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すべてを神に委ねる時―ババジ・(アセンション時局’15)
[2015年12月15日]
【目次】
・【解説】
このメッセージでババジは、これまでも様々な形で伝えられてきたことを改めて強調されています。
その理由は、私たちが「疾風怒濤の時期に近づいている」ので、それに対して「十分の準備」をする「正に潮時が今なのです」という展望をお持ちだからと思われます。
そしてこのような視点を与えてくれています。
――あなたがこの難局を無傷で克服するために、神を求め完全に「彼」に自分自身を委ねることが必要です。
あなたを誰が識っているでしょうか? 神です。
あなたを誰が親身に思っているでしょうか? 神です。
いつもあなたの人生に付き添っているのは誰でしょうか?
神です。
この世界の事実を正しく捉え、そこにあるものを詳しく調べ、どんな幻想からも解放されるようになろう。
ババジです。
私に問いかけてください、待っています。
あなたがもし防護を求めていらっしゃるなら、私と一緒にそれを見つけられるでしょう。
今回の短いメッセージで、皆さんに留意してほしいことこれです。
1)私たちは疾風怒濤の時期に近づいているので、それに対して皆さんは十分の準備をする必要があります。
どのように? あなたの人生を完全に神の手に委ねることによって。
2)地球は完全に変化し、積み重なった石がすべて吹き飛ばされるような具合になるでしょう。
この意味は、人類の誰にとっても、新たな状況とそれらを引き起こす出来事に対して、自分自身を適応させる必要があるということです。
どのように? 神の助力と神の保護の下に。
このメッセージで私は、あなたが自分自身を完全に神の屋根の下に置き、人生を完全に神の手に委ねることを呼びかけます。
その正に潮時が今なのです。
あまりにも多くの人類が、そうすることを怠ってきました。
それは彼らが、こういう見解に立っているからです。
セルフエンパワーメントつまり自分が本来持っている力をものにすることは、神の臨在を除外することであって、それを含めることではない、という。
実際にはセルフエンパワーメントとは、神と一体である自己に気づいた方々のことです。
何故なら、神とセルフエンパワーメントを達成した人とは「一つ」だからです。
セルフエンパワーメント
個々の人間は独立した存在で、何事も自分自身の裁量に任されている――これは完全な誤解です。
この道を進むと失望に出会うだけで、開明への光に満ちた道に背を向けることになります。
あなたの本質と神とは一体です!
あなたの光と神の光とは「一つ」で、あなたの愛と神の愛とは「一つ」です。
あなたの力は神から与えられ、セルフエンパワーメントはそのための通過儀礼です。
そもそもセルフエンパワーメントが、神不在の要件として説明されたことは決してありません。何故ななら、あなた自身が神の側面を持っているからです。
神を除けば、あなたは無に等しく、すべては無です。
神と共に、神を通じて、すべてのものが「いのち」に目覚め、あなたの「いのち」が光を受けます。
セルフエンパワーメントの意味は、神と一体である自己を体験することです。
その状態では神との離別は解除され、人は目覚めて自己の神からの起源に気づいています。
これが本来の道であり、持つべき認識なのです。
今の神不在の世界は、セルフエンパワーメントされた人類を必要としており、それは神への敬愛と地球への奉仕を身に付けた人々のことです。
これを、完全な献身により力を込めて行うべきで、その他に行うべきことは何もありません。
「時の始まりから終わりまでの光の戦士たち」は、時に「天」から見捨てられたように感じることがあるようですが、実は、まだ残っている誤った思考パターンや不適切な癒しへの期待などを払拭(ふっしょく)して、完全に神と関わりを持つことが求められています。
セルフエンパワーメントへの誤った認識は、人が持つエゴを強めることになります。
一方、正しく適用されたセルフエンパワーメントは、神とのきずなを強め、魂を養育し、神との一体性が体験されることになります。
それによって、「新しい人類」が生まれ、黄金時代への道が開かれるのです。
あなたがこの難局を無傷で克服するために、神を求め完全に「彼」に自分自身を委ねることが必要です。
あなたを誰が識っているでしょうか? 神です。
あなたを誰が親身に思っているでしょうか?
