Q&A’12j・「ガイア・アセンション」シリーズ

頂いたメールへの応答の中から、共通の関心事と思われるものを抜粋して掲載しています。

原文のまま掲載していますが、固有名詞はアルファベットなどに置き換えてあります。

また、冒頭・末尾の挨拶やテーマに直接関係ない部分は省略してあります。

 

 

【目次】

(12/11) 「クリスタルビジョン2012」の完結に当たって(抜粋)

(12/11) 冬至の峠を超えて「安心する人」とは

(12/11) 「地球の魂が語る―これからの地球」のこと

(12/11) 冬至の日にアセンション関係の演奏会があるが

(12/11) 今の仕事が楽しく充実している、想いを寄せている異性がいる、さてそこでアセンションは・・

 

 

(12/11) 「クリスタルビジョン2012」の完結に当たって(抜粋)

20121127日】

こんにちは。

これは私からの、「クリスタルビジョン2012」として、最後のメールです。

 

1128日の満月を区切りとして、CV2012から自主的に卒業することをお勧めします(この卒業については、誰に対しても連絡する必要はありません)。

その先は、もうパターンに従って何かをやるのではなく、瞬間瞬間に自分がベストと思う道を選びながら進んでいくことが必要になるからです。

それと、第五世界基金への拠出(参画した1イベントにつき1ドル)のこともあります。12月以降は、送金のことなどで懸念を残さないように、11月中に完結しておくことが大切だと考えています。

 

(中略)

 

ちなみにCV2012について今年8月末の参画者は、日本人が海外在住者を含めて175人、続いてアメリカ人50、オーストラリア人19、ヨーロッパ人(EU 6、カナダ人5、ブラジル人1、インド人1、合計257人です。つまり、インド=ヨーロッパ語圏が82人で、残りの全員が日本人ということになります。

 

(中略)

 

ともあれCV2012が、発足以来これまでのプロセスで、アセンションに向かう私たちの進路に少なからず寄与してきたことは間違いないでしょう。

このプロジェクトを立ち上げ今日まで維持していただいたYurocBrian Crissey)に、そして活動素材やアドバイスによって多大の貢献をしていただいたJudyJudy Carroll)に大いに感謝しましょう。

また、このプロジェクトを盛り上げてくださった日本のVisioneerStewardの皆さんに、この場を借りて、心より感謝いたします。

 

この先は、何事にも何者にも頼ることはせず、宇宙を信頼して、自分の感性と直感だけをガイドとして未踏の境地へ進んでいきましょう。

外の世界がどれだけ混乱しても、決してそれに気を盗られないようにしましょう。

旧世界のエネルギーに囚われて、引き戻されたり停滞したりすることのないように注意しましょう。

いま真に必要なものと、そうでないものを峻別して、「転換点」を生き延びることに専心しましょう。

それには、相当な決断と勇気を必要とすることも覚悟しておきましょう。そして、大局的な観点からの善意も。

周りの人たちに、出来る限り知っていることを教えてあげることはしても、結局はそれぞれの方の選択を尊重してあげるようにしましょう。

 

(12/11) 冬至の峠を超えて「安心する人」とは

(Q) 小松先生 いつもご指導有難うございます。

要点をしぼりあげた「共創樹08」を拝読いたしました。

3段目に「同じ日常の継続と安心する人もいる」とありますが、この人は冬至の日に何事も変化を感じなかった、身の回りに何事もなくいつもの通りだった、ということなのでしょうか?

宇宙規模の大激変のなかで、いつも通りの明日がくると思える人たちがいるのでしょうか?

私の理解不足かもしれませんが、ご教授頂ければ幸いです。

 

(A) 拝見しました。

アセンションに対して十分の準備をして波動レベルを上げてきた人たちのほとんどが、「安心する人」に該当するでしょう。「大局に立つ人」との違いは、単に移行プロセスでの役割の違いで、どちらも次の時代で必要とされる人たちです。

 

アセンションのことを何も知らない人たちの中にも、いわば自動的にアセンションして(結果的に)「安心する」人は多数いるでしょう。

それに該当するのは、修練によって波動レベルを上げてきた人や元々波動レベルが高い人で、魂の意図と顕在意識との隔たりがほとんどなく、いつも魂の目的に沿って行動しているような人です。

