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原点に戻る時は今です!―ババジ・(アセンション時局’16)
[2016年3月26日]
【目次】
・【解説】
今回のメッセージは、このタイミングで人類に対して高次元からのメッセージを伝える必要性について、人類の現状を踏まえた「神(創造主)の本意」を紹介する箇所から始まっています。次のように。
未曾有の大変動が続いており、神は皆さんへのこのメッセージを、これまで以上に緊急のものとして指図されています。
――手遅れになる前に目を覚まし、最後の機会が過ぎる前に立ち上がることだ、そして厚くて貫けない新しい霧がこの地球を覆う前に、光への道に移りそれを歩み続けることだ。
そしてババジは冒頭で、人類の(嘆かわしい)現状を次のように指摘しています。
――原点に戻る機会は使われることなく失効し、アセンションへの可能性は無視され、人々の営みは善も悪も存在しないかのように続いていく。――そして人類は、つかの間の気晴らしを求め続ける・・・。
この人類は、卑しむべき神々を崇拝しつつ、有限世界の奈落へ向かう。
死ぬ運命を当然のこととして信奉し、不死で永遠の「唯一の神」は否定されファンタジーの世界へ追いやられる。
ここにある「卑しむべき神々」は象徴的な表現で、実際にはこの世界に蔓延している「拝金主義」を、そして背後にある、人々の「物的欲望」を限りなく肥大化させ「金回り(つまり経済規模)」をどこまでも拡大することを中核の政策課題とする、大多数の国々の社会・経済運営システムを指しているとみられます。
そして大半の人々が、「この時代の重大性」に気づくことなく「つかの間の気晴らしを求め続ける・・・」
今回のメッセージは、大きく2つのテーマから成っています。
その一つは、タイトルになっている「原点に戻る」こと。
もう一つは、副題ともいうべき位置づけになっている「光からの闘争プラン」です。
それぞれについて【解説】で補足しますが、まずは本文をご覧ください。
光からの闘争プラン―光の戦士はこう戦う
唯一の神からやってきた親愛なる皆さん!
未曾有の大変動が続いており、神は皆さんへのこのメッセージを、これまで以上に緊急のものとして指図されています。
――手遅れになる前に目を覚まし、最後の機会が過ぎる前に立ち上がることだ、そして厚くて貫けない新しい霧がこの地球を覆う前に、光への道に移りそれを歩み続けることだ。
ババジです
原点に戻る機会は使われることなく失効し、アセンションへの可能性は無視され、人々の営みは善も悪も存在しないかのように続いていく。――そして人類は、つかの間の気晴らしを求め続ける・・・。
この人類は、卑しむべき神々を崇拝しつつ、有限世界の奈落へ向かう。
死ぬ運命を当然のこととして信奉し、不死で永遠の「唯一の神」は否定されファンタジーの世界へ追いやられる。
原点に戻る時は今です。明日では遅すぎます!