神です。
いつもあなたの人生に付き添っているのは誰でしょうか? 神です。
それに基づいて行動し、それに応じて自分自身を方向づけし、あなたの神聖な行路の全てにわたる包括的な防護を楽しむようにしましょう。
神を選び心に神を抱く者には、すべての危険は禁止され、どんな侵害でも無毒にされます。
あなたが一人で放置されることは決してありません!
神への深く恒久的な信頼の確立に向けて、あなた自身を力づけましょう。
そして不老不死への通過儀礼に備えましょう。
この真理をよく考え、それに応じて行動するように。
永遠に皆さんを愛する
ババジ
このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJK:Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
以下では、今回のメッセージと同じ趣旨のことが、創造主自身を含め、高次元のマスターたちからどのように伝えられてきたかを振り返ってみます。
最初はサナンダのメッセージです。
――神への無条件の献身がすべての鍵で、全人類への答です。
疑問を抱いたり躊躇したりする人は誰であっても、真実への全てのドアが開かれているこの道筋への支度がまだ整っていません。
疑問の数々を土台にして、どうやって認識が得られるでしょうか?
ためらいを土台にして、どうやって神を身近に体験できるでしょうか?
また、疑いを土台にして、どうやって神への信頼が得られるでしょうか?
それは不可能です!
よく見られる神への近づき方は、つまり人類の一般的認識に条件づけられたやり方は、常に不足感や失望をもたらすだけです。
自己を無条件に神に捧げられるということは、知性やその他の制約に邪魔させず、人間的な判断や条件づけを克服した状態を常に意味します。
神への献身とは、理性的判断が捉えられる範囲を超えたもので、それを理性的判断が捉えることすら望まない状態を意味します。
――今日において不可欠のことは、神に対して深いレベルの実感を持つようになることです。
そして同様に肝要のことは、「神不在」の思いを決して抱かないこと、「神不在」の言葉を決して発しないこと、そして全ての行為を、あなたの中にある神性との深い調和の基に行うことです。
「すべては神」であり、人間という存在のすべても神です。
この凝縮された変容の好機において、神そして神の愛は、人類にとって最高の力添えなのです。
(いま絶対に必要なことは何か―サナンダ 2015.07)
次はモーセのメッセージです。
――今日、偉大な癒しが起こるこの時代に、皆さんは神への無条件の献身がなじみ深いものになるでしょう。
多様な形で何度も繰り返される、この要請、このメッセージには何が含まれているでしょうか?
無条件の意味は、期待を持たず、意見を持たず、物事はこうであるべきだなどの予断を持たないことです。
献身とは、自分自身を完全にプロセス任せ、全一であること、全一を目指すことです。
そこで、神への無条件の献身の意味は、自分という存在のすべてを神に任せること、そして人生のあらゆる節目で起こる、どんな結果に対しても安らかでいられることです。何故なら、すべてのものは、そのままで良きものだと意識は知っているからです。
――今日では一部の人類が、神へ帰還する壮大な旅の、正にこの時点に自分が立っていることに気づいており、その数は日増しに増えています。
その結果として、神と神との関係が新たな重要性を持つようになっています。
神への結びつきが再確立され、ますます多くの人類が神の愛との一体性を体験しています。
これは、時間が消滅する時点、つまり人類の真の覚醒に向けての最短経路です。
(永遠の生への秘訣―モーセ 2015.09)
次の創造主のメッセージは、21パラグラフから成るメッセージについて、パラグラフごとに解説したものの一部です。
――R 「私は主神の子です!私をその御手の中に迎えてください
あなたが差し延べられた御手につかまり
私につながる全人類 その両親 先祖をはじめ
万物と共に新しく生まれたいのです」
――S その様に申し出るが良い
そして 私のあとをついてくるが良い
可愛い いとしい 私の子らよ
なげき 悲しまずとも 私はいっときも そなた達を忘れたことはない
そなた達が私を忘れておるだけだ
(私は我が子たちの目覚めと帰還を待っている―創造主 2015.11)
(このメッセージの全文は〔こちら〕にあります)
次はババジのメッセージです。
――そこで、この時点で必要なことは、自分自身を完全に神の腕の中に、神の恩寵に委ねることです。
この瞬間が到来したということは、今こそそうするべき時が来たということです。
――神に不可能はありません、どれだけ人類がそれを忘れているとしても、です。
そのことを、あなたに大事が投げかけられているこの重大な時期に、しっかり覚えておきましょう。
(歓喜の意識がアセンションに通じる―ババジ 2015.11)
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