例えば、インド各地で修行しているヨギのような修行者、保留地などで「文明」の影響を受けないで生活している先住民族、そして「新種の子供たち」の多くが該当するでしょう。また、日本のような「先進文明圏」で暮らしている人の中にも、少なからず該当者はいると思います。

 

あなたがおっしゃる「宇宙規模の大激変」に巻き込まれるのは、その経緯は何であれ、今回のアセンションに参画することを選ばなかった人々です。

その人たちによって「大混乱」が造られていきますが、あなたが混乱や恐怖に焦点を合わせる必要はないでしょう。

あなたへのお勧めは、無用の自己暗示をかけたりしないで、「私たちが最終的に向かうべき、残された唯一の場所*(つまり、あなた自身)」に、フルタイムで真剣に向き合って、この先を過ごすことです。

 

*――「彼らがしているのは、あなたがたが自分の内部を見つめ、あなた自身の答えを見つけてもらうための後押しなのよ。彼らが最も望んでいないことは、答えを見つけるために、あなたたちが彼らを頼りにすることなの。つまり、地球人が陥りがちな、『自己』の外側に注意を向けるということよ。私たちが答えを探そうと思ったら、結局は自分の内部に目を向けるようになる必要がある。実際に、これが、私たちが最終的に向かうべき、残された唯一の場所なのよ。それが、この試練の肝心な点だわ」(『アセンションものがたり』)

 

なお、波動のレベルについては次でも触れています。

http://gaia-as.universe5.com/qa12j1.html#SatifiedBut

今の仕事が楽しく充実している、想いを寄せている異性がいる、さてそこでアセンションは・・

http://gaia-as.universe5.com/watershed4.html

地球の魂が語る―これからの地球

 

(Q) いつも誠実なご返事を頂き心から感謝申し上げます。

これからも「安心する人」のレベルになれるようエネルギーワークに努めたいと思います。

有難うございました。

 

(12/11) 地球の魂が語る―これからの地球」のこと

(Q) 小松様

転換点までいよいよとなってまいりました。

12/21を無事に通過出来るように用事を極力削って、アセンションに関係することに出来るだけ沢山の時間を使うように生活を切り替えております。

さて、長らく我が家の一員でありました愛犬のコロが17歳2カ月で遂にこの世を去りました。獣医さんによれば人間にして100歳くらいだそうです。

 

(中略)

 

10月初め頃より車で20分弱の処にある都市公園に殆ど毎日出かけております。

午前中の気持ち良い空気を吸いながら遊歩道の周りに植えてある木々を眺めながら鳥の鳴き声を聞き、ゆっくり歩いています。

軽量の組み立てイスを持ちこんでいますので、最後は緑の絨毯の中でイスに座って息をすいながら手のひらに太陽を浴びています。

 

知人に訊ねられ分かりやすい資料を届けようと思い「時代の分水嶺」最終回を印刷して読み返していましたら、「アセンション」への意図が変化をもたらしますという項目で細胞構造の結晶化、呼吸からエネルギーを取り入れ酸素を糖に変換することができます。など大切なことが、たいへん分かりやすく書かれているのに気がつきました。

以前に読んでいる筈なのにすっかり忘れていました。

毎日の瞑想で光を送っている人の中にも、この最終回を印刷して送ればと、ふと思いがわきました。

お忙しいところ長くなって申し訳ありません。

 

(A) 拝見しました。

立派なレポートをありがとうございます。

確かにご愛犬は、この大切な時代に、あなた方ご夫婦をサポートするためにやって来たようですね。

言葉は話さなくても、何でも分かっていたと思います。

 

地球の魂が語る―これからの地球のことはすっかり失念していましたが、いま読み返してみると、おっしゃるように、アセンションへの適切なガイダンスになっています。

もっと早くから、前面に出して活用すべきでした。

この小稿は、『雑誌アネモネ』との約束期限に迫られながら短期間に、ガイアならこう考えるだろうという私の判断をまとめたものですが、その期間はまるで別世界へ行って「書かされた」かのような印象があります。

確かに私がタイトルと筋書きを考えて自分で書いたものではありますが、出来上がってみるとガイアの思いをそのまま代弁したような、不思議な感覚があります。

この意味で、他の3章とは全く性格が違っています。

 

【関連】

地球の魂が語る―これからの地球(「時代の分水嶺」第4章)

 

(12/11) 冬至の日にアセンション関係の演奏会があるが

(Q) お世話になります。

いよいよ2012年の冬至もせまり強い関心をもって拝見させていたただいております。

 

冬至の日に演奏会の案内(アセンションをテーマにした)を頂いております。

ふだんでしたらためらわず参加するところですが、ご承知の通りあまりにも重要な日という認識をもっているので、ついつい慎重になってしまいます。

 

そこで質問があるのですが、冬至の日当日は外出等は控えて自宅で静かに過していたほうがよいのでしょうか?