原点に戻る意味は、
これまでの進路を離れ、古い行動様式に疑問を呈し、習慣を手放し、誤りを認識し、そして悟りが得られるまで、その実現に向けてひたすら歩み続けることです。
また原点に戻る意味は、完全な心からの献身と完全な肉体的・心的・感情的強度を持って、光に満ちた現実に向けて歩み、そのためにヤミの世界から根本的に決別することです。
したがって、無気力を克服することは必須です。何故なら今日では無気力は毒のようなもので、光の光跡をぼやけさせ、徐々に人類から生命力を失わせるからです。
習慣的な怠惰によって、好ましい意図や具現化へのデリケートな苗木は、成長する前に壊されるか窒息状態にされるでしょう。
光の戦士たちが「この世界の最後の戦い」に勝利できるためには、立ち上がる必要があります。
皆さんは、この世界を超えた不可視世界が持つ特質によって武装しており、勇気と適切な用具によっても武装しています。それらは、この世界に待機しており、皆さんは課された戦いに取組み、それを遂行することができます。
この「光からの闘争プラン」は、皆さんに新しい勇気を与え、これまで「戦い」や「勝利」を語るとすぐに皆さんの意気を挫(くじ)いてきた、古い自己イメージを取除いてくれるでしょう。
改めて暴力と非暴力を直視して、それらはコインの両面に過ぎないと見抜く時です。
どうやって「ゴルディアスの結び目」が、アレクサンドロス大王[注]によって解かれたのでしょうか? それは剣によってです。
どうやったら、皆さんが持つ強さを萎(な)えさせ、大きく加害しているエネルギー構造を解除することができるでしょうか? それは「光の剣」によってです。
しかし人類の多くは、それを敬遠して、うまく使おうとしません。
「非暴力」は、多くの場合「暴力」の別の形です。
[注]アレクサンドロス大王(3世、位359BC-336BC):ギリシアのポリスを実効支配するようになったマケドニア王で父のフィリッポス2世が貴族に殺された後を継ぎ、忠実な貴族を中心に支配体制を固める一方で、東方のペルシア帝国への遠征に着手した。彼は父王の影響でアリストテレスの哲学などギリシア文明にも親しんでいたが特に優れた軍事指揮者で、その最大版図は、現在のマケドニア+ギリシア北部、アラビア半島を除く中東のほぼ全域、さらにアフガニスタン、パキスタンのインダス川以西およびエジプトに及んだが、熱病のため33歳で急逝し大帝国も崩壊した。
ちなみに「ゴルディアスの結び目」は、それまで数百年間、誰も解くことができなかった牛車を繋いだ丈夫な結び目を、その遠征地に来た大王が剣を使って「一刀両断して解いた」とされる故事による。
ひとくちに暴力と言っても、その形は一様ではないことを認識して、あなたが激しく決然と現れるべき場面を自覚しておくべきです。
それは決して、あなたが自己を責めることではなく、状況に応じて採るべき行為を検討することです。何が正当で必要なのか、かつ決定的なことなのかどうかを。
今日、人類はこの意味での識別力を失っています。
思い起こしてほしいことは、可視のレベルで「ゴルディアスの結び目」を解くことは、斬新で既存の枠にとらわれない方法によってのみ可能だということ。
そしてまた、3次元を超えたレベルでは、あなたが最悪の事態から身をかわすことは「光の剣」によってのみ可能だということです。
人類の血液は凍りついて、生気のない水と同様になっています!
したがって皆さんの多くは、勇敢に戦いに立ち向かい「すべての戦いの最後の戦い」を担う強さを失っています。
皆さんが光の戦士と呼ばれるのは、すべての特質とそれに与えられた手段において、実際にそうだからです!
その意味を覚えておいてください。何故なら、巨悪の足元からは、カーペットをゆっくり引くべきでなく、急激に引いて終わりにするべきだからです。
考慮するべきことはこれです。
二極性が存在する限り、暴力も存在します。
そして憎悪と愛とは、二つの異なる波動域に存在しており、一つのコインの同等の二つの側面を現すものではありません。
その意味は、憎悪は絶滅させるべきで、よくても変容させるべきだということです。
皆さんは選択権を持っています。憎悪か愛かを――いまこの場で選んでください。
私は皆さんの中にいます。
暴力の種を播く者は、自分が暴力を刈り取ることになる・・・
そして皆さんは、健全な愛の種を生み出してきたのに、今日では至る所で暴力に直面する?
その理由は、皆さんは使命を持っており、それがこの時代へ導いたのだから、利用できるあらゆる手段によって、勇気と知恵と力を動員し、断固としてそれを遂行するべきだということです。
この人類は、その名に値する光の戦士を、つまり、最も暗黒の時代に彼らの神聖な使命を遂行し、その輝く光でヤミを照らす方々を、必要としています。
暴力に決然と対処し、しかも愛の波動を維持する者は誰でも、問題を解決することができ、新たなカルマを自分に引き寄せることはありません。
悪を、ヤミを、また自己の暗黒面を遠ざけ、新世界への移行へ自分自身を準備させましょう。
そして、この世界での自分の使命を「すべての日の最後の日」まで全うするのです。
いつでも主が中に入れるよう、常に自分の内部を清浄に保ちましょう!
