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Q&A’16h1・「ガイア・アセンション」シリーズ
[注]:ここでは通例と違って(A:08.30)(Q:09.01)(A:09.02)(Q:09.03)の順となっています。
(A) こんにちは。
お気づきのように異例ずくめの今年の気象を象徴するかのように、日本近海で「誕生」した直後から南西に進路を取った台風10号が、沖縄近海に達して力をつけ、なんと「生誕の地」へ戻ってきました(下の画像:img1)。
日本周辺の気象に関して、今年7,8月の空前の出来事は次です。これらは相互に関連していますが。
1.日本の南に(夏の)太平洋高気圧が一貫して見られないこと(下の画像:img2参照)。
2.沖縄から西日本にかけてのエリアを北上する台風が全く出現しないこと。
3.台風10号という前例のないコースを取った台風の出現。
台風10号が異例なのは次の3点です。
1.8月19日21時に関東近海で発生後ただちに南西に向かい(994hPa)、1週間ほぼ一貫してその異例のコースを維持したこと(同時期に発生した台風9,11号は直ちに北上しており、10号はそのコースを横切っているので、10号の動きを当時の気圧配置で説明することは困難です)。
2.8月26日3時に最西端(南大東島の更に西の沖縄近海)に達して力をつけた後(945hPa)、ブーメランのように関東近海に戻ってきたこと。
3.さらに8月30日18時頃に東北地方(岩手県大船渡市)に上陸し(970hPa)、日本海(青森県西方)へ抜けるコースを取ったこと(これまで見られた多くのコースは、日本海を北上した台風が東北地方北部で太平洋へ抜けるもので、その逆コースは前例がありません)。
img1 img2
[注]:画像をクリックすると拡大します(img1は動画が始動します)
以上は大局的には、先のメッセージでサナンダがおっしゃっている「この惑星で途方もなく大きな変化が進行している」ことの一環とみられますが、台風10号の独自の動きを、どう考えればいいでしょうか。
ここで想起されるのは、「あらゆるものに意識があり、動植物に限らず石ころにもコンピューターにもある」という高次元からの教えです。
台風のように中心を持つ大きなシステムでは当然でしょう。そこで台風10号の心情を、このように推察してみました。
生誕した瞬間に、「場違いのところに生まれてしまった。これでは台風として真っ当な働きはできない」と気づいた。そこで直ちに、暖海を求めて南西に進路を取った。
たまたま今年の沖縄近海は(台風が来なくて表層の海水が温度の低い深海水と混じらないので)海水温が30℃前後もあり、サンゴの「白化現象」が問題になっていることを「彼」は識っていたのでしょう。
そして945hPa(ヘクトパスカル)まで力をつけたので「ここらでよか」と、「故郷」に恩返しをするべく引き返してきたのでしょう。日本の皆さんの目覚めに「少しでも貢献しよう」と。
このような折角の台風10号の働きですが、その特殊性を、全般的な気象の異常も含めて、気象当局や「主流のマスメディア」が話題にすることはありません。
例によって、人々に「何も特別のことは起こっていない」と思わせ続ける「配慮」が行き届いているのでしょうか。
しかし、気づきは自然に広がっていくでしょう。
サナンダの次のメッセージは、人類の実情を熟知された上での発言とみられます。
――皆さんが各地で目にする物理的な現象は、極めて効果的な「ウェイク・アップ・コール」で、それは「実際に」聞き届けられています。
人類の目覚めは「避けて通れない道――以上」です。
(Q) 小松様
こんにちは。
いつもありがとうございます。
私もこの台風10号の動きはみていたのですが、こんな動きは初めてみました。
流石に小松様が解説いただいたレベルまではわかりませんでしたが。
昨日の休日で近くの海に散歩に出かけたのですが、地元の漁師の方が今年は水温が高すぎて、何も釣れないと言われておりました。
日本全体、世界全体が今までの常識が通用しない領域に到達している感がございます。
今後も気象には特に注視しておきたいと思います。
いつもありがとうございます。
(A) 拝見しました。
そちらの状況をありがとうございます。
漁師さんの言葉には実感がこもっています。
いま九州へ近づいている台風12号も日本近海で誕生した「ベビー台風」ですが、この場合は直ちに北上を開始した点で11号、9号に似ています。
しかし10号に似た点もあり、それは九州西部の東経130度付近に形成されかかっている「線状降水帯」と台風本体の雨雲が合体して、豪雨の範囲や強度を大きくする可能性です。すでに合体が始まっているようです(下の画像:img3―9月2日18時)。
ご当地は現時点で12号の進路の、予報円に入っているので十分に注意してください。