それとも、ふだん通り外出したり仕事をしたり人に会いに遠出をしても大丈夫なのでしょうか?

 

できましたら小松英星先生の見解をお聞きしたいのですが、よろしくお願いいたします。

 

(A) 拝見しました。

その演奏会を企画した方は、アセンションのことが何もお分かりになっていないようですね。

――起こっていることは新時代への移行であり、物事の整列でもあります。それはあなた方の想像を超えたエネルギーがもたらされることで、あなた方の想像を超えた意識の変容が起こることなのです。

それは何かの形式ではなく、国でも組織でもなく、また何かするために集まった人々が行うグループとしての表現でもありません。これは個人の、個々の旅であり、個々の選択なのです。(創造主 アセンションと2012年を語るC)

 

冬至の「転換点」まで1か月半しかない現時点の人類の状況を見れば、それにスムーズに適応できる可能性があるとは考えられないはずです。

間もなく大混乱が起こり、あらゆる組織で人々がバラバラに「個人としての選択」をして、組織としての機能が維持できなくケースが次々と起こってくるでしょう。公共的インフラも例外ではないでしょう。

あなた自身やご家族のために、もっと想像力を働かせましょう。

そして、この先どう行動するのがベストの選択かを、真剣に考えてみてください。

 

「アセンション共創樹」の目次ページにリンクを置いた各項目を精読することをお勧めします。

その上で、「共創樹」のこれまでの分を読めば、ご自分で判断できるようになるはずです。

 

(Q) お忙しいところ、お返事いただきありがとうございます。

アセンションに対するわたしの認識の甘さを痛感しております。

なるべく楽に混乱なく何事もなくアセンションできたらよいという、甘い自分がいる事にも気づかされました。

この先の行動のことについで真剣に考えます。

 

(12/11) 今の仕事が楽しく充実している、想いを寄せている異性がいる、さてそこでアセンションは・・

(Q) 小松様

はじめまして、Aと申します。

年齢は30台後半です。

 

現在は、B県にて農業で生計を立てています。

稲作と酪農を主にやっております。慌しい毎日ですが、仕事が大好きで充実しております。

稲刈りをつい最近終えてほっと一息しているところですが、来年の苗作りや作付け、田んぼの管理のことを考えるのが楽しくて、ずっとこのまま稲作を続けていきたい思いが強くあります。

可愛がっている牛を見守っている時間も好きです。

 

そこで小松様に質問なのですが、私のような現実世界に没頭してしまっている人間がアセンションすることは難しいのでしょうか?

 

しかも最近になって私は今までにないくらい愛情を抱いてしまうような女性に会い、その人と一緒に生きていきたいと強く思ってしまっています。

アセンションが近いこの時期に、結婚とか仕事に執着している自分はアセンションする選択を自ら放棄しているということでしょうか?

 

乱文にて大変失礼かと思いますが、アドバイスを頂けたら幸いでございます。

 

(A) 拝見しました。

はじめに念頭に入れておくべきことは、今回のアセンションは地球と人類に宇宙からもたらされる何万年に1回あるかないかの希有の恩典で、一切の個人的思惑を超越した出来事だということです。

そして地球(ガイア)はすでにアセンションへの軌道に乗っているので、人類一人ひとりに残されているものは、地球と共に行動するか、しないかの選択肢だけです。

後者には、三次元世界の体験も悪くないと考えて今回のアセンションを見送り、その体験をもっと積み重ねてみるという選択が該当します。

その場合、この冬至にやって来る「転換点」の先は惑星地球での体験ではなく、別の宇宙の別の惑星で、これまでと似たような体験を続けることになります。これまでの(三次元レベルの)地球は消滅して、五次元以上の領域へ移行するからです。