あらゆる低波動の力が、あなたの領域に入らないようにし、この人生で一切のヤミに近寄らないようにしましょう。
それでも、あなたの人生に悪が攻め込んできたら、一瞬も躊躇せず決然と行動し、あなたを駄目にしようとする者を粉砕しましょう。
地球がアセンションし、人類が光の中へのアセンションを達成するまで、この精神で行動してください。
「最高の方が人生の舞台に現れると、船は出航する・・・」
神の愛にあふれる大洋の中に入るために。
私は皆さんの中にいます
ババジ
このメッセージはオーストリア人のヤーン(JJK:Jahn J Kassl)が受けたもので、原文のドイツ語から英訳されたページが〔こちら〕にあります。
◆原点に戻る
ここでの「原点に戻る」の意味には、次のような意味合いを込めているとみられます。
@魂の源へ帰還する(それを唯一最大の人生目標とする)、Aアトランティスへの(そこで人類が実現していた精神文明のレベルへの)回帰、B進化した宇宙文明で当然のこととして実現し共有されている、人間の本来の在り方の実現(『アセンションものがたり』参照)、C冒頭にある「神(創造主)の本意」に応える道を進むこと。
おわかりのように、以上は実質的に同じことを指しています。
そしてババジは「原点に戻る」ために行うべきことを、人類の現状を踏まえて具体的に教えてくれています。
――これまでの進路を離れ、古い行動様式に疑問を呈し、習慣を手放し、誤りを認識し、そして悟りが得られるまで、その実現に向けてひたすら歩み続けることです。
また原点に戻る意味は、完全な心からの献身と完全な肉体的・心的・感情的強度を持って、光に満ちた現実に向けて歩み、そのためにヤミの世界から根本的に決別することです。
◆光からの闘争プラン
私たちに「闘争」が求められるのは、上にあるように「二極性が存在する限り、暴力も存在します」ということで、ご存知のようにこの世界では、数千年間にわたって「光とヤミの戦い」続いており、現在もその只中にあります。好むと好まざるにかかわらず、これが現実です。
これを克服する仕事は、人類が自らやらない限り誰も手出しができない――これが「宇宙の決まり」です。
したがって、
――光の戦士たちが「この世界の最後の戦い」に勝利できるためには、立ち上がる必要があります。
「戦わずして栄光なし」ということでしょう。
「とてもそんなことは、私の手に負えない」と考える方が少なくないと思いますが、それを見越したように、ババジはこう言っています。
――皆さんは、この世界を超えた不可視世界が持つ特質によって武装しており、勇気と適切な用具によっても武装しています。それらは、この世界に待機しており、皆さんは課された戦いに取組み、それを遂行することができます。
この「光からの闘争プラン」は、皆さんに新しい勇気を与え、これまで「戦い」や「勝利」を語るとすぐに皆さんの意気を挫(くじ)いてきた、古い自己イメージを取除いてくれるでしょう。
つまり私たちは、「古い自己イメージ」にとらわれて、「自分が現に持っている力」に気づいていないだけだ、と。
ちなみに、「プレアデスからのメッセージ」には、こういう表現もあります。
――そして、地球の皆さん、力を避けることはできないのです。あなたと力は万物の一部であり、あなたは力そのものです。私たちの質問を言いましょう――あなたの力をどう扱いますか。あなたの創造力には限界がありません。あなたの挑戦は、強力な存在になることへの恐れを克服することです。
(人類の前途/光へ向かう地球と人類(その3))
ここで注意するべきことは、「力の用い方」でしょう。
――ひとくちに暴力と言っても、その形は一様ではないことを認識して、あなたが激しく決然と現れるべき場面を自覚しておくべきです。
――状況に応じて採るべき行為を検討することです。何が正当で必要なのか、かつ決定的なことなのかどうかを。
今日、私たちは「多種多様で多彩な攻撃」に曝されています。
例えば電話やメールの「盗聴」、尾行や写真・ビデオの盗撮、そして国内外からのスパムメールなどは日常茶飯事で、極端な例では、「あなたのメルアドを使って、あなたのメルアド宛てに」ウイルスやハッキングソフトと見られるものを送りつけることまでも。