10号の場合は、中国地方あたりで形成された明白な「線状降水帯」が近畿地方(特に〔丹後半島―大阪―潮岬〕のライン上)で豪雨をもたらした後、少しずつ東へ移動していたので、両者が合体する懸念がありました(下の画像:img4)。
この時点(8月29日23時)ではまだ合体は始まっていませんが、結果的にそれに近い状況が起こって、台風の規模(上陸時点で970hPa)からは予想もつかない大きな被害をもたらしたようです【注】。
img3 img4
[注]:画像をクリックすると拡大します
【注】24時間降水量(下の画像)
「線状降水帯」と「台風10号」に関係する、西日本、東日本、北日本の8月29日から31日にかけての降雨状況で、それぞれ時点は違いますが、いずれも24時間内の降雨量(合計)です。
1.西日本:16.08.29.2300(img5)
2.東日本:16.08.30.2300(img6)
3.北日本:16.08.31.0500(img7)
Img5 img6 img7
[注]:画像をクリックすると拡大します
以上を通じて言えることは、今年は日本近海の海水温が特に高いので、これまで日本に襲来した典型的な台風のように、太平洋の低緯度地域で誕生してフィリピンを目指して西進しながら力をつけ、フィリピンに近い海域で北転して日本を目指す――という「長旅」をする「必要がない」ということでしょう。
次をご覧ください。
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html
(海面水温 診断表)
この図表から次をやってみてください(〔8月20日〕は台風10号が誕生した時期です)。
1.日別海面水温
(1a)2016年8月20日を入力
〔日本近海〕〔海面水温〕が選択されていることを確認して〔表示〕をクリック。
⇒30℃以上のラインが潮岬まで、28℃以上のラインが銚子沖まで来ています。
(1b)〔平年差〕を〔◉〕で選択(画面が変わらなければ〔表示〕をクリック)。
⇒〔+2℃以上〕のエリアが、四国・九州沖、奄美南部、沖縄本島南部に、それぞれあります。
⇒〔+1℃以上〕のエリアが、銚子沖から沖縄・南西諸島にかけての全海域にあります。
ご存知のように海水(水)は比熱が大きく温度変化が緩やかなので、(しかも全体が巨大なマスなので)1℃を超える上昇でも異常な事態です。
2.日別表層水温(左欄の下にある〔他の要素へ〕>〔表層水温〕をクリック)
2016年8月20日を入力
〔日本近海〕〔深さ50m〕が選択されていることを確認して〔表示〕をクリック。
⇒上と同様に28℃以上のエリアが広範に広がっています。
こういう事態に対して、「状況の説明」だけで済ましてしまう傾向があるようですが、「根本原因」は「急進行する地球の温暖化(地球で進行している途方もなく大きな変化)」で、それは地球環境への配慮、例えばIPCC〔気候変動に関する政府間パネル〕の警告や勧告は度外視して、(鉱物資源やエネルギー資源の)開発や経済成長を最優先させてきて、更にそれを加速させようとする人類社会の運営にあるとみるべきでしょう。
最近の日本周辺の気象状況には、「宇宙の意向」を受けた「地球またはガイア(自然)」からの警鐘が典型的に現れているようにみえます。
(Q)いつもありがとうございます。
この日別海面水温が+1℃を超えると、個体の小さな魚たちはかなり生存が厳しくなりそうですね。
この海水温が高いせいか、ここ数年の雨の降り方も通常では考えにくい降り方をしています。
食物連鎖を考えると、これはかなり自然界にダメージが及ぶような気がいたしますし、現状はかなりダメージが及んでいる。
これは今始まった事ではなく、随分前から少しずつ進行し、以前Q&Aに掲載されていたQ&A15’qの〔急加速する「種の絶滅」をどう受け止めるか〕を思い出し読み返してみました。(人為的な気象操作の影響もあるでしょうが)
食物連鎖の頂点に立つ人間が最終的にはダメージが大きいと思いますが。
数年前から全世界で始まっていたガイアの浄化作用、当時はマスコミも世界の異常気象はほとんど流さなかったと思いますが、ここに来て遂に日本も自然の浄化が表面化してきた感がございます。
この宇宙規模の進行を知らない私の周りの方も、異常気象という言葉を良く使っております。それだけ異変に気づき出しているという事ではないでしょうか。
私の出来る対策としては、最低限必要な物資対策も必要でしょうが、小松様が良く言われる「出来るだけガイアにやさしい生活、そして少しでも緩和してくれるように祈りを行う」これを実行していきたいと思います。
今後ますます必要な浄化(自然・政治・経済)が本格化するでしょうが、全体像を理解しつつ前進したいと思います。
いつもご丁寧にありがとうございます。
【関連】
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