自由意思の宇宙だから、今からでも選択は可能です。そして、どちらが正しいということはありません。

 

しかし私がアセンションを選ぶことを勧めている理由の一つは、新しい地球では「ヤミの支配構造」が完全に消滅し、人類は、過去1万年以上の歴史で初めて完全な個人の自由を得て、何の束縛もなく表現や創造を楽しむことのできる社会を建設することになるからです。

それには、この冬至にやって来る「転換点」を通過しないことには話になりませんが、それは物見遊山のような気分で出来るようなものではないことを覚悟しておく必要があります。

 

――すべての魂には選択権があり、ご存知の通り、私がその選択権を取りあげることは決してありません。

しかし、私が強調して伝えたいのは、この瞬間における選択は、おそらく、ほかのどの瞬間よりも大きな結果につながるということです。(創造主 アセンションと2012年を語るA)

 

――それだけが問いかけなのです、なぜなら、すべての魂がアセンションを選ぶよう自我を促すからです。

すべての魂はそのことを知っているのだから、選ばなければならないのは自我の方であり、自分の意志で選ぶのです。この点を間違いえないように、自分の意志で選ぶのですよ。

選びたくないというのも一種の選択で、自分自身に暗示をかけて、何も選ばないというスタンスを保とうとする人に対してリチャードが最近使った言葉でいうなら、選ばないというのは(アセンションを選ばないという)選択にほかならないということになります。(創造主 アセンションと2012年を語るA)

 

――彼らを待っているものは輝かしい未来か、あるいは大きな苦痛の瞬間かです。非常に短いけれど大きな苦痛のその後に、彼らはこれまでと似たような環境の中に生まれ変わることになるでしょう。

そして、彼らはその大きな苦痛の瞬間の記憶を持ち続け、その選択の責任をとり、その後いつかそれを浄化しなければならないでしょう。しかし、ご存知の通り、その苦痛の瞬間は物質界に現れるものであるため、彼らにとっては率直に言って、たいへん苦しい道行きになるでしょう。(創造主 アセンションと2012年を語るA)

 

――起こっていることは新時代への移行であり、物事の整列でもあります。それはあなた方の想像を超えたエネルギーがもたらされることで、あなた方の想像を超えた意識の変容が起こることなのです。

それは何かの形式ではなく、国でも組織でもなく、また何かするために集まった人々が行うグループとしての表現でもありません。これは個人の、個々の旅であり、個々の選択なのです(創造主 アセンションと2012年を語るC)

 

――この話をありがたく思わない人も中にはいるでしょう。

完全化へのその道は、やることが多すぎてとても手に負えないと感じて、とどのつまり別の道を選ぶことになるのです。

それは、あなた方の三次元世界でいま与えられているのと同様の選択と機会を与えてくれる、別の惑星の別の場所に住むという選択です。

彼らは、この惑星に変化が起こったことを知ることはないでしょう。何故なら彼ら自身がその前に死から次の生への移行状態になり、同じことの繰り返しをやるために、地球以外の場所に転生するからです。

彼らは、本当に自分が希望し必要だと思うものが何であるかを決めるまでは、それまでと同じような行動を繰り返すことができるでしょう。(この先の展望〔創造主〕)

【注】ここで言われている「本当に自分が希望し必要だと思うもの」とは、創造主の元への最終的な帰還のことです。すべての魂は元々そのように創造主によって創られているので、どんな回り道をしても最後には「創造の真実」に気づいて、「帰還への道」を希求するようになるという意味です。

 

一般論として、現在の仕事に精励することは、その内容がネガティブな要素を含んでいなければ、アセンションの妨げにはなりません。あなたの現状は、これに該当するようです。

しかし、それによって「自動的に」アセンションできるということにはなりません。

地球と共に新しいレベルへ移行するには、「旧世界に対するあらゆる執着を手放す」必要があります。具体的には、ひとやモノやお金や地位などへの執着です(これを@としましょう)。

あなたの場合、その切り替えが出来るかどうかが鍵になるように見えます。

 

それに加えて大切なことは、

A アセンションを正しく理解し、本気でその道を選択すること

――「アセンション共創樹」の目次ページにリンクを置いた各項目の一読をお勧めします。その上で、「共創樹」のこれまでの分を読めば、ご自分で判断できるようになるはずです。