これらを誰がやっているか、その意図は何であるかに関係なく、いずれも犯罪行為であり、「暴力」の一種です。
そしてその行為が結果として、この世界を覆う「ヤミの支配構造」の延命に加担していることは間違いありません。
今や「古典的」ともいえる「日本共産党幹部宅盗聴事件」では、その幹部が「通話中の雑音や音質低下に不審を抱いた」ことが発覚の端緒となりましたが、今では「雑音や音質低下」などには無関係なレベルまで「進化」しているでしょう。
これはアメリカの話ですが、例のエドワード・スノーデンが「公開」した情報には、こういうこともあります。
――コードネームが多用されていることからわかるとおり、NSA(アメリカ国家安全保障局)は民間協力企業の社名を最も重要な秘密と位置づけ、企業にたどりつく手がかりが含まれる文書を厳重に保護している。しかしながら、スノーデンのリークによって協力会社のいくつかがすでに明らかになった。とりわけ注目を集めたのがPRISM(NSAが運営する、極秘の通信監視プログラム)関係の文書で、世界最大級のインターネット企業――(フェイスブック)(ヤフー)(アップル)(グーグル)など――とNSAのあいだに秘密協定が結ばれていたことがわかった。中でも(マイクロソフト)との協力関係はとりわけ密接で、同社が(スカイプ)や(アウトルック)などの通信プラットフォームへのアクセスを提供していた事実も発覚した。
(グレン・グリーンウォルド 『暴露―スノーデンが私に託したファイル』 2014年5月、新潮社)
したがってババジは、「状況に応じて採るべき行為を検討する」ことの重要性を強調されていると考えられます。
人によって内容や程度の差はあるとしても、「何らかの意図を持って、あなたに絡んでくる者たち」のすべてに一様に対処していたのでは、とても本来の使命が果たせないからでしょう。
またババジは、私たちが持つべき「基本理念」について、このように教えてくれています。
――思い起こしてほしいことは、可視のレベルで「ゴルディアスの結び目」を解くことは、斬新で既存の枠にとらわれない方法によってのみ可能だということ。
そしてまた、3次元を超えたレベルでは、あなたが最悪の事態から身をかわすことは「光の剣」によってのみ可能だということです。
上の前段の言葉は、この世界で普通に見られる、いわゆる対抗勢力による問題是正への「十年一日の如き」行動様式では問題は解決できず、「斬新で既存の枠にとらわれない方法」を見つけられるかどうかが分かれ目になることを指摘されています。
また後段は、「非物質領域からの攻撃」もきわめて大きな影響を持つことを念頭に、それには「光の剣」によって対処することを勧められています。
そこで「光の剣」の実態は何で、それを具体的にどう使うのか、それについてのヒントを次のように与えてくれています。
――そして憎悪と愛とは、二つの異なる波動域に存在しており、一つのコインの同等の二つの側面を現すものではありません。
その意味は、憎悪は絶滅させるべきで、よくても変容させるべきだということです。
皆さんは選択権を持っています。憎悪か愛かを――いまこの場で選んでください。
――暴力に決然と対処し、しかも愛の波動を維持する者は誰でも、問題を解決することができ、新たなカルマを自分に引き寄せることはありません。
ちなみに上のメッセージにある《「非暴力」は、多くの場合「暴力」の別の形です》の意味は、「非暴力」は物理的な「暴力」と外見は違うとしても、ここ地球では多くの場合「言葉の暴力」や「心理的攻撃」を含んでいるので、実質的に「暴力」との違いはないことを「上(高次元世界)」では見抜いているということでしょう。
さらにババジは、私たちが「無気力を克服」し、状況に応じて「決然と行動」することの重要性を、次のように強調されています。
――したがって、無気力を克服することは必須です。何故なら今日では無気力は毒のようなもので、光の光跡をぼやけさせ、徐々に人類から生命力を失わせるからです。
――それでも、あなたの人生に悪が攻め込んできたら、一瞬も躊躇せず決然と行動し、あなたを駄目にしようとする者を粉砕しましょう。
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