べましょう。
まだ浄化するべきものが多くあるはずで、もう十分とは、やるべきことや認識するべきことが、まだ沢山あるということです。
あなた自身のヒーリングの仕事を時期尚早に止めないこと、また自分が開明したとか解脱したとかを時期尚早に宣言しないことです。
浄化の次の局面は、かつてない強度を必要とします。――何故なら、あらゆるものに光が当てられることになり、人が心の奥底から差し出す用意ができている全てが含まれるからです。
これには、あなたの勇気を必要とし、私心のない観察者のように、自分自身に直面する能力を必要とするからです。
自我からの執着を手放そう!
自我は常に、あなたを深淵へ引き込み、
自分の本質は常に、あなたを上昇させ光へ導く。
さあ始めましょう!――自分自身を「非極性の神性を持つ自分の本質」と同一視し、あなたのエゴが造った自己のプログラミングを廃棄することを、それを、いま日に日に高まる波動として降り注いでいる光の中へ解き放つのです。
そうすれば全てが正しく行われ、あなたは、この地球の「最後の20分間」に十分に同調され、最適に準備されることになります。
人類の60億人は
JJK:人類の60億人は死ぬのですか?
サナンダ:この「概算見積り」の意味は、これだけ多くの人類が、多次元宇宙の5次元へのアセンションに参画することができず、今もなお低波動世界での更なる体験を、満足するまで求めるだろうということです。
誰も死にはしません。すべてのものが別の形に変容するだけです。何故なら、真実はこうだからです:
この世界は、あらゆる局面において更新され、いくつかの新しい世界が展開しますが、それは、この世界の古いエネルギーも引き取ります。それによって、いま直ちには自覚するつもりがなかった人々でも、いつかはそうするでしょう。
すべてのもの、すべての人が気に掛けられます。心配は要りません。この惑星での変容の出来事が計り知れない力を持つとしても、あらゆることが常に神の配慮の下で起こります。
そして、神を認めない者たちも気に掛けられ、またヤミに身を投じた者たちも、これらの出来事を通じて成長し新たな洞察を得るでしょう。
あなた自身の完成だけを気遣うようにしましょう。
まだ時間はあり、この先でも人類は「光の覆い」を受けとることが出来ます。
何故なら実際に、神の恩寵は全ての日の最後の日まで働くからです。
あなた方の中にいる
サナンダ
◆〔続・最後の20分間―サナンダ〕へ続く
このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJK:Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
激動に備える
サナンダは今回のメッセージで、特に「人間としての基本波動」が鍵になることを強調されています。
――したがって重要なことは、人間としての基本波動のレベルで、このベースに立って初めて新世界への移行が実現します。
さもなければ新世界への移行は「お預け」となるに違いなく、下降していく世界で今生の終わりを迎えるという別の体験をする結果となるでしょう。
その意味は、明白に示される人間としての基本波動がアセンションへの実際の鍵であり、「Xデー」に単にマントラを唱えたり、すべてが変わる最後の時間帯に単に神の名を唱え続けたりするだけでは不十分なのです。
また同時に、私たちの過去生の体験を通じて心の奥底に根強く残っているに違いない「ハルマゲドンへの恐怖」を、完全に克服することの重要性を指摘されています。
――歴史を通じて世界は何度も大きく変わり、文明は大混乱に巻き込まれてきました。これは、アトランティスの前にも、アトランティスの時代にも、アトランティスの後にも起こったことです。
皆さんは何度も繰り返し、これらの出来事に巻き込まれており、皆さんの人生足跡は、これら非常に衝撃的な経験に曝された社会の中に見られます。この体験が成長の糧になったという側面もありますが。
現時点では、この惑星の完全な改変という前途に来る出来事に鑑みれば、惑星改変に関係する恐怖を、皆さんの細胞の記憶から、あなたという存在そのものから手放すことが必要なのです。
そこで、具体的にどうすればいいかについては、今回にメッセージでも随所に述べられていますが、ここでは少し前のコルネリアのメッセージを改めてご紹介します。
――人々がパニックに陥る時がやって来て、もしあなたが内なる声を聴く能力を磨いていなければ、どの方向に進めばいいかが分からなくなるでしょう。
あなたの高次の心に従うようになるには、それなりの訓練と献身を必要とします。パニック状態では、とてもこれはできないでしょう。