 

B 創造主の存在と創造の働きを理解し、宇宙の同胞たちと同じように創造主を心底から敬愛すること

――特に「創造主 アセンションと2012年を語る@〜C」および「この先の展望〔創造主〕」の精読をお勧めします。

 

C あなたの過去生および今生で身につけてしまった全てのネガティブなカルマを浄化し、癒し、手放すこと

――これまでの「Q&A」にいくつかヒントがありますが、いずれにしても「転換点」までに残された日々の最重要課題として、真剣に取り組まないことには間に合わないでしょう。もし昼間は仕事でその余裕がないのであれば、毎晩のノルマとしてそれを行いましょう(そもそも今の仕事自体も、アセンションの目的に沿うよう早めに「整理」する必要があるはずですが)。次を参考にしてください。

カルマを浄化・解放する核心を衝いた手法http://gaia-as.universe5.com/qa12h.html#karma

カルマを浄化・解放する核心を衝いた手法(続)http://gaia-as.universe5.com/qa12i1.html#karma_cont

結婚しなければアセンションできない?http://gaia-as.universe5.com/qa10a3.html)・・・この〔Q&A〕の〔A〕の箇所。

 

D アセンションに向けて心身を整えること

――これに関係することは、これまでの「Q&A」に無数にあります。最近のものでは、「今から人生をやり直すhttp://gaia-as.universe5.com/qa12h1.html)」が参考になるでしょう。

 

宇宙の基本的な要素は「波動」です。

エネルギーも物質も、すべては波動(振動数)のレベルや状態の違いです。

地球の三次元科学でも、その程度の認識はあります(その認識を、宇宙に実在する高次元領域まで拡張することは、残念ながら封印されていますが)

・アインシュタイン・プランクの式E=h・ν, E=エネルギー  h=プランクの定数 ν[ニュー]=振動数

・アインシュタインの特殊相対性理論E=mc², E=エネルギー m=質量 c²=光速の二乗

そこで、創造主がいう「あなた方の想像を超えたエネルギー(身体を焼かれるような強烈なエネルギー)」が冬至の前後に到来したとしても、それまでに自分が達成した波動レベルが十分に高ければ、何の苦もなく「転換点」を通過することができるでしょう。したがって次が重要になります。

 

E 上記した@〜Dによって達成した波動レベルを絶対に落とさないこと

――これは、思うほど簡単なことではありません。ヤミ勢力(シャドウグループ)の積年の「努力」によって、この世界は波動レベルを引き下げる要素で満ち溢れているからです。

戦争・暴力・抗争・恐怖・ポルノetc.――これらを素材にした映画、DVDTVドラマ、インターネット動画や画像、小説や雑誌などが、人間の暗い欲望に付け込んだビジネスとして繁盛し、その気になれば誰でも簡単に「楽しむ」ことができるようになっています(もちろんヤミ勢力の者たちは「無償で」それらを提供しています)。

新聞・テレビなどマスメディアの「ニュース」も、波動レベルを引き下げる内容が多くを占めています(その一方で、いま皆が必要としている真実は、その断片すら伝えていません)。

高邁な目的を持って「この時代」の地球に転生してきた進化した魂の持ち主でも、そのようなワナに早い段階で嵌ってしまうことがあります。

 

なお、波動レベルを高く保ち更に上昇させるには、日常生活でネガティブな要素をできるだけ避けて平穏な心の状態を保つようにすること、自然の中に身を置く時間を多く持つようにすること、また『アセンションものがたり(上)(下)』や『あるヨギの自叙伝』(パラマハンサ・ヨガナンダ著)を読むことをお薦めします(どちらも、すらすらと楽しく読み進めることのできる作品です)

 

一方、あなたが思いを寄せている異性との関係については、そもそもアセンションは完全に各個人の選択かつ各個人の旅であり、しかも大半の人がアセンションの理解に関して中途半端またはゼロで、適切な選択をする以前の段階にある点に難しさがあります。

その方に対する、あなたの思い入れの中身を真剣にかつ客観的に眺めてみることをお勧めします。

 

その方が、公言はしなくとも内心では、すでにアセンションに対して十分な理解を持っていてアセンションを人生の最大目標として進んでいるとすれば、おそらく彼女の足を引っ張る以上のことはできないでしょう。

