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天の保護が一方では強化され他方では取り外された―ババジとの対話・(アセンション時局’15

[20151021]

 

 

【目次】

ババジとの対話

【解説】

 

これまでババジBabaji)をご存知なかった方には、最初に〔解放への行動―ババジ〕を一読されるようお勧めします。

 


ババジとの対話

 

JJK: 破壊の映像が、いつまでも心の奥底に残っています。

私たちが出版した本「エリヤの預言」によって気付きを得た、エリヤのメッセージが気になっているのです。

これらは「預言的な」メッセージで、この世界の崩壊に言及しており、今だに少し「落ち込んで」しまいます。

ウイーンの中心部を歩くとき、まるでキャラバンのようにのろのろと市内を横切っている人々の目を覗き込みます。

すると完全に誰一人として、現に高まってきており一部の光の戦士たちがそれに備えている出来事に対して、これっぽちも知らないように見えます。

 

ババジ: 私はいつでも、あなたと一緒で人類の中にいます。

この世界の浄化を避けることはできませんが、神に献身し神を人生の頂点に置く方々は、浄化の洗礼を受けることはありません。これが物事の本筋で、いつの時代でも変わることはありませんでした。

あなたの感情的、心的または精神的な本質への「刷り込み」は今後も起こり、それによってあなたは起こってくる出来事を正確に描写することができるのです。

 

そこで私は、今これを宣言します。

個々の国家や各個人に対する予防措置は完了しました。

それと同様に、個々の国家や各個人に対する最後の保護網は取り去られました。

 

これが起こるのは、各個人や個々の国家が神の元へ帰還する道を見出すまで、必要な体験をすることが出来るようにするためです。

多くの人々が、天の「しるし」や過去数十年に起こった兆候を理解せず、「警告」を無視してきました。

彼らは、自分の内部に入り来し方を省みる代わりに、傲慢を常道とするようになり、人類は自分たちを神の上に置くようになりました。

 

多くの人々にとって、聖典の予言が現実のものになり始めています。

それから引き続き除外されるのは、時代の兆候をどう解釈するかを知り、それに適切に対応してきた少数の神への献身者たちだけです。

 

神はこの世界へ戻ってきており、この世界を持ち上げます。

 

それでも多くの人類はいまだに、この世界への神の臨在に気づいていません。

したがって、新しい道理が提示され、新しいドラマが打ち出され、運命の思わぬ展開が創られて、人類が引き返して光への道に戻ることが出来るようにするのです。

 

これらの癒しは、来たるべき大変動に先行します。

それはあたかも、外の世界の出来事が個人の内心の目覚めに貢献した、人類のあの原初の日々のようでしょう。

この世界を覆うヤミは終末を迎える定めにあり、それはヤミに献身する人々も同じです。

惑星地球は光によって統治されることになっており、それについて何の感興も持っていない人々にとっても、そうなります。

新しい地球への入場を決めるのは「愛」であり、愛の欠如した行為によってカルマの網を編み続ける人々は、大きな教訓を体験し、彼ら自身の鏡像を見ることになるでしょう。

外部の出来事のすべては、人間精神の鏡像なのです。

 

動乱の種を播く者は戦争の報いを受け、憎しみを撒き散らす者は憎しみの逆襲を受け、ヤミに仕える者は彼の主人とこの時代の奴隷であり続けます。

 

大変動は浄化されていない人類が引き起こすもので、それは不可避です。

何故なら、人類の心の中で依然として活発に働いている破壊的エネルギーは、表に現れた上で浄化されることになっているからです。

これについて、神の審判は何もありません。

あるのは各人類の自己決定だけで、光かヤミか、平和か戦争か――それらの決断に従って、この世界の終末が解き放たれ、光が支配する新しい日々が始まります。

 

JJK: 時代認識をまったく持たない人々に、希望はないのですか?

 

ババジ: この時代の現時点でこのレベルに対して「希望」だけでは言い尽くせないものがあります。

何が働きどうなるか、すべては神の恩寵。あらゆる人が究極的には神の恩寵に値する――向きを変え、元に戻って、神の元へ帰還する――そのように神の恩寵の光は働くのです。

 

私は皆さんの中にいます。

 

私を求め、神への憧憬と共に心を完成させよう――これは私の言葉。

それが、あなたの本質となるように。

 

永遠に皆さんを愛する

ババジ

 


【解説】(小松)

このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJKJahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。

 

上の対話の冒頭でJJKが言及しているエリヤは、旧約聖書の登場人物「預言者エリヤ」と同一人物ですが、ここでいう「エリヤの預言」は旧約時代のものではなく、正に現代のものです。

そして膨大な内容を持つ旧約聖書の最末尾にある次の言葉は、私たちが生きている現代にエリヤが登場して、「預言的メッセージ」を授けてくれることを既に「預言」しているようにみえます。

したがって、ここにある「大いなる恐るべき主の日」は、今回のババジの言葉にもある「来たるべき大変動」を指しているとみられます。

 

――見よ、わたしは

大いなる恐るべき主の日が来る前に

預言者エリヤをあなたたちに遣わす。

彼は父の心を子に

子の心を父に向けさせる。

わたしが来て、破滅をもって

この地を撃つことがないように。

マラキ書 3.23-24:新共同訳)

 

ちなみに、エリヤの人となりや使命については次を参考にしてください。

http://www.kingdomfellowship.com/Characters/Elijah.html

 

さて今回の、ババジのメッセージのハイライトは次でしょう。

――そこで私は、今これを宣言します。

個々の国家や各個人に対する予防措置は完了しました。

それと同様に、個々の国家や各個人に対する最後の保護網は取り去られました。

 

これが起こるのは、各個人や個々の国家が神の元へ帰還する道を見出すまで、必要な体験をすることが出来るようにするためです。

多くの人々が、天の「しるし」や過去数十年に起こった兆候を理解せず、「警告」を無視してきました。

彼らは、自分の内部に入り来し方を省みる代わりに、傲慢を常道とするようになり、人類は自分たちを神の上に置くようになりました。

 

ここにある「これが起こるのは」という言葉は、そのすぐ上にある「個々の国家や各個人に対する最後の保護網は取り去られました」を言っています。

そしてこれは、次のメッセージに対応しています。

――大変動は浄化されていない人類が引き起こすもので、それは不可避です。

何故なら、人類の心の中で依然として活発に働いている破壊的エネルギーは、表に現れた上で浄化されることになっているからです。

――この時代の現時点でこのレベルに対して「希望」だけでは言い尽くせないものがあります。

何が働きどうなるか、すべては神の恩寵。あらゆる人が究極的には神の恩寵に値する――向きを変え、元に戻って、神の元へ帰還する――そのように神の恩寵の光は働くのです。

 

つまり、すべての魂が神の分身として究極的には神の元へ帰還する定めになっており、その長大なプロセスの過程で、それぞれにとって必要な体験が創られ自分で選び取る――その試行錯誤を通じて学びながら転生を繰り返し、誰もが結局は「大いなる気づき」を得て「帰還のルート」に乗る。

そこに「希望」があり、「神の恩寵」の働きがあることを指摘しています。

 

続・天の保護が一方では強化され他方では取り外された―ババジとの対話〕へ続く

 

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