ここで強調したいのは、一日の幾分かを割いて、あなたの思いをスピリチュアルな進路の追求に振り向けることが、絶対に必要だということです。
それは、あなたが何処にいるとしても、祈りや瞑想をし、悟りへ向かうあなた独自の内的進路に専念するなどの方法で実践できるでしょう。
――あなたのスピリチュアルなルーツから離れないようにしましょう。
スピリチュアルなルーツが見付からないなら、瞑想しましょう。それは、自然を賛美しながら森の中を歩くことでもいいでしょう。
どんな方法によってでも、感情を鎮めるようにしましょう。
(コルネリアが語る人類の前途/続々 アウグストゥス人類の前途を語る)
また上のメッセージでサナンダが示唆されている「神とのつながりを保ち続ける」ことについて、次を参考にしてください。
〔◎ 祈り ◎ 理想世界の実現へ向けて / 光り輝く世界の記憶〕
地軸逆転または惑星の完全な改変
サナンダの以前のメッセージに、次のような言及がありました。
――まるで世界全体が中心から外れ、バランスを崩しているように見えるでしょうが、この外見は皆さんを裏切るものではありません。
何故なら実際に、この地球が多次元宇宙の新たな位置に置かれ、そこに自ら投錨(とうびょう)することができる前に、地球は、現存する諸構造に彼女を縛りつけてきた全ての鎖から、解放される必要があるからです。
――そしていま、母なる地球が逆さまになろうとし、創造の響きが至るところで聴こえる時に、自己を光に捧げ、自己を完全に神の前に広げることが必須要件です。
そして今回のメッセージでは、JJKの次のレポートをサナンダは肯定されています。
――JJK:私はこれが、多くの方が予見された「地軸逆転」と(または)「惑星の完全な改変」に対応するという明白な印象を持っています。
――サナンダ:確かにこの夢の映像は、このマトリックスの最後の時間帯に相次いで起こることを示しており、最後の「浄化の膿(うみ)出し」のホログラム映像でもあります。
それは、この世界の改変が終了する前のことで、最後まで大地にとどまる「時の始まりから終わりまでの光の戦士たち」が運び去られる前のことです。
これが「最後の時間帯」に起こるということは、「最後の20分間」に起こるということでしょう。
レポートにあるようにJJKが、まだ地上に留まっている人々に呼びかけを行った時点では、明らかに「地軸逆転」は始まっていません。
その後の20分間で「地軸が逆転」するとすれば、それが「地球の物理学」から見て、如何に衝撃的なことになるかは簡単に計算できます。
〔地球の平均半径=6,371km〕×2π=約40,000km=地球の外周
40,000÷2=20,000km=地表の半周距離
20,000km÷20分=1,000km/分=20分で地表が半周する速度
=地表のものが受ける風速(16,666m/秒)
【参考】:2013年台風30号(895hp)がフィリピンに上陸した際の最大風速87.5m/秒、最大瞬間風速105m/秒:(木造家屋がほとんど崩壊し電柱が倒れ、送電線の鉄塔が曲がるような強風で、史上最強クラスの台風)
・1934年室戸台風(911hp)の室戸岬測候所で計測された最大瞬間風速値約63m/秒(日本の建築物耐風設計の参考とされた)
ご覧のように桁違いの話で、比較対象の意味がないほどです。しかしこうでもしないと、「惑星地球の完全な浄化」は出来ないだろうとは想像できます。
実際には「神ワザ」として行われることだから、このようになるかどうかは分かりません。
また仮にこれに近いことが起こるとしても、(意識を持って)これを体験する人は一人もいないでしょう。
天の浮揚光線
上と対になる出来事として、別次元のものである「輸送技術」が使われるようです。
以前のメッセージでこう述べられています。
――私たちは「輸送技術」を持っていますが、それは間違いなく他の世界からのもので、この世界とは波動が違っており特別の機能を持つものです。
現在の地球の最後の時間帯で「天の浮揚光線」が至る所に、つまり、この地球のすべての場所に現れるでしょう。
それは、人類の誰ひとりとして忘れられることはなく、多くの人類が自分の選択について最後のチャンスを持てるようにするためです。
これについて今回のメッセージでは次のように簡単に触れられているだけですが、これが決して絵空事でないことは、宇宙同胞との遭遇体験者たちの、「UFOへの上昇体験」についての詳細なレポートによって分かります。別の機会にご紹介したいと思います。
――それは、この世界の改変が終了する前のことで、最後まで大地にとどまる「時の始まりから終わりまでの光の戦士たち」が運び去られる前のことです。
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