むしろ、その方が自分の目標を成就するのにベストの周囲条件は何であるかを考えてあげるべきでしょう。

多分それは、あなたが彼女に対して更に思いを募らせることではないと思います。

 

逆に、その方が地球世界の現状に十分満足しているか、そのような世界が宇宙で唯一のものだ(したがってアセンションなど有り得ない)と固く信じているとすれば、今度は彼女が、あなたの前進に対して足を引っ張ることになる可能性があります。

その中間には無数の認識や思い入れのレベルの違いがあって、男女関係に限らず全ての人間関係において、お互いの認識や思い入れのギャップによって、親しくなればなるほどアセンションに関して「足の引っ張り合い」も多くなるでしょう。

「転換点」の前後で、お互いに「相手が視界から消える」ことになる可能性は大いにあります。

 

知り合ったもの同士が相互にポジティブな貢献をしながら、手を携えてアセンションの道を進むことは、それぞれの側でアセンションに向けての適切で膨大な積み重ねがあって初めて可能になることで、アンドレ・ジッドの小説ではないですが、極めて『狭き門』であることを心得ておきましょう。

 

ちなみに今回、アセンションへのコースを進まなかった場合、転生した先の惑星に「アセンションという宇宙の恩典」が巡ってくる機会は、何万年先のことになるか誰にもわかりません。

いま、たかだか三次元レベルでしかない思いにとらわれて、直近の未来に待ち受けている広大な可能性を犠牲にするのは、何とももったいない気がします。

最大の愛は、相手を自由にしてあげることです。

 

なお次も参考にしてください。

いまだにアセンションを確信できないでいる―あなたへhttp://gaia-as.universe5.com/qa12h2.html#confidence

 

(Q) ご丁寧なアドバイス、誠にありがとうございます。

私が小松様のサイトを知ったのは6年程前で、その当時はエンジニアの仕事をしておりました。

 

私は、アメリカ同時多発テロの事件があったときから(私はこの事件は直感的にやらせだと確信していました)、この世の中で起こっていることをマスコミの情報だけで把握することは不可能だと考えるようになり、その点で貴サイトの内容は一般の方よりは受け入れる準備ができていたように思います。

何年も前からテレビ・ラジオ・新聞は我が家にはありません。

 

そして、数年前にB県に引越し、エンジニアの仕事から農業に従事するようになった原因として、貴サイトで学んだことが大きな割合を占めていることは間違いありません。

今の社会システムが長く続くことはないだろうと感じていたところに、それを言葉にして説明してくれていたのが貴サイトでした。

 

それでも、義務教育で見えないものを感じることよりも現実を見て考えることを重視する訓練を受けていた私には、アセンションというものを頭で理解することはできても、実感として理解することはできませんでした。

 

私にとって大きな誤算だったのは、農業という仕事が自分にとても合っていて仕事に没頭してしまっていることと女性に好意を抱いてしまったことです。

ただ、私が好意を寄せることが相手の足を引っ張ることになるということであれば、彼女のことはあきらめようと決意しました。

私が彼女の成長を妨げる要因になる可能性がある以上、それは私も本意ではありません。

 

恋愛の執着は手放すことができたとしても、同じ会社の後輩、牛、田んぼ、お世話になった親・兄弟・親戚、といった人やモノに対しての執着を手放すことができるかというと今は自信がありません。

私は祖父から「自分の身体は自分のものではなく神様からの授かり物だから大切にしなさい」と教わってきて、さらに農業者として長く働きたいとの思いから、身体を鍛えたり、身体に良いものを食べたりしてきているため、自分の身体に対しての執着も手放すことができるかどうかわかりません。

 

しかし、私のような見ず知らずの者にこのようなアドバイスをくださる小松様のご意志には、なんの見返りも求めてない、ただ人類に対しての愛情のようなものを感じます。

せっかくのご意志をないがしろにしたくはありませんし、私もアセンションの体験が素晴らしいのであれば体験してみたいという好奇心はあります。

 

時間が残り少なく、もう私には難しいのかもしれませんが小松様がおっしゃるように、どちらを選択するにしてもその責任は自分で取るという気持ちでアセンションに臨みたいと思います。

貴重なアドバイス、誠にありがとうございました。